クスリは飲まないに越したことはない。毒を持って毒を制する。
毒で毒を制するとは、もともとクスリなんてものは毒なものであるということですよね。ですからクスリを飲まなくてはいけない羽目にならないように、気をつけて、ということです。ごく最近、みかんがおいしくて三個も食べていい気になっていたら、久しぶりに胸焼けしました。他の方法で治らなかったので、しょうがありませんから、ちょっとクスリ飲みましたが。失敗でした。またもとどおりに治ったら、今後は気をつけていかなくてはいけません。 ↓一日一回クリックしてね。これ書くはげみになりますけん。 ただし、自分ではこのように考えています。逆流性食道炎が続くと、食道の上皮が変化して慢性的に炎症が残り、その中から食道がんが発生してきます。食道がんは手術が難しい癌です。あまり良く治ったというお話をお聞きしませんからこんなことを言うのです。作家の 開高健や井上靖さんも食道がんでお亡くなりになりました。癌になるかもしれないんだったら、薬使ってでも治しておきたいというのが本音です。H2ブロッカー(ザンタックなど)といわれる胃酸の分泌抑制剤が開発されてからは、胃潰瘍の手術がなくなった、といわれるくらいです。いまや、このH2ブロッカーなる薬は、薬局で購入できるようになっています。それだけ安全だということですが、副作用も報告されていますから、心配な場合には医師に相談してください。血液検査なども必要なこともありますから。まあ風邪クスリみたいに自分の常備薬と考えておいたらいいかもしれませんね。ですから、食事療法で治るんだったら、食事で治すべきなんです。うまくいかないときだけは薬使って。それと、太って腹圧が高まると食道への逆流圧力も高くなります。食事直後に横になると胃からの逆流を助長する傾向もあるようです。眠るときにも胸を高くして横になるように指導しているところもありますから。また、夕食は寝る前2時間より前に終了して、食道もお白湯で洗い流して置いてください。人間してるのも楽じゃないですね。