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カテゴリ:旅行・レジャー
まあまあ親しい若いお客さんから、キャンプのお誘いがあった。
Scapoliという町で Festa della zampognaという、イタリア産のバグパイプのお祭りがあり、近くに湖があるので畔に勝手にテントを張ってバーベキュー、というもの。 Scapoliはロッカラーソに行く途中、アブルッツォに近いモリーセ内にある。ここから車で1時間半くらいか。 夫は「タダで外で寝れる」と飛びついた(洞窟ハウスに飽き飽きしているから) 土曜日、臨時休業して行ってきた。 行ってみると20人くらいの大グループが、各自のテントを用意してきてた。バーベキューとかタープとかライトとか飲み物とか、すべて必要なものは幹事が用意していたので、私たちはテントと寝具が必要なだけ。幹事、ありがとう(幹事カップルのうち、女性の方がきびきび働いてたのがイタリア的?) お肉とビールだけは一緒に買いに行って割り勘。野菜も他の飲み物も全部幹事もち。私ら焼肉ソースちょこっと持ってっただけなんで、ちょっと悪かったかな。でも焼肉ソースは旨いとみんな喜んでくれたのでほっとした。 こういう湖畔。↓ ピクニック用の公園のようになってるのか、木のテーブルとベンチが設置されてた。トイレはない。野生で。 泳ぐ人もいた。水は青いけど透明ではない。水着は持ってきたものの私は透明でない水に興味ないので入らなかった。 洞窟ハウスを離れ、つかの間のシャバを楽しむ相方 問題はそこが「キャンプ禁止地区」だったこと。「キャンプ禁止、罰金あり」と森林パトロールの看板が立ってた。 そして夜、祭りに出かけた。 この祭りは、バグパイプを始め、地元の楽器を演奏する人が町の狭い通りを練り歩くというもの。楽器を持っている人が沢山うろうろしていて、いたるところで演奏が始まる。 演奏が始まると、周りの人がみんな踊りだすのだ。 その通りには屋台が並ぶ。屋台も郷土楽器ばかり。他には陶器の小物、アクセサリー、トリュフなど、地産品の屋台ばかりだった。カンポバッソでは祭りというといつも同じ中国雑貨、アフリカ雑貨の屋台で埋まっているので、こういう地産品屋台に限定した祭りもいいと思った。 広場ではコンサートが行われていた。みんな踊ってる。 動画があるのでリンクから。 これはタランテッラという、踊るときの民謡。ただし正確にはこの曲はタランテッラにバグパイプも用いたフュージョン音楽、だそうな。 コンサートはこのあとナポリ民謡(日本で言う「カンツォーネ」)やカントリーもやってたが、一番みんながのりのりだったのはこの曲だった。確かに血の騒ぎそうなリズム。 深夜、テントに帰ってきたが、朝に森林パトロールが見回りに来るというので、びくびくして、早朝にテントをたたもうかと言ってたものの、とても起きれなかった。幸い取り締まりはなかったが、もうびくびくしながら泊まるのは勘弁。トイレでないところに自分から出た廃棄物を置いて行くのもいやだし。 ここんとこ収入がないので安いレジャーを考えていたが、やはり野キャンプは厳しいかも。無料のキャンプ場がある日本(その他先進国)がうらやましい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.14 19:31:47
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