[文庫以外の漫画感想文] カテゴリの記事

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• 『よつばと！8巻』(電撃コミックス)／あずまきよひこ，アスキー・メディアワークス

  祭りだ祭りだ、よつばまつりだ！…嘘です。ふーかの文化祭と、町内会、ていうか市町村レベルのお祭り。あいもかわらずよつばはよつば。すべてが「よつば」。ファミレスの虎との対決…じゃないや、勝手に座ったくだりが面白くて面白くて。一度でも話したことあると、もうあれな、知り合いなのな。自分座ってて、目の前によつば的なモノが来たらビビっちゃいますよ笑さすが虎ねえさんだ。文化祭でのしまうーとの対決…じゃないや、よこっぱらに突っ込んでくくだりも面白くて。子どもってああな、元気に飛びついていく生き物なのな。文化祭の呼び込みしてたら、突然よこっぱらによつば的なものが突っ込んできたらびくぅってしてへたりこんじゃいますよ。さすがしまうーねえさんだ。ジャンボとやんだの対決、これは対決だよな、これも面白くて。あさぎねーちゃんを巡る男と男の熱いバトル。やんだ、あいつがいちばん人間らしいなｗそして、出会う男(除・よつば父)をすべて虜にしていくあさぎねーちゃん。おそるべし。よつばの扱いにも最も長けているし。下に2人妹がいると、よつばくらいどうってこと無いんでしょうね。かーちゃんも、3人も娘育ててるとまったくどーってこと無いんでしょうね。さすがあさぎねえさんだ。さすがかーちゃんだ。町内会の祭りの後で貰うお菓子。たしかに、子どもの頃に子供会の御輿かつぎのあとにもらったお菓子がうれしかったなー。子ども力を取り戻す事が出来るよねー。やっぱり、電車の中では読まない方が良いと思いました。今回も顔がゆるみっぱなしで、しかも車内で読み直しちゃったよ。

  2008/08/28

• 『のだめカンタービレ19巻』／二ノ宮知子，講談社コミックスkiss

  漫画文庫読めって話ですが、すみません金策が・・・失敗しておりまして・・・国の道路財源のように、一般財源化出来ない予算として1兆円くらい何処かの誰かがくれるのなら毎月といわず毎日でも漫画文庫買い漁るんですが、政府の道路族の皆さんのようにどこからか血税が降って湧いてくるわけにいかないのでねぇ、なかなか。まぁ、愚痴っても仕方ないので、せっかくねじれてる国会なので民主党にことごとく予算案を廃案に追いやって貰いたいんですが、それはそれとして。久しぶりの感想文です。え～っと、感想?特にない（（笑））いや、だって話すすんでないもん。特にコレと言って。困ったねぇ。まぁ、次巻もサクサクと出て下さい。おしまい。

  2007/11/13

• 『よつばと！６』／あずまきよひこ，メディアワークス

  物語は遂に9月に突入。新学期です。新学期に相応しく、よつばも自転車をゲット。わざわざこの為に子供用自転車を購入して作品を描いている、らしいこの話。自転車、初めて買って貰ったときは嬉しかったなぁ。んでも、さすがに牛乳運んであんな大冒険はしようとは、あたしゃ思わなかったなぁ。あの坂道直滑降は、やらないなぁ～。こええもんなあ。はぁ。次巻出るのいつかなぁ。

  2006/12/16

• ハチミツとクローバーが完結したんだ。

  読んだんだ、忘れてた笑ええと、ハチクロおわりましたね～。なんか、今思い返せばすごい起承転結だったなぁと。またその転がホントに転だったなぁと。思いました。でね。同時所載の暗記パン漫画。どこにドラえもんの道具が出てきたんだろうなぁと不思議に思っていたわけです。読み終わって、「ふぅん、ええ話やったな。で、道具は？」とか思ったわけです。ホントに、僕は浅い、薄っぺらい人間です。行きの空港、京急から第二ターミナルに行くエスカレーター上で、今まさに単行本を読み終えたそしをさんと、前日読み終わっていたにらたま君の会話。にら「あそこで暗記パンとは思いませんでしたね～」な、なるほど。さりげないコマで「しっかり見落としてました」。僕は浅くて薄っぺらな人間です。観察力が足りません。も一度読み直して、感心しました。ごちそうさまでした。

  2006/09/08

• 9月8日に完結？はしないのか

  ハチクロの10巻が9月8日に発売されるそうです。前が7月14日だから、2ヶ月弱か。なんでも、連載は終わったそうで、確かめようと本屋でいろいろ覗いてみたものの既に影も形もニャーでしたのですた。amazonとか楽天ブックスで見る限り、（終）とか書いてないからまだなのかな。ソレより何より、アニメは単行本に追いついてしまいましたけどどうするんでしょうか。気になることばかり。

  2006/08/24

• 重い腰を上げて

  夏休みだし読書感想文だし、ということで、のだめを読み出してみました。あ～、面白いなぁ。面白いんだけど、やっぱりコストパフォーマンスが悪いよなぁ単行本。。。1回に付き2冊ずつ購入しているんですが、2冊買うと都バスに片道しか乗れません。（どんな換算方法だ）1冊400円って、やっぱり高い気がする。うーむ。この勢いのままNANAとかをうっかり読み出してしまいそうな自分。ボーナス出てないのにそんな余裕ない。今日も今日とて涼しい。今日はいつもの先様に体操着を納品するんでスーツですが、あの6月末のバカ暑い日より汗かかない。おかしい。そんなんじゃなかったはずだ８月！過ごしやすくて良いけど。ええと、書くことがないな。。。

  2006/08/02

• 『ハチミツとクローバー９巻』／羽海野チカ，集英社クィーンズコミックス

  重い。。。ずももももも～んと。何ともはや重い。あの青春群像劇＠ハチクロ・ザ・ムービーの片鱗もない重さ。なんてこった。今回もネタバレになるので、後は反転してお楽しみ下さい。といっても、どうせ皆さん読まれるでしょうから書くこともないけど。はぐちゃんがグッと大人っぽくなったなぁと思ったら、お母さん（＝羽海野）はそんな試練をはぐスケに与えるとは。なんともはや。シノブさんは良いんです、あの人の展開についてはもうそれはそれ。はぐスケはかわいそうじゃ～ん。うわ～ん。竹本じゃなくても泣くぜ。うわ～ん。ばかーん。次はいつ出るんだ＝！短い感想文でした。おしまい。

  2006/07/14

• 『灼眼のシャナ－２巻』／原作・高橋弥七郎．作画・笹倉綾人．キャラクターデザイン・いとうのいぢ，メディアワークス

  みなさんこんにちわ。渋谷のキャットストリートを昼飯帰りに歩いているだけで、fackin' faceとアバズレアメリカ娘にバカにされるジャパニーズイエローモンキーです。渋谷が銃社会の街だったから確実に銃殺です。よかったですね。娘たちはそのあとアメリカンアバズレ・・・もといAmerican Apparelに入っていきました。まぁいいや、そんなこたどうでも。さて。本編は全く読んだことないツンデレものだそうですが、今回は本編はどーでもいいんです。（どーでもいいって言い切ってどうする笑）この２巻のおまけ・・・というか、もはやこっちが僕にとっては本編？このおまけ漫画に先輩さんが寄稿・・・じゃないか、なんていうの？ええと。まぁつまり、先輩さんの漫画が載ってます。すごいです。公式同人誌状態です。１話を読まなくてもよく分かる、と銘打ってます。なるほど、よく分かりました。ウソです、全然分かりませんでした（どっちやねん）。そも興味がないからどっちでもいいですｗすごいなぁ。本編にアンソロジーが付録で付いてくるのもすごいけど、その付録で後藤康有紀先生の漫画が読めるんです。載ってるんです。普通に仕事してる方ですけど、いったいどうやって時間をやりくりすると漫画描けるんだろう。時間の使い方が上手なんでしょうけど。ということで、メディアワークスの棚に行って見つけたら即買いです。

  2006/06/20

• 『よつばと！５巻』／あずまきよひこ，メディアワークス

  本屋さんにいったら売ってたので買いました。漫画の単行本買うのって久しぶりのような気がする。。。いつも文庫だから。さて。前回は「クスクス」だったんだけど、今回は大いに笑いながら読みました。とうちゃんがコンビニに行ってる間に、よつばのうちに忍び寄る影。。。目には目を、刃には刃を、子ども力には子ども力で挑んでくる強力なヤツに、よつばは果たして勝てるのか！？次回、「ライバル登場！」おたのしみに。。。みたいな。なんちゅうか、たまりませんね。わはは。まぁ、買って読んで下さい笑

