アタマのカラザ

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• クラフトエヴィングのウソホント

  クラフトエヴィング商会の「すぐそこの遠い場所」（晶文社）を風呂で読んでました。今月、ちくまから文庫が出たみたいですね。この本は、架空の国「AZOTH（アゾット）」についての事典という設定で、アゾット旅行記である「クラウド・コレクター」の兄弟本です。併せて読むとより一層楽しめますよ。本屋だと「ファンタジー」っていう括りになってるんですが、ありものの神話だとか伝説に寄りかかったタイプのが好きな人だと「はて？」と首を捻るような、まさに「雲を掴む」ような取っつきの悪いものかもしれません。それほどに「奇妙な」設定。以前「太陽」っていう雑誌に連載されてた「じつは、わたくしこういうものです」っていうシリーズがありまして、うちには「チョッキレストラン」の回が偶々残ってました。"レストランに来た客は、料理でなくチョッキを選ぶ。そうすると、選んだチョッキに合わせた料理が出てくる"そんな料理店を営む夫婦の話です。そんなような「架空の職業」を営む方々へのインタビューという設定のシリーズなんですが（写真付き）単行本では、更にモデルとなった人達の「本当の」インタビューが加えられてます。（ホントにホントなのかは謎。）ここらへん「アゾット」にも共通してるんですが、こういうことされると虚実っていったいなんなのかさっぱりわからなくなってしまうんですよ。そこが面白いんですけど。「現実」とは「認識」にすぎない。そんなの当たり前のことですけど、忘れっぽいわたしたちですからそんなことはスッポンと抜けきった頭で日々暮らしてるんだなあっていうのを自覚するのには最適かもしれません。装丁や写真も美麗なので、出来たら文庫でなく大型本を選んで頂きたいなとも思うところです。

  2004.04.22

• 5・4・3・2・1

  サンダーバード実写版完成しましたね。http://www.apple.com/trailers/universal/thunderbirds/で、情け容赦もなくQuickTime版を紹介するわけですが。そういやサンダーバードプラモの箱絵って小松崎茂画伯だったんですよねえ。邦画でもキューティーハニーとかデビルマンとかキャシャーンの実写版が出ましたけど、オリジナル世代の「夢を形に」なんでしょうかね。ついやってみたくなるのは世界共通なのかも。この先３０年ぐらいしたら、どんな作品がリメイクされるんでしょうね。「遺伝子組み換え生物でポケモン実写版」なんてのは有りそうですが「AKIRA」なんかだとちょっと怖いな。

  2004.04.20

• テレビつけっぱなし

  LALATVで、「ジェイミーのラブリーダイニング」おっ今日はタイ料理だねでもキッコーマン使ってるじゃないかドリンクがマンゴーラッシーってのはインドだろおいおい塩ラッシー嫌いなのかよ例の石臼また使ってんなおい、などとツッコミを入れつつ楽しく見てまして、楽天の方のぞいたりしてなんか書こうとしてたらいつのまにか番組が「うさたまが斬る！SEX AND THE CITY」に変わってて、気が付いたちょうどその時「う」さんが「結婚するなら絶対ゲイがいいですよ、っていうかわたしの夫もゲイなんですけど」って言ったタイミングだったりしたもんでつい気がそっちの方に行ってしまいなおかつ続きはチャンネルを変えられてしまったのでさっぱり分からないので意味もなくお手上げ状態といったような有様でおります。どーでもいいけど「う」は「た」の130％くらい顔でかいぞ。本日は全てに降参、じゃおやすみなさい。　

