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三田のいのしし 見て歩き日記

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2018年04月16日
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前書き

ご家族向き(約7Km)、一般向け(13km) 健脚向き(約22㎞)の内、13km青野ダムが終点

ゴ-ルを選んで今年も参加して、無事ゴ-ルイン。

82歳で、約1か月後に83歳となる体にとって13kmが合っているかどうか?
自宅からの往復での歩数を見ると約26500歩だった。

1. スタ-ト地点 

      JR福知山線藍本駅の構内広場
2. スタ-ト

      8時30分
3. 藍本とはどんなところか

     (1) 江戸時代までは摂津の国と丹波の国の境だったらしい。

              宿場町だったらしいし、その一画に鎮座している「酒滴神社」は9世紀、西暦800年代

              には存在したらしいので、我々の想像以上に知られた宿場だっただろう。

          地道に沿って立っている石の鳥居

              
              1395年 応永2年 室町幕府 足利義持の頃建立が伝えられているが、兵庫県下で

              もっとも古い石製鳥居らしい。 
      

             酒滴神社の建物 拝見

             梁と梁の間に置いて梁を支えた「蟇股」蟇股 その1例

            
             この時代、釘による固定はないので蟇股の保持固定にもご苦労があったものとおも
             われるが、現代の応用であろうか紐が見えた。       

             2本の柱の確立のために差し込んだ梁の木鼻 ここでは象鼻 (どの神社も象鼻が多い)
            
            立派な象鼻が見えた。
            写真を子細にみたら、象鼻の上には「木鼻」らしいものが2つ見えている。

            残念ながら私にはこの神社の木組を正確に解説できないが、小さな神社で、古い歴史

            時代にこのような建物が建立されたことに驚いた。  

             柱と柱を固定した海老虹梁

             
            向拝と本殿を結んで、固定し、保持した海老虹梁、苦心の作であろう。

           隋身門があり、その軒下には「算額」が掲げられている
         
    文化8年1811年) 辛未(かのとひつじ) この門に掲げられた。

    地元の有志、和算の大家が幾何学的な難問に挑戦してその解を得たことをここの宣言した
        算額だと思われます。

    徳川幕府では第11代将軍家斉公の時代で、江戸や京都の和算の大家が全国津々浦々を歩き

       和算を教え、向学心に燃えた人々がそれに答えてその成果を公の場として神社を選び、発表

       した、この算額はそんなことを意味しているようです。  

 
   摂津の国から丹波の国への公の交通網の重要拠点であったと同時に地元に有力拠点との

       交流の場でもあったことだろう。

三田市の「さくらウォ-キング」は、その大部分を武庫川沿いの集落に沿って歩いている。

      名残りの桜

     

     昭和橋のたもと、これ以上花が残っている染井吉野の桜は無かった。

     今が見盛りの枝垂れ桜

     
 
   何の施設か案内地図にもないが、見事な枝垂桜が毎年参加者を元気でけている。

    国道176号線の岩倉橋付近で、シラサギの推定ダイサギを見た。2羽のうちの1羽

   
  このことに刺激されて、岩倉橋の一つ下の橋から水面のツバメを狙ったが失敗。
  沢山飛び交っていた。嘴の下、水面との間には羽虫が多いらしくて多くのツバメが

    出入りしていた。

    毎年、鯉のぼりが楽しみな田園

    

   

この辺りから、岸に生えている野草などに注意して歩き、その年その年で受け止めたものを

写真にしている。

      岩倉橋を渡って、左岸にある道路を歩き駒宇佐八幡神社に向かう。

      その付近で

      クサノオウらしい黄色い花を見つけた。

      


       人家が多いこともあって庭の花を見る機会が増えた。

   それも尽きたところで、トウダイグサの株を数本見つけた。

     