  2006/04/27

• オリコン発・少女漫画ランキング

  人気少女漫画ベスト１０（オリコンスタイル調べ）NANAは大人気ですね。未だにREIRAのCDは売れ続けてるし。矢沢先生は笑いが止まりませんね。ちなみにまだ読んでないよ僕（だめじゃん）花より男子（だんご）は読んでました。今は読んでないや。ハチクロは読んでます。何かこの中では唯一楽しみにしてる漫画やね。のだめは読んでないんだよなぁ。何かメディア展開される前に読まなきゃ。天使なんかじゃない。矢沢先生は笑いすぎてお腹よじれませんか？未読。彼氏彼女の事情、アニメは見た。漫画は途中まで読んだ。完結してたよね？恋愛カタログ、っていうか永田正実せんせいのは読んだこと無いな。ガラスの仮面、人気衰えず。フルーツバスケット、アニメは見た。原作は読んでないなぁ。ちびまる子ちゃん、アニメは見てます。なにげなく。てなことで、ちっとも読んでません、ダメなあたし。んだってぇ、単行本ってスペースとるんだもん！！んでものだめくらいは早く読んでおかないとなぁ、とは思ってます。皆さんはどのくらいよんでいるんでしょうか。え？全部読んでる？？

  2005/11/04

• 『夏目友人帳・第１巻』／緑川ゆき，白泉社（花とゆめコミックス）

  例によって例のごとく、にらたま君からまわってきたコミック。そんでもって例によって例のごとく第１巻。続くんかい。妖怪が見えるという夏目君。おかげで、両親・親戚・ご近所の皆さんにまで気持ち悪がられ、孤独な少年時代を過ごしてきました。夏目君よりも霊力があったと伝えられているお祖母ちゃんが、かつて集めた名前帳。実はそれには、その祖母ちゃんが若い頃に集めた妖怪たちの名前帳。勝負に勝ったら名前をもらって、呼んだらいつでも飛んで会いに来いという盟約で集めた名前帳。ところが、お祖母ちゃんはちっとも呼びゃしない。遊ぼうにも呼んでくれなきゃ遊べない。やがて、友人帳は夏目君の手に渡り、それを聞きつけた妖怪たちが彼の元へ。ともかく名前を返して貰いたい、この縛られた状態はイヤイヤ！江戸の恨みを長崎で！じゃないですが、祖母ちゃんへの恨みは孫である夏目君へ向けられたのでした。うっかり封印を解いてしまった、招き猫に憑依したにゃんこ先生を用心棒に、今日も名前を巡って妖怪たちと一悶着。にらたま経由できた漫画ですが、面白かったです。名前を返してあげるっていうただそれだけなんですが、いろいろドラマがあって。妖怪とか出てくると「闘って～！」とかになりそうだけど、実に牧歌的で平和的でのどかでのんきで、それでもちゃんと盛り上がるし。ただね～。１巻、なんだよね～。絶対２巻までに忘れるって。

  2005/10/07

• 『となりのメガネ君・第２巻』／ふじもとゆうき，白泉社・花とゆめCOMICS

  例によってにらたま君から回ってきた単行本。自分じゃ、買わないなぁ。。。ホントに。親友の一粒種・美波くんを預かった秋山家。栗子さんと同い年だったのが幸いしてか、いつしか美波くんと栗子さんは良い仲になっておりました。もっとも近しい幼なじみパターンってやつです。今回はその２巻目。・・・っていうか、最終巻。はぁ？最終巻？？読み終えたとき「おわり」だったか「ＥＮＤ」とあったので、何？とか思ったんですが、まさかホントに終わりとは思わなかった。この話、あと１０冊は描けるぞ、俺だって。・・・いや、ネームだけだけど。絵は描けないけど。秋山父と秋山母が栗子ブロックをかました中盤。だがしかし、美波くんは、彼のお父さんが彼のお母さんと結婚したときの言葉そのままを秋山両親にぶつけ、見事にブロックを阻止。「まぁ、しゃあないか」的に両親も公認。めでたしめでたし。ちっともめでたしめでたしじゃねぇ～～～！！だから、こっから先に受験したり恋敵が出てきたり、美波くんの隠れ親戚登場とか、それがまた外国人で美波くん外国に行っちゃうの？とか、栗子さんがおもわぬ事故で一波乱とか、秋山家喫茶店火事で焼き出されるとか、いろいろあるじゃん！思いつくだけでも！！とか思ってひっぱるとろくな琴にならない場合の方が多いと思うので、ここで終えて正解だったのかもしれません。もしくは、もすこし人気があって「つづき読みたい～！」ハガキ多数で「新・となりのメガネ君」とかで復帰したりしなかったりしそうな予感がします。にらたまオススメ漫画で面白かったのって初めて・・・じゃないか、久しぶりくらいかな？ごちそうさまでした。

  2005/09/20

• 『月刊コミックフラッパー 2005年10月号』／メディアファクトリー

  『すあま　ラーメン　アイスクリーム』／君塚祥フラッパーでラーメンをテーマに描かれた作品６編の１つ。ここに書くからには、そうです後輩さんの作品です。宣伝宣伝。・・・といっても、宣伝してもフラッパーが書店店頭に並んでいないのが現状なんですけど。ラーメンってテーマで、なんかこうグルメじゃないモノを描くのって大変だったろうなぁ。苦労がにじみ出た、んでも何かこそばゆい、くすぐったい気持ちになりました。同じネームをりぼんかなかよしの作家に描かせたら、こそばゆくてもだえ死にそうな作品。君塚せんせータッチで絶妙なバランスが完成しているんです。あぁ、早く自由に描けるような作家先生になって下さい。

  2005/09/10

• 『よつばと！４巻』／あずまきよひこ，メディアワークス

  さぁきた。よつばと！の４巻。残念ながら漫画の発売日には疎いモノですから、ハチクロも店頭で見つけるし、これに至ってはＭＳＮでチャットしてたときに先輩に「そういや今日はよつばと！の発売日だったけど、当然買ったよな」的神の啓示というか天誅というかを脳天にくらったわけです。んで、これまた会社の先輩に「今日はトミーヘブンリーのアルバム発売日だね、当然初回限定版を買うんだよね、俺は買うぜ俺は買うぜ俺は買うぜ」と呪文を唱えられてうっかりAmazon.comで注文しようとした矢先だったので、ついでにポチっとよつばと！も一緒に購入、無事に発売日から２日後に（ドコが無事やねんっっ！）手に入れました。もうね、ともかく読みましたよ。たったたたたたったたたたたた、たまんね～！！よつばの圧倒的な純朴さに大脳をかき回され、奥付の次のページで脳幹をしばかれ、「さんまください」が妄想右フック、「おつかれさまでした」で空想ボディブロー、『ちきゅう… ちきゅう なんとかだなぁ』で幻のクロスカウンターノックダウン。もう、立ち上がれません。このまま眠りたいと思います。おやすみなさい。ちなみに、よつばの声は誰の声で聞こえてきますか？やっぱり金朋ですか？（誰に聞いてんだ、誰にｗ）大谷育江に聞こえてこなくもないけど。難しいな。とうちゃんは山ちゃん、ジャンボは大塚明夫。コレはテッパンでしょ。三姉妹はあさぎ＠田中理恵、ふうか＠松岡由貴、えな＠能登麻美子。虎子＠浅川悠、みうら＠川上とも子。この辺は日和ってみた。三姉妹のとうちゃん＠屋良有作、かあちゃん＠冬馬由美。こんな感じで仕上げてみました。どうだ！制作費だけで大変だ！！わはは！・・・念のために言っておきますが、アニメ化の予定もないし、私のただの脳内変換ですのであんまり気にしないでください。