  2004.04.18

• いや～映画って本当に

  いいもんですがそれはそれとして。マイク水野晴郎・「シベリア超特急５」主演監督脚本演出etc.が撮影中に骨折。でも撮影はギプスと注射で続行。７２歳でアクションシーン撮ってるんだから命がけ、まさにライフワークですね。（って、そんなんでいいのか？）とにかくどうぞお大事に。カルト映画としての人気の方が上がっちゃったもんで、期待に応えようとして無理しすぎたんでなければいいんですけどね。「一週間前に背骨を圧迫骨折していたことが判明」って、もう凄すぎます。しかし、なにがなんでも６のラブロマンス撮り終えるまでは爆走し続けるんだろうな、マイクは。映画に私財を投入しているという話を昔聞いた気がしますが、全編そうだったらかなり凄いことですね。あの福耳のおかげだったりもするんでしょうか。どうでもいいことですが、水野晴郎をイメージすると、いつも関根勤が先に出てくるんです。妙な刷り込みをどうにかしたい。話は戻って、シベ超のテーマは一貫して「平和を訴える」だそうなんですが、「突っ込みどころ満載で笑いがいっぱいの映画」であるという点では当に的を射たものであると考えます。そんなところまで計算づくかと思わせるところまでイってしまった作品を、大マジで作り続けられるっていうのも、羨ましいというかなんというか、「才能」なんだろうなあと思います。これ、１で終わってたら絶対「バカ映画」の一言で終わってたはずですから、まさに「継続は力なり」ですよね。ここ特に見習いたいところです。しかし、これだけ褒めてるのに金払って観る気はしないのはなぜだろう。あの目付きのせいなのか？笑っていても笑っていないようなあれ。上手く言い表せないんだけど軽部アナとも通じるあの感じ。単なる気のせい？水野晴郎ドットコムhttp://www.mizunoharuo.com/

  2004.03.18

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  本屋の客足は景気のバロメーターなのだろうか。

  「経済と文化は車の両輪」、Ｑさんこと邱永漢が書いてました。だから片っ方だけで突っ走ることは出来ないんだそうです。中国の「上海書城」という大型書店の賑わいを見て経済成長を確信したそうですが、日本を振り返ってみるといかがなもんでしょうか。そういや、本屋が多い町っていうのは賑わっているところが多いようにも思えます。こういうのも何か関係あるんでしょうか。個人書店の品揃えっていうのも、それぞれの趣味嗜好が如実に反映されてたりしてなかなか面白いですよね。普段は大型書店かアマゾンでしか本（雑誌以外）を買わないんですが、面白いものが見つからなかった時に「そうだ、あそこ行ってみよう」と足を運ぶ本屋が駅前にあります。そこも売れ筋が多いとこなんですけど、そんな中にひょこっと曲者が平積みになってたり趣味本のシリーズが全部揃って置いてあったりするとこがなんともいえずワクワクしてしまうところなんです。目当ての本の横に、更に面白そうなものが置いてあったりする時が多いのって、もしかして配置がむちゃくちゃ上手いのかもしれないな。反対に、だんだん品揃えがコンビニと一緒になってきて週刊誌とかマンガ、成人誌中心になってしまうと、これはもう末期症状で一年持たずに潰れちゃってますね。書店とかレコードショップ、レンタルビデオ屋なんか全部ひっくるめてセレクトショップになるか大型店になるかの選択をしていかざるを得なくなっていくんでしょうね。いや、どの業界も同じか。好きな本屋の番外編ですが、昔よく通った軽井沢の古本屋、ここの品揃えは凄かった。二階が店なんですが、そこに上がるまでの階段にも無闇にいろんな本雑誌が山積みで、段ボールに入れっぱなしのもたくさんあったんですが、そこで手に入れた５０年代のニューズウィーク誌数冊と、トリスブックひと揃え、Ｑさんの「西遊記」初版単行本２冊なんかを見つけた時は思わず踊っちゃいました。安かったし。今でもあるかは不明ですが、駅から歩いてちょいちょい、「アトリエ・ド・フロマージュ」っていうチーズ屋さんの並びに有りました。ここの「フロマージュ・フレ」っていう生チーズも旨いです。これジャムかなんか入れて食べるといいんですよ。生チーズ好きの皆さん、クワルク喰ってる場合じゃないですよ。全然違いますから。近所に量り売りの店なんかもあるので取り寄せてまで買わなくなっちゃいましたが、たまに現地まで食べに行きたくなったりもします。場所が作る味っていうのもあるからなのかも。ここの焼きチーズケーキとコーヒーのセット、また頼みたいなぁ。と、話が逸れたところで本日はお終いです。ではまたね。HIQhttp://www.9393.co.jp/

