時にはイタリア人のように

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  弱冠

  　　　　昨日の問題「弱冠〇〇歳」という言葉がありますが、この弱冠とはなんさいのことでしょうか？1、17歳2、18歳3、19歳スイマセン、さくサクさんせっかく答えてくれたのに問題の設問間違えましたさくサクさんの言う通り20歳の事でした答えは20歳でした　　　　今日の問題「ＹＡＨＯＯ！」という検索サイトがありますがこの「ＹＡＨＯＯ！」とはある本からとっていますがその本とは何でしょうか？1、ガリバー旅行記2、トムソーヤの冒険3、赤毛のアンさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア弱冠〇〇歳という風に使われる弱冠ですがたまに弱冠18歳という使い方をしたりしますがこれは間違いで弱冠とは20歳の事をいいます古代の中国では三歳を「孩（ガイ）」五歳以下を「童」、七歳を「悼（とう）」十歳を「幼（よう）」二十歳を「弱」、三十歳を「壮（そう）」四十歳を「強」と呼んでいました このうち20歳の「弱」は冠をかぶって成人の儀式を行う事から20歳の事を弱冠というようになりましたしかし最近は成人式で馬鹿な事をする成人がいることを考えるといまは成人を25歳ぐらいにいた方がいいのかもしれません　　　　商家立花かなえさんの家は代々続く商家で、家には守り神である白い蛇の置物が置いてあります白蛇の置物は一番大きな奥の部屋に置かれて毎日食事が供えられています何故そんな置物を大事にするかというと先祖から「絶対に粗末にしてはいけない」と言われているからです初代の先祖は貫太郎といい、人は良いのですがあまり商売がうまいとは言えない人でしたしかし日頃から人の世話などを焼いて感謝される人で周りの人からは大変好かれている人でしたそんなある日一人の出入りの商人が貫太郎に買って欲しい物があると白い蛇の置物を持ってきました商人が言うには「この白蛇様に毎日お供えをすれば商売繁盛で困る事など起きません」そういうのです商人が提示した白蛇の値段は貫太郎が稼ぐ半年分の売り上げにも匹敵するもので、家の者は大反対しましたが貫太郎は困っている商人の為にその白蛇を買うことにしましたそれから商売が好転し、たったの一ヶ月で白蛇の代金分は儲けが出るほどでしたそれからも貫太郎は商売がうまくいき、他の商売に手を出してもことごとくそれが成功し一代にして大変な財産をきずいたのでしたその教えを守って二代目も商売が成功していましたが三代目の時にそれは起きました三代目は言われていた白蛇様の恩恵を信じずに粗末な扱いをするようになったのですそれからはまるで何かに憑かれた様に商売が傾き始め一年を待たずに倒産寸前まで追い込まれました困った家の者は三代目に白蛇様を頼るようにいいましたが迷信だとして三代目はいう事を聞こうとしませんでしたしかし家族の懸命の説得により、三代目はしぶしぶ白蛇様にお供えをして頭を下げましたその日の夜、三代目が眠っていると枕元に白蛇様の化身の女の人が夢枕に立ちました「こんど、私を粗末に扱うような事があれば　二度と助ける事はないからそう思え」というものでしたその夢枕がよっぽど恐ろしかったのか三代目はそれ以来仕事を使用人に任せて自分は一日中白蛇様に手を合わせていましたそれでも店は順調に成長し立花さんのおじいさんの代にはかなり大きな店に成長していましたしかし立花さんのお父さんが代替わりをしてからこんな事をいい始めました「私は白蛇様など信じていない、だからもうお供えも止める」と今は家族が父親の目を盗んでお供えをしていますがもしこれが止めさせられる様な事があったらと思うと怖くて仕方がありません何故なら二代目の時に「こんど、私を粗末に扱うような事があれば　二度と助ける事はないからそう思え」といわれたと同時に「もし今度があれば逆に家を滅ぼす事になるだろう」そういわれているからです　　　　この話し終わり

  2006/11/13

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  パスタ

  　　　　昨日の問題「パスタ」という食べ物がありますが、この「パスタ」の意味は何でしょう？1、細長い物2、練った粉3、茹でた麺練った粉 歯磨きチューブのペーストもパスタなんですよね（がもぴーさん）（その通りなんです）答え２の練った粉でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題「弱冠〇〇歳」という言葉がありますが、この弱冠とはなんさいのことでしょうか？1、17歳2、18歳3、19歳さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア パスタとはスパゲッティやマカロニの麺の総称なのですがパスタは英語の「ペースト」と同じ語源の言葉で練った粉全般をさしますつまり小麦粉を練ったもので作ったものは全てパスタとなりますこれに対しスパゲッティはイタリア語の細い紐を意味する「スパゴ」と考えられており、これが「スパゲット」に発展しこれが複数化して「スパゲッティ」となりましたマカロニは2006年1／30日に書いています　　　　放浪望月洋一さんは港町で父親から受けついだ食堂を経営していました小さな食堂だった為に母親と二人でやっていましたが母親が突然倒れて入院する事になりましたその為に店を一人で切り盛りしなければいけなくなり店の常連さんと「しばらく閉めようと思うんです」と話していると望月さんと同じぐらいの歳の青年が話しかけてきました話を聞くと、滞在期間を決めずに日本全国を周ってその土地でアルバイトをして生活をしているという事で彼は食事と泊まる場所さえ用意してくれれば給料は数千円で手伝うと申し出てくれました望月さんは渡りに船と申し出を受けて、母親が退院してくるまでという約束で手伝ってもらう事になりました彼は中岡と名乗り、今まで旅をした日本各地の事をおもしろおかしく話してくれて、常連のお客さんも彼の話がおもしろいと毎日来てくれるようになっていましたが彼は何故か自分の素性は一切話そうとしませんでしたそんなある日、不思議な事が起こりました閉店間際でお客もいなくなった為に彼には先にお風呂に入るように言って自分は店の片付けと暖簾をおろそうと表に出て暖簾をおろして店の中に入ると、女の人がドアを開けて「まだ、出来ますか」そう聞いてきました店の中に入ってもらい注文を聞き、調理しようと厨房にはいり料理が出来上がりテーブルまで持っていこうとするとその女の人の姿が見えませんでした（トイレ？）そう思いしばらくまっていましたが帰ってこないために（きっと帰ったんだろう）と料理を厨房に下げて片付けようとしましたその時、お風呂から出てきた中岡さんがそれをみて驚きながら「その料理はどうしたんですか？」そう聞いてきました女の人が注文だけして帰ってしまったことを言うと中岡さんは「スイマセンが今日で辞めさせて下さい」と言い出しました理由を聞いても話さない彼に「急に言われても困る」というとしぶしぶ彼は話し出しました彼が旅に出た理由は「彼女が追いかけてくるから、それも人間ではない」というものでした意味が分からないので詳しく聞いてみると彼には大学で付き合っていた彼女がいましたその彼女とは将来結婚する約束をしていましたが大学での勉強が忙しくて彼女の事を構う事が出来ませんでしたそんな時、友人から「中岡くん、浮気をしているから最近相手をしてくれていないんじゃないの」そう言われたみたいでひつこいほどに浮気の事を聞かれ始めました最初は否定していた中岡さんでしたが、あまりにひつこい為に「そうだよ、浮気しているよ、悪いか」そう言ってしまいましたそれからが大変でした「相手は誰？」「いつからなの？」等毎日電話や直接家にまで来ていい始めました段々と彼女に嫌気がさしていた中岡さんは本当に他の女の子と遊ぶことが多くなりそれを見た彼女は嫉妬のあまり中岡さんの部屋で自殺してしまったのですそれ以来、中岡さんの周りに彼女が出るようになり彼女から逃げようと旅に出たというのですしかし、旅先でも長い間一つの所にいると彼女が出るようになり出来るだけすぐに土地を離れていたそうなのです「ここにいると迷惑がかかる」と中岡さんはいいましたが近くの和尚さんに明日相談してからにしろというと中岡さんは納得したように部屋に戻りました次の朝、起しに行くと「勝手を言って申し訳ありません」という手紙が置いてありました和尚さんにその事を報告しに行くと手紙をみて和尚さんがいいました「本当に中岡さんは生きていたのですか？」と「何故ですか？」と聞くと今もって来た手紙を見せられましたその手紙を見てみると何も書いてありませんでした「彼はすでに殺されていて、彼女に追いかけられていると思い　死んだ後も逃げ続けているのではないか」そう和尚さんは言っていたそうです望月さんが家に帰り、彼の使用していた部屋を見てみるとそこには誰も使った後の無い布団が置いてあったそうです　　　　この話し終わり

