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三田のいのしし 見て歩き日記

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2017年12月25日
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前書き

年末で庭の垣根や植木の手入れ、清掃などが重なり、畑の作業やカメラ片手の歩きはその頻度が

大幅に落ちている。

その中にあって、平素にまして印象的だったことを重点にブログにしてみた。

1. ジョウビタキとの突然出会い

     
     友が丘の外周道路の垣根の向こう、椿の株の中で逃げるのでピンボケ風ですが灰白色の頭部

     が見えている。来年にかけてよろしくねの風情。

2. ツルウメモドキの輝かしい蒴果

     
3. 有馬富士公園の鳥の講堂-野鳥の広場 

      相思鳥など様々な小鳥たちが目にふれるようになったこと

4. はるか上空を回遊する「ミサゴ」鷹目ミサゴ科の望遠写真から、その尾の形の例「角尾」。

      このような観察により野鳥の種類を見分ける技術の一つと知りつつある段階です

     

      ある図鑑から鷹の「ミサゴ」と思ったが尾の形も参考になった。トビ(トンビ)も形が

      似ているし、上空から獲物を狙うから紛らわしい。

5. 最近見え始めたその他の野鳥たち

      カワウ、様々な鴨(ハシビロガモなど)など

〇 ◆ ◎

1. ジョウビタキとのこの冬初めての出合い。

      この渡り鳥は、最初大原の竹やぶから畑に通う道に出た時、4,5m先の田んぼの岸にある

      1m高さの支柱の先に止まって丸で撮影を催促するようにしばらく待ってくれていた。

       普段見慣れているジョウビタキの例

      
      (至近距離の溜池の岸に私たちがいて、ヒクイナ、クイナの出現を待っていると現れた姿。)

      数年前、貴志の街に県道から通う道路の付け根、民家の梅の古木に止まっていた。

      道路端から2mも離れていないのに逃げないで、沢山撮影させてくれた。

     それ以来:

      思いがけない場所で出合い、そのシ-ズン中数回出合うが福島大池の傍、クイナ、ヒクイナ

  のいる溜池では、我々がカメラを構えて立つと何処からか現れて目の前や後、右かと思えば

      左の木の枝、時には道路に下りてまでも付き合ってくれる。

      今年もこんな光景を繰り返しそうです。

2. 「里山のつる性植物」谷川栄子著 にも紹介(48ペ-ジ)されているツルウメモドキ

      
       ニシキギ科 落葉木本 つる性植物とは驚きの姿だ。

       周辺に何もない時はまっすぐ立ち上がって木の形をとり、周辺に巻き付くものがあると

       つるとなってまきつく・・・こんな習性をもっているそうだ。

       有馬富士公園センタ-のある高台から数十メートル窪地にある福島大池に至る道は、階段

       ガ-デンとなだらかな歩道と夏だけの子供の水遊び用の水路で成り立っている。

       その片側はよ茂ったウバメガシの垣根が大地の付け根から大池まで続いている。
       その向こう側の林に交じってこの「ツルウメモドキ」の果実、蒴果が輝いている

       御覧の通りで、見始めたらその魅力に(@_@)、ビックリ。

       もっともその仲間の「オオツルウメモドキ」があって林縁などでの出合では誤解も生むと

       「里山のつる性植物」の中に記事があった。ご注意ください。       

3. 有馬富士公園-鳥の講堂-野鳥の広場

      ここはこの春先、野鳥観察でご来遊の方から示唆頂き訪問を始めた場所で、この冬は確か

      3回目だと思うが皆さんよくご存じでたいがい何人かすれ違っている。

      1) キジバト

           
            この春には来なかったと思う。 2017-12-18

      2) 相思鳥 : 2017-12-18

           
           ほぼ群れで飛来して忙しく餌を食べ歩き又飛び去る。一日に数回の繰り返しか?

     3) シマアオジ(あるいはマヒワ?) : 2017-12-18

           「シマアオジ」は夏鳥として北海道に渡来し、本州以南ではまれな旅鳥(野鳥大図鑑)

           と紹介されているので、この名前はたぶん間違いでしょうが写真は本物です。

          
          ホオジロ科 L15cm アオジ、マヒワなどとの見分けに自信なし。 
          この冬も有馬富士、大池で度々出合うと思っております。ご教示願います。

 

     キジバトは生息数が少ないらしくていつも一羽だけだが、その他の野鳥はたいがい数羽か

     それ以上の群れで現れる。

     渡り鳥がいなくなる来年春までこのような出合いが日々行われるだろう。

     先日ご紹介のイカル

     
     は、この場所では出合っていないが、兵庫中央病院の構内から渡ってきて、野鳥の広場の

     木立の上から福島大池方面に移動しているらしいので、いずれ飛来しそうですが大木の梢で

     群がり大池の方に移動するような気がします。地面には降りてこないかも。

4. はるか上空を飛んでいた鷹「ミサゴ」らしい野鳥の話。

      再掲 角尾にみえる。トビに似ている飛び方ですが尾の形が違う。

     
      有馬富士公園センタ-のロビ-には「ミサゴ」が福島大池で魚を狩るカリの風景写真が

      数多く出ているが、このような写真を撮影するにはこの鷹が湖面を回遊する時間帯と

      時期を辛抱強く待つ・・・そんな努力が求められているだろう。

      今回の私の場合:

      この飛び方であれば、尾の形が明瞭に見える事からねらったものです。
      野鳥の種類を推定する勉強の一環でした。

     下面の翅の色、模様などからミサゴらしい野鳥に出合った点が個人的には成果だった。

     尚、数年前に武庫川、郷の音ホ-ル付近でミサゴらしい鷹が急降下して魚を捕った場面に

     遭遇したことがあった、迫力満点、素晴らしい光景でした。

     ハシボソガラの出合いと、その移動「ウォ-キング」に気が付くと、以後このカラスの

     ウォ-キングに出合う度にちょっと驚くのが常です。

     今回も前方でウォ-キングで移動したその姿に驚き、ともかく撮影した1枚。

     撮影している内に先般子の周回道路でトンビが上空を飛ぶ姿の撮影-尾の形による種類の

     確認経験があったのでその事を思い出した。

     ハシボソガラ 2016-04-14 歩いている時の写真 歩行に見えないのが残念。

     
      このようにきれいな姿をしているが、その声はがアガ-、ガア-と濁っている。

     この野鳥はハシボソガラスであるので、種類の確認の意味は無いが、ともかく尾の形を

     この際知りたいとおもった。

     この形から尾の形は「丸尾」らしい。

     ハシブトガラスに出合った際、その尾の形がどんなものか出合いが待たれる所となった。

     参考資料:トビ(トンビ)の尾部 鷹類で唯一凹尾である(野鳥大図鑑)

      

        飛翔中は尾の先が角尾に見える(名前がわかる野鳥大図鑑から引用)


        ハシボソガラスの尾部 : 円尾 に見える

       

        上空を飛翔中の鳥を撮影出来れば幸いですが、そんな僥倖はそんなに多くない。

        図鑑などからもカラス類は円尾らしい。

〇 ◆ ◎

あとがき

   野鳥が上空や林縁、道路際の藪など思いがけない場所を移動していて、偶然その出会いに

   慌てふためくことがしばしばです。

   この12月でもベニマシコらしい野鳥に兵庫中央病院から友が丘町に抜ける道路際で出合った。

   うまく撮れなかった。悔しい!

   また、名前の誤記も心配で悩ましい。

    






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最終更新日  2017年12月25日 11時00分26秒
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