  2004.03.08

• ずるずる

  スパゲッティーはアルデンテ、もはや常識になっちまいましたね。伊丹十三の「女たちよ！」エッセイ集なんですが、最初のトピックがこれ、「スパゲッティのおいしい召し上がり方」なんですよ。１９７５年第一刷なので約３０年前、日本には「茹ですぎ」で「ふわふわ」の「和風炒め饂飩」しかなかったんですねぇ。当時の”スパゲティナポリタン”に代表されるような「日本人」の「貧乏たらし」い「模倣」が彼のダンディズムに反していた、ということなんでしょうね。でも自分的には缶ミカンと一緒に弁当にちょこっと入ってたりするとひそかにうれしいんですけど。そういや生まれて初めてアルデンテのスパゲッティを食した時、「煮えてない！」と思ったっけな。味覚ってのは不思議だ。他にもご教授下さってるのがアヴォカド・生ハム・カマンベール・・・すっかり普及しましたね。日本の食パンがまずい・・・のは変わってないな。で、なぜか泉麻人のコラムを今更読んだような読後感でした。なぜかしら？

  2004.02.22

• むちむち

  ジェイミーのラブリーダイニングというとんでもないタイトルの番組があります。しかし内容は面白いですよ（とフォロー）。楽しく適当になんとなくおいしそうな料理を作ってみる番組です。出演はイギリス人のシェフ、ジェイミーオリバー。ニックネームは「裸のシェフ」（といっても裸で料理するわけではありません）。ヌーベルイギリス料理界のスターシェフでもあります。１９７５年生まれの彼、ルックスも売りの一つだったはずなんですが、３０前にして既にむちむちむちむち太ってきてます。見るたびに一回りずつ大きくなってる。そういえば「食いしん坊万歳」の歴代食いしん坊も、一日に何件も収録があるせいで例外なく太ったらしいですね。 確かに毎回ものすごくカロリー高そうなもんばっかりなんで、完食してたらマラソン選手並みの摂取量だと思うんですよ。最近ますます巨大化していくジェイミー君に目が釘付けでもうなんだか料理どころじゃなくなってしまってます。次のシリーズでは一体どこまで大きくなってくれるんだい、ジェイミー？公式ＨＰhttp://www.jamieoliver.com/日本の公式ＨＰhttp://woman.nifty.com/jamie/index.htmジェイミーのラブリー・ダイニング、LALA TV でオンエア中。

  2004.02.20

• 鳴神・俊寛その後

  04/2/19の後日談です。いやいや４階までぎっしり満席だったそうです。最後のカーテンコールには団十郎本人も顔を出したそうで、「そこが一番盛り上がるところかい！」と、思わず突っ込みたくなってしまいましたが、とにかく母親は喜んでました。で、ちょっと訊いたところ* 衣装は着物、ずらに隈取りで歌舞伎準拠* 姫の早変わりも有り* 場面転換が回り舞台なのも歌舞伎風* 音響が素晴らしい* 俊寛のボロ服が洋式の立体裁断になっている* 客の掛け声はなかった（最後の「ブラボー」はあった）* 席でものを食べないせいか客層がなんだか上品に思えた* 仕事帰りの人が多かったようだ* 外人はそんなに多くない* 着物の人もいれば普段着もいた* 女性が演じても違和感はなかった* クロークに荷物を預けると帰る時が大変だそんなことを言ってました。・・・再演しないかな(笑)。母親は後日「大蔵復古館」に「源氏物語絵巻（？）」も見に行ったらしい。毎日病院通いしてるのに映画は月に何本も見てるし、詩吟の稽古なんかもやってる。忙しいんだかヒマなんだかよく分かんない人だ。さらに、なんの足しになってるのかもさっぱりわからんぞ。

