三田のいのしし　見て歩き日記

1月24日（土）　最近のウオ－キングとしては最長で15,000歩ほど歩きました。

デシカメの写真は街角のお地蔵さんに始まり、赤い実の綺麗なモチノキらしい植木の写真を写し

たりしてのよろめき珍道中ですが、それでも武庫川ではストップウオッチで1kmごとの時間を

はかり、11分掛かっていることも分かり、ションボリの気分でした。今としては全力ですが・・・

◆

友が丘下の隠れ溜池でアオサギを見つけた。

コウノトリ目サギ科アオサギ属

望遠で、しかも隠れた位置で撮るのには至極向いている習性のアオサギ。

一度撮影が出来てしまうと、その有様を様々な形で撮りたいのが人情、しばらく我慢をして

いたが、結局この日は動かずじまいでした。

雄か雌か、若いか年寄りかも不明。

まるで中国の絵に出てくる仙人みたいで、白くて長い羽毛が胸の前に長く伸びている。

生まれてこのかたアバウト80歳まで、大きい鷺は五位鷺と決め込んでおりました。

ああ！　感無量。

和名の蒼鷺（アオサギ）の蒼はくすんだ青をいみしているとか。

その特徴
1.　科　名 　コウノトリ目サギ科アオサギ属
2.  学　名　 Ardea cineria　　英　名　　Grey　Herson
3.　和　名　 蒼鷺（アオサギ）　
4.  全　長　 90cm　翼開長　1.7m　体重　1.5～2ｋｇ
5.　特　徴　 日本で最大のサギ類　

自動車道の右下、かなりな窪みにある農業用ため池と推測される池で撮影。

近年、その利用度が下がり手入れも無いので葦が茂り、水面が減っているが、平素カモ類が

しばしばここで遊泳しているので小魚など餌は豊富らしいことが分かる。

コガモの雄　鳥は雄の方が派手な色をしている

水中で水をかく足がうっすら写っている。

コガモの雌

今回は写真の通り､アオサギが水面中の枯れた葦の上でじっとしていたので、コガモはやや

戸惑ったか後方や周りの草むらに近い辺りで遊泳しているのも居た。

◆　◎

ネット検索でもアオサギに関する表現の中で、しばしばじっとしている姿・・・・・云々に出合うが、

この溜池のアオサギもじっとしていて、全く動かなかった。

しかしながら、様々な情報を拾い読みすると、上記の写真の如く座禅を組んでいるかに見える

この静止の姿からは想像もできないくらい獰猛な鳥であり、大きな鯉を飲み込んだり、ご自分より

大きい鶴やコウノトリを餌場から追っ払ったりと大変なものがあるらしい。

見かけによらないとはこの事ですね。

◆　◎

これまでの長い間の武庫川縁の散策でもアオサギに出合うケ－スはそんなに多くはありません。

カワウ、カモ類、シラサギ、飛び離れてわずかなアオサギ、またゴイサギ？の順でしょうか。

ともかく：

少ないですが、今度武庫川で出会ったらその飛翔する動きの撮影に挑戦してみたい。

展開した翼長1.7mの飛翔の姿撮影に成功したら＼(-o-)／ですね。

万歳です。

◆　◎　☆

余談ながら：

アオサギ観察向きのカメラについて

これまでにもカワセミが巣から飛び出す姿の撮影を狙って、細長いレンズ、それも途中で角度が

付いたカメラを武庫川の土手にセットして土手道から武庫川を眺めている方に出合ったことが

あった。そのカメラを今回のネット検索中に見ることが出来た。三脚も完璧。

野鳥の観察に当たってはこのようなカメラを入手できればベストの写真が撮れるものと

理解出来ました。

我々がこのカメラを用意する機会は少ないので、当面コンデジで頑張ってみます。