  2006/11/12

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  リレー

  　　　　昨日の問題子供の運動会からオリンピックまで陸上競技などで行われる「リレー」がありますが、これは元々何の用語だったでしょうか？1、電気用語2、バドミントン用語3、狩猟用語（正解者無しでした）答え３の狩猟用語でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題「パスタ」という食べ物がありますが、この「パスタ」の意味は何でしょう？1、細長い物2、練った粉3、茹でた麺さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア子供の運動会からオリンピックまで陸上競技などで行われるものに「リレー」がありますが、この語源を探っていくと古代フランス語の狩猟用語に行き着きます猟犬は獲物を追い出したり主人の打ち落とした獲物を拾いに駆け巡りますが、犬も疲れてしまうと動きが鈍くなりますそのままでは狩猟が続けられなくなってしまう為にひかえの狩猟犬を狩りに連れて行くようになりましたこの控えの狩猟犬の事を「リレース」と呼びましたここから次の選手が待っている、控えているという意味で現在のリレーと言葉の語源に変化して行ったのでした　　　　スケッチブック三木たもつさんは絵を描くのが大好きな少年でした小学校でも中学校でも美術部に入りいつもスケッチブックを手放さず、時間を忘れて描き続けるような少年でそのかわりといっては何ですが、スポーツはまるで駄目で友達付き合いもあまりうまいともいえませんでしたある日、美術部の部室で絵を描こうとスケッチブックを広げると中には描いたはずの無い絵が描いてありましたその絵は風景画でとてもうまいものでしたその絵は同級生が描ける絵のレベルではなく犯人が誰なのかはわかりませんでしたそれから数日後、再び美術部の部室でスケッチブックを開けると別の風景画が描かれていました不思議に思っているとそれから毎日一枚ずつ鉛筆で書かれた絵が三木さんのスケッチブック描かれていきましたその絵は同じ村を描いているらしいのですが何処の場所かまでは分かりませんでしたしかし一枚の絵に場所を特定するようなものが描かれておりどうしてもその場所に行ってみたくなりましたいろいろと先生に聞いてみたり、調べてみるとその場所はそう遠くない場所だということが分かりました電車で1時間ほどの距離のへんぴな場所は山の麓にあり何故か懐かしい感じのする場所でした地元の人に色々と話を聞きましたが誰もその絵に関して分かるような人はいません日も暮れて来た為に帰ろうかと駅に向かっているとおじいさんが声をかけてきましたどうやら絵を見せて歩き回っている少年がいるという噂を聞いて捜していたようなのです「絵を見せてくれ」そういったおじいさんに絵を見せるとおじいさんは涙を流しながら家に招いてくれましたおじいさんは一人暮らしで「15年前に死んだ孫がいた」そう言いながら押入れを開けると押入れにはたくさんの鉛筆で描かれた絵がしまわれていましたその絵は三木さんのスケッチブックに描かれたものと同じタッチで描かれており、同一人物が描いたと一目でわかるようなものでした話を聞いてみるとタケルくんというお孫さんは非常に絵がうまい少年でおじいさんと二人で暮らしており絵の具も買えない為にいつも鉛筆で絵を描いていたという話でしたしかしタケルくんは15歳の誕生日を迎えるまでに病気で亡くなってしまいタケルくんは病床に臥せっている時も絵を描き続けて亡くなった時には描きかけの絵を残したままでしたその絵を見てみるとそれは一番最初に三木さんのスケッチブックに描かれた絵と同じ絵なのでしたたぶん絵を描き終えるまでに死んでしまった為に未練が残りその為に三木さんの所に出てきたのでしょうちなみにスケッチブックの絵は三木さんが無意識のうちに（のりうつられて）書いていた物だということが友達の証言からわかったそうです　　　　この話し終わり

  2006/11/11

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  ステテコ

  　　　　昨日の問題ひざ下までしかないズボン下の事を「ステテコ」といいますが最初に「ステテコ」という言葉を考えたのは誰でしょうか？1、漫才師2、落語家3、小説家2.落語家 いまだにはいたことありません。 （Dorikiさん）（最近はすっかりはく人が少なくなったような気もしますが） 答え２の落語家でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題子供の運動会からオリンピックまで陸上競技などで行われる「リレー」がありますが、これは元々何の用語だったでしょうか？1、電気用語2、バドミントン用語3、狩猟用語さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアひざ下までしかないズボン下の事を「ステテコ」といいますがこれは落語の世界に由来する言葉です*初代三遊亭円遊は文明開化から明治中期までにかけて活躍した落語家で、かれは寄席に出ると落語を披露するとともにこっけいな踊りを踊って笑いをとりましたこの時に半モモヒキ姿で踊った踊りの事を「ステテコ踊り」と名づけましたこれが大受けして、宴会の席などでもものまねされる様になりここから、着物の下にはく短いズボン下の事をステテコ踊りの衣裳に似ていることから「ステテコ」と呼ばれるようになりました*初代三遊亭円遊（1847-1904）ナンセンスな笑いの最初に開拓した人　　　　お経中岡正治さんの家はおばあさんとの同居で足の悪いおばあさんは自分の部屋からほとんど出ることなく食事も母親が部屋に運ぶので中岡さんがおばあさんと会うのも一ヶ月に一度あるか無いかという感じでしたしかし声だけは毎日聞いていましたそれというのもおばあさんは、朝6時になると決まってお経を読み始めるのですその為に中岡さんの家ではおばあさんのお経が皆の目覚ましがわりになっていましたそんなある日、おばあさんのお経の声が聞こえない為に家族全員が寝坊してしまう事がありました時計を見て思ったのは（もしかして、おばあちゃんになにかあったのか？）というものでしたおばあちゃんの部屋に行くと布団の上で真っ直ぐに背筋を伸ばして死んでいるおばあちゃんがいましたその後が大変で、警察が家に来ておばあちゃんの死因を調べたりお葬式の準備から親戚への連絡などおばあちゃんが死んだのを悲しむ暇も無いほどに忙しくすごしていました数日がたち、すべてが終わったときには家族全員が疲れて眠りにつき、次の日が休みということもありゆっくりとしようと話していたのですが朝6時になるとお経が聞こえてきました寝ぼけた頭で（今日もおばあちゃんお経を読んでいるな・・・・お経？おばあちゃんが？死んだはずだよな）ビックリしておばあちゃんの部屋に行くとそこには当然おばあちゃんの姿はなくお経も聞こえなくなっていましたそれから毎日お経は聞こえていましたが母親の「おばあちゃんの部屋を空けているから、おばあちゃんも　　　　自分の居場所があると思って成仏できないのよ」その言葉におばあちゃんの部屋に中岡さんが移る事になりましたその次の朝ことでした寝ているとお経が聞こえてきましたゆっくりと目を開けると枕元には仏壇に向かってお経を唱えるおばあちゃんの姿がありました布団の中からその姿を眺めていると不思議と怖くなくお経が唱え終わるのを待って「おばあちゃん」と声をかけるとおばあちゃんはゆっくりと振り向いてニッコリ笑い「正治、ばあちゃんもう行くね」そう言って消えて行きました両親に伝えようとドアを開けると両親がドアの前で立っていましたそして「おばあちゃん、でたのか？」そういうのでうなずいておばあちゃんのいった言葉を伝えると「そうか、おばあちゃん成仏したか、正治はおばあちゃんの　お気に入りだったからな」それからこうも言われました「おじいちゃんが死んだ後におじいちゃんが毎日現れるようになり　それを鎮めるためにおばあちゃんが毎日お経を唱えていたのよ　それとこれからはあなたがおじいちゃんとおばあちゃんを　鎮めるために毎日お経を唱えるように」そういわれましたそれ以後、中岡さんは自分が死ぬまで毎日6時にお経を唱える事になったそうです　　　　この話し終わり

