＊Unfold＊kitchen＊

　最近怒りが湧いていることの集大成が解った。

　おおよそは

　自己価値、自己表明、自己誇示したい人の対象として

　自らが犠牲と言う名の餌食になることに怒りが湧いているのだ。


　具体的なことを言うとあまりに生々しいので
　ここでは書かないことにするが


　それだって、人間だもの

　自己誇示したいことだってあるだろう。

　幾ら偉い人でも、人の前に立つ指導者でも

　治療者であろうとも。。。

　可愛く見ればおこちゃまのように

　僕を解って、見て、認めて、注目して～って

　言っているようなものなのかもしれない。


　
　けれども私は、それを許さない。許せないのだ。

　酷く厳しい。厳しすぎるくらいに厳格だ。

　餌食にされた犠牲者の気持ちを知っているのか？！と

　言いたくなるのだ。

　餌食にされても魂だけは生き延びてやるというくらいの

　執着心は自己誇示の対抗にも似ているのだろうか？

　虫けらのように扱われても私は生きてやる！！！と

　自己誇示しているのかもしれない。


　
　しかし、我に返ると

　私の周りには敵対をしないで

　見守るという優しさにあふれる立場で居る

　女性がいるではないか・・・


　私も一応　性は女。

　なのにどうして、女性的に？優しく？見守ることが出来ないのだろう？



　と、考えたら、ふとメッセージが降りた。



　私は優しさとか、見守るとか知らないんだよ。

　私なりの優しさを精いっぱい表現してるけど

　それは一般的には理解されずらい。



　でも、私の家では普通だったんだ。

　父だけでなく、母も私をののしった。

　母は、いつも私のためをおもって言っているんだといって

　弾丸のように私にお説教をした。沢山の愛のこもった弾丸。

　まるで今の私がそっくりではないか。

　そう、私は母が教えてくれた愛情表現しか知らないのだ。

　あんなにイヤだったのに、無意識に形状記憶のように表現が

　母にそっくりだ。おぞましい。



　母性的な暖かく包み込む女性



　そんなお母さんに育てられたら？？？

　想像したら涙がこぼれた。



　そんなお母さんってどんなお母さんだろう。

　そんなお母さんは写真の一枚の片鱗の記憶しかないのかもしれない。



　いいじゃないか、この取り扱いに困っている

　怒りと厳格さが何処から来ているか解ったから。



　母性を知らないのだ。欲しかったものだけど知らない。


　
　一つが解るたびに喪失っしている自分の現実を知る。



　現実を突きつけられることは深い喪失の悲しみだ。



　でも、ちゃんと悲しめば、人の心は治癒に向かうって

　だから、現実を受け止めようとおもっている。