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イタリアいなかまち暮らし

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2009.03.26
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カテゴリ:イベント


先週は夫の父親の誕生日だった。今まで夫の家族の誕生日というと、電話でおめでとうだけ言って何もしなかったり、誕生日のために集まっても、結局普通の日曜日と同じだったりしたんだけど、今回は大きいパーティを開こうということになった。
別に年齢が切りのいい数字ってわけじゃないんだけど、たぶんなんか普段しないことをやってあげたかったのだろうし、自分もしたかったんじゃないかな、夫の妹(以下「妹」)。

妹夫婦の家(大きい)に親戚呼んでの20人のビュッフェ立食パーティになった。彼女からそういう相談が3週間くらい前からあって、夫も乗り気になった。妹家とウチでそれぞれビュッフェ料理を用意することに。

イタリア人って何度も書いてきたように、食文化はかたくなに食べなれたものしか食べず、気難しいところがある。特に夫の出身の村のようなド田舎の小さな村はひどく、夫の同世代(40代)の友人など中華料理さえ食べたこともない、一度食べたけどおいしくなかったなんてのはざらだ。いや、ひいたよ、マジ。イタリアの中華なんて半分イタリア料理なのにね。
脱線するけど夫の同級生たち、20代前半で結婚して子供は3人、4人、他の町に住んだこともないとかいう人が何人も・・・。

それでも!夫によると実はイタリア人、結婚式みたいにおよばれで出されたものは意外ときれいに食べるらしい。要はタダメシは食っとけってやつ?そういえばうちらの時もカルパッチョが出たけど、食っとったぞみんな。南イタリアでは生の牛肉は人気ないらしいのに。
クリスマスも夫の家族、夫のいつもとやや趣向の違った料理(日記参照)でも喜んで食べてたし。

今回は立食パーティだけあって、クリスマスよりさらにもう一歩冒険してみた。

・しゃぶしゃぶ。豚肉だけ。ゴマだれで。
・焼き鳥(サテーっぽいのと日本の焼き鳥っぽいの両方)。たれつきと塩のみで焼いたの。サテー風にピーナッツソース添えて。
・タンドーリチキン風に味付けしたアロスティチーニ(羊の串焼き)。
・ローストビーフ
・生ハムとグレープフルーツ、ルッコラ、リコッタセッカ、黒オリーブのサラダ。オリーブ油とバルサミコ酢。
・スティックサラダ。フィラデルフィアチーズのディップとツナマヨディップで。

あと、お好みで何でもつけてって感じで、ワカモレソース、メキシカンなサルサ、グリークソースも用意した。

こう並べたらばりばり外国料理に見えるけど、タンドーリ風アロスティチーニ以外は、ソースを付けるかどうかは本人しだい。何もつけなきゃただの塩味、塩味=イタリア料理、でしょ?(笑) 生ハムとグレープフルーツのサラダは最初からイタリア味付けで、グレープフルーツが入るのがちょっと変わってるってだけだし。ちなみにこのサラダの構想はネットで拾ってきた。

私のアイディアで料理やソースにはそれぞれの国の国旗をつけた。まあここまで転換した料理に国籍もないけど、パーティーのお飾りってことで。国旗はプリントアウトして串につけた。国旗の下にソース名を手書きした紙切れも張った。
こういういろんなソースって、イタリアでは全般にあまり受け入れられてないというか、そういう習慣がないから、夫がいろいろ紹介してやろうと張り切って作ってた。

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お菓子作りが得意な妹は、チーズとマッシュルーム入りクレープ、ホウレンソウのキッシュ、マッシュルームのタルト、アスパラガスのフリッタータ、サンドイッチ、カプレーゼ、野菜のグリルなどなど盛りだくさんの種類の軽食を準備してくれた。もちろんデザート何種類も。
それにしても全体に肉が多すぎない?お年寄りが多いのにいいのか?と夫に何度も確認したけど、いいんだって。ま、イタリアではお年寄りのほうがむしろ肉好き、若い人のほうがダイエットや健康志向で肉敬遠してるかも。