  2006/11/10

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  ホタル

  　　　　昨日の問題サッカーで「ゴン中山」といえばジュビロ磐田のスター選手ですがさてこの「ゴン」とはある芸人の演じていたキャラクターからとられていますが、その芸人とは誰でしょうか？1、ビートたけし2、加藤茶3、志村けん1かなあ・・「鬼瓦権造」の事だと思うけど（goldykazuさん）１．たんすにゴンのゴンかと思っていましたが（Dorikiさん） （goldykazuさんバッチグーです、Dorikiさん私も最初　タンスにゴンからだと思っていました）答え１のビートたけしでした 説明中山選手のゴンというニックネームは「オレたちひょうきん族」という人気お笑い番組の中でビートたけしが扮装したキャラクター「鬼瓦権三（おにがわらごんぞう）」が当時の中山選手の顔つきに似ていたことから「ゴン」と呼ばれるようになりました　　　　今日の問題ひざ下までしかないズボン下の事を「ステテコ」といいますが最初に「ステテコ」という言葉を考えたのは誰でしょうか？1、漫才師2、落語家3、小説家さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア最近は都会では全く見なくなった物に「ホタル」がありますがこの種類の中に「源氏ぼたる」というものがありますこれを平家ぼたるがある為に源平合戦のように思っている人もたくさんいると思いますが実はこの名称は誤解から生まれたものなのです「源氏ぼたる」は本当は「験師ぼたる」と呼んでおりもともとは山伏の事を表していましたこれは大きなホタルの見事さをたたえる為に送られた名前でこれがいつの間にか「験師」から「源氏」に変化しましたこれに対して大きい方が「源氏ぼたる」だった為に小さいホタルに「平家ぼたる」という名前がつけられました　　　　雨の音梶木徹さんの話し梶木さんが幼稚園の時の事でした幼稚園から帰る時間になり他の子供達は母親が迎えにきましたがいつもの時間になっても梶木さんの母親は迎えに来ません母親が迎えにくるまで教室で遊んでいると先生が部屋に飛び込んできて、梶木さんの手を引いて先生の車に乗せられて着いた先は病院でしたそこには冷たくなった母親が眠るように横になっていましたその時の梶木さんには母親が死んだ事が理解できず駆けつけた父親に「何でお母さん動かないの？」そう言っていましたが母親がいなくなった事に気がつくのに時間はかかりませんでしたいつもの迎えの時間になっても迎えに来るのはおばあちゃん参観日や運動会など他の子には母親がくるのに自分にはいないおかあさん父親やおばあちゃんが自分に気を使っているのが分かり母親の事を口に出すことが出来ませんでしたこの頃にはすでに母親が死んだ時に降っていた時に聞いた雨の音が耳にこびりついて離れなくなっていましたその音は日頃は少しだけ聞こえるのですが何か母親に関係する事があると、まるで他の子たちの母親との楽しい会話をさえぎるように大きくなり他の音もすべて聞こえない状態になってしまいますそれが五年生になった時に雨音以外は何も聞こえなくなりましたただ友達が「今日はおかあさんとお出かけするの」その一言を聞いた瞬間でした（聞きたくない）と思った時から何も聞こえなくなりました父親に連れられて病院にいきましたが原因がわからずに数ヶ月の時が経ちましたすると雨音の中に何かの声が混じっているような気がしましたそれは何故か懐かしいような優しい声のように聞こえましたある日、昔のアルバムをひっくり返して母親の写真を見ていると雨の音が静かになっていくのが分かりましたその静かになった雨音の中からはっきりと声が聞こえました「徹、徹、私の声が聞こえる？　いつまでも母さんの事を考えないで　あなたは前を向いて歩いて」その言葉を何度も何度も繰り返すのです（お母さんだ、今でも僕の傍にいてくれたんだ）そう思ったうれしさとともに聞こえ続けていた雨音が消えていくのがわかりました「おかあさん、分かったよありがとう」そう口に出して答えると母さんの声はまるで安心したかのように聞こえなくなっていきましたその後、梶木さんは霊感が強くなり色々なものを聞いたり見えたりするようになったそうです　　　　この話し終わり

  2006/11/09

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  グランドスラム

  　　　　昨日の問題「四大大会制覇でグランドスラム」などで使う「グランドスラム」は何で最初に使われた言葉でしょうか？1、陸上競技から2、ルーレットから3、トランプゲームから（正解者無しでした）答え３のトランプゲームからでしたちょっとトリビア　　　　今日の問題サッカーで「ゴン中山」といえばジュビロ磐田のスター選手ですがさてこの「ゴン」とはある芸人の演じていたキャラクターからとられていますが、その芸人とは誰でしょうか？1、ビートたけし2、加藤茶3、志村けんさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「グランドスラム」といえばゴルフやテニスなどの四大大会をすべてをすべてを制した者のことですがこれはもともとはトランプゲームのブリッジで完全勝利を達成する事を言っていましたこれが転じていろいろなスポーツで使われるようになり男子ゴルフでは「全英オープン」「全米プロ」「マスターズ」「全米オープン」を生涯かけて達成することでテニスでは「ウインブルドン」と「全豪」「全仏」「全米」の三大オープンを一年で制することをいいますがこれは１９９９年にアンドレ・アガシが達成しましたが三十年ぶりの快挙だったために最近では生涯を通じて達成する事をいうようになりました　　　　ビルの屋上で柴田万見さんは派遣の仕事で、コンピュータのちょっとしたプログラムの手伝いをする仕事をしていました通いはじめて1ヶ月もたつと皆とも仲良くなり楽しく過ごして仕事をこなしていました仕事柄昼食の時間はバラバラになる事が多くその日も一人で買ってきた昼食を何処で食べようかと食べる場所を探していると天気も良かったので屋上で食べる事にしました屋上に上がるドアを開けると誰も人はいませんお昼の時間を過ぎていたのでいないのだろうとたいして気にする事もなく買ってきた物を食べ始めました周りを見渡すと何も無い屋上に三つほどのベンチがあるだけでした食べ終わり、仕事に戻ろうと立ち上がるとさっきまでいなかったはずの男の人が一人いるのが目に入りました（あれ、いつの間に入ってきたんだろう）そう思いもう一度ベンチに腰を下ろしてみているとその男の人は屋上の柵を乗り越え始めました（もしかして自殺？）そう思っているうちにその男の人はビルから飛び降りてしまいました驚いて駆け寄りビルの下を見てみると男の人の姿はなくすぐに仕事場に戻り皆にその事を言うと誰も信じていないようで笑われてしまいました実際飛び降りた者もいなかったために徹夜続きだった柴田さんは自分の勘違いだろうと思うことにしましたそして数日後、再び屋上で昼食を食べていると前と同じ男の人が現れましたそれも突然どこからか湧き出るようにして呆然とする柴田さんの目の前でその人は前と同じように柵を乗り越えて飛び降りようとしましたそれを見た柴田さんは思わず「飛び降りちゃ駄目ー」と叫んでいました男の人は振り向いてニコリと笑って前と同じように飛び降りましたしかし前と同じでビルの下には飛び降りた形跡はまったくありません仕事場に帰りその事を同僚に伝えると「絶対にそんなことは無いよ」そういわれました「何故絶対に無いの？」と聞くと「だって屋上へのドアはカギをかけてあって　屋上に上がれなくなっているから」そういわれました開いている、開いていないで押し問答になり一緒に屋上へ階段を上がっていくとそこにはカギが閉められたドアがありました「何度も屋上で昼食をとった」といっても信用されずそのドアにはもう長い間誰も触れていないだろうと思うほどにほこりがたまっていましたすると「屋上にはあがれませんよ」と誰かが声をかけてきました振り向くとそれは警備のおじさんでした警備のおじさんがいうには数年前に仕事に疲れた男の人が昼休みにふらふらと屋上に登りみんなの見ている前で屋上から飛び降りて亡くなったそうでそれ以来、屋上でその男の人の幽霊がでるという噂が出てビルのオーナーが変な噂はビルの価値が下がるとして屋上には上がれなくしたということでした何故あがれるはずのない屋上に柴田さんが上がれたのかは分かりませんが、もしかして男の人は誰かに飛び降りるのを止めて欲しかったからなのか、それとも柴田さんが本当に疲れてみた幻覚だったのか、今となってはわかりません　　　　この話し終わり