  2005/08/31

• 

  『ハチミツとクローバー・8巻』／羽海野チカ，集英社QUEEN'S COMICS

  なんか唯一読んでいる単行本という感じのハチクロですが、会社帰りにそしをさんと本屋さんによって平積みのぞいてたら出てました。な、なんだ、このカルタ付きって。。。しかもなんだ、このカルタの狙い澄ましたようなジャケットは。。。木曜日のハチクロアニメがちょうどこのシーンで、なんともタイムリーですね。森田さん、ステキだよ・・・って、そういうことじゃなくて！なんでこの時期にカルタなんだ、のだめみたいにＣＤブックとかじゃないのか。・・・っていうか何でカルタ付き買っとんねんワシ!【限定】（名）スル１．物事の量・範囲などを定めて、それを超えるものを認めないこと。２．〔論〕 概念の内包を増加して外延を縮小し、曖昧(あいまい)さを除くこと。規定。制限。（大辞林より）そう、人間というモノは限定品という言葉にとても弱く出来ている生き物なのです。数量【限定】とか、初回【限定】とか見ると、意識がふっと無くなっていつのまにかレジに持って行って買ってしまうのです。ふと気がつくと、すべてが終わった後な訳で、それはつまり包装を解いたあとなわけです。んまぁそうはいっても、手元に銭がなかったのでそしをさんに買って貰っちゃったんですけどね・・・ダメな僕。1,000円は月曜日に返します（笑）カルタですが、８巻の内容も織りまぜたステキなカルタ。１枚として書き下ろしがない、お手軽カルタ。こんな商売ゆるされるのか～！だ～！！！しゅうえいしゃ～～～！！！山手線の中で集英社を呪いながらも、まぁ楽しきゃいいか！みたいな諦めムードでかるたを見てました。なんだこのサラリーマン。・・・あ、ちがう。カルタがメインじゃなかったこの日記。危ない危ない、あやうくカルタ日記になるところでした。８巻ですよね、ええと、なんか見えない神の手がいろいろ見えてきましたけど、ドラマチックな展開をしていくのかどうかとても不安。なんか「ちゃんちゃん！」みたいなBGM的に終わりそうな。これがのだめだとそれが決定的なんだけど、ハチクロなのでもすこし期待が持てます。ハチクロで泣いた！みたいな展開やや希望。おしまい。

  2005/08/20

• 『週刊アスキー特別編集』カオスだもんね！特別編

  なんか、活字にちょっと飢えてました。で、今日も今日とて残暑見舞いのための会社に行きまして。駅で何か読み物はないかと物色してました。で、買ったのがコレ。週アスに毎週載ってる水口幸広氏のレポート漫画、それを適当に・・・もとい厳選に厳選を重ねて選び出した作品をまとめたお得な特別編集。いうても、お盆進行の客離れ防止策と言われても仕方ないけど。んでもこれが結構面白い。カオスは単行本で既に１２冊刊行されてますが、今回のこの特別編集はそれこそカオスの昔の漫画から最近のガンプラ（笑）までホントに無造作に・・・もとい厳選に厳選を重ねて（しつこいｗ）選び出されただけあって、むか～しのシャクライさんから、二足歩行しているアカザーさんまで読めます。これ、昔を知らない人が読んだら「これ、だれ？シャクライって２人いたの？」とか「目がつり上がってるけど車いすにのってないよなぁ、アカザー」とか「あれ？既婚だったんだ、画伯は」とか、つっこみどころ満載なんだけどな。う～んと。けっして嫌味とかじゃないですけど、もすこしフォローがあった方が、カオス初心者には受け入れられると思います。まぁ、カオス知らない人間は読まないか、そうかそうか。

  2005/08/11

• 『ハチミツとクローバー』／羽海野チカ，集英社YOUNG YOU QWEEN'S COMICS

  この日記によくお越し頂ける方ならおわかりかと思います。「何を今さら・・・」そんなカテゴリーを思わず作りたくなる、ハチクロです。その昔同級生のウチでうどんの会を開いた時に、ガ～っと読ませて貰ってました。だからだいたいの話の流れはキャッチしてましたけど、どうにもちゃんと読みたくなったのとAmazon.comで『ハチミツとクローバーOfficial fan book vol.0』を買おうとしたけど送料無料にするにはもう何冊か一緒に買わなきゃならなかったという、言い訳としか思えない理由で購入しました。やっぱりあの時の強烈な印象はダテじゃなかったな。面白いよ～。何はさておき、コロボックルはぐスケだなぁやっぱり。かわいいなぁ。竹本、あまじょっぱいなぁ。純粋に「ウイ奴じゃ！」となでなでしてあげたい。鉄人山田。破天荒な陶芸家ってギャップがいい。まぁあとは・・・才能が眩しくて僕には見えないやっっなんかこう、うわ～って泣けたりうお～って感動したり、そういったことは一切無いんだけど安心してゲラゲラわらって、時々ちょっとホロリとしてでもすぐクスッと笑える、サプリメント系ですね、僕にとっては。今さらながらシリーズらしく、まだ５巻までしか読んでなくて、これから竹本が『北へ』行くわけですが（vol.0を読んでしまったorz）、先が見えていてもちゃんと読みます。今さらシリーズとしては、このあと『エマ』が控えてるわけですが。。。アニメ終わってから原作読むって、順番が違ってるよな気がしますが。ちなみに、この日記は「漫画文庫感想文日記」なわけで、火輪／河惣益美・まぼろし谷のねんねこ姫，ふくやまけいこ、等が既読ですけどまだ続いているので感想文が書けず。全然読んでないように見えますけど読んでいるんです！言い訳がましい、俺！

  2005/06/28

• 『ひぐらしのなく頃に ～the fourth case～』／アンソロジー，宙（おおぞら）出版

  感想文、と言ってもまだ発売されてません。６月２５日発売です。なんでそんなのを紹介するかといえば。なんとなんと！ウチのサークルの先輩・後藤康有紀さんの漫画が載ってるんです！詳細です天獅子悦也先生は近代麻雀で絶賛『御無礼』中。ゆきやなぎ先生は桃姫（成人向けです）で執筆・この前単行本出されました。氷堂先生は『ナデプロ』でＣＤやウンポコ等で活躍中。たつよしさんはＢＬ・ギャルコミで大容量創作中。このほかにも君塚祥さんとか西野蛍くんとか、まだまだいます！何だか、すごいなぁ。ため息しか出て来ません。ともあれ、年齢制限とか趣味趣向がいろいろあると思いますが、ぜひ応援して下さい！

  2005/06/23

• 『ハツカネズミの時間・１巻』／冬目景，講談社アフタヌーンＫＣ

  この日記ではよく出てくる後輩のにらたま君がまた貸してくれました。っていうかさ、１巻じゃん。それも昨日発売じゃん。ダメじゃん。単行本を買わなくなった理由のひとつとして場所を取るってのがありますが、次巻を買い忘れたり、存在自体を忘れるからってのがあるんですよね。まったく。冬目景はアフタヌーンのデビューから見てます。あいかわらず画面から来る画圧に圧倒されながら、あっつうまに読み終わりました。面白い。面白いなぁ、冬目。ただなぁ、コレ次の巻はいつ出るんだろう。その頃には１巻の内容忘れてるよなぁ。うだうだ書いてる自分がイヤになりますね。ちゃんと買って読みましょう、皆さんは是非。

  2005/05/27

• 『ヘヴン』『ヘヴン２』／遠藤淑子，白泉社（花とゆめCOMICS）

  後輩のにらたま君に勧められて、はや４ヶ月。早いな。別に頼んでもないのに渡されたので罪悪感は無いんですけどね。んなわけで、読むものもなくぽっかりと空いた空間を埋めるがごとく読んでみました。遠藤淑子の意欲作！？のんきにボヤボヤしてない展開。でも作画が相変わらずでこのシリアス路線はどうなの？まぁそんな感じです。核爆弾で荒廃しきった地球でのお話。人間に精巧に似せられたロボットを手に入れたマット。実は暗殺用に作られたそのロボット・ルークと妙な事件に巻き込まれていく。マットに「人間を殺すな」と言われるルーク。自分の存在意味を探していく彼はやがて、人間らしく成長していくのでした。ちなみに『２』はそのルークが誕生するまでのお話。ん～。遠藤淑子の意欲作、と捉えた方が良いんだろうなぁ。遠藤節はちらほらと出てくるだけで、あとはおおよそハードボイルド系？そうは言ってもなぁ。遠藤淑子の作画でこの世界観は・・・どうなんだろう。ん～。設定もいろいろツッコミどころがあるし、何かイマイチ。『ヘヴン』に収録されてるストリートとか、両方に入ってるショートショートの方がよっぽど面白い。と元も子もないことを書いてみました。ゴメンナサイ遠藤先生。

