|
テーマ:こま犬との出会いを楽しむ(47)
カテゴリ:趣味 1 こま犬の観察と写真撮影
先日、秋田市内千秋公園で出合った、与次郎稲荷神社の「狐の狛犬」をご紹介いた この「狐の狛犬」は、左前脚に毬を踏まえ、片方は子狐と思われる動物を踏まえた 形でした。 今日2013-01-09に撮影できた「狐の狛犬」 ☆ 巻物をくわえた狐の狛犬 ☆ 稲荷神社境内の祠 これまでしばしば引用させて頂いた狛犬の権威者の一人上杉千郷氏の著書「日本 全国 獅子・狛犬ものがたり」の中で: 「狐は狛犬のもう一人の主役」と定義づけされております。 1. 稲荷神社の狐でもっともよく知られている物の一つに京都・伏見稲荷大社があ た典型的な狐像です 2. 片方が宝珠、片方は子連れで雌雄を表したもの 3. 口に稲をくわえた例もある。これはご祭神が倉稲魂命(うかのみたまのみこと )と言う食物(稲)の神様であることに関係していると推定されてる。 4. 伏見稲荷神社の狐は精悍な表情であるが、墨田区の三囲(みめぐり)稲荷の 狐はまるでやさしく微笑んでいるように見える。以 上 南が丘の稲荷神社の「狐の狛犬」は、1.の巻物と宝珠と思われます。 これから折を見て三輪神社、三田天満神社、福島の稲荷神社などへ参詣してその「 狐の狛犬」の表情を拝見できれば幸いです。 そもそも獅子.狛犬は古代に中国・朝鮮半島を経て日本に渡って来た時は、金属製 であったそうです。 それが、普及の過程で木製となり、また神社の本殿・拝殿内に置かれた後、神社の 境内に置かれた、現在では参道や公道に置かれている例もあります。 この「狐の狛犬」がそこまで広がっているかどうかは不勉強ですが、稲荷神社の鳥 居の間に並ぶことが多いと思われます。 尚また、上杉千郷氏も熟語として「狐の狛犬」と記載されておりますが、「狐狛犬 」の熟語にはなっておりませんので、このブログの中でもその例に倣いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月09日 22時43分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[趣味 1 こま犬の観察と写真撮影] カテゴリの最新記事
|