  2004.01.31

• ケーブル漬け。(僅かに訂正あり)

  一日のテレビ視聴時間、地上波を１とすればケーブルは１０～２０っくらいかな。別に元を取りたいが為ではないんですけどね。最近世間より半歩以上遅れて生きてる気がします。■よく見るディスカバリーチャンネル（訂正：ディスカバリーもよく見るんだけどこっちは系列の「アニマルプラネット」だった。）、本日は寒いとこの話。～北極にいるアザラシって、水中ではヒゲで音を聴くんだって。感度は猫の１０倍、すごいね。肺呼吸だから水中にずっと潜っているわけにはいかなくって、時々氷に開いた穴から顔を出して息継ぎするんだけど、各自１０カ所ぐらい「マイ穴」を確保してるらしい。～～ホッキョクグマはアザラシを食べるんだけど、その「マイ穴」の前でず～っと顔を出すのを待ち続けてるわけ。一週間に一回ぐらいしか捕獲に成功しないらしいんだけどね。アザラシは足音が聞こえれば逃げることが出来るけど、じっとされてるとダメなんだって。なにしろ外が見えないし匂いもわかんないからね。～*見てるとやたら豆知識が増えます。でも生活の役には立たない。ここのチャンネルの「クロコダイルハンター」っていうプログラムをよく見るんですよ。単に時間帯がテレビ点ける時と被ってるだけなんですけど。ワニと戯れる男性の逃げっぷりがやたらいいもんでなんとなく。この前生後一ヶ月の息子（多分）と共演してたんだけど、右手に子、左手にエサでワニを挑発してたりしたもんで案の定クレーム続出だったらしい。首座ってないからか？いやいや(笑)。

  2004.01.20

• 痒いところに手が届く、他

  歌舞伎を見に行くと、「イヤホンガイド」っていうのがあるんですよ。俳優の紹介とかあらすじの解説とか、いろんな情報を舞台と同時進行で流してるんです。貸出料は５～６００円ぐらいなんで、一度試してみると面白いですよ。外人向けに英語の解説なんかもあります。オペラだと電光字幕っていうのがあって、こちらもセリフとか解説が流れる。日本ならではの至れり尽くせりのサービスって感じがします。これってどっちも同じ会社が製作してるんですってね、知ってました？各劇場にオペレーターが付いて、舞台のタイミングに合わせて音声/字幕の送り出しをしているそうなんですが、アドリブが出たり、突然演出が変更になったりするとむちゃくちゃ大変でしょうね。幸いにして音声の方はデジタル対応になったようなので、リールをパニクって巻き戻すような事は無くなったみたいですが。で、オペラと歌舞伎の話。どっちも、「コンサートと演劇とファッションショーと美術展を一度に見たい」っていう贅沢な人の為に出来たんだろうな。とにかく金がかかるし人手もかなり必要。生で見る贅沢ってのはこれらに勝るものはないんじゃないかと思います。そこはどっちも一緒。「オペラと歌舞伎の不思議な関係」というタイトルで、小泉内閣メールマガジンの１１０号に團十郎の特別寄稿があったので紹介してみます。http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2003/0918.html 「よくわからんが、オペラと歌舞伎は似てる。（適当に要約）」じゃあ、どこが違うかっていったら、そこはやっぱり「嘘」の質だとおもうんですよ。とてつもないデブチンの小母様が可憐な少女だったり禿げたおっさんが颯爽とした騎士だったりってのも、しわくちゃの爺さんが麗しいお姫様ってのも、両方「楽しむ為のお約束」なんですが、どっちが有り得ないかって言えば、「爺さんの姫」でしょう？詳しくは知らないんですがオペラでそこまですっ飛んだ配役っていうのは無いんじゃないかと思います。そうなった経緯というのは確かに有るんですが、歌舞伎のヘンテコな約束事を「そういうもんだ」と楽しめる日本人って面白いと思います、はい。それから、「コール」と「弁当」。「待ってました成田屋」ってのもうまいタイミングで言うのにはそれなりの年期がいるようですね。ああいうのって普段から練習してるんだろうか。まあそれはいいとして客も舞台の一部になれるっていう参加する楽しみ（プラス精進の楽しみ）と、飯まで一緒に頂いてしまう欲張りなところ。ここらへんの「緊張ーリラックス」の絶妙なバランスとかてんこ盛り感がいいんですよね。そんなこんなで市川団十郎演出のオペラ「鳴神／俊寛」、今月の1/30と1/31、2/1に初台の新国立劇場で上演。http://www.nntt.jac.go.jp/season/s214/s214.html 「歌舞伎風オペラ」になるのか「オペラ的歌舞伎」になるのか、もしくは出来損ないのキメラになるのか。前評判はいいみたいですが、どうなるんでしょうか。「コール」が出るのかどうかにも非常に興味が有ります。どうせならトーマス・ノヴォラツスキー演出で「フィガロ」歌舞伎座上演っていうのもやってもらいたいもんですね。場所が歌舞伎座と違うから解説は字幕のみで、イヤホンガイドは多分無いんでしょうね。（そういや「椿姫」、今度パルコ劇場で美輪明宏主演のが有るようですが。時間が許せば行きたいと思ってます。*決して怖い物見たさではない。）余談：どうも、うちの親が「鳴神・俊寛」を見に行くようだ。歌舞伎はよく見るが本格的なオペラは初めてらしい。積極的に感想を求めるつもりはないが、大方「素敵だった」位だろうと予想。でもコールの件だけは確認しとこうかな。

