『風の通る道』/大谷博子,双葉文庫名作シリーズ
大谷博子をはじめて手に取りました。帰りがけ、赤羽の駅構内にある本屋で「たまたま」手に取ったんです。画風は濃いいなぁ。48年デビューらしいのでベテランさんなんでしょうけどごめんなさい存じ上げませんで。ネームは良い。ときどき響くところがあります。んでもねぇ、なんか格好良すぎるんですよね。う~ん、格好良すぎ。とあるペンションにやってきたしのぶ。心を吹き抜ける風、嵐の風を和らげるためにやってきたペンション。そこで繰り広げられる小さなドラマが、やがて彼女の心の風を穏やかなものにしてくれるのです、という話。時々見せる崩した表情、かなり苦しそう。ん~昔の作品読んでないので分からないけどどうかなぁ。ここ最近読んだ中では、私の心の風を突き動かすほどの力は、残念ながら無かったようです。おしい。さて。今日はサークルのOBがいつも溜まり場にしている巣鴨の飲み屋さんで、ちいさなクリスマス会を開きました。あらかじめ本家の方で「やりますよ~、プレゼント交換に参加する場合には1,000円くらいでプレゼント買うてきてや~」とお知らせしておき、集まった人数8名、つまり8個。前回の54個だか何個だかにくらべればそりゃもうちいさい。んでもお互い気心知れたモノ通し、何が送られるかが現役相手以上に読めないっ簡単なクジをつくりいざプレゼント交換!あたしゃ昨日のお昼休みに、ビックカメラにいって「1,000円未満~1,000円未満~」とぶつぶつ良いながら探し当てたスチームアイロン(税込980円、大丈夫なのかコレ)を提供。代わりにもろたのが静電気放電器。実は提供者と受賞者がトレードの状態になりまして、それも8人ともがトレード。なんだか偶然にしてはできすぎてました。確率の計算は苦手なのでやりませんが、これって結構な確率なんじゃないかな。ともあれ、独身男性にスチームアイロン、アイロン台が無いと使えないものでご免なさい。これだったら、もう一つの候補のバッテリーチェッカー(乾電池の残量を調べるちっちゃいチェッカー)のほうがよかったかしら。後の祭り。そんなわけで。今年もこうしてクリスマスが終わっていきました。さようならクリスマス。そして、今日の帰りに買ったマリみて(マリア様がみてる)の新刊。それに合わせた訳じゃないのに今日から年末までマリみてのイラストです。