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しゃぶしゃぶは、イタリアで買ったカセットコンロがあるので持っていってビュッフェテーブルに置いた。(白菜が手に入る人、うちに持ってきてください。鍋しましょう。・・おそいか) さすがにコンブ出汁は使えないからと、夫はわざわざ鶏ガラでスープを作っていって、その中で肉を茹でた。ごまだれは練りゴマに醤油とかマヨネーズとか出汁とか何度も味見しながら適当に混ぜて作った。

薄切り肉は肉屋でもスライサーで切ってくれる(フリーページ、薄切り肉)けど、妹家にもスライサーがあるから塊で持っていって、2時間ほど冷凍庫に入れ、パーティ直前に切った。
イタリア家庭には結構このスライサーってのが普及している。(ていうか夫も前のレストランから業務用のを持ってたんだけど、新しい法律で事故防止用のなんか部品を取り付けなきゃ店で使っちゃダメなのと、肉を扱わなくなったのとで、今は実家のガレージで排気ガスにまみれてる)

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しゃぶしゃぶをサーブする相方。そうそう、説明する前にフェイントで薄切り肉を生ハムだと思って皿にとる人がいた(義父(笑))。イタリア人にしゃぶしゃぶを出そうと思ってる人そこんとこ要注意です。

最初の計画では各自でやってもらうつもりだったけど、やり方を見せるうちに相方がしゃぶしゃぶしてみんなの皿に入れたげるという形に。適当に列が切れたところでやめたけど。
同時にゴマだれもかけてあげたけど、断る人はいなかったし、みんな「おいしい」って喜んでた。みなさんSALSA DI SOIA(醤油)って勝手に名前変えて呼んでたけど。日本のソースっていうとSALSA DI SOIAが有名だからかな。一人必死でSALSA DI SESAMOだよ!って叫んでたけど聞く耳持たず(笑)。
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生ハムとグレープフルーツのサラダも、グレープフルーツだけよけて食べられる、なんてことは起こらなかった!店ではちょっとでも変なもの入れるとよけられる。野菜と魚混ぜても野菜だけよけられるのに。

ローストビーフはローストビーフじゃなく牛肉のタタキになってるんだけど(どんなシェフだ、夫)、やっぱりちゃんと減ってたし。

焼き鳥の肉はやっぱもも肉だってことで骨付き(しかない)を買ってきて夫が皮をはいで骨をとって切って、私が串にさしていって・・・永遠に終わらんかと思った。80本くらい作ったかな。
暖炉で炭火で焼いたんだけど、夫のしゃぶしゃぶサーブがすんでから始めたので遅くなって、みんなが「おなかいっぱい。デザートが食べられなくなる」って言い出すので、全部は焼けなかった。せっかく妹がよりを掛けて作ってくれたデザート、食べてもらえなくなったらそらいかんでしょ。
特に日本風焼き鳥とタンドーリ風アロスティチーニは後回しになって、ほとんど食べてもらってないので感想は聞けず(T_T)

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夫はこのサテー風焼き鳥(味付けなし)ばかり焼いてた。日本風のネギマも作ったのに写真無し。最後にちょっと焼いたけど、焦がしやがったから。ただしたれつきは焦げやすいから、たれ無しばかり焼いてて同じ感覚で同じ火加減でタレつき焼いちゃうと焦がすんだね。

ピーナツソース付けて配った。これも大方の人は受け入れてた。
このピーナツソース、相方が担当したんだけど、トマトなんか入れちゃったから全然ダメ。相方はどっちかっていうと、「本格レシピを追求した正統派」よりは、その場その場で気の向くままに変えたり、イタリア人向けに和らげたりする改善派なんだけど、ときどきこういう「何がしたいのかわからないどっちつかずな味」ができてきちゃうんだよな。みんなの反応も、食べることは食べるけど特に「これおいしいねー」と言われることはなかったよ。





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Last updated  2009.03.27 04:01:34
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