  2004.01.19

• フリスビー三世を真似てみる

  全てのブライアンの為に口笛を吹きます。(whistle)(whistle)(whistle)Always Look On The Bright Side Of Life.

  2004.01.18

• 

  NEMOのDVDを観た

  超レアグッズを楽天で発見。赤・黄色・青の子供用傘限定販売。残は各１。わたしは買いませんがすぐに誰かが買うでしょう。・・・っていうか早速売り切れみたいですね。子供がちゃんと使ってくれるといいな。→３Ｄ＆擬人化→→リアル３Ｄに戻す→→デフォルメ→→どこから見ても最も遠い所に位置しているのがこれ←←キャラを寄せる←←平面化←→バリエーション→ニモのポスター・ぬいぐるみ・ダイカットクッション・バスミトン（←なんだこりゃな造形）。本家の顔をよく見るとソバカスがあります。例によって米アマゾンで購入。注文から一週間ほどで届きました。$17.99、送料含めて$23ほど。ＶＨＳはなぜかＤＶＤより高くて $20.99。・・・肉付きが魚じゃないです。リージョンコードが日本と違うので（アメリカは１、日本は２）、リージョンフリーＤＶＤ機を持っていれば見られます。パソコンでも新しいのだったら多分大丈夫。で、２枚組です。おまけがたくさん入っていて楽しいですよ。タコです。・・・祭りです。・・・・・・箱入りです。２００３年１１月４日発売DISC1:ワイドスクリーン：映画と同じサイズですね。フランス語とスペイン語の吹替は入ってなくて字幕のみ。字幕はセリフだけじゃなくてシチュエーションの説明や効果音なんかもカギ括弧付きで入ります。「二人とも」とか「スポン」「パシン」「ゲホゲホ」とか。・・・・・・ドリー。「魚のぬいぐるみ」っていうのもなんだかおかしなもんです。こちらもソバカスあり。Disc2: フランス語とスペイン語の吹替字幕つき。アメリカカナダ用ってことですね。声の感じはフランス語のレイ先生が妙にはまってて受けた。ピクサーの人達、ものすごくテンション高いです。インタビューもやたら長い。ピクサーの社長（←訂正：社長はジョブス）、ジョン・ラセター（左）詳しいことは台湾版の説明に書いてあるのでどうぞ。次作は何と「超人特攻隊」だ！台湾じゃ父の日のある８月にぶつけて公開してたんですね。ＤＶＤの発売もアメリカと同時ぐらいかな。おまけ画像はディズニー・ピクサーのサイトでも見られます。亀の子劇場予告編のトレイラーは、どこも自国語を使っているはずなので、比べてみるとなかなか面白いです。ちなみに前作で一番笑ったのはイタリア。ピクサーhttp://www.pixar.com/ ディズニーhttp://www.findingnemo.com/ オーストラリアhttp://www.disney.com.au/disneyfilms/findingnemo/ エスパニョール「BUSCANDO A NEMO」http://www.disney.es/FilmesDisney/nemo/ フレンチ「LE MONDE DE NEMO」http://www.disney.fr/FilmesDisney/nemo/ ドイツ「FINDET NEMO」http://www.disney.fr/FilmesDisney/nemo/ イタリア「ALLA RICERTA DI NEMO」http://www.disney.it/Film/nemo/ ノルウェイ「OPPDRAG NEMO」http://www.disney.no/DisneyKino/nemo/韓国（ハングル読めません）http://www.disney.co.kr/video/nemo/index.html