  2006/11/08

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  パンフレット

  　　　　昨日の問題広告や宣伝に使われるものに「パンフレット」という物がありますがこのパンフレットとは何処から出た言葉でしょうか？1、店の名前から2、車の名前から3、詩集のタイトルから詩集のタイトル （がもぴーさん）（まさか当たる人がいるとは考えてませんでした）答え3の詩集からでした　　　　今日の問題「四大大会制覇でグランドスラム」などで使う「グランドスラム」は何で最初に使われた言葉でしょうか？1、陸上競技から2、ルーレットから3、トランプゲームからさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアパンフレットといえば広告や宣伝や商品紹介などで使われますがこのパンフレットの語源は探っていくと詩集の名前に行き着きます詩人「パンフィレス」がラテン語の小冊子の詩集を作り自分で配って歩きました、この詩集のタイトルを自分の名前を少し変えて「パンフィレット」と名づけましたこの「パンフィレット」が小冊子だったことから小冊子の事を「パンフレット」というようになり最初に自作の詩を彼が配って宣伝したと言う事で宣伝の意味が現在でも伝わっています　　　　涙が出る理由長柄邦彦さんは変な体験を20歳になるまで続いていましたそれは眠って朝起きると必ず涙を流しているというものでした何か悲しい夢を見たような気もするのですがその夢がどんな夢なのかは全く覚えていません小さい頃は涙を出しているのを見て母親が心配して医者で診察してもらったりしましたが目に異常も無く何も心配ないと言われていましたそして15歳になった時になぜ泣いていたのかが分かりましたいつのもように寝床に入ると、その日は感覚が違いました夢に出てきた自分は農民のような格好をした30代の大人でした囲炉裏を囲んだ周りには男の人たちが並び村の集会のような事をしていました村長らしき人が話し出しました「このまま雨が降らんようじゃったら　　　　　　　　今年はもう米がとれんかも知れん」深刻な顔をした大人たちは溜息をつき長柄さんに話しかけてきました「五平の家は両親と子供が四人もおって大変じゃのう」（どうやらここでは五平と呼ばれているらしい）　「そうなんじゃ、このままじゃ　　　　　　　　一家全員飢えるのを待つだけじゃ」　（思ってもいない事を答える自分がいる）集会が終わり家に帰ると両親が暗い顔をして話しかけてきた「このままじゃ皆飢え死にじゃ、じゃからわしらを殺せ五平」「そんな事できんて」「やらにゃ全員おっちぬぞ」五平は（自分は）泣きながら両親を山に捨てにいくと近所の者は仕方がないと言ったそれでも雨が降らない為に日に日に田んぼが枯れていった食べ物もどんどんと底をつき始めていた子供達は病気になり一人、また一人と死んでいった「お父ちゃんおなか減ったよぉ　　　　　お母ちゃんおなか減ったよぉ」そう言いながらその後、嫁も痩せ細って死んでいった自分は食べる物も無く最後まで生きていたが死ぬ時に見た光景は周りが人の死体であふれている光景だった目が覚めた時にこれが涙の原因だったのだと思ったしかしその時はただの夢だとしか思わなかったその後、大学に入り歴史を研究した時に昔の飢饉の事を研究したその中にある村の名前が気になった今では名前が変わっているらしく直接見に行った駅を降りると懐かしい感じがした知らない町なのにドンドンと足が町外れに向かったある一軒の大きな家の前で足が止まったなぜか涙があふれてとまらなかったおばあさんが「何をしているんですか？」そう聞いて家の中に招き入れてくれた庭の見える部屋に通されたその部屋から見える庭には大きな松ノ木が植えられていたおばあさんが言った「大きな木でしょ、あれはこの家が建つ前からあるんですよ」その木の横にはお地蔵さんが置いてあったおばあさんは「そのお地蔵さんは昔このあたりで大飢饉があった後に　亡くなった人達の為に造られた物らしいですよ」そう言われた再び訪れる事を約束して帰り、しばらくしてもう一度訪れたすると不思議な事にあの家は無かったが大きな松ノ木とお地蔵様は残っていた近所の人に聞いてみるとそんな家は前から無いという不思議に思い松ノ木の前に立っていると前に来た時の住人のおばあさんの顔を思い出し驚いたその顔は自分から山に入っていった夢で見たおばあさん（母親）の顔にそっくりだったからだった何故かその日の夜からあの夢を見ることが無くなったまるで何かから心が開放されたかのように　　　　この話し終わり

  2006/11/07

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  ピエロ

  　　　　昨日の問題サーカスなどには「ピエロ（道化師）」が欠かせませんがこのピエロの原型の言葉は何処から出たのでしょうか？1、喜劇から2、歌劇から3、オペラから（正解者無しでした）答え1の喜劇からでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題広告や宣伝に使われるものに「パンフレット」という物がありますがこのパンフレットとは何処から出た言葉でしょうか？1、店の名前から2、車の名前から3、詩集のタイトルからさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアサーカスに欠かせない「ピエロ」の語源はフランスでは一般的な名前の「ピエール」の愛称がピエロなのですこれが何故道化師の名前として使われたのかというとルネッサンス期に登場するイタリアの即興劇に登場する召使役のぺドリアーノが元になっていますこのぺドリアーノはあわてん坊でおっちょこちょいな役どころでこれがフランスに紹介されて一つの役として洗練されていきましたやがてフランスの男子名のピエロを名乗ると人気が大爆発して道化師として定着していきました　　　　この電話番号は現在使われておりません高校生のちょっとした嫉妬からそれは始まった若林加奈子さんはクラスに好きな男の子がいましたしかしその男の子（貴俊）には付き合っている彼女がいましたその彼女とは加奈子さんの友達の美和ちゃんでした最初は何とも思っていなかった加奈子さんでしたが美和ちゃんの彼氏自慢を聞くたびに胸がかきむしられる様な感覚が大きくなり、気がついたときにはすっかり貴俊君の事が好きになっていました何とか貴俊くんと美和ちゃんを別れさせたいそう思うようになった加奈子さんは美和ちゃんに無言電話をしたり、不幸の手紙をかいたりして徐々に彼女を精神的に追い詰めていきました彼女が病院に行ったりしている時にさりげなく貴俊君に美和ちゃんの悪口を吹き込みます「美和は本当にいい子なんだけど手癖が悪くて　時々万引きした事があるらしいよ」とか「いままでに何人もの男の人と付き合っていた」とか自分が誰かから聞いたような風に貴俊君に話しましたこんな頃を繰り返しているうちに貴俊君の気持ちが美和ちゃんから少しずつ離れて行っているなと感じ始めた頃に追い討ちをかけました二人が話している時に加奈子さんはこんなことをいいました「美和って昨日別の高校の男の子と駅前を歩いてなかった？」当然身に覚えの無い彼女は「昨日は〇〇ちゃんと一緒に帰ったから行ってないよ」「あっそうなんだ、じゃあ私の見間違いだね」といいすこし焦ったような振りをするだけで十分でした貴俊君は日頃からの疑念から完全に気持ちが美和ちゃんから離れていくのが分かりました貴俊君とうまく行かなくなった彼女は無言電話と不幸の手紙に精神的におかしくなり病院に入院することになりました彼女は病院から、毎日友人達に電話をかけていましたかわいそうに思った貴俊君が美和ちゃんと寄りを戻すのを心配した加奈子さんは友人達にこういいました「美和ちゃんの母親から電話があり、彼女の精神状態が　おかしいので、しばらく彼女からの連絡があっても　携帯にでないでやってほしいといっている」と友人達はそういうことならと彼女からの電話に出るのをやめてしまいましたそして美和ちゃんは加奈子さんに頼るようになったのです美和ちゃんは毎日、何回も加奈子さんの所に電話をかけ加奈子さんもその度に優しい友達を演じていましたそんな事を2週間ほど続けて、思っていた事を決行することにしました加奈子さんは自分の携帯を解約したのです当然、美和さんが「この電話番号は現在使われておりません」の言葉を聞いて自分が避けられていると思いショックを受けて誰も信じられなくなるのを見越しての事でした次の日、学校いくと美和さんが自殺した話で持ちきりになっていました昨日の夜に誰かに電話をかけた直後に病院の屋上から飛び降りて自殺したというのですこの時、加奈子さんは「やりすぎた」という思いより「これで邪魔者がいなくなった」そう思いましたそれからしばらくたち、貴俊君に新しい彼女が出来たという話が加奈子さんの耳に入ってきました（私以外が彼の彼女だ何て許さない）再び美和ちゃんの時と同じ事をやろうと決心しましたそして新しい彼女の電話や住所を調べて嫌がらせを始めようと電話をすると受話器からは「この電話番号は現在使われておりません」の言葉が返ってきました（間違えた）と思った彼女は何度かけてもどこにかけても（友人など）「この電話番号は現在使われておりません」の言葉しか返ってきませんでしたそして気付いたのです「この電話番号は現在使われておりません」の後に小さな声で「お前だけは絶対に許さない」と美和さんの声が聞こえるのをそれから何があったのかは分かりませんが彼女はそのあと自殺したそうですことの詳細を克明に書いた日記だけを残して・・・・　　　　この話し終わり

