東京ディズニーランド(超・長文)
前日(土曜日)の夜、いつもたむろってる巣鴨の居酒屋にて、お馴染みニラ君。「まんぼうさん、ディズニーランドに行きませんか?」よくわからなかったんですが、ゲーセンかパチンコ屋か何かでペアチケットをゲットしたんですか?ともかく、「色々あって」僕にお誘いがかかりました。「んなもん誰か後輩誘って行けよ」と言ったんですけど、まぁ「色々あって」行くことになりました。何だ、何があったんだ、って思われそうですが、細かく書くとややこしいのではしょりますw昨日の今日で行きましょうと言っても、みんな忙しいもんです。僕ですら、ウチの駄犬を再び病院に連れて行くというミッションがあるくらいですから。サークルの遊園地部を自称してますが、もすこし余裕持ってます、いつもは。そんな悪条件下でしたが、後輩の女の子が一人なんとか来てくれて、ニラ君が引っ張ってきた男の子1人と合計4人でディズニーランド。前述の通り駄犬ミッションがあった僕は12時からの参加となりました。12時、正門前。っていうかカリブの海賊ぐらいで既にグロッキー状態になっていたニラ君とO君。それとは対照的にいつも以上にテンションが上がりまくってるKさん。なんだこのトリオ。とりあえずご挨拶代わりにスターツアーズ。3D映像に何度も酔わされている僕ですので、ず~っと初心者パイロットを見てました。彼もしっかり操縦していたんですね。初めてちゃんと見た。っていうか画面は見なかった。若い子はもれなく映像に引きこまれたみたいで見事に3D酔い。フッ。エクトプラズムをはき出している男二人をズルズルとK姉さんと引き連れ、休憩がてら昼食。気持ち悪いとか言ってるわりにピザ喰って、大丈夫なのだろうか?腹が満たされたところでスペースマウンテンで一気にテンションを上げます。3Dグロッキーのニラ君は既に吐きそうなご様子。しったこっちゃありません。載せます。コースター上、うしろの席のKさんが「おもしろーい、きゃ~!」と黄色い歓声をあげているのを聞いて、隣の席のニラ君は「おもしろくねぇよごるぁ!」と叫んで怒りをぶちまけてました。ところで。遊園地部と称してあちこちでコースター乗り回してる私にとって、既にディズニーランドの「家族で楽しめる夢の国の乗り物」コンセプトであるところのこれらのコースターというか乗り物は、既にコースターと呼べるものではなくてちょっと速度が速いゴンドラくらいの印象しかなくて。それでもディズニーランドは、ビックサンダーにしてもスペースにしてもスプラッシュにしてもその作り込み・造形の素晴らしさを眺めている方が楽しいのです。いわゆるコースターのスピード感とか、落下する浮遊感はどうでもいいんです。ディズニーランドに関しては、「雰囲気・景色>恐怖感・爽快感」という式。閑話休題。遊園地部初級者のニラ&O@男組は、スペースマウンテンでTKO。スミマセン僕は他のコースターが流れ星のようにレールの上を滑っていたり、きらめく星々を眺めていただけなんですけど。キレイだなぁって。何でグロッキーになるのかもうわかりません。魂を吐きだした二人を引きずってさぁスプラッシュだとKさんと意気込んだんですが「ちょっと待ったコール」というか「ゴメンナサイこのままスプラッシュに乗るともれなく何かを出しますコール」がかかり、しかたなくゴーカートへ。あのレールの上を走るやつです。復活の兆しが見えない男2人組。休憩第2弾でイッツアスモールワールドへ。その昔、祖母がコレを見て泣きそうになったって言っていたんですが、ごめんなさい、今日僕これに乗って泣いてました。なんでだろう、何で涙が出たんだろう。。。うぅ。戻ってきて、それでもまだヘタレているので仕方なく黄色い熊のハチミツ捕り、もといプーさんのハニーハントに並びます。「アマ===イ!」と叫びたくなるようなハチミツの香り、まったりと待つ僕ら。実はハニーハントは初めて入りました。これ出来てからディズニーランドに来たことがなかったというのが正しいんですけどね。しかし、相変わらずディズニーランドのアトラクションは良くできてるなぁ~と感心しきり。プーさんの絵本の中に入り込んだ僕ら、やがて夢の世界へと迷い込んでしまいました。そのコンセプトもわかりやすいし、何より見事に表現してみせるディズニーランドの底力。正直、感動しました。素晴らしいの一言。ハニーでめろめろにされて、ついでにハニーなシャーベットでも食べようかと言うことになりトゥーンタウンへ移動。すると、広い通路を挟んで座り込みをしている人々が。あぁそうかパレードかと、シャーベットをカキカキしながら待つことしばし。時間がちょっと余ったので、トゥーンタウンのガジェットのゴーコースターにさらっと乗って(待ち時間5分笑)、戻ってきたらパレードが始まりました。やっぱりミッキーがかっこいいなぁと実感しつつ、人の渦に揉まれながらスプラッシュマウンテンへ。リタイアのO君(リタイアの理由がよくわからない)を残しつつ60分待ち続け、ガ~っと乗ってダ~っと登ってチェケラ=!っとポーズを取りつつ落下して終了。なかなか良い出来でしたよ、写真(買わなかったけど)。その代わりずぶ濡れになりました。一番前だったし。コレがホントの濡れ鼠か。(只今局地的に猛吹雪がふきあれております申し訳ございません)そのまま奥地まですすみカヌーこぎ。