桜ウオ-キング大会で野辺を歩く春の1日
1. 月 日 平成24年(2012)4月8日(日)晴れ
2. 会 場 JR藍本駅前広場から駒宇佐八幡宮 経由 青野ダムサイト
3. 口 上 昨年度は東日本大震災により、中止となったので、今年の桜開花が
大いに期待されたが昨年来の寒波で開花が遅れて、結果として桜の
花びらをただの一つも見ないまま,会場を後にした、世にも珍しい桜
が売り物のウオ-キング大会となった
4. 満 足 桜の花は全く無かったものの、その事で不満は全く無くて、楽しく歩
きました。勿論、内心は "桜の満開を見たかったなあ!"
5. 成 果 例年飾られている「鯉のぼり」の写真撮影に満足したこと
閑話休題
☆ 藍本駅を出ると、道路に沿ってお宅が並んでおりますが、そこにレンギョウが
咲いておりました。いかにも春です
レンギョウ
☆ 酒滴神社の隋身門に掲げられている有名な「算額」
算額
独自の発達を遂げたと言われている日本の数学、ここにも天才が居たらしい。
この大会参加者にももっと見てほしい!
☆ 酒滴神社を背にして、道路を左のとると武庫川の流れも見える農地の間に鳥居
が立っている
1395年()建立の鳥居
乙亥の年で、その540年後1935年(昭和10年)に私の出生。
今から617年前に建立されたと年代がはっきりしていて、兵庫県下では最も古
い鳥居として有名。
明神鳥居のこの笠木は、3個の石が柱の上で、接合されているように見えるが
、地震で落ちないのが不思議なくらいだ。
☆ ここから、駒宇佐八幡宮の間は、いわゆる野面の道を歩く感じで、桜の花が無
いので、主として地面を見て歩いた。
ヒメオドリコソウも沢山咲いていた。オオイヌノフグリも咲いていました。
途中の墓地に上る土手に咲いていた「ヒメリュウキンカ」
ヒメリュウキンカ
「ツワブキ」ですかと、後続の方からご質問がありましたが、ツワブキは秋の花
です。
☆ ここで国道176号線を渡り、さらに武庫川に沿って南下した。桜の木が大きく
枝を伸ばして川に垂れているが花が無いので、目を向けただけだった。
☆ 前方で道路の右側の土手でご夫婦が何か、摘み取っているのが見えた。
勿論「つくし」とすぐに分かった。
しばらく歩いていたら、つくしの群落があったので撮影。
ツクシ こんなに群れになって出ていたのを見るのは初めてです。
☆ ここで、三田在住の彫刻家のアトリエがある集落にたどり着いた。
ここは例年"こいのぼり"を掲揚してくれるので、その写真撮影が、このウオ-
キングへ参加する大きな楽しみとなっているので
今日も期待して歩いてきた。
今年も形容されていてホッとしました。
鯉のぼり-1
鯉のぼり
今日は春としてはやや珍しい、風があまりないので、勇躍の姿は見られず、
やや物足りなかったが好天のもと,綺麗に撮影出来た。
☆ 私だけの今年のウオ-キング中のテ-マ
春の七草の一つ、「ホトケノザ(コオニカタビラコ)」の発見と撮影だそれだ。
「ホトケノザ(コオニカタビラコ)」
春の七草のホトケノザは、タンポポに非常によく似ていて、見分け
るのに苦労しております。
どうやら真上からの写真の為、立ち姿がはっきりしませんが、カタビラコ類
は、横から見るとタンポポに比べて背が高い野草らしい。
タンポポ
結局、この日は春の七草の「ホトケノザ(コオニカタビラコ)」は見つかりませんで
した。
☆ ここからまた武庫川を渡って、駒宇佐八幡宮へ向かう道路を歩いた。
そこで発見したのが「ハナニラ」
ハナニラ
先日、大原のご家庭でこの花のお名前伝授と株分けをして貰ってなかったら
道路際のこの花について???のままでしたが、ラッキ-でした。
道路の向こうにもこの「ハナニラ」は見えなかったので、かなり離れたところから
とんできたものらしい。
☆ 道路沿いに見た家庭の庭から飛んできて咲いたらしい花
ムスカリ
繁殖力の強いこの花の種?
が飛んで、思いがけないところで芽を出したものらしい。
☆ 山スミレ
いまいたる所に咲いているのがこのスミレ
山際のいたるところに咲いていた。
こんな感じで藍本駅前からここまで歩いてきて、駒宇佐八幡宮前の中継基地
へ到着。ここまで約7kmか。
今日は午後、都合で宝塚へ出かけるのでウオ-キングはここで切り上げて所
定のバスで青野ダムサイトへ運んでもらうことになった。
例年だと駒宇佐八幡神社から武庫川沿いに南下してダムサイトの桜の花びら
を身に浴びながら歩き、いい気分でダムサイトへ達するのですが、まったく
桜の花が咲いていないので、歩きとおした方々も黙々と歩いたことでしょう。
来年は”桜花爛漫”の雰囲気に浸りたいものですね。