ピロリ菌がいなくなったとわかったら、なんだか気分爽快!
おはようございます!人間って単純なもんですよね。気分次第で毎日が明るくなたり暗くなったり。
でも良かったと思ってます。つらいことあっても、いつかはきっと晴れる、いいことあるって思って毎日暮らしていくんですよね。人生は。
社会に中で責任ある立場に立つと、自分のことばかりなんてまったく言ってられないもんですから。
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さてピロリのお話、もう少し噛み砕いていたしましょ。
そもそも、胃が悪いのはストレスのせい、胃潰瘍になるのもストレスのせい、ということに長い間なっていました。
ところがついこの10何年前、オーストラリアの病理学者と内科の先生が
胃潰瘍の患者さんからある菌を分離しました。
彼らはそれが頻度多く見つかるから、胃潰瘍の原因じゃないかと考えたのです。
ためしに自分で飲んでみると、やはり胃潰瘍が発生しました。
そしてこれを、抗生物質でやっつけると、潰瘍も治ったのです。
すると、胃潰瘍は感染症?だったということになりますよね。
さらにさらに、このピロリ菌というやつは
強酸性の胃の中でも生き延びることができるように自分で身を守るテクニックを持っているのでした。
他の菌が生きられない環境に適応して増えていくのです。
最終的に胃の粘膜を破壊して胃酸が出なくなるには長くかかりますが
破壊された胃粘膜が原因で、後に胃がんが発生してくるのでは?
といったおまけまでが付いてきて
とうとうこのお二人は21世紀になってノーベル医学賞を受賞したのです。
いったい、ピロリ菌はどこからやってきたのか?
どうも井戸水、川の水などの自然界から人体に浸入するらしい。
なぜならば、上水道が完備して、生活レベルがアップすると
保菌者が減少していく傾向にあるからです。
爺さん婆さんの時代から父母、孫に行くにつれて
感染率が減っていきます。
さらに驚いたことには
胃がんの死亡率が平行して減っていっているのです。
かつてはアメリカもイギリスも10万人あたりの胃がん死亡率は50人以上ありました。
しかし、どちらの国もピーク時の半分以下です。
取って代わって、肺がんと大腸がんが目下売り出し中ですが。
日本も2.30年遅れて同じ傾向をたどっています。
つまり、胃潰瘍も胃がんも原因が感染症なら
予防、治療ともできる、できなきゃいけない、ってことになるんであります。
(防ぎ方とか、治し方とか、裏話とかに)つづく