  2003.12.20

• 久しぶりの映画館

  あいかわらずセレクトは人任せ、ということで。「ファインディング・ニモ」見ましたよ。主人公が感情移入の難しいキャラクターであるところの「魚」ですから、どんなもんじゃいと思ってましたが、まあまあオッケイ。自分が「お父さん」だったらもっとよかったんだろうな。水をＣＧで表現するって大変なことなんですが、これって全編水ばっかりじゃないですか。こういうの正気でやるとこが凄いです。いろんな水とその動きを楽しませてもらったんで、それだけでも見てよかったと思うところです。水の微妙な感じはテレビの画面じゃよくわかんないと思うんで、映画館で見たのは大正解でした。もったいないことにスチルじゃ全然跡形もなくなっちゃってますね。残念だったのは字幕でなくて吹き替えだったところ。憲武、キャラのイメージに沿った人選なのは分かるけど、あまりにも「素」すぎて物足りなかったな。室井滋で、ドリーが「おばはん」になってたのには笑えた。以降プチネタバレですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここの作品って大体どっかにキャラクターがカメオ出演してるじゃないですか、今回本作中ではバズライトイヤーしか発見できませんでしたが、他になんかあったのかな。エンディングでは前作のぎょろ目ちゃんが泳いでましたが。恒例のＮＧ集は、マンネリ打破のために敢えてカットしたらしいですね。次作のヒーローもの、どんな話かさっぱり見当が付きません。その次は車の話みたいですね。製作者の皆さん、がんばってぶんまわしてください。ビバ・ピクサー。追加：「Ｍｒインクレディブル」も、歯医者のシーンでカメオ出演あり。（パンフレットより）

  2003.12.08

• 訛っとるんだが

  外国映画やらで、「東北弁」や「関西弁」でしゃべる人が出てくるのって、なんか変。でも、時代考証無視のセリフとかは別段気にならないというのが不思議。なんでだ？

  2003.12.07

• 本当に「なんにもなかった」のか？

  ２１世紀のニューウェーヴはいつ来るんだ？知らないうちにケラ（デブすぎ：ナゴムギャルも今じゃ似たようなもんだろう）が映画撮ってたんですよね。タイトルは「1980」、間違いなく確信を持って「駄作」だと言えます。それこそがあの時代だったわけで、悪い意味じゃあありませんからね念のため。テクノと不良とぶりっこが同等に扱われてたっていうのも今考えたら凄いことだよな。で、映画なんですけど、端役もなかなか豪華らしいですね「悪いトモロヲ」とか、「はまりすぎのミッチー」（1969生まれ）とか是非見たいですね。ほかにも下らなすぎるほど念入りな時代考証がされているらしいので、重箱の隅をつつく楽しみもあります。むしろＤＶＤの方が見る価値あるかもしれません。ホントにねぇ、わけもわからずあせりまくってたんですよね。追い立てられてるっていうかそんな感じがして。まあ、あんなもんだったんでしょうねぇ。でもなんで、こんなのつくったんでしょうねぇ。あのころって、みんな一生懸命スタイリッシュで滑稽で真面目でおもしろかったんですねぇ。う～ん、年取ったな。初期衝動カモン。「1980」公式サイトhttp://1980-movie.jp/