エイエイオ=!ダ==!ってちょっと何か混じってない?と思いつつ漕ぎ漕ぎ。右肩が痛てぇとか思い始めた頃到着。相変わらずよく濡れます。小腹が減ったのでペコスビルカフェでチキン&ワカモーレのラップサンドを所望。冷たいビーンズが炎天下で食べるのにはもってこいです。んでもってビックサンダーへ。コレもナゼかリタイアしたO君をほったらかしつつ乗車。昔コレに120分並んだ記憶がありますが、50分で乗れました。すごいや。そのまま、今度はおっきい方の船、マークトウェイン号で休憩。さっきアメンボのように這って進んでいた水面を、悠然と進むマークトゥエイン号。大きいことは良いことだ。さぁて、次は何しようかと、時計を見れば19:00。そうだ、持って行ったチェキの電池が切れていたんだとワールドバザールのカメラセンターへ。CR2を2本とチェキのフィルム(ポラロイド)を1個。高けぇなぁ相変わらず。でもお手軽にポラロイドが撮れるので、こういうワイワイした時には重宝します。次にファストパスを取っていたバズ・ライトイヤーのアストロブラスターの時間になったので向かいます。ファストパスってすごいねぇママ!並んでいる人が可哀相に思えてくるよママ!何言ってるのさっきプーさんとスプラッシュマウンテンでさんざその可哀相な人の役回りだったでしょ?と一人乗りツッコミを脳内で消化しつつゲームスタート。光線中を標的にぶち当てて点数を競うという、ディズニーランドにしては珍しく射幸心をあおるアトラクション、バズライトイヤー。撃ちまくりのジョイスティックで回転しまくり僕ら。結果は・・・あれ、何点だっけか。24,000点だったか、42,000点だったか。そんなもんでした。遊園地部部長の面目躍如。4人の中ではTOPでしたよw気がつけば19:30。お城もキレイにライトアップ。そしてそう、パレードの時間です。真ん中の大通りでは、既に何重にも列が出来上がっていたので、僕らはトゥモローランドからお城へ抜ける通りの端っこに陣取りました。携帯電話の呼び出し音でお馴染みのエレクトリカルパレードの曲が流れ始め、もうため息しか出ない、色とりどりの鮮やかで煌びやかなフロート(山車)の行列。それらを取り囲むように、追いかけるように行き交うパフォーマー。ディズニーランド、やっぱりすごいわ。再び泣きそうになりました。若い頃の僕ならもう帰宅の時間ですけど、もうすぐ30才。夜10時まで遊びます。パレードあけの猥雑とした城下の広場を抜け、シンデレラ城ミステリーツアーへ。実は。。。あたしココ初めてでした。んでも初めてじゃないみたい、だってもうこの内容は耳にタコができて蛸壺になるくらい聞かされていたんだもん。だから、あえて来ることもなかったんですが、みんなについて行って初めて入りました。ノリのいい若い子(修学旅行生じゃないな、でも体育会系のにおいがした笑)たちがいたおかげで、お兄さんもノリノリでしゃべるしゃべる。勇者の男の子も、最初はグズってたけどノリノリでしたよ、最後は。ここからラストスパート。まずは木馬。回転木馬。キャッスルカルーセルに3人をのせ、僕は保護者の日曜日パパよろしく写真撮影。上手く取れたかどうかはお楽しみ。つぎにアリスのティーパーティ。目が回ることに異常な恐怖心をもったニラ君はパスして、KさんとO君が1カップ、その隣のカップに私が乗りやっぱり写真撮影。これも、上手く取れたかどうかは後日のお楽しみです。ガラガラに空いてしまったホーンテッドマンション、こんばんわ~!と元気よく声を掛けるも頭にコウモリの亡霊が乗っかってしまったお姉さん方は、暑そうな表情ひとつせず「いらっしゃいませ」とテンション低めにお出迎え。声のトーンも聞こえるか聞こえないかくらいです。夜の暗さも相まって、良い具合に良い雰囲気。まぁ、世間一般のお化け屋敷とちがって、楽しむことイチバンですから怖いことはひとつもなく。やっぱりこのお姉さんに会いに来たような感じです。可愛いなぁ。。。時間は夜9時。よし、ラストだ何乗るよ?ってことになり。スプラッシュ?スペース?ここはやっぱり!ビックサンダーでしょ!?ってことで再びウエスタンランドへ。40分待ちと表示されていたけど30分くらいで乗れ、夜のビックサンダー山はライトアップされていて一段とキレイのの~とやっぱりのほほんとコースターに乗って。アトラクションは終了。ワールドバザールのリフレッシュメントコーナーで、ポテト&ドリンク、だっけか?ホログラムのフォルダーに入ったドリンクの上にポテトがのっかったものをみんなに振る舞ってどんと払い。お疲れさまでした。Kさんはここから30分後にはウチに着く、という台詞に男どもがブーイングをとばしつつ、ハチミツとクローバーに出てくる葛西臨海公園の観覧車(僕は勝手にハチクロ観覧車と呼んでます)を眺めつつ、舞浜から帰路につきました。う~ん、たいそう遊んだ気がするけど、精神力を使うアトラクションが無かったせいか足は疲れてるけどカラダは疲れてませんでした。それよりも楽しかった。フリーパスがやたら高いけど、まぁそれも仕方がないかと思わせてくれるだけの「魅せる」テーマパークです。今度はぜひ、未だ足を踏み入れたことのないシーの方に行きたいと思います。しかし、何でイッツアスモールワールドとエレクトリカルパレードで泣けたかなぁ。それだけが謎。