  2005/05/21

• 『となりのメガネ君。』／ふじもとゆうき，白泉社（花とゆめCOMICS）

  後輩に薦められて早３ヶ月・・・２ヶ月か？なんでもいいけど。とにかく「次は『メガネ君』ですよマジですよ絶対ですよ読まないとダメですよあり得ないっすよ」とプッシュプッシュされて本を渡されました。両親が亡くなった美波くん５歳。両親が仲良くしていた秋山家に引き取られました。そこにいたのは同い年の栗子さん。男勝りの栗子さんと、ナキムシ弱虫の美波君はいつも一緒に、そのまま大きくなって、高校生になりました。同い年で一つ屋根の下に兄弟のように暮らしていた二人。んでも、二人の間には兄弟愛じゃなくて別の愛が生まれて育まれていたのでした。お互いがそれに気がつきました。ドキドキばくばくです。二人はどうなるの！？そんな学園ラブコメ。うん、面白い。んでも、何でこんなに短いんだろう。もっと続けてみても良かったかも。いや。続けちゃうといろいろ大変なのかな。その辺はまだ描けないか？新人！がんばれ、若い人！最近この辺の話を読むと、まっすぐにいこう。が「ポンッ」と浮かんで来ちゃうんです、ダメだな。

  2005/04/23

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  『四葉妹妹！』／あずまきよひこ，台湾角川

  まずはこの写真をご覧下さい。どの書店でも売ってる「よつばと！」でございますが、何か雰囲気がちょっと違います。まぁタイトルの通りで、中国語のよつばと！なんですが。よつばと！は、よつば、と！と読んで下さい。よつばちゃんと一緒、みたいな。んで。週末から後輩が台湾に卒業旅行に行ってました。大学卒業旅行、但し単位が足りなくて卒業出来ないかもしれないという不安付きでしたが（笑）。お土産何が良いですか？の問いに、漫画！と即答。んで、お土産にもろたという次第です。どうもありまちょうにらたま君。この場を借りて御礼。内容ですか？まったく読めません！（笑）ただ、よつばのネームはおおよそＰＯＰ体が使われていて、それだけで面白い。何しゃべってるかわからないけど、ともかく可愛い。ガツガツ！とかが咀嚼咀嚼！（そしゃく）とかになっていたり、「ジャンボ」が「巨無霸」になっていたり。そうか、漫画はコトバじゃないんだ。。。（わかった風に言ってみる）ともかく、何しゃべってるか分かりませんけど面白い。っていうか、よつばと！好きなんだなぁ、あたしは。

  2005/02/23

• 『監督不行届』／安野モヨコ，祥伝社（もぎゅもぎゅから変更）

  朝。いつものように満員電車。でもいつもと違うのは、おなじ駅から乗り込んだ女の子が、ぎゅうぎゅうの車内でパンを食ってました。どこまでくいしんぼさんなんだ！（つっこみどころがちがう）パンがノドにひっかかってむせてました。苦しかったんでしょうね、すかさずパックの豆乳だかヨーグルトを、ストローさしてのんでました。どこまでくいしんぼさんなんだ！（だからそこじゃないってｗ）だいたい、あんなに混んでる電車内で喰いますか？座ってってなら、まだ想像つきそうなもんですが、立ちながらねぇ、もぎゅもぎゅとねぇ。揺れる車内でメイクするのもどうかと思うけど、飯喰うのはもっとどうかと思いますが。あれはあれでどうなんだろうねぇ。。。（パクリ）あれはあれで、といえばホリエモン。平成教育予備校、見てますよ。アガサクリスティ見ずに。当然問題になるだろうなぁと思ってたけど、やっぱりね。堀江社長の出演番組を休止キャスティングって大事ですよね。こういう事がないように、話題の人だからと安易にキャスティングするなと言うこと。笑っていいとも！くらいならば、準レギュラーくらいにしておいて、来週からいなくなっても分かりませんよみたいなことがいくらでもできるけどねぇ。まぁでも、それが想像出来ない方が普通かな（笑）さて。ここからが書き足し分です。読み終わるとは思わなかったモノで。ごめんなさい。安野モヨコが描く、庵野秀明＠旦那様の漫画。ご存じない方もいらっしゃるといけないのでフォローしておきますが、花とミツバチやハッピーマニアでお馴染みの安野モヨコと、エヴァンゲリオンや彼氏彼女の事情の監督でお馴染みの庵野秀明は夫婦です。ホンモノです（笑）。で、この本は安野からみた庵野という「いちオタク」をみて描いた漫画。いや、安野もオタクだから、自伝か。自虐にも近いけど。ともかく、オタクの夫婦とはかくあるべきと言う、とても羨ましい夫婦像をまざまざと見せ付けてくれる良い漫画です。っていうか、これ一般人読んで面白いのか？（笑）僕はおもしろかったですけど。帰りの電車の中でず～っと笑いながら読んでました。（キモイ）

  2005/02/10

• 『よつばと！（第３巻）』／あずまきよひこ，メディアワークス

  たくさんの「くすっ」と、２つか３つの「だはははは」で読める漫画です。あ～やっぱりいいなぁ、よつば。１６０キロの剛速球投手かと思ったけど、へんてこな変化球も「投げつけて」きて思わずバットに当てちゃったみたいな。あ～、当てちゃった、ちぇ～、みたいな。このやるせないゆるーい脱力系の笑いはしかし、時として放たれる場外満塁ホームラン、それも、たぶん読む人によってホームランの打席が違うんです。この微妙な強弱。気持ちがいい。ちなみに、私の場外ホームランは、よつばと風香たちのお父ちゃんとのやりとり。詳しくは読んでください。あ～もう、楽しい休日だった。あとは年賀状を、今年はエアスプレーで吹き付けていた日曜日でした。

  2004/12/05

• 『ローゲージ』／入江紀子，秋田書店－ＡＣエレガンス

  最近読む入江先生の漫画は、なんかこういうシチュエーションが多いな。つまり、おんなともだち４人組とか、やっぱり猫が好きみたいな３人組とか。今回もやっぱり、のんきな気分で読み過ごせる読み物。。。と思ったら大違い。驚きの最終展開。まさかそんなラストだとは思わなかった。まぁでも流れとしてはありかなぁ。。。ありかぁな。。。（疑問）結婚、とか、結婚後の仕事、とか、家族、とか。選択肢が増えてきたとはいえ、男は楽だよなぁ。考えなくて良いもの。家族のため＝稼いで帰ってくればいい。逆に女は、家庭に徹しろと言う昔ながらの風習？？みたいなものもあれば、自分の好きな仕事を続けながら子供も育てながら旦那も飼い慣らすみたいな考え方もある。どちらもとれるけど、どちらをとってもそれはそれなりに難しく。そんな葛藤というか、迷い、いらだち。そんなお話です。いつもはふら～っと読んではぼのぼのとしてましたが、今回はちょっと考えちゃいました。ん。たまにはいいかも。しかし、相変わらず見つけにくいところに売ってますよね、入江先生。。。別の本（後輩の本）探すので、北与野の書楽の漫画棚ぜ～んぶをさらっている最中に秋田書店の棚にたまたまあったってだけだもんなぁ。見つかってよかった。

  2004/11/11

• 『天然！絶滅ヒーロー２』／氷堂涼二，新書館WINGS COMICS

  大学のかわいい後輩の、商業誌でのお仕事です。あれから１年。ついに２巻が完成しました！完成しました！って言ってから、実際に買ってから読んでからずいぶんと日にちが経ちました。ごめんなさい。。。（主に氷堂せんせいに陳謝）さて。ヒーロー戦隊がいると思って地球に攻めてきたバズー帝国のカシエルご一行。ヒーロー戦隊と闘うことを子供の頃から夢見ていたカシエルくんは、地球にヒーロー戦隊がいないことを知りがっかり。地球に降り立ち無理からにヒーロー戦隊を結成し、自分とこの兵器を彼らに提供し、あまつさえ地球戦隊の長官として、彼らのバックアップをしてました。わがままぷーのベルベット王女とアスターとともにその戦隊と闘うカシエル。んでもカシエルは地球防衛隊の長官という、このわけのわからない図式がミョ～におかしい１巻に続き、いよいよカシエルの兄ちゃん・戦隊大好きのジュドー将軍も登場！おまけにＮＡＳＡならぬＬＡＳＡも地球防衛隊のバックアップに加わり、話はさらに大きく、良い意味でばっかばかしくなっていきます。いやね、ちょっとね、面白いですよ笑作者が途中から「あれ、自分はひょっとして漫画描いてる？」ってうっかり自覚しちゃった（とあとがきで書いています）ので、シリアス路線もいれつつ、長期連載を予想させる回想シーンもいれつつの、ちょっといい感じの展開になってます。ぜひぜひ、買ってあげてください。できれば読者アンケートも出してあげて頂けると作者も喜びます。さて。今日は文化の日でした。まぁ世間的にはアメリカ大統領選挙でしたけど。午前中はず～っとみてました。今のテレビをダブル画面にし、右はＢＳ左は民放に。驚いたのは日テレ。世界各国の放送局をそのまま同時で流してました。ジャストミートに言われるまでもなくありゃ大変だ。権利まわりが。んでもあいかわらずフライング気味の開票速報は懲りないなぁと思ったり思わなかったり。ＦＮＳはやっぱちょっとダメだ。まぁフジに報道を期待しちゃいけませんが、クリステル以外見る場所無し。ＴＢＳは手堅い。逆にＡＮＮは堅すぎ。ここだけ当確を２６９にしていて、説明しなきゃわからないだろうそれ、と思いました。心密かにケリーを応援していましたが、どうやらブッシュかな。。。あいかわらず戦争大好き大統領のままかとちょっとがっかり。文化の日ということで、自転車のブレーキラインを交換しました。ええと。どう関係があるんだというツッコミ多々。ブレーキのワイヤーが割れちゃってました。こりゃ錆びるな→どおりでブレーキの利きが悪くなってきたな、と思って祝日でちょうどよかったので近所のホームセンターへ。いやぁしかし、混んでいたなぁ。週の真ん中の祝日じゃ、遠出するご家族は少なかったのかな。買って帰ってきて、どうにかあかるいうちにライン交換。グリップは良くなりました。そうか、グリップだけ替えてもしゃあないやん。次回はブレーキの本体、ゴムを交換したいと思いました。ホントは年賀状描くつもりでいたのにね。年賀状は買ってないし、下書きも書いてないし。。。ダメだぁ泣

