津軽半島夏景色2004?
ま、ボクの場合、そこそこ永く生きてますからネ。 ちっと記憶の糸口さえ見つけてしまえば、 BLOGネタなんてゴッソリある訳でして..... って、無意味に強がってみたりしながら、 アレコレ記憶の底をマサぐっているうちに出てきたのが アブ! そう、ハエっぽいけど血を吸う嫌なヤツです☆ 5-6年前?の夏の青森で、川沿いの林道を上がって行き、 それなりに道幅のあるところにクルマを停めて、 川遊びの身仕度を始めたら.....アブです! どこから集まって来たのか、100匹以上のアブがッ! いえ、もしかしたら98匹かもしれませんけど、 とりあえず、クルマの周りはアブだらけなんですョ! 血を吸うのはメスだけらしいですから、 まとわりついて来るのは全部メス? つ-ことは、空前絶後のスーパーモテ期? ったく、アブにばっかりモテたってしょうがねぇ...... とか言ってる場合じゃなくて、 手足をバタバタさせたり、クリンビューを吹き付けたって 逃げやしないでブンブンブンブン....五月蝿くまとわりつきます。 (いつもはカタカナだけど、この場合はやっぱこの漢字だよネ☆) ただ、ヤツらは熱いものに魅入られてるみたいで、 クルマからちと離れてみたら5、6匹しかついて来なかったので どうにか仕度を終え、釣りキチセットを持って川に降りたんですョ☆ 川に降りてしまえば、もうついて来るヤツもいなくなり、 時々出会うハグレモノのアブには邪魔されるものの、 順調に川を遡ってイワナくんやらヤマメちゃんやらに チョコチョコ遊んでもらって..... 3~4km釣り歩いたところで、川から林道にはい上がると、 ゲッ、またしてもブンブン........と思ったら、 今度は赤トンボの大群の真っ只中です! トンボがいっぱいいると、蚊がいなそうな気がするし、 トンボは噛まなし血も吸わないから、 ウザいけどまぁいいや!って トンボを引き連れてクルマに向かいます。 2-3時間経ってるからエンジンも冷めて アブ軍団は解散してるだろうなぁ..... って期待しながらクルマの見えるあたりまで下ってきて、 ふと気付いたら..... あ~ら不思議!どんなマジックを使ったんだか、 いつの間にか赤トンボがまるっと アブに入れ替わってるじゃないですか! 肌が露出してるところは顔、首廻りと手だけなので、 どんだけフォワードが多くたって ディフェンスできないことはないだろ! って、タカをくくっていたら..... ヤツらってばペラいシャツの上からも、 平気で噛みついてくるじゃないですか! こりゃたまらん!と小走りでクルマに戻り、 ゴム長のまま乗り込んで、そそくさとその場から逃げ去ったのでした。 はい、もちろん2-30匹のアブもいっしょに乗り込んでて、 車内をブンブン飛び回ってるのを振り払いながらの林道ドライブです。 ちと離れたところで窓を全開にしたって、出て行きゃしません。 ただ、走行中は車内が強風状態になるからか、 ヤツらにしてもブンブンしてる場合じゃないようで、 すっかり大人しくなりましたヨ☆ 宿に戻ってクルマを停めたところで、活動を再開する様子もないので、 しっかりとあちこち見てまわると、 フロント、リアウインドウの下を中心に、そこいら中にアブの死骸が! ウインドウ下のヤツらは、強い日差しでアッチッチになったダッシュボードで ロースされたからなんでしょうけど.....床やシートの上のヤツラはなぜ? ん?もしかしたらボクってば強烈な有毒ガスを発したっけ? 確かに時として殺人的なニオイに熟成されてることはあるけど..... そんな死因はともかく、死骸を車外にポイして片付けて、 その日の川遊びは幕を閉じたのでした☆ で、翌早朝、今度はあらかじめ身仕度と釣りキチセットを完全に準備し、 気休めチックな虫よけスプレーをふりかけて、 再び戦いの現場に向かったのは言うまでもありません! はい、懲りないヤツです。ま、そうそう行ける場所じゃなかったですしネ☆ って、何でいきなりアブを熱く語ってんだョ!って話ですよネ。 うん、そう、WC.....いえ、トイレじゃない方ネw (そういや、トイレをWCって表示してるの見なくなったなぁ.....) そう、あのブブセラのノイジーな音を聞くたびに、 アブの大群に囲まれた あの、暑い津軽の夏の日を思い出すのですョ。.