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カテゴリ:政治・経済
もう1昨年の事になるが、夏に北欧4カ国の旅に家内と共に行ってきました。 そこで観光バスの運転士さんが8時間労働を厳格に守っていて、(バスごと?)我々の旅の途中であっても厳密に交替してしまいました。 不思議な制度だな・・・ぐらいの浅読みでした。 これは国民の全てが働き、少なくとも生活を維持できる機会を持てるようにしようと言う思想、哲学が歴史の中に埋め込まれていた事を今朝、知りました。 ドイツは1923年頃、不況下、週に3日しか働けない、働かない事にしてその分他の労働者に仕事を回す慣習(或いは法律など)が芽生えて(NHK?)、それが今日まで変化しながらワ-クシェアリングが維持され実行され続けている事も知りました。 北欧4ヶ国の旅で何気なく体験した事の中にはバスの運転手さんだけではなく、バスガイド(この職業も日本人の添乗員が役割を果たす事は許されていない・・・ここにもワ-クシェアリングの思想。法律が働いていた)さんも一定の時間厳守だった。 今、日本も大学や高校などを卒業した若者の就職内定を簡単に取り消す経営者が出てくるのも、国民のずべてにとって恥ずかしい事ですが、それもこれも今がワ-クシェアリングの慣習、慣行を育てる絶好のチャンスととらえ、1社でも多く、あるいは一つの業界でも多くワ-クシェアリングの実施し失業者の絶無化、低減努力ニエネルギ-を注いで欲しいと思います。 同時に今最も課題になり、1部の方々、政治家から批判を浴び、或いは憎まれている官僚、政治家の高給を低減してその資金をもワ-クシェアリングの費用に当ててもらいたいと思います。 オバマさんが就任されたアメリカは、アメリカ自体の内政・経済の活性化に対して全力投球デエネリギ-を注入することでしょうし、それが軌道に乗り出したらもともとの国力が巨大なだけにすざましい圧力になって世界や日本に降り注いでくる事でしょう。 その場合に日本が立ち上がり、立ち向かってアメリカや世界に応えることが出来るのは、国民の全てに活力がある、或いは残っている事が必須の条件だと思います。 皆さん、どうぞこれらの意味でワ-クシェアリングの持つ長所、短所を研究し、良いものを取り入れて明るい日本作りに邁進して頂きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月25日 11時02分21秒
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