  2004/11/03

• 『愛がどーした。』／入江紀子，集英社-ユーQUEEN'S COMIC//『フィービーはもういない』／入江紀子，秋田書店-MIU COMICS

  （前半）油断していると単行本がバラバラでている入江紀子先生。単行本が出たらメールが欲しいです笑さて。今年２月に刊行されていた、らしいこの本。いつもどおり、休日ボ～っとしているときに、ちょこちょこっと読んではまった～りする、そんな漫画をありがとう、みたいな作品です。今回も短編のおまとめ。なかでも、僕が好きなのは「サバイバーズ」。ちょっと、ハラハラしました。入江漫画では珍しく。入江せんせいのお話は、良い意味で緊張感がなくっていいんです。心の流れっていうのかな、旋律っていうのに逆らわずに一緒になってただぼ～っと聴いていたい、流れていたい。何も残らない様な気がして、何かちょっと残ってる、みたいな。まぁ結局は「大人の恋愛」なんですけどね、テーマは。そんな中で、サバイバーズは、ちょっと刺激があったので面白かった、そういうわけです。夜行性マリアみたいな、別の人が描いたら「夜逃げや本舗・ＤＶ版」になりそうな話も、なんだか呑気なんだよなぁ。ＴＶママみたいな、別の人が描いたら「土曜サスペンス劇場・娘は知っていた！妻の浮気で壊れた見せかけ家族の絆・ママ、あなたのようにはならないわ」も、邪気がないんだよなぁ。あ、けっして悪口じゃありません。（後半、っていうか続き）さて。もう一冊読みおえたのでついでに。ある時、ふぃと姿を消したフィービー。彼女はだらしがない母親に飽き飽きし、自分のやりたいことをやるために姿を消したのでした。友達にさえ行く先を告げずに。さて、困っちゃった悩んじゃった、なにより心配しちゃったのが花実その他お友達と元彼。探して探して、気が付いたらあれ？花実と峠（元彼）が結婚！？巡り巡ってやがて再会の時。時間はファービーをどう変えたのか。どう変わらなかったのか。・・・ま、そんな大層な話じゃないですが。見返しで入江先生がおっしゃってますが、ぼかほのぼのしてると思うけどなぁ。それはひとえに入江先生の絵、なんだろうけど。話は確かにいつもよりワクワク。んでも、入江先生がほのぼのなんです。ぼのぼの。はぁ。のどかな１日でした。そのわりに、営業車の左ミラーをぶつけたりしましたけど・・・泣

  2004/07/06

• 『よつばと！２』／あずまきよひこ，メディアワークス

  その気になれば１０分で読み終えられます。じっくり読めばじっくり読んだだけ、気持ちがのどかでぽへ～っとしてきます。まったねぇ、このよつばがねぇ～。ヴァカなんだ～。そのヴァカさ加減が、１７５％くらいの子供のヴァカさかげんなんだ。７５％増量中。こどもならではを濃縮して７５％増量（しつこい！）です。だから。元気が貰えます。ありがとうよつば！

  2004/05/06

• プチ変声期、その後

  ふぅ、やっと今日の分になった（苦笑）なんだか声が低いわい。だはは。っていうか、高い声が出ない。確実に声帯が腫れてますね。今日は１日あんまりしゃべらんとこう。（と書いたけど、けっこうしゃべっちまったいっ）さて。今日は嬉しいお知らせがウチの本店（ＨＰの本店ですが）の掲示板にありまして。ちゅうのも、時々日記にも書いている→（９月２２日分）氷堂さんの単行本が出たそうです。めでたいです。んまぁよかったらチェックしてあげてくださいませ。amazon.comでも買えます宣伝はこのくらいで～。漫画と言えば、続きが出てるんだよな。いろいろ。買って読みたいのは山々なんだよな～。月末、漫画読みで忙しくなりそう！！

  2003/11/23

• 『野ばらの垣根』／入江紀子，集英社コミック文庫

  文庫名が違うような気がしますが、書いてないんでしゃあない。違っていたらゴメンナサイ。さて。０１年です。なんだと！文庫かよっ！チェックしてねぇよ！！！ちぇ！何で見つけたかと言えば、職場から歩いて１０分の「ブック１ｓｔ」で漫画文庫をブラウズしていたとき。黄色の背表紙に「入江紀子」の文字が。やっほぅ！入江をまた手に入れたわぁいっ新刊だぁい！と思って小躍りして奥付を見れば2001年の文字。がっくり・・・さて。中味です。松・竹・梅の３人トリオ。３０を目前に、結婚やら恋愛で迷いこんだトリオが旅行に出ました。それぞれに想いを巡らせては語り合い。仲のいいこの３人組の、ぞれぞれの小物語のはじまりはじまり～。みたいなお話し。うむ、入江紀子だ。実に安心してのんび～りと読めた。漫画読みの一服、という感じです。

  2003/11/16

• 『大人が知らない子供の国』／入江紀子，双葉社．JourComics

  昨日は修行をしたので、今日は心のオアシスを求めて入江紀子へ。この本、実は今年の３月に既に出ていた、らしい。amazon.comで調べていたら出てきた。う～む、ここまでチェックできましぇ～ん。。。双葉社のすてきな主婦たち？レディコミまでは読むこともあるけど（あのエグいエロ漫画たち）、すてきな主婦？全く持って生涯縁のない雑誌ですよ。ええ。さて。秘密基地、雪合戦、かまくら、クラス替え。どれもこれも「子供の国」でしか経験できない冒険。子供の国ながらも、王様（リーダー）がいたり家臣（とりまき）がいたり、傭兵（んまぁ一匹狼的な子？）がいたりと、大人の国とそうそう社会構造は変わりません。んでも、子供の国ならではのイベント（大人に内緒であぶねぇことしたりいたずらしたり等々）を、入江紀子フィルターはなんとも的確に捉えております。クラス替えのあとの、ちょっと寂しい感じ。それだけならまだしも、最近の「でりけぇとな」お子様ならではの胃炎を起こす、とか。秘密基地作りました、男の子と取り合いです。雨で壊れました。大人にばれました、出入り禁止です。。。とか。んまぁつまりすてきな主婦になるには子供を知ろう、ちゅう漫画ですね。なるほど納得。こういうのを読んで虐待をするような親にだけはならないで。切に願うものです。・・・んまぁ、そも虐待するような親が「すてきな主婦」を読むかどうか。