        人家が途切れた所をしばらく歩いて藍本浄化センタ-に至った。

        そこから再び武庫川沿いの野の道に沿って歩いた。

        例年ソメイヨシノの花が川面に映えて写真心を誘う現場が長いが今年は足元の野草を見て

        歩く結果となった。

        せめてスミレの花でもと思ったが、これまで寒すぎたせいかそれも無かった。

        笹の藪に見た射干(シャガ) 数株

        



        再び道路に戻り、駒宇佐八幡神社に向かう。

        道路と排水溝時の山際に「キランソウ」を見つけた

       

        この辺にはつるニチニチソウの花も多い。

       

        駒宇佐八幡神社では

        1. 注文済みの弁当を受けたった。

        2. 京都の北野天満宮の参道で遭遇した狛犬「舌が見えた」と同じ構図のを発見。

              阿形狛犬

              
        3.   境内にはスミレが多い。
             
        4. 毎年注目している「ムラサキケマン」

              これは昨年の蕾の様子

              
            昨年のさくらウオ-クの際の写真ですが、開花がやや遅い感じだったが、今年はさらに
            遅くてその株さえ確認できなかった。

ファミリ-コ-スのゴ-ル駒宇佐八幡神社前から一般コ-スのゴ-ル青野ダム(計13.3km)まで

残り6.5kmの一歩を踏み出した。

最初は武庫川を右前遠くに見ながら踏み出し、すぐに武庫川を左に見ながら野道をひたすら歩く。

         野道の常連

         ムラサキサギゴケ

         

         スミレの花 色が濃い

         
        寒さと風で痛めつけられたのか無傷の花があまりなかったので探し続けた。

   やがて武庫川を渡り、山沿いに連なる人家に沿いながら道路を歩き、千丈寺湖に向かった

         ここのはクサノオウの花が見られる楽しみがあった。

         今年は冬の寒さのせいかその株すらはっきりしなかったのでガッカリした。

         例年見ているクサノオウの花   :    今年はその株すら見えなかった。

        

         2016.04.10の写真です。

         その草原に土筆が多かったので、久しぶりに土筆に目を止めた。

          

         

 
      道路の右側、農家らしいお家の一画に桃らしい花が綺麗だった。

       

この後、千丈寺湖からゴ-ルに向かい歩きとおしたが、この間の期待は:
       1. 湖畔の道路際にて2016年に咲いていたフデリンドウの株が今年も見つからなかった

       2. 湖畔の丘、弁当を食べる最適の草原で今年も食べたが、昨年出合った「ヒメハギ」

             が全く見られなかった。

がっかりもしたが、気を取り直して終点に向かって歩き始めた

        1. ヤマツツジの花 目の高さにはそんなにお花は無いので目立ちます。

             

        2. ヒメオドリコソウの花

                              

         3.  丘を越えてゴ-ルに向かう仲間たち

               

わが家の辿り着いたその日の歩数は約26580歩だった。

◎ ◆ 〇

後 書

参考資料

      フデリンドウ

     

      ヒメハギ

     

2018.04.22(日) 午後

挿入させてもらった鯉のぼりの情報


この写真はもちろん私がウォ-キングのさ中、現地で撮影した多くの写真の中の1枚です。

4月21日 朝日新聞三田版にこの現場の写真とこの鯉のぼりを過去15年にわたって掲揚されて

いるご高齢の方の情報が出ておりました。年々鯉のぼりの寄贈者も増加とか。素晴らしい。

また数年前に神戸新聞がやはりこの鯉のぼり掲載されました。

私の撮影もそのまねです。専門家の撮り方は素晴らしいですね。


今回の朝日新聞の写真はもっと腰を落として低い地点から見上げた映像になっていて感心しました。

来年はこのことを覚えていて、チャレンジです。


ともかく、毎年挙行される桜ウォ-キングでもこの鯉のぼりがもっと注目を浴びるように、主催者

その他の方々のprがあっていいと思います。すみません。

 

  


    

 

       

    






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最終更新日  2018年04月22日 15時48分05秒
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