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三田のいのしし 見て歩き日記

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2015年04月01日
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カテゴリ:生き物

先日このブログでタカ科の斑沢鵟(マダラチュウヒ)かもしれない野鳥に大原の田園で出合い、

その素早い飛び上がり方と逃げっぷりをご紹介しました。
チュウヒ-1

御蔭で、つくしさんからこの野鳥は、チドリ科のケリであること、三田にも多い・・・の情報を頂き

ました。改めて御礼申し上げます。有難うございました。

そのケリの分かりやすい全体像 (ウイキペディア)
ケリ・ウイキペディア
これぞ”ケリ”でした!! しかし飛び上がるとっその瞬間は真っ白いカモメ? と誤解したくらいで
写真の如き姿は着地して歩いている時でないと見えないと言えますね
或いは田んぼなどで餌取りしている時、この写真の羽根の色が隠れ蓑になるだろう。

田んぼの窪みに居て、警戒心が強いこの野鳥が飛び立つと一見カモメを思わせる白い姿で

とてもすばやく飛び、着地の際風切羽でしょうか巧みに動かして着地するのが印象的でした。

3月26日(木) あっと驚きました。

まるまるケリらしい野鳥が田んぼの中に居てその全身が見える姿でいるではありませんか。

だいぶ遠いがカメラを信じて撮ったのがこの写真です。
ケリ-3
ウイキペディアからお借りした写真の如き外観からケリであると確信、よかった。
足の長さ、口ばしの先が黒い姿まで見えれば満点でしたが・・・その気になれば黒と感じるが。

この年になっても感激します。

足が長くて鳧と言う漢字が使用されるケリ、私のしろうと知識で言えば長い足の上に鳥の体が

在るので中国でこんな「」の字が出来たのだと勝手に思っている次第。

その脚の長い姿を明確に撮りたい念願は4月1日現在それは未達です。

今回のブログは、飛び立ってから着地までの飛翔中の姿の速報です。

飛行を開始その1
飛行-1
背中も大部分が白で、腹部も白いので飛び立つ瞬間が白い鳥と誤解する理由も分かった。

飛翔-2

着地しかけの姿
着地しかけ―1

着地しようとしている姿その2
着地しようとしている-2
尾羽と風切羽を巧みに動かして着地する。

人って何か念願していると思いがけないヒント、助け舟が舞い込んで来るものらしい。

3月26日(木)のウオ-キングの続きを御霊神社まで続けました。

そこに貴志地区(大原地区の対岸)の方らしい清掃の奉仕人が居て、こちらがカメラを首から

さげている姿をみてご質問が在りましたからケリを探していることを説明。

なんとあっさり、

「貴志の田んぼにいるよ」

「それも沢山いてこれからだよ」

と吉報のお言葉。

3月27日(金) これまでの苦労?が報いられたともいえる出合い。

ケリがこれまでよりかなり近くにいた事、瞬間的に飛び上がるのは同じでその場面の撮影は

出来ませんでしたが、途中からは連写を繰り返して着地までと着地後の姿の撮影が出来ました

かなり近くで撮影出来たので、次回はこの一連の写真をご紹介させてもらいます。

チドリ科のケリとは:

1. 学 名 Vanellus cinereus
2. モンゴル、中国東北部、日本で繁殖
3. 日本では留鳥、近畿以北に居て次第に九州方面にも色がっているらしい。
4. 全長 34~37cm 雌雄同色
5. 日本で見られるチドリ科では一番大きい。
6. クチバシは短く尖端が黒い
7. 足は長くて黄色い。
8. 目は赤橙色で、黄色いアイリングがある。
9. 体の姿
     (1) 体の下面は白い。
     (2)  胸上部と体の下面の境目には胸帯がある
   (3) 翼は先の方が黒く基半部は白色とは
灰褐色であり、飛ぶときこれらのコントラスト
            が目立つ。







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最終更新日  2015年04月06日 06時15分57秒
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