  2003/09/28

• 『天上の愛地上の恋』／加藤知子，白泉社．花とゆめCOMICS

  ４月下旬、めろめろさんというかたに掲示板でオススメ頂いた漫画。今さら読みました。掲示板に書き込んだあとの「さっそくよみま～す」のさっそくは半年後かよっ！！池袋北口の「まんが広場」で読みました。・・・すみません。僕の信条は「漫画は買って読むもの」なんですが、今月は自動車保険の更新で漫画に、というか、娯楽に使う金が全くないんです。泣く泣く。花ゆめコミックスを手に取るのも何年ぶりかしら。さて、中身と言えば。。。んもう、おなか一杯（笑13:00に入って18:30までの濃密な５時間半。濃厚。。。正直、歴史、世界史、日本史、キライデス。そうなんです、嫌いなんです。んだもんだから、漫画に年号やら勢力図が出てくるだけで、鳥肌ボウダチです。入り込むのに２巻かかりました。３巻目あたりに何があったか。いろいろありましたなぁ・・・（遠い目）んまぁいいや。天上の愛、地上の恋というタイトルは、しかし手放しで「うまいっ座布団１００枚」と思いました。このタイトルで何を思い浮かべます？あたしゃファンタジーものか何かかと思いました。まだまだ未熟です。日出処天子に似た読後。ちょっと違うのは、最後は僕の思い描いていた結末と違ったことだけ。言っちゃうと面白くないから書かないけど、無くても良かったかな。この場合、HAPPYEND？と疑問符が付きました。「地上の神」が入れ替わった瞬間、思わず泣きました。。。

  2003/09/27

• 『あかピンク』／入江紀子，ＭＩＵ COMICS．秋田書店

  無条件に、たといどんな駄作というか愚作というか、気に入らない作品を描かれても、断じて私はこの作家が好きだ、というのが一人はいるもんです。います、よね？いままで駄作や愚作には出会っていませんが、私が無条件で好きな作家のひとりが、入江紀子。絵もね、なんかこうペンでさ～っと流して描いているんです。画面もね、なんかこうふわ～っと白いんです。背景とかもね、たまにズルトーン（背景トーンをあたしゃこう呼んでいる）をぱぱっと張り付けているんです。たぶん、読む人が読むと「コレ、何が面白いの？」と思うんです。んでもね、入江紀子の、この漫画の雰囲気が「非常に好きだ～！！！」と、「とってもとっても大好きだ～！」と、太陽大好きな阿部寛バリに叫びたくなるほど、入江紀子が好きなんです。何があたしをこうも夢中にさせるのか。・・・わかりません。（キッパリかよ）この「あかピンク」はオムニバス型のコミック。短編集ちゅうてもさしつかえない程の、どこから読んでも問題ありませんよ～っという作品。内容はなんのこちゃない、いつも前進あるのみ！という女の子たちの、恋愛をスパイスにしたオードブル。そう、前菜。私が読むに、けしてメインじゃない。メインじゃないというのは悪い意味じゃなくて、片意地張らずに、形式張ったこともなくただすらすらとユルユルと漫画を読むには最高の作品という意味。読むぞ～！と気合いを入れないと頭に入ってこない作品と違って、何か読みたいなぁでも頭使いたく無いなぁって時に、ビタミンのサプリメントのように読んで、なんだかすっきりするのが入江紀子。たぶんそんな作品が誰しも１つはあると思うのですが。まぁとにかく、入江紀子は『全部』コミックを持っています。ＰＳ：私、うそを付きました。アマゾン.comでめとろガール２巻を買ったんですが、それが届いて初めて全部揃います。初めての取引（個人から中古を買うんです）でドキドキ。。。

  2003/09/23

• 『天然！絶滅ヒーロー！！第９話』／氷堂涼二，月刊WINGSvol.246．新書館

  また唐突なチョイスでスミマセン。先輩だろうと後輩だろうと、面白いか面白くないかはハッキリしたい僕です。正直、なんだか展開がど～なのかなぁと思っていたんですが、今回は「ちょっと」面白かった。ん＝。やっぱり、こってこてのべったべたなネタに弱いらしい、僕。オチが弱い（最後のページ）けどまぁいいや。あとはもっとインクを使って重い原稿にすれば、迫力ももう少しでるんじゃないんでしょうか。ヒーローものなわけだし。ギャグなわけだし。あ、前にも書きましたけど氷堂涼二先生は後輩なんです。読んであげてやって下さい。身内だと感想のおハガキとか送れないので（笑）

  2003/09/22

• 日曜日はサンデー

  何だか手抜きすることばかりが上手くなる漫画家というのはどうなんでしょう。というのも、夜、サークルの先輩方と飲みました。ststsさん（ＨＮですよ、もちろん）という先輩が、ＷＳ（週刊少年サンデー）を持っていたので『見せて』もらったんです。ん～。。。誌面が物足りない。ん～。。。かってに改蔵が「あざとい」というので読んでごらんと言われまして、『見』たんですが。この人、昔より手を抜いて漫画描いてないか？？久保田だか久留米だか。「それでいいのか？」何せ、今読んでいるのが『ヨコハマ物語』／大和和紀，講談社漫画文庫なわけで、トーン？何それ？みたいな、網掛け命みたいな、ベタベタみたいな、そんな漫画をここんところず～っと読み込んでいるんです。それから比べては確かに比較対象にならないほどの、誌面から受ける「画圧」の無さ。迫力というより、重みというか圧力・重力のようなものがまるで感じられない漫画。いや、いいんです。画圧がない漫画だってある。それはそれ、演出だから。薄くて儚げなのが「恋の儚さ」やら「美の柔らかさ」みたいなものを表現するのにつかっているんだからそうなる。しかし、改蔵にゃ「作業」しか見えてこないんだよなぁ。まぁ「あざとい」がテーマの回だったので、この回だけかもしれないけど、次週を楽しみにしたり待ち遠しかったり、あまつさえ「読んでみたい」とは思わないんだよなぁ。本場のさぬきうどんを食べて東京のうどんが食べられなくなったり、昔漫画読んで今漫画読めなくなったりと、不自由が多くなった今日この頃です。

  2003/09/18

• 『よつばと！１』／あずまきよひこ，メディアワークス

  あずまんが大好きっ子の私。なのでしかたなく買いました（仕方なく買うなよ）。いや、面白かった。あいかわらず小技をまきびしの様にパラッパラ巻いて、あたしが「クスッ」と笑うのを待っているかのような罠、罠、罠。けして「がはははは、わははは」というのは無い。断じてない。世界柔道で言えば、一本勝ちはない。ん～ただ、精神的ダメージは「有効・有効・有効」くらいで負けると「負けたんか、負けたんだよなぁ、負けちゃったんだよなああ」という煮え切らない敗北感。ん。例えが悪いな。つまりナニが言いたいかっちゅうと、小技を重ねられて一本負けしたそんな感じ。ただ「負けたけど仕方ないかぁ、面白かったんだもん、しょうがないよなぁ」ということです。スミマセン。分かりにくくてスミマセン。よつばちゃん、智（とも）並にヴァカだけど可愛いな。

  2003/09/13

• お祝いがてら宣伝

  我が学漫から、またひとりプロがデビュー！なんか問題発生したらいやなのでここでは大学名は伏せますが。いや、やましい大学じゃないですよ。ピンハネしたり脱税してませんよ。で、ＷＩＮＧＳでプロデビウするのが後輩の氷堂涼二さん。もう同人では有名さんで、コミケとかでも角っこに人を並べる方です。いやぁ、めでたいなぁ。ちなみに、ウチのサークルからは・・・近代麻雀で『むこうぶち』を絶賛連載中、天獅子悦也（あまじしえつや）先生。っていうか、私からしたら雲の上の大先輩です。アホアホ学園の久喜青葉先生。ＰＳＯではお世話になってますにょ。某エロ雑誌ではおなじみのゆきやなぎ先生。この度単行本２冊目が発売されてます（詳細は下記）http://www.tg-net.co.jp/cgi-bin/adult_check.pl?id=004-E01-0584&dir=comic あ、年齢承認がいるみたい。。。ちゅか、思うにやっぱりプロ（というかマイスター？職人？）になるには才能というか、生まれたときに神様に漫画力を授かってこないとだめなんじゃないかなぁとおもったりしまして。努力と根性でプロにはなれない。あ、でも作品を作るには努力と根性がないと仕上げられないけどね。（あと体力）

  2002/10/17

• 『黄昏時鼎談』／わかつきめぐみ，白泉社文庫

  わかつきめぐみです。う～ん、久しぶり。さて、黄昏～は短編集。一つ一つの話はめちゃめちゃ短い。短いけど、不思議な余韻を残して終わってます。ほら、中途半端な終わり方とかありますよね、あれじゃないんだ。気持ち悪くない、でも完結はしてない。この先はみんなで考えてね～と言われているような終わり方。あるいは始まり方？黄昏～はそんなお話です。さて、この文庫の本当の見所はあれですな、昭和時代の短編もの。あの、あのわかつきめぐみにも歴史あり！というのがようわかります。輪郭がとがってます。あごが鋭角です。ありえない。お話もまたＳＦっちゅうかなんちゅうか。さて、もう少しふれときますか。この中で好きだった作品は、やっぱりもののけ君のお話かな。学校の隣の席に、普通にもののけ君が座って同じ授業を受けてます。当然、もののけだと言うことでいじめられたりもしますが、そんな時は口から触手をガァ～って出しておどかしてやります。でもそのあと父ちゃんに尻１００叩きの罰を受けるんですけどね。そんなもののけ君とのふれあい。癒されます。そうそう、これこれ。

