思いがけず消息を知る。
本日、在庫の問い合わせを受けたところ、相手がはるか昔の学生時代のバイト仲間であることに気づいた。相手は自分が誰であるかということに全く気づいていない。さて、と思ったが、ことさらに知らせて懐かしむような間柄でもなかったので、結局そのまんまで終わった。「君は僕を知らないが、僕は君を知っている」という状況は、結構愉快なもんだな。そうかそうか、まだ同じ会社で働いているんだ。自分で小説なんかを書いてて、クリエイティブな仕事がしたくって代理店に入って、今は銀座で庶務やってるんだ。大変だね。結婚はしたんだろうか。君に熱あげてた人間多かったよな。話し方も随分きちんとしてきたけど、部分的にタメ語になっちゃうのはまあ昔とそんなにかわんないかな。ぷぷぷ。などと思いつつ、つつがなく業務終了。電話を切った後で、ちょっとだけ昔が懐かしく思えた。そして幾分の寂しさが都合3秒ほど残った。そんな帰り道、電車でおニューのサンダルの色違い履いてる人を発見!というのはどうでもいいことですが、とりあえず今日はそんな日でした。