  2006/11/06

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  本初子午線

  　　　　昨日の問題 経緯の本初子午線はイギリスのグリニッジ天文台を通る経線が世界でも採用されていますが、自国独自で本初子午線を設けている国があります、その国とは何処の国でしょうか？1、フランス2、ロシア3、オランダ1、フランス (777sugaさん)1、フランス かな？ (Dorikiさん)フランス (がもぴーさん)(私のイメージではわがままな国フランスというイメージです）答え1のフランスでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題サーカスなどには「ピエロ（道化師）」が欠かせませんがこのピエロの原型の言葉は何処から出たのでしょうか？1、喜劇から2、歌劇から3、オペラからさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア経緯の本初子午線はイギリスのグリニッジ天文台を通る経線が世界でも採用されていますが、フランスでは独自の本初子午線を設けて、自国の地図には独自の本初子午線を描いてあります1885年にアメリカのワシントンに25カ国の代表が集まり万国子午線会議を開き、グリニッジ天文台を通る線を万国共通の本初子午線とした時にフランスは納得しませんでしたそして自国内の地図にはパリを通る経緯を本初子午線としていますフランスはイギリスと仲が悪かったのでイギリスを通る本初子午線に納得できなかったのでしょう良いように言えば自国にプライドが持っている悪く言えばわがままな自己中心主義といったところでしょうか？　　　　神隠しまだ通信手段も確立されて無かった時代の東北の農村でこんな話があったと新聞で紹介された事があったらしい「10年前に山に入ったまま行方不明になった少年が　10年ぶりに村に現れる、10年前の姿のままで」と当時10歳の少年の作雄は友達と一緒に山に入ったが友達は無事で作雄だけは山から戻らなかった心配した村の者達は皆で山狩りをして捜したが作雄はとうとう見つからなかったという友達の孝太の話では、一緒に山菜を採っている途中に急にいなくなり、先に帰ったのだと思ったので村に帰ったら作雄は帰っていなかったという話だった村の皆は神隠しにでもあったのだろうと噂したが真相は分からなかったそれが10年経った時に作雄は当時と同じ服装で再び村に帰ってきた村は大騒ぎになりそれは新聞に載るほどだった最初は周りが知らない人ばかりで怯えていた作雄だったが20歳になった孝太と子供の頃の話をしているうちに自分が時を飛び越したとわかったのだろういなくなった時の話しを話しだしたその日、孝太と一緒に山菜を採りに行った作雄は孝太と別れて山菜を採っているとたくさんの山菜がある場所を見つけた、それを採って進んでいくとそれまで見たことの無い洞窟を発見した中はジメッとした嫌な感じで洞窟の中だというのに洞窟全体がボーッと薄暗い光を放っていたらしいその洞窟をドンドンと進んでいくと寒くなっていきその寒さに耐えられなくなった作雄は来た道を戻ることにして出て見ると孝太が何処にもいなかった仕方がないので村まで一人で戻って見るとそこには知らない人ばかりで困惑していると一人の男が大騒ぎをした、それが友人の孝太だった家に帰ってみると年老いた両親がそこにいたから作雄はさぞかし驚いただろう村の皆は作雄が帰ってきたことを喜び一週間の間宴会を続けた作雄から聞いた洞窟の場所がみんな気になったらしく作雄と一緒にその場所に行くことにした山に入り洞窟を探したが、何処にもそれらしき洞窟は発見されなかった為、明日もう一度探そうと皆家に帰った次の朝、皆が作雄の家の前に集まり準備をしていたが肝心の作雄が家から出てこなかった家の者の話では、昨日の夜眠った後に何処かに行ってしまったらしいそれから作雄の姿を見るものは無かったその話しは偉い学者の人が村の者の話を聞いて「皆で夢を見ていたんじゃないか」とか「作雄は洞窟で冷凍されて仮死状態で10年間閉じ込められて　その年の暑さで氷が溶けて蘇生したんじゃないか」とか色々な説を出したが、結局は何も分からなかったただ村の者は「神隠しにあって、一時的に家に帰らしてくれたんじゃないのか？」とか「霊道を通って10年の時を飛び越えた」とか「あの作雄は本当は霊だったんじゃないのか」という話が出たらしいが結局洞窟もみつからず、その後再び作雄が姿を現すことも無かった為にいつしか話題にものぼらなくなったというしかし村の中にはこんな事をいう者もいた「もしかしたら何十年後かにまた作雄が　ひょっこり帰ってくるんじゃないか　作雄を知る者がいなくなった後にでも」とその後、作雄に関する情報は何もないらしい　　　この話し終わり

  2006/11/05

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  アンカー

  　　　　昨日の問題最終走者の事を「アンカー」といいますがさてこの「アンカー」とは何の競技で使われたのが最初だったでしょうか？1、綱引き2、水泳3、玉いれ 1、綱引き　どっしり構えて動かないようにしている人（Dorikiさん） 綱引き 綱引きの一番後ろの人かな・ （がもぴーさん）（完璧に当てられてしまいましたねー）答え1の綱引きでした 説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題 経緯の本初子午線はイギリスのグリニッジ天文台を通る経線が世界でも採用されていますが、自国独自で本初子午線を設けている国があります、その国とは何処の国でしょうか？1、フランス2、ロシア3、オランダさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアスポーツなどで最終走者事を「アンカー」といいますがこれは最初に何から言われだした言葉かご存知でしょうか？もともとは「綱引き」が最初だったのです綱引きでは最後尾に体重の重い人をおいて、おもりの役目としますその存在が船の錨のような役割を果たすので綱引きの最後尾の人の事を「アンカー」（錨）と呼ぶようになりさらにこれが他のスポーツの最終走者のことにも転用されましたさらにニュースキャスターやテレビの司会などの呼称にもつかわれるようになったそうです（番組に重みをつける人という感じだったのでしょう）　　　　昨日の続き　　　　 夢と現実　後編次は奥さんだなそう思い奥さんを探していると私の彼女が怒っていたどうやらさっきの女の子と話しているのを見られていたようだ「どうしたんだ？」そう声をかけると「さっきの女、誰？」そう詰め寄られた自分を信じてくれない彼女にむしょうに腹が立ち「お前は俺が信じられないのか？」そういうと彼女はふくれて口を聞かなくなった思わず口をついて言葉が出た「信じられないならお前とはもう一緒にいられないな」そう突き放してその場から立ち去り奥さんを探した奥さんはラウンジでお酒を飲んでいた「どうしたんですか？」と声をかけると「主人が浮気しているみたいなの」と話してきたひとしきり話を聞き終わると聞いてみた「もし、まっちゃんが浮気していたらどうするの？　許してやる？、それとも別れようと思っている？」奥さんは少し考えて「別れる・・・」（この・・・は違うな）「本当に？」「・・・反省してくれたら考え直すかも」（奥さんはまだ冷静だから今なら何とかできるな）「奥さん、結婚してから何年？」「30年かな、結婚したのが私が16の時だったから」「それ以来一度も浮気らしいことしてないんだってね　会社でもワシはおかあちゃんを愛してるんやって　言ってたよ」「本当に？」「本当だよ」（これは本当に言っていた）「30年も夫婦やっていて今までそれらしい事がなかったのが　私にしたら不思議だと思うよ　一時の気の迷いで離婚してしまったら　30年の積み重ねが全部無くなって何も残らないよ　だからこの旅行中は何も言わないであげてくれる　私が話してみるから」そう言うと奥さんは頭を下げた私はその場を離れまっちゃんを捜したまっちゃんを捜している時に自分の彼女がロビーで座り込んでいるのを見かけた「何しているんだ？」「・・・・・・・・」「さっきはゴメン、言い過ぎた」「・・・・・・・・」「そりゃそうだよね、彼氏が違う女と話しているのを見て　問い詰めたら逆切れされたら怒るよな　でも本当に違うんだよ、それは後でちゃんと話すから　俺はお前と出会うのが運命で決まっていると思ってるから　お前が別れたいといわない限りは絶対に別れないから」そう言って抱きしめると彼女も抱き返してきた「ゴメン、まっちゃんを捜してすべてが終わったら　部屋に帰るから先に帰ってて」そう言ってまっちゃんを捜しに行ったまっちゃんは最初に話した場所でまだ悩んでいるようだった「まっちゃん」そう声をかけると死にそうな顔をしてこちらに振り向いた「どうするか決まった？」首を横にふり声を出さない（これはかなり煮詰まってきているな）「きっとこう思っているんだろうね　彼女の事は好きだ　でも本当にずっと一緒にいてくれるのか？　奥さんにも愛情は残っているし子供の事もある　自分ももう50代、あと10数年で定年するとその後どうする　とか色んな事を考えて動けなくなったんでしょ？」まっちゃんはウンウンと首をたてに振った「じゃあその動けなくなった所から動かしてあげようか？」まっちゃんは不思議そうな顔をしてこちらを見た私はさっき女の子と話した時にポケットに録音する機械を忍ばせて録音していた物をまっちゃんに聞かせたまっちゃんは黙ったままそのテープを聞き顔がみるみる青ざめていくのが分かった（これで奥さんの元に戻るな）そう思った時に目が覚めた（いやー本当みたいな話だったな、夢にしては　ドラマみたいな事をやっていたな）そう思い、それから1ヶ月ほど経った時にまっちゃんから電話があったひさしぶりの電話に色々と話していたが何か言い出せないようすが電話越しに感じられたその時、誰かが私の口を借りて話した「まっちゃん、あの18歳の女の子と別れたんだね」とまっちゃんはしばらく黙ったままだったが「ありがとう」と口にしてしばらく話さなくなった後で聞いた話によるとまっちゃんは本当に18歳の女の子に入れあげていたらしく、もう少しで後に引けなくなる所で私が見たのと同じ夢をみたらしいのですきっと、まっちゃんの守護霊が助けを求めて私とまっちゃんに同じ夢を見させたのでしょうだからあの時、口から「まっちゃん、あの18歳の女の子と別れたんだね」という言葉が勝手に出てきたんだと思いますまっちゃん夫婦は離婚することも無く孫まで生まれたそうで今でも幸せに暮らしています私も自分が彼女の事をこう思っていたんだと再認識できた不思議な体験でした　　　　この話し終わり

