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三田のいのしし 見て歩き日記

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2010年04月20日
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高知県高岡郡四万十町というのが現在の町名ですが、合併につぐ合併で、不正確ですがどこの都市よりも面積が広くて長い町になっているようです。
この4月11日が最近の合併後最初の町長選挙が行われており、6名の立候補者がいたらしくて、ちょっとしたテンヤワンヤの有様でした。

私達のところは昭和31年の町村合併前は東又村と名乗っており、高知県では珍しい広い畑地がある純米作地帯で、昔、山内一豊公が徳川家康の采配でこの地に封ぜられた後
占領軍であった山内家の武士を養うのに窮した山内家では、長宗我部家の家臣であった現郷士の武家農家を家名を許す代わりに、未開拓地の開拓を条件と致しました。

正確な資料は残っておりませんが、妹の嫁ぎ先は土佐の安芸郡からこの地に移住したと伝わっておりますが、
これから書く奈路地区はそのやや高台に立つと、感心するような農地の広がりですが、我家の祖先の一部もこの地に移住した節がありますが、狛犬が鎮座している神社の感じでは、少なくともさらに数百年前から開けた集落であったことがうかがわれました。
(巨大な大杉が近くの広場に在り、少なくとも樹齢800年?)

判官神社の狛犬
奈路の狛犬右
出雲式の「かまえ」をしている狛犬

出雲地域を旅したときに松江城の中にあったある神社の境内にこの形式で、もっと大きな物があり写真にも収めておりますが、我々が育ったひなびた里、四万十町にもこの形式の狛犬さんが鎮座していたので、いささか驚きました。

出雲型狛犬の左手にある狛犬
奈路の左狛犬

この形の狛犬の尻尾 ユニ-クですよ。
奈路の狛犬尻尾
面白いでしょう 尻尾をこんなに強調してもいいのでしょうか?
もう少し斜め後ろから撮影すれば良かったと反省しております。
狛犬さん ごめんなさい。

昔も今も商いごとは売り込みがあるから買うのか、買い手が独自に情報を持っていて、自分の判断で注文をだすのかでありますが、島根県の出雲地方から大変遠い土佐の地にこんな面白い狛犬さんがおりました。

平野の狛犬
平野の狛犬 右
大きく口を開けておりますね。阿吽の阿の形 耳はたれております。

独断すぎるのでしょうが、上杉千郷先生の著書によりますと、大阪・堺市辺りが狛犬ノ生産地のようですが、その内の一つの特色として足が短い短足型を指摘されたおります。
この平野の狛犬も他の狛犬に比べてやや足が短いので、或いは大阪・堺の狛犬かなと推測致しました。

平野の狛犬 左側
平野の狛犬 左
しゅろタワシがあってこの苔を洗い落とせば、きっと、いいお顔の狛犬でしょうね。
頭の形が、何となしにお猿さんの形で、しかしそれでいてお口を真一文字に結んでいるのが好ましい。

この東又(昔は村で12の集落で成り立っていたらしい)の十二社神社について
写真を写してきましたが、掲載はしないことにしました。

先述の奈路と黒石との間にこの十二社神社がありますが、私や妹が子供の頃は、その神社が大きく見えて、その秋祭りともなると親から小遣いを貰ってここへ出かけるのがかなり大きな喜びでした。
1. 今回行ってみたら、何と小さなお堂で寂れておりました。
2.  狛犬も一対も無かった。

どこでも神社が集落統合の中心にあったと思えますが、この半世紀の中で、実際の地域の合併に継ぐ合併、人間の数も大幅に減り、いつの間にかこの十二社神社は役割を終えてしまった、そんな寂しさでした。


ひなびた里でも狛犬の選択には様々な経過があったらしくて、この3箇所で全て違っておりました。
旧東又のみならず海岸端の志和の神社・仏閣を廻ったらもっといろいろな形があるように思われます。
楽しみの種は尽きないと言った有様です。






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最終更新日  2010年04月20日 19時17分59秒
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