カテゴリ:ダソクダブン
うちの近所は、祝日に国旗を掲揚してる家が多い。なぜか、道路を隔てたヨーロッパ系(国籍は知らない)のおじさん夫妻も、昔から日の丸の旗を立てている。折しも運動会シーズンということもあり、傍の学校で流している「君が代」なんかも風に流れて入ってくる。ま、ありきたりな風景ですな。
で、買い物に出かけてみると、今度は道端で拡声器持って旗立てた方が「アメリカ最悪、9条守れ」なんてアジってる訳です。それが大体例外なくおばさんかお婆さんだったりして。これもまたいつもの風景ですよな。 本日はこのコラボのお陰で、「感じ悪いんで国旗や国歌を別のにしようや!(意訳)なんて話もちらほらと挙がってた時期有ったよな。」てな事を思い出したりもしましたね。そういうのって、「人の嫌がることは止めましょう」みたいな教条主義と、バッタ屋の「偽閉店セール→新装開店」というか「人生リセットして新しいワ・タ・シ」のような安直さが感じられるもので、個人的には賛同しづらい案件だな。どちらかっていうと、昔のことを忘れたがっているのは「変えたい」人達なのかもしらん。都合が悪くなったら再度変更すればオッケーなんてことは、まさか考えては居らんだろうがね。 そんなんで熱く討論してる場面にもたまに遭遇したりするんですが、大概いまひとつピンとこない。なぜかというと、その殆どが、どちらも「自分が正しくないことに我慢できない(BYクンデラ)」に終始してしまっているように思えてしまうからなんですよね(これは内容に限らず何にでも当てはまることなんですが)。まれに和気あいあいとした雰囲気で紳士的に続いていく場合もあるんですが、これもまだまだ並行線を維持してるだけで、本当の目的に到達したとは言えない段階だな。お互いにどうにもならないことをイヤというほど思い知ってとことんガックリし無力感に打ちのめされた後、自らと信じていたものとを笑い飛ばすと同時に愛することが出来たとしたら、初めて次の展開というものが見えてくるんじゃないかね。 なんてことを思ったりした。明日には忘れてる話のような気がするので、とりあえずここに保存しとく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.12 10:01:28
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