  2006/11/04

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  おこがましい

  　　　　昨日の問題ずうずうしいという意味などで使われる「おこがましい」という言葉がありますが、この「おこ」とは何のことでしょうか？1、中国の昔の地名から2、ずうずうしい事で有名だった人の名前から3、「おこ」という陶器の名前から（正解者は無しでした）答え1の中国の地名からでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題最終走者の事を「アンカー」といいますがさてこの「アンカー」とは何の競技で使われたのが最初だったでしょうか？1、綱引き2、水泳3、玉いれさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「自分でいうのもおこがましいですが」などで使う「おこがましい」という言葉がありますがこの「おこ」とは漢字「烏滸」と書きますこれは昔、中国にあった地名でこの地方では「猿楽（さるがく）」で有名な土地でしたしかしこの地方の「猿楽」は他の地方に比べて説明がくどかったらしいのですその為、説明がくどいのは芸としては無粋だとして一般の客にはあまり好まれませんでしたここから「烏滸がましい」という言葉が生まれ今のような「よくない」という意味に使われるようになりました　　　　夢と現実（これは私が見た夢の話）前編今から2年ほど前の話なのですが仕事で疲れて眠っているとこんな夢をみましたそれは以前(1年前に）一緒に仕事をした松本（まっちゃん）という50代の人の夢でしたまっちゃんは若い時から奥さん一筋、家族が大事という人で遊んだ事が一度も無いと本人も言っていた人でした夢の中で見たまっちゃんは、クラブのようなところで若いおねえちゃんとお酒を飲んでいました始めての経験に18歳の女の子にのめり込むのに時間はかかりませんでしたまっちゃんは女の子に色々な物を買い与えて自分に気持ちを向けさそうと必死のようでした（ここで一気に話は飛びます、夢なので）まっちゃんは家族旅行に彼女を連れて行き、別の部屋を取って泊まらせていました（何故かこの旅行に私と彼女も参加していました）奥さんもまっちゃんの浮気に気がついているらしく現場を押さえればという感じでした歳の離れた友として同僚として何とか今まで築いてきたものを失くさないように説得しようと考えた私はまっちゃんを別の場所に呼び出しました「まっちゃん、浮気はやめろよ」「ほっといてくれ、俺とあの子は相思相愛なんだ」「そんな分けないだろ、彼女は商売でやっているんだよ」「絶対にそんな事は無い」の一点張りで聞く耳を持ちません（これは若い時に遊んでいなかった人間が年を取ってから　嵌って家庭崩壊につながるという例の奴だな）そう思った私は理屈で攻めてみることにした「わかった、じゃあこれだけは言わせてくれ」「なんだよ」「1つ目は今まで30年かけて築いてきた家族をその子の為に　失くしてもかまわないと思っているのか？　2つ目はいまはあの子が好きだと言っているが　お金が無くなった後でも彼女は傍にいてくれると　思っているのか？　3つ目、これは予言だけど、私には1年もかからずに　彼女が傍から離れて行って、まっちゃんが四畳半に　一人寂しく座り込んでいる姿が見えるよ　（これは誰しも思うような事を言っただけ）　言いたいのはそれだけ、後は自分でちゃんと考えて　答えを出して」そうは言ったが悩んでいるまっちゃんはきっと今の段階では家族より彼女を選ぼうとするのが分かっていた後は奥さんと女の子に話してみようと思い女の子を呼び出して話してみるようにした呼び出し場所に来た女の子はまっちゃんとの事を悪びれるでもなく飄々としていた、挨拶をした後に私はこう切り出した「まっちゃんと別れて欲しいんだけど」彼女は笑いながら「あなたに私と彼の恋愛を邪魔する権利があるの？」（この手の女の子は相手から奪う物が無くなれば　去っていく典型だと思い言い方を変える事にした）「じゃあ、言い方を変える事にしよう、キミはプロだよね？」「それがどうかしたの？」「つまり得る物が無くなると次に行かなくちゃならなくなる」「それで・・・何がいいたいの？」「いま、奥さんが来ている事をしっているでしょ？」「知ってるけど」「まっちゃんの家では、お金は奥さんがほとんど握っている　つまり、今の時点でばれると何も取れなくなって　困るのは君のほうなんじゃないかな？」「・・・・それはそうだけど」少し考える彼女にたたみかけた「プロとしては賢いやり方じゃないよね　思わせぶりな態度でじっくり巻き上げるのがプロだろ」（この子の言動からプロ意識があると感じ　わざとプロ意識を強調して揺さぶりをかけてみる）少し考える彼女にもう一押しする「私はあの家族をこの旅行中に離婚させたくないから　　君に話しているんだ、君にとっても今、金ズルを失くすより　次が見つかるまで引っ張った方がいいんじゃないか？」（最初に恋愛だと言っていた女の子が金ズルだと言っても　　反論しなくなっていた）考え込む彼女にもう一押し「今は引いて金ズルを温存するのと、このままい続けて　まっちゃん夫婦がケンカして何も買ってもらえずに　手ぶらで帰る事になるのとどっちが得かなぁ？　もしかしたらホテル代も君が払わなければいけなくなる　かもね、それと私には君の考えが分からないから　どうするかちゃんと決めてね」そう言って女の子と別れた（きっとあの子は帰ることを選ぶなと確信した）　　　　この話し続く

  2006/11/03

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  ビッグベン

  　　　　昨日の問題イギリスの国会議事堂にそびえる時計台や、そこで鳴らされる鐘の愛称を「ビッグ・ベン」といいいますがこのビッグベンとはある人の愛称なのですがさてそのある人とは誰でしょうか？1、当時の首相の愛称2、ビッグベンの鐘を設置した工事主任の愛称3、こけら落としで行われたサーカスの人気者の愛称2、ビッグベンの鐘を設置した工事主任の愛称 （Dorikiさん）（工事した人の愛称がつくなんて、お茶目な国ですよね）答え2のビッグベンの鐘を設置した工事主任の愛称からでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題ずうずうしいという意味などで使われる「おこがましい」という言葉がありますが、この「おこ」とは何のことでしょうか？1、中国の昔の地名から2、ずうずうしい事で有名だった人の名前から3、「おこ」という陶器の名前からさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアイギリスの国会議事堂にそびえる時計台や、そこで鳴らされる鐘の愛称を「ビッグ・ベン」といいいますがこのビッグベンという愛称はこの鐘を設置した時の工事主任のサー・ベンジャミン・ホールという人の愛称からとられています最初は鐘の事だけをビッグベンと呼んでいましたがそれがいつしか時計塔含めて呼ばれるようになりましたこの鐘は重さ13ｔもあり、15分ごとに鐘が鳴らされます　　　　町医者町医者をしている轟さんが大きな病院を辞めて自分の病院を持った頃でした信用が無いせいか、あまり患者も来ないためにナースもいつのまにか妻一人になっていましたそんな時、一人の男の人が変な方向に曲った腕を引きずるようにして、病院を訪れました彼の風貌は暴力団風で身体は大きく筋肉質脱いだ服の下は胸のあたりに大きな傷がありました腕を治療し帰るときにその男はいいました「先生、ワシが来た事は誰にも言わないください」それは静かな言葉でしたが脅しているように聞こえましたそれから彼はたびたび訪れるようになりその度に彼の身体は傷つきぼろぼろになっていました理由を聞いても「聞かないほうが先生の為ですよ」そういわれましたある日、夜中に彼が訪れましたからだじゅう血だらけで、いつも寡黙な彼は傷が痛いのか一言も話しませんでした急いで身体を拭いて一番大きな傷を縫合すると彼は目をつむり気絶したようでした小さな町医者では治療に限界があるために救急車を呼ぶことにしました電話をかけにいき、帰ってくると彼の姿がありませんおかしいと思い病院の周りを捜し回りましたが彼の姿が見つかりませんでしたその次の日、刑事と名乗る人が訪ねてきました彼の写真を見せられて彼のことを聞かれました以前から時々訪れていた事と昨日もやって来た事を伝えると刑事さんは顔をしかめながら「実は2日前にこの男が刺されて死亡していましてね　司法解剖が終わって保管しておいた遺体が　昨日無くなってしまったんですよ　所が今日の朝になって遺体が帰ってきていたんです　刺された箇所がちゃんと縫合されててね　縫合の仕方がプロだったのでこの辺のお医者さん　聞き込みをしていたんですよ」そう言われました彼が何故最後に轟さんの所に来たのかはわかりませんしかし彼の出身が轟さんと同じだったからなまりが懐かしくて通っていたのかもしれません　　　　この話し終わり

