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カテゴリ:政治・経済
四万十町(旧窪川町)はかって原子力発電所の建設賛成派と反対派で大騒動があった。ご記憶のある方も多いことでしょう。 結局反対派が大勢を占めて騒動はおさまったが、この町は人口が激減して近年大正町、十川村を合併しても約2万人の町だ。 私にとっても忘れる事ができないエピソ-ドがある。 昭和58年(1983年)1月に父が彼岸旅立ち、その葬式を家で行った際、慣例に従って土佐のさわち料理の3点セットを出してお世話になった方々や親戚身内の方々と会食を進めておりましたら、その内、原子力発電所賛成派と反対派が激しく対立した議論を始めました。 しばらく我慢をしておりましたが、(当時は土葬でも良かった)土葬で地下に眠る父もさぞびっくりした事でしょうね。 そこで、私が立ち上がって、兎も角今日父の葬儀の場だから、このような生臭い話は遠慮してほしいとお願いして止めてもらったことを思い出しました。 今回の帰省は姉の葬式が要件なので、この種の話はふさわしくない事は重々承知をしておりましたが、それでも差し支えの無い場所で、原子力発電所に関してどう考えるか聞いてみましたが、 昭和58年一月に87歳で旅立った父は、原子力発電所建設に積極的賛成派でしたし、私も四万十町(旧窪川町)の立地条件と経済的長期見通しからして、受け入れはやむを得ないことだと思って、賛成しておりました。 勿論、事故が起きたときの悲劇を想定して反対する者は身近にも居りますし、心配は心配ですが、今資源的なことや地球の温暖化対策の面からも世界的に原子力発電所の増設的傾向が顕著と見られます。 他所も同じかもしれませんが、この四万十町も町の活性化、再生に悩みぬいていることだと思います。 原子力発電所の建設に関して四国電力にその意思がないにしても、この町としては改めて町としてこの問題も含めて総括して見る必要がありはしないだろうか。
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最終更新日
2009年08月11日 15時19分59秒
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