  2003.12.06

• すべてのどうでもいいがわたしだ

  ニコルソン・ベイカーのA Box of Matches、日本でまだ出ていないのかな。彼のファンサイト気に入っている既刊「中二階」エスカレーターに乗ってから降りるまで。原題：The Mezzanine「室温」赤ん坊にミルクをやり始めてから終わるまで。原題：Room Temperatureつづく。

  2003.12.01

• 邦題を勝手に考える。

  とうとう携帯で映画が見れる時代になっちゃいましたね。さて、最近は都心のロードショーにはほとんど足を運ばなくなってしまったので、専ら家のちんまりした画面でＤＶＤを見るばかりの日々を過ごしております。ということでたまには新作でも見に行くかと某映画系情報サイトを散策して参りました。「タイトル見ただけだと、内容がさっぱりわからん」そうでした、もうとっくのとうに「原題＝カタカナ」派が主流になってたんでしたよね。邦題がつまんなくなっちゃったのって、なぜなんでしょう。昔と比べて英語の理解力が上がってるからって訳じゃないと思うんですけどね。「KILL BILL」は、「ビルを殺す」で、「上司に復讐！殺し屋は未亡人」。「UNDERWORLD」は「下の世界」で、「女吸血鬼対狼人間」。「PHONE BOOTH」は「電話ボックス」で、「閉じこめられて追いつめられて」。「BAD BOYS 2 BAD」は、「悪い奴らあまりにも悪い」で、「続・マイアミ刑事（デカ）」センスまるで無し、ごめんちゃい。ちなみに華語表記だと《追殺比爾》《妖夜尋狼》《電話亭》《重案夢幻組2》。チャイニーズセンス万歳。