  2006/11/02

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  スペイン

  　　　　昨日の問題 スペインという国がありますが、このスペインの語源はなんという意味になるでしょうか？1、ウサギの国2、ライオンの国3、キリンの国答え1のウサギの国でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題イギリスの国会議事堂にそびえる時計台や、そこで鳴らされる鐘の愛称を「ビッグ・ベン」といいいますがこのビッグベンとはある人の愛称なのですがさてそのある人とは誰でしょうか？1、当時の首相の愛称2、ビッグベンの鐘を設置した工事主任の愛称3、こけら落としで行われたサーカスの人気者の愛称さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「スペイン」という国の語源を調べてみると「ウサギの国」という名前に行きつきますフェニキア語でウサギという意味のシャファン（shaphan)が語源とされているからですこれはフェニキア人の子孫であるカルタゴ人が紀元前6世紀頃にイベリア半島に入植した時に野ウサギの大群に悩まされ作物の収穫がうまくいきませんでしたそこで彼らはその地を「ウサギの国（シャファン）」と呼ぶようになりましたこれが時代とともに変化して「エスパーニャ」になったといわれていますこのエスパーニャが英語読みすると「スペイン」になります　　　　出して長岡修二さんが子供の頃の話し長岡さんは田舎で生まれ育ち子供の頃はよくかくれんぼをして遊んでいましたそのかくれんぼによく使っていたのが人が住んでいない洋館の中でした洋館の中には色々な調度品やタンスや机などが所々に置いたままにしてありました長岡さんの鬼が終わり隠れ場所を探していたときでしたふと見るといつもはあまり隠れない部屋に入るとそこには宝箱のような大きな箱がありました後ろから大きな声で「もういーよ」という声が聞こえました急いでその宝箱に入ると蓋を閉めました鬼が部屋に入ってきて部屋の中を捜している音が聞こえましたドキドキしながら息をひそめていると足音が部屋から出て行くのが分かりました鬼が出て行ったのを確認して箱から出ようとすると箱のカギが閉まって出る事ができませんでした必死で箱を叩き「出して、出して」と叫んでも誰も返事がありません箱の中に閉じ込められてどれくらい経ったでしょう中はどんどんと暑くなり、息苦しくなっていきました誰かが部屋の中に入ってくるのが分かりました箱を叩いていると「カチッ」という音が聞こえました蓋を押すと簡単に蓋が開いて涼しい風が入ってきました周りを見ても誰も人はいません友達はあまりに見つからないので帰ってしまっていました怖くなりしばらくは洋館には近づきませんでしたが子供だった為にしばらくするとすぐに忘れて再び洋館に遊びに出かけましたすると前まであったはずの調度品のほとんどが持ち出されており置いてあったのはあの箱だけでした冗談でその箱の中に入り「この間この箱に閉じ込められたんだよ」そう言って箱を閉めると再びカチッという音がして開かなくなりました友達に「開けて」といいましたが「開かないと」騒ぐだけで一向に開きませんでした開かないと分かるとドンドンと怖くなっていき胸が苦しくなっていきました「誰か呼んでくる」と友達が全員その部屋から出て行きしばらくすると部屋に誰かが入って来るのが分かりました（誰か呼んできてくれたんだ）そう思い待っているとカチッという音がしました蓋を開けて見ると周りには外人が三人立っていました何かわけの分からない言葉で話していたその人たちはそのまま部屋の外に出て行きましたするとそれと入れ替わりに長岡さんの父親と友達が部屋に飛び込んできて父親からはげんこつで無茶苦茶に殴られて怒られて二度と洋館に入らないようにと約束させられました段々と大人になり分かった事はあの洋館では昔、殺人事件があり犠牲になったのは住んでいた外国人の家族三人だったそうです「そういえば父親に三人の外人の人に助けられたというと　血相を変えて約束させられたんだよな」と話していたそうです自分が死んだ事が分からずにさまよう、急に亡くなった人がたまに起す事が起きていたのかもしれませんちなみに箱はダイヤル式のカギがついていた為に普通なら簡単には開けられなかったのにと父親がいっていたそうです　　　　この話し終わり

  2006/11/01

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  しかと

  　　　　昨日の問題無視することを「しかと」するという言葉を使いますかこの言葉は何処からでた言葉でしょうか？1、競馬2、チェス3、花札3かな （さくサクさん） 花札ですよね （がもぴーさん） （結構有名でしたか？）答え3の花札からでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題 スペインという国がありますが、このスペインの語源はなんという意味になるでしょうか？1、ウサギの国2、ライオンの国3、キリンの国さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアいじめなどで「しかと」するということがおこなわれますがこの言葉の語源を調べてみると賭博の世界の花札に由来します花札の中にはいろいろな季節の花々が描かれていますがその中の紅葉の役札には鹿の絵が描かれていますその花札にかかれた鹿は意地の悪そうな顔をして正面を向かずにそっぽ向いて知らん顔をしているように描かれていますここから「鹿頭（しかと）」という言葉が生まれました　　　　初恋徳田幸雄さんが中学生の時の話し俺が始めて彼女を見たのは中学二年の二学期父親の転勤で引っ越してきたのが最初だった香織と名のった彼女はすぐにクラスのアイドル的存在になった彼女の周りにはいつも誰かが傍にいて俺は恥ずかしいという思いから一度も話したことが無かったある日、彼女がクラスで出たゴミを持って重そうに歩いていた「手伝ってやろうか？」そう声をかけた（本当は心臓が口から飛び出しそうなほどにドキドキしていた）彼女はニコリと笑って「ありがとう」そう答えた一緒にゴミ捨て場まで向かう途中に彼女が言った「一度、徳田君と話してみたかったんだよね」「どうして？」と聞くと「いつも徳田君とよく目があったから」そう言われたじっと目を見つめられると自分の気持ちがすべて見透かされているようで恥ずかしくなったゴミを捨て終わると逃げるようにしてその場を離れたそれから彼女とはほとんど話すことが無かった始めて話してから一ヵ月後休み時間にトイレに行くと彼女が手を洗っていたその姿を見てきびすを返して戻ろうとすると彼女が声をかけてきた「徳田君、私なにか変なこと言ったかな？」「何で？」「だって最近無視されている様な気がしたから　私嫌われているのかなと思って」そういわれた「そんな事無いよ」その時はそれを言うだけで精一杯だったそれからすぐ後に親友の道雄から「香織に告白しようと思う」と言われた「がんばれよ」そう言ったが心の中では複雑だった次の日、「どうだった？」と道雄に聞くと「まだ返事を貰っていない」という事だったその夜、香織から電話があった「話したい事があるから今からいいかな？」と言う事だった待ち合わせの場所に行くと道雄から告白された事を言われ道雄の事をいろいろと聞かれた俺は道雄の良い所を色々と話した何故こんなに一生懸命話しているんだろうと思うくらいに・・・ひとしきり話し終えると彼女がうれしそうな顔で「徳田君、道雄くんの事好きなんだね」そう言った「俺と道雄は親友だからね」そう返すと彼女は「私と道雄くんが付き合ってもいいと思う？」と聞いた「当たり前じゃないか、アイツはいい奴だから」そう答えた彼女が何故そんな事を聞いたかも気がつかずに次の日、学校に行くと道雄が駆け寄ってきたそれは親友としてはうれしくもあり男としては悲しい知らせだったうれしそうな道雄を見ていると辛くなり道雄ともあまり遊ばなくなったそれから数ヵ月後突然彼女が死んだ、事故という事だったクラスの皆も驚いていた、もちろん道雄も俺も・・・お葬式の間、クラスの皆が泣いていた道雄は特に泣き崩れていた俺は道雄に肩をかして家まで送っていった「大丈夫か？」その言葉しかかけられなかった土手を歩いていると誰かが川沿いに立っていたシルエットでそれが彼女だという事が分かった二人で土手を降りて彼女に近づいた一歩近寄る事に彼女の顔がはっきりと見えるようになった彼女は一言「ありがとう」そういうと二人の前から消えた道雄はボロボロと涙を流していた「道雄泣くなよ」そう言いながら俺も目の前が見えなくなった気付かないうちに俺も泣いていたからだったそのまま二人で朝まで土手にいた道雄は彼女の事をずっと話していた二人で見た彼女の事は誰にも言わなかった言ってしまえば見たことが嘘になるような気がしたからだそれから卒業し5年の月日が経ち彼女に会ってから始めて女の子と付き合うことになったその子に「好きだ」と言った時に　　始めて自分の初恋が終わったと感じ　　　　5年間胸の中にあったもやもやが吹っ切れた感じがした　　　　この話し終わり