  2002/09/22

• 「ローズ・ガーデン」／わかつきめぐみ，ＫＣＤＸ

  この単行本は、じつはヨツジロさんが本命だと思うのですよ。ローズの方は、三組のカップルが出来ましたおめでとうというお話。かたやヨツジロさんは、粋でいなせな姉御猫のお話。短編集ながら実に生き生きしているヨツジロさん。かっこいいにょ～最近感想文が短いのは気のせいではないので。ちなみに、裏では「摩利と新吾」をよんじょります。木原敏江です。

  2001/09/28

• 「夏目家の妙な人々」／わかつきめぐみ，講談社・ＫＣデラックス

  紅一郎・蒼一郎・橙一郎の三兄妹とその両親、そしてお隣に引っ越してきた久里子と実可子のお話です。夏目家のコミュニケーションは一種独特。口げんか。お互い言いたいことを言い合い、ある時は屁理屈を言い、ある時は揚げ足をとり、とにかく親だろうが子だろうが、兄弟だろうが夫婦だろうがとにかく言い合う。やりあう。読んでいて爽快感はないんだけど、どこかこう読み進めてしまうテンポの良さはこの口げんかなんだろうなあ、とおもうわけで。蒼一郎さんはいちいち言うことが格好いいなあ。ちきしょ＝

  2001/09/27

• 「きんぎんすなご」／わかつきめぐみ，講談社・ＫＣデラックス

  蓼子（りょうこ）さんと久義さんのほのぼの恋の話。・・・と思って読み始めると痛い目に遭います。全然違います。のちに出てくる『夏目家の妙な人々』の序章に過ぎません。だって、久義さんあんまりでてこないもん。蓼子さんはそれでも出てくるけど。それ以上に蒼一郎さんが出過ぎ。またその蒼一郎さんがかっこよすぎ。一応内容。蓼子さんは、将来を憂う女子高生。ある日、昔家庭教師してくれていた久義さんに会いに、片道９時間掛けて山に出かけました。久義さんは、絵に描いたような頭のいい人で、一流企業に就職、でも自分のやりたいことのために会社を辞めてしまってその山奥に行ってしまうような人でした。そのやりたいことが、きんぎんすなご・・・つまり星を見ること。久義さんの影響で星が好きになった蓼子さんもやがて、その山奥に惹かれてゆくのでした。これだけ見てると、あぁこのあと蓼子さんと久義さんはどうなるんだろうなあ、七夕のような恋愛が繰り広げられるのかなあ、とか思うけど。全然違います。んまぁ『夏目家～』を読むための予備知識と言うことで。

  2001/09/26

• 「夏藤さんちは今日もお天気」／わかつきめぐみ，講談社・ＫＣＤＸ

  中途半端。というのも、連載していた雑誌が休刊になったから。この年代の漫画家は結構不遇だと思う。入江紀子だってそうだし、星崎真紀とかも割と不遇なような気がする。夏藤さんちに新しいお母さんが来ました。花穂さんです。夫の司さんとは１６才も違うけど、んなこたいいんです。司さんの３つ種、長女・うてなさん、次女・のばらさん、そして長男で一番下の水琴（みこと）さん。花穂さんは一気に３人の子持ちになりました。本当は、１０話じゃ終わらない漫画だったんだろうけど、休刊じゃしゃあないな。これから、旦那様と花穂さんの出会いから、水琴さんの若い恋の話、娘二人の幸せ恋愛計画とそらもういろいろある、はずだったのにね。もったいない。とにかくもったいないよん。

  2001/09/25

• 「ものがたり　ゆんぼくん」／西原理恵子

  最近滞ってるなぁ。日記。ただ単に量を読めなくなってきているのです。暑い→帰り電車で寝る→暑い→クーラー部屋で寝る→朝→行き電車で寝る（以下略）そんななかものがたりゆんぼくん。今月は１行月間と洒落込んでみましょう。毒薬は調合（筆先）一つで妙薬になる、かもしれないな

  2001/07/08

• 入江紀子

  「こぐまのマーチ」「めとろガ～ル」こぐまは昔読んだことある、と思う。というのも、単行本もっていると思うんだけど、ビデオテープの山の先にある、と思われる為、発掘は土日の連休とかに行わないと片付かない。ということで、発掘作業は冬山の遭難者の救出よりも難しく。めとろ、は買っていない。これは実は、９１年の作品だから僕が入江紀子作品に会う前のものになる。と思われる。シルキー（白泉社）から入ったくちなので。なんぎな奥さんとか、ママのめくじら等、たぶん漫研人は誰も知らないような作品を、私は好きです。最近の作品では、なんかすっかりキャラの顔が細くなり、男も女もより細く細くなっていって、すこし残念な気になります。もう少し丸い方が、入江漫画を引き立てるような感じがしてしょうがない。そう逆算すると、この前書いた「むにゅ」でも「ぼよん」でもない、でぶの効果音「まふっ」をマイブームまで引き上げたこぶたの冷蔵庫は入江作品でも好きな部類です。全然感想文になっていませんが。いいんですどうせ誰も読まないし。っていうか読めないと思う。発行部数が少ないので。気を取り直して。こぐまのマーチは、短編です。９２年の作品。熊谷フミさんは、熊が大好き。どのくらい好きかというと、お店に置くディスプレイ用に、こぐま程のテディベアを仕入れちゃうくらいすき。でもおうちに置くにはちょっと。なぜかというと、おうちには山木俊男という彼（くま）がいるからで。そんな二人の家に、俳優の恩田浩平が転がり込んできた。さてさて、『２頭のくま』の運命やいかに。この本に収録されているモノで彼女の窓の下っていうのがあるんですが、これがまたちょっとすき。もちろんまふっも何もないけど、まさにマシュマロのようなお話が好き。センチメンタリストなんだろうか。ええたぶんそうなんだろうな。ちぇ。めとろ。ＯＬを脱サラして、大学で覚えた麻雀を天職と見切った山瀬さん。学生時分から通っていた雀荘・元にて働きはじめました。そうはいってもギャンブル。買ったり負けたりがございます。ましてや雀荘は腐っても接客業。いろんな人がおられます。好きなことが麻雀で、それが仕事。一見幸せそうだけどどうなの？最近の作品、ネガポジと比べると分かるけど、あぁ誰にでも歴史はあるのです。絵が若い。若い。丸い。あと、今は一人で描いてるからずいぶん白かったりするんですが、このころは作者がＯＬ兼漫画家の二足の草鞋であったこともあり、アシスタントがいて漫画も随分黒い。書き込まれてる（失礼なっ）。ただ、私に麻雀のま～くらいの知識しかないせいかさっぱりわからん。残念。ちなみに、この本は竹書房品切れのため、行きたくはなかったけどＫ－ＢＯＯＫＳの池袋で手に入れました。もし竹書房刊・入江紀子「めとろガール」２巻を見つけられた方は、是非買って下さいまし。７５０～１０００円で買い取ります。

  2001/06/24

• 唐沢なをき＆山田芳裕

  「電脳天国」／唐沢なをき,集英社.1998流体物理学部文学科。「しあわせ」／山田芳裕,講談社パーティＫＣ.1991社会学部哲学科人間考学専攻。今日は、前に読んだ分の感想を書いてみました。教訓。感想文は読んだその日に書くべし。