  2003.11.28

• 四字成句写真展レポ＜敬老の日にちなんで＞（改）

  何もしないつもりだったが、急に思い立って新宿へと出向いた。思ったより多くない人出にホッとしながらも、相変わらず騒々しい家電屋の呼び込みに少々辟易。だが年齢が上がった所為かキャッチに完全無視されたのは残念というか「あ～そういうことなのね」。夕方になって急に黒雲が湧きだし、ぽつぽつと雨。ずぶぬれにならない内にと駆け込んだのが新宿高野ビルだった。エレベーターに向かいつつ「久しぶりだし、暇つぶしにブラブラ見て回ろうか。おや、新宿は２０日から祭りがあるのだな」などと見たまんまを垂れ流している久々の遠出で頭も体も少々お疲れ気味の私のやや充血した目にさりげなく「オランウータン」の写真。そしてその下には「四字成句写真展」の文字。疲れボケの頭にいきなりカツが入る。わけわからん、これは面白そうだ。「そういえばコニカサロンは高野に統合されたんだっけ、展示のブースが３つあるんだな何点くらい出してあるんだろう」閃いたにしてはいまだダダモレ状態のまま、それでも「オランウータンと四字成語」になんとか導かれ、やっと来た小ぎれいな６人乗り程度の狭いエレベーターに乗り込んだ私のボタンを押す指は急かすように「４」を連打していた。（地下で買い物するんじゃなかったのか？）時間は６時を回っていた為、修理受付の方は既に閉じている。清楚な受付嬢に軽く会釈をして真っ直ぐ「ギャラリーＢ」へと進む。会場の入りは「まあ、時間も時間だし」といった感じ。年輩の男性が数人、熱心に見入っていた。受付の女性（同人の方だろう）に目録を頂く。「フォトクラブ　古希同人」１７回目の展示会。メンバー全員が７０歳以上の写真集団なのだそうだ。それぞれの写真の下には名前・タイトルの他に年齢の表示も。９０歳越えてる方がいたのには驚いた。早速懸案の「オランウータン」の前に。タイトルは「思案投首（しあんとうしゅ）」。なるほどねえ、小首を傾げて両手を交差させ、ちんまりと座っている「森の人」に、自分を重ね合わせてみたのもあったのかなぁ。そんなに困ってるようにも見えないところも、茶目っ気があっていいなぁ。きっと子供とか孫に愛されている人なんだろうなぁ。メインの目的が片づいたので、ゆっくり鑑賞を始める。サイズはカラー・半切りに統一されているので非常に見やすい。目録を見ると、２１名の方が２作づつ出品している模様。年輩の方の作品というと「風景」だとか「花」ばかりを連想してしまうが、この展示では他にも「海外」あり「社会」あり、テーマはそれぞれの個性溢れるバラエティに富んだものであったことにまず驚いた。また、きついロケハンや長旅が予想されるもの、ここぞというシャッターチャンスを待つ忍耐が必要だと思われるものも多く、その気力と体力、行動力に感服した。「正当派」から「ユニーク」まで、漢字４文字で表現するタイトルも様々であったが、このセンスは、若者にはちょっと真似出来ないだろうなと思った。「絲雨彩傘（しうさいさん）」「拈華微笑（ねんげみしょう）」これ一発で変換できる人がいたら教えて下さい。漢字というものは本当に奥深いものなのだなぁと再確認。最近の教育では漢文がおろそかにされているなどと聞くと非常に残念に思う。印象に残った作品・「温泉三昧」写真家・児島昭雄氏　季節はおそらく冬、温泉に入り、その所為でもなく顔を赤くしているニホンザル一頭のバストショット。素人考えだが完全防備の上かなりの望遠、足場をなんとか確保して三脚で現場待機、かなり難儀だっただろう。作品の方はといえば、言うまでもなくピントはバッチリ、紙焼きもご自分でなさったのだろうか赤の発色が非常にきれいで印象的。オランウータンとは逆のやり方で、人生の酸いも甘いも噛みしめたように見える皺いお猿にユーモアと愛情を、そして見る人へそれぞれの思いを喚起させるようし向けている。プロッつうのは心憎いもんですね。その他にも・公園で遊ぶ親子連れ、ベビーカーが映っているからまだ１，２歳だろう子供にお父さんがコンパクトカメラを向けている。家族団らんを映しているのはもしかして「ひいおじいちゃん」？・遠くに見える富士山と、干した布団に寄っかかって談笑するカップルの後ろ姿。日本の未来はそう悪くない？全体を見て。スポーツ写真に代表されるようなダイナミックさや瞬間的なインパクトこそ無いが、後でじわじわ効いてくる。（ま、シャッター速も人生のテンポと肉体の変化に合わせて当然変わってくるのだろうし、ごく自然にそうなっているとした方が正しいのかもしれないけど。じっくり向き合うには、いらちな若者時代より年輪を重ねてからの方が適しているのかもね。）キャンプファイヤーや花火ではなくいろり端の雰囲気といったところか。また、対象に踏み込んでというよりはむしろ一歩引き、自分のエゴから離れたところで包括して対象を捉えるというスタンスを多くの作品から感じとった。それを踏み込みの甘さと捉えれば「不足・欠点」になるのだが、計算ずくのあざとさを感じさせないほどほどの間合いというのはなかなか真似ようとしても出来るものではなく、人生の年期もまた腕のうちなのだなあと思う。計算されたものであるならまた別の意味ですごいが。技術的にはバラバラな印象を受けたが、「表現したい」という情熱がいつまでも湧き続けているというのは凄いことだと思った。メンバーの皆さんが、来年も元気で新しい作品を発表してくれることを大いに期待している。 第１７回四字成句写真展コニカミノルタプラザ・ギャラリーＢ9月10日（水）～9月19日（金）am10時３０分～pm7時、最終日pm3時まで入場無料＊まだ何日か残っています。新宿にお出向きの際は是非足を伸ばしてみて下さい。きっと元気が出ると思います。

  2003.09.15

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