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瀬戸内寂聴訳『源氏物語全10巻』の内、ようやく5巻目が読み終わりそうです。
これまでのあらましの流れは理解しているつもりですけれど、しっかりと分かっている訳ではない。 もう一度一から読まないと本当に分かったことにはならない気がしています。 しかし現実にはもう一度読み直すことはきっとしないと思います。 ただしっかりと理解したわけではありませんが、この雅(みやび)な平安時代の王朝貴族たちの世界を垣間見ている気には、浸る事が出来ているものと思えます。 長い物語の上っ面だけを撫でてきているだけのようにも自覚していますが、それも半分ほどはこなしたということです。 あと同じだけの量が残っているのですが、当初の目標としていた「年内には読み切って仕舞う!」というのは何とかクリアできそうです。 この源氏物語の原本というのには、写本がいくつもあるようですね。 その写本たちも当然のことながら、草書体で書かれたひらがなと漢字の、素人には全く読むことのできないものだろうと思われる。 したがって過去の訳者の方々は、あの原本をしっかりと読み解かれて現代文に落とし込まれているのだろうと、感嘆しているのです。 多くの海外にもこの物語のファンはたくさんいらっしゃるようで、中にはこの『源氏物語』を原文で読みたいと言っているフランス人だったかの女性も居たことに驚いている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.19 00:10:16
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