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カテゴリ:帝国
すこしおくれてやってきた朝刊は、隠れるようにポストの底に沈んでいた。よほど予想外だったのだろう、とってつけたような駄文な記事と見出しが並ぶ。可笑しかったのはテレビ欄だ。予定された狂騒の特集番組が一瞬にしてかき消え「差し替えられてしまって」いた。負けると、とたんに「沈黙」してしまう、このニッポンマスメディアの滑稽。半世紀たって尚、みずからの国家の仕掛けた愚かな戦争を真正面から見つめることのできない國らしい、といえばいいか。
日本・豪州戦の直後のE組の、米国を3-0でくだしたチェコのロシツキー選手(25)が放ったミドルシュートの鮮烈さが、睡眠不足の味噌とまぶたに焼きついたのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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