  2001/06/22

• 入江紀子

  お気楽ランチは、やっぱり入江紀子作品にしました。選ぶのにこまっちゃった。選ぶほどコミックはないんだけど。ない、というのはまちがいだ。売ってない、というのが正解。「タッグ」／オフィスユーコミックス，集英社プロレス大好きの弓さん、ある日同僚（というか部下？？）からかっさらったチケットで後楽園ホールに行きました。すると、隣に座ったのがこれまたいい男。その同僚の友人、ということもあって飲み屋で意気投合。すったもんだあってつきあい始めましたとさ。さ、二人の同棲生活、もといタッグ生活はどうなるのやら。といっても、季刊みたいな連載だったので、３巻あるんだけど話自体は８話位で終。メキシコ行ったり、男の実家に行ったりがなんとなあくリアルに描かれている様な気がする。いや、人のつきあい方なんて人それぞれだし。んまぁこういう竹を割ったような性格の女性が割と好き。結婚？しませんしません。のりぃ先生の漫画でそんなやぼったい。穴埋め、ってわけじゃないけど同時収録された作品で面白かった物をいくつか。「ミルクの憂鬱」中学生の双子、みるくとれもんが中学に入学。お祝いで母親から貰った財布の中にはコンドーさんが３つ。街頭インタビューでは、童貞をきってとかタレントの乳揉んだりとか大人と子供の真ん中時代がこれでもかこれでもかと襲いかかってくるそんな内容です。なんちゅうか、むかしはこれでも大胆な内容だったんだけど、いまとなってはこれくらいでは普通なのだろうな。「サインはＢ！」バレーはバレーでも、ビーチバレーのおはなし。都会からＵターンしてきた歩。平凡な日常。刺激のない毎日。でも、都会の一流と呼ばれる企業にはいりそこねた彼女はそれでいいやとあきらめモード。そんなあるひ、同級の鹿野が誘いを掛けてきた。ビーチバレーをやろう、と。なんもない日常から、バレーボールのように飛び出せ青春っと参りますかどうか。。。ある意味タッグです。タッグの間に描いていた夏季限定漫画だし、何かとタッグです。ただおとことおんな、ではなく女同士のたっぐだけどね。別にスポコンでもないし、かといって燃えるような恋でもない。ちょっとした日常の変化が人生を楽しくする、と教えてくれている漫画です。んまぁ、かたっくるしい感想文はやめにして。らくぅに漫画を楽しみましょう。今日はそんな気分。

  2001/06/17

• 「つうかあ」／入江紀子，集英社ＹＯＵコミックス

  「日出処の天子」／山岸凉子，白泉社文庫ご存じ、凉子様の秀作。でも７巻もあるので全部読めてません。感想文は、明日以降だなぁ。蘇我毛人（えみし・そがのえみし）と厩戸王子（うまやどのおうじ・聖徳太子）のなんちゅうか、歴史物なんだけど実は神話的なものや、耽美的なものがいろいろ織り交ぜられている超大作って感じです。読んでいてモヤモヤさせられるのは、婦女子だけではないはずだっなどと言い訳。「つうかあ」／入江紀子，集英社ＹＯＵコミックス旧姓津村の妻、加藤の夫。つーさんとかーさんご夫婦のほのぼの漫画です。つうか、いや、洒落じゃなく。開けっぴろげたな。またずいぶんと。というのが素直な感想。別にいやらしさも色気も何もないのでどうということはないのだが、にしてもオープンセサミだな。いや、なかなか結構。載っている雑誌がＹＯＵだけあって、食べ物のお話が多いのよ。男のパスタ料理。パスタを茹でるときの、その指先が良いんだってさ。中心できゅっとまとめて、上もってくるっと半回転。そのままパスタ鍋に入れればバララッと綺麗に放射線状にばらけるパスタ。うむうむ。ぼくもそのパスタ好きよ。鍋にスパが当たる音、ぱらぱらって音。あと視覚的にも良い。ちなみにわしゃ出来るので、いつでも嫁に行けます。何の話だ。

  2001/06/13

• 「入江紀子短篇集１・２」／集英社ＹＯＵコミックス

  っれ？おかしいな。ひでしょウイークって豪語していたんだけどな。いや、だってだって、ひでしょ買おうと思ったら、アホ面さげたねーちゃんが昼休みを利用してか、ず～っと文庫コミックスコーナーで立ち読んでんだもん。それものりぃさんをひらいあげてから文庫コーナーに行ったらばその不始末。まったく。こっちは昼飯もくってねぇんだどきやがれってんだ。っていうか、漫画は買えっ（以下２０行に渉る愚痴）「入江紀子短篇集１・２」／集英社ＹＯＵコミックス久しぶりにのりぃ先生の本をこうてみました。思えば白泉社の頃からファンでしたのよん。しばらく離れていても、絵柄も変わらずに良いことです。せっかくだから、読んでない分をあつめ始めようかなぁ・・・しかしですなそれには障害があるのですよ。ＨＬＣレディースコミックスにアフタヌーンＫＣ、ＹＯＵコミックスにＭＩＵコミックス、オフィースコミックスにオフィスユーコミックス、ジュールコミックスにバンブーコミックス、挙げ句はアスペクトコミックス。のりぃ先生、もう少し固定の出版社を持って頂かないと、探す方は結構大変なんですよ。レディースコミックコーナーから麻雀コーナーまでチェックするのは僕には出来ない芸当なんですから。（以下１６行に渉る愚痴）あ、さて。全編がだいたい大人の女性の恋物語です。彼と同じ時間を過ごせてとか、彼と美味しい手料理をたべるとか、抱き合うとか、眠るとか、同棲とか。そういうちょっとした幸せ。そんな幸せを描いた漫画です。面白く感じない人はそれはそれでありです。気持ちよかった作品を１・２点。・星に願いを（短編集２巻に掲載）オープンカフェのマスター、加世ひかる。夫と二人ではじめたカフェ、今は未亡人。彼女には、占星術師というもう一つの顔があるけど、それは内緒のお仕事。でもその噂を聞きつけて来るお客様もいらっしゃいまして、今日も一人、喪服の女。ひかるには、ちょっとした能力があって、予知ができてしまう、というか見えてしまう。死んだ旦那、常連の彼が自分を好いていてくれること、そして喪服の女と自分の未来。死別という悲しみをどう昇華させることが出来るのか、という重いんだけどそれを軽やかぁに描き上げている、ちょっとほろっとさせるお話です。・こぶたの冷蔵庫人生で最重量を記録してしまった毬子さん。これはまずいっしょって事で始めたダイエット。でもでも、彼氏のヒロくんはそんな「まふっ」っとした抱き心地の彼女が大好きなんです。さ、毬子さんはそんなジレンマのなかダイエットできるんでしょうか。テーマはダイエットだけど、ダイエットが前面ではなく、楽しく人生を過ごしましょうねという感じのお話です。痩せてもまふってもまあるく行こうね。のりぃせんせいのお話は、特にこうきばった感じは全然ありません。ふわっとした風の中で、風鈴の音や草の音がサラサラと聞こえてきたり、たま～に綿毛が飛んでいたり、そんな感じの漫画が多いのです。

  2001/06/12

• 「下弦の月」／矢沢あい，集英社コミック

  「下弦の月」／矢沢あい，集英社連載期間・1998/4--1999/6負けました。参りました。僕の完敗です。あなたが答えの一つだったんですね。あらすじ。いまどきのギャル、美月は、もう人生なんてどうでもいいやって感じ。ある夜、渋谷の真ん中でアダムという男と出会う。彼のギターの音に惹かれる。ねんごろの仲になり、アダムがイギリスに行くことに。美月もついていくと決め、夜に家を飛び出し彼との待ち合わせの場所に。そこで起こった事故が、すべての始まりだった。美月と夢の中でシンクロしてしまった蛍という少女。通学路にある、幽霊屋敷で彼女は美月と出会う。アダムと美月、美月と蛍、そして美月とアダムの彼女・さやかの想いが交錯して・・・まったく訳わからんように書いているので、わけわからんでしょう。まったくの輪廻転生、というわけではないのですがそんな感じ。僕が感じたテーマは「いきれっ」ってこと。どんな奴にも心から愛してくれる人間がいる、だから生きれ！説教漫画だ。大好きだっ。帰り。自転車の上であくびのふりをして泣きました。

  2001/05/30

• 「紺野さんと遊ぼう」

  「紺野さんと遊ぼう」「鉄魂道！」やらしぃ～えろい～でも中学生じゃ何も出来ない。変な漫画、で終わるに違いない。大人で良かった。僕のお気に入りは、メーテルと使徒と、紺野さんのさげすんだ目。で、なんでこんなにも見た目怪しげな、朧気な、頼りない線なのに生き生き描けているんだろう。いや、紺野さんいるよ。どっかに。自分がわりと、こういう適当そうな絵を描くだけに、なにをどうみならったら良いかさっぱり分からないけど、何か学ばなければと思う。いやいや、エロは僕にはまだ描けません。弾き切れてない。んじゃあ、しばらく漫画は描け無そうもないな。自問自答。自暴自棄。「アラベスク」　白泉社文庫こ、怖い。顔が怖い。鼻の線が怖い。。。ああでもついにふれてはならない聖域に手を出してしまったのね、という感じです。さて、肝心の感想は、というと。実はまだ読み終えてないのですよ。ボリュームが、ボリュームが僕を悩ませる。消化不良してしまってはもったいないので、感想はまた明日。

  2001/05/28

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