  2006/10/31

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  やばい

  　　　　昨日の問題「昨日、上司に付き合わされたよ」などに使う「付き合う」とはもともと何処からでた言葉でしょうか？1、俳句から2、歌舞伎から3、落語から（正解者無しでした）答え1の俳句からでした説明付き合いとは連歌や俳諧の用語で5・7・5の後の句に7・7を付け合せることを「付合」といっていましたこれが連歌や俳諧の会合の事を言うようになり一般的に交際の意味になってきました　　　　今日の問題無視することを「しかと」するという言葉を使いますかこの言葉は何処からでた言葉でしょうか？1、競馬2、チェス3、花札さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア最近はおいしいものを食べた時や昔では考えられなかった使い方をする言葉に「やばい」がありますがこの言葉が何処から出た言葉かご存知でしょうか？実はこの言葉は戦前に刑務所で服役していた囚人達が使っていた言葉なのです当時囚人は看守の事を隠語で「やば」と呼んでいました規則違反が見つかりそうな時には「やば、やば」と言って囚人どうしで看守の存在を教えあっていましたここからやばいという言葉になっていきましたここから考えるとやっぱりすごくいいという意味で使う現代の言葉はやはり変だとしかいえませんね　　　　ピアノ丹波なおみさんは小さい頃からピアノを習っており中学生の頃には色々な大会に出て入賞もするほどの腕前でしたその丹波さんには同じ教室に通う小さい頃からのライバルがいましたライバルと言っても彼女（美代ちゃん）はいつも丹波さんの上を行く成績で丹波さんも親友である美代ちゃんにいつかは勝ちたいと思っていました二人の夢は世界で通用するピアニストになる事で日々二人で努力していましたそれは中学三年生になった時でした大きな大会があり、それに優勝するくらいの成績を残せれば海外に留学できるかも知れないということでした当日、丹波さんが会場に行くと美代ちゃんの姿がありません電話をしましたがすでに家を出たという事でした演奏時間が始まってもやってこない美代ちゃんが気になって自分の演奏どころではなく散々の結果に終わってしまいました家に帰り美代ちゃんの家に行くと誰も家にはいません心配になり夜にも電話をかけましたが帰ってきていませんでした次の日、ピアノ教室に行くと美代ちゃんはきていませんでした先生に美代ちゃんの事を聞くと教室を辞めたという話でした理由を聞くと大会の日に会場に行く時に事故にあい両手が複雑骨折になり二度とピアノが　　　　　　　　　　　　　弾けなくなったとの事でした心配になり家に行くと美代ちゃんの母親には「ゴメンね、誰にも会いたくないっているから」と会うことができませんでしたそれから数週間後、美代ちゃんが自殺したと聞かされました遺書には「もう二度とピアノが弾けないのなら　　　　　　生きていても仕方がない」と書いてあったそうですその後、丹波さん自身も良い成績が残せずピアノは趣味程度になり、結婚後はほとんど弾く事もありませんでしたその頃の丹波さんの夢は子供をピアニストにする事でした三歳で始めさせたピアノは日々上達し丹波さんが教えていないものまで弾けるほどになっていましたある日「どうして教えてないのに弾けるの」と聞くと「お姉さんが教えてくれるの」そういいながらピアノを弾き始めましたその曲を聴きながら丹波さんは涙が出てきましたなぜならその曲は丹波さんが大会で弾くはずだった曲だったからですそれからも娘が6歳になるまでは美代ちゃんは教えてくれていたみたいでした何故わかったのかというと娘が「お姉ちゃんが今日で終りって言ってたよ」と言ったからですその頃には娘は美代ちゃんが得意だった曲をすべて弾けるようになっていたそうです　　　　この話し終わり

  2006/10/30

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  たつた揚げ

  　　　　昨日の問題 みりんじょうゆで下味をつけて、片栗粉をまぶして揚げた料理を「たつた揚げ」といいますがこの「たつた」とはもともと何処から取られた言葉でしょうか？1、龍田川から2、立田山から3、立田町から 1、龍田川から (Dorikiさん)2 1、龍田川から (777sugaさん)(本来たつた揚げは秋の料理なのです）答え1の龍田川からでした　　　　今日の問題「昨日、上司に付き合わされたよ」などに使う「付き合う」とはもともと何処からでた言葉でしょうか？1、俳句から2、歌舞伎から3、落語からさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアみりんじょうゆで下味をつけて、片栗粉をまぶして揚げた料理を「たつた揚げ」といいますがこの「たつた」とは龍田川が語源になっています龍田川は奈良県の生駒川が南下した地点の名称で大和川に合流する前の16キロメートルほどの小さな川ですこのあたりは紅葉の名所として知られており在原業平（ありわらのなりひら）が百人一首で読んだ歌に「ちはやぶる神世もきかず龍田川から紅に水くくる」と読まれています 、意味は「神の代でも聞いたことがない　龍田側が鮮やかな紅色に水を絞り染めにしているとは」でたつた揚げとは油の中で材料が紅葉の色のように変っていく様と似ているからつけられたのです語源が秋の紅葉に由来する為に秋の料理なのですが最近では年がら年中たつた揚げが売られているのはおかしいと考えるべきなのでしょうね 　　　　悪意の無い霊町田けいこさんは小さい頃は実家で住んでいましたしかし５歳になった頃に父親の都合で実家から出て他県に住むようになっていましたそれから祖父母が亡くなり実家は父親の弟がペンションを始めるという事で建てかえていましたペンションは夏は暇なのですが冬場はスキー客が来るために忙しく町田さんはおじさんに始めてアルバイトを頼まれていましたペンションに着くと忙しく遊びどころではなく小さい頃の幼なじみにも会うことができませんでしたアルバイトを始めて１週間を過ぎた頃にお客さんから夜中に誰かが歩き回っていたという話を聞きました他のお客さんが酔っ払って歩きまわっていたのかと思いその場は謝っておきましたしかし誰かが歩き回っていると次の日もその次の日もお客さんからクレームがつきました話を聞くとそれはどうやら子供のような感じでした町田さん自身は昼間の疲れの為に一度も足音を聞いた事がありませんでしたしかし数日後、夜中に目が覚めると誰かがドアの外を歩いている足音が聞こえましたドアを開けて覗いてみると一瞬小さな影が見えました（今のは何だろう？）そう思い上着をはおってその影を追いかけました影は玄関から出て庭に回りました追いかけていくと庭の大きな木の裏に隠れたのが見えました「誰ですか？」と問いかけても返事がありません思い切って木の裏を覗くとそこには小さな女の子が一人立っていました「こんな時間にどうしたの？」と聞くと少女はニコリと笑いゆっくりと歩き始めました何処に行くのかと思い見ているとブランコに乗り漕ぎ始めました目の前でブランコに乗る少女をみてふと思いました（こんな所にブランコなんかあったかな）そう思っていると少女はブランコから降りて手を振りながら帰って行きました（一体今の子は誰だったんだろう）そう思いながらも部屋に帰りました次の朝、おじさんに少女の事を話すと笑い飛ばされました「本当だよ」というと「うちにはブランコなんて今は無いよ」そういうのです庭に見に行くと確かにブランコは何処にもありませんそれに昨日の夜の足跡も町田さんのものしかなく少女の足跡はありませんでした不思議に思いましたが、冬休みも終わり家に帰りました家に帰り母親にこの話をすると「昔はブランコあったよ」そういうのです町田さんの記憶には残っていなかった為子供の頃の写真を引っ張り出して見てみると確かにペンションに建てかえる前の庭にはブランコがありましたそしてそのブランコに乗っている町田さんの横には間違いなくあの夜に見た少女の姿がありました母親に「この子誰？」と聞くと町田さんとよく遊んでいた玉枝ちゃんだと教えてくれました玉枝ちゃんは町田さんが引っ越した後に亡くなっており母親は町田さんが悲しむだろうと何も教えていませんでした子供の頃、一緒に遊んでいた町田さんにきっと自分が死んでいる事と懐かしい日々を思い出して欲しいそれだけの為に出てきたのかもしれません　　　　この話し終わり

  2006/10/29

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  フィリピンの国旗

  　　　　昨日の問題フィリピンの国旗は旗竿側に白い三角形で上に青（紺）下に赤がデザインされているのですが独立当初は上がライトブルーでした、さて何故色が変ったのでしょうか？1、国王のワガママから2、陸軍と海軍の衝突の為3、旗を作る布が足りなかったから代替で 3.、旗を作る布が足りなかったから代替で （Dorikiさん）（あーがもぴーさん残念、Dorikiさん防衛成功でした）答え3の旗を作る布が足りなかったから代替ででした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題 みりんじょうゆで下味をつけて、片栗粉をまぶして揚げた料理を「たつた揚げ」といいますがこの「たつた」とはもともと何処から取られた言葉でしょうか？1、龍田川から2、立田山から3、立田町からさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアフィリピンの国旗は旗竿側に白い三角形で上に青（紺）下に赤がデザインされているのですが独立当初は上がライトブルーでしたこれが何故変化したとかというと1898年のスペインに対して独立宣言をした時はライトブルーでしたが、国旗の掲揚はスペインにとってかわってフィリピンを支配したアメリカにより抑揚を禁止されてしまい抑揚が認められたのは1920年のことでしたこの時に国旗ブームが起こり、ただでさえ不足しがちだったライトブルーの布地が品切れしましたこの時に紺の布地で国旗を作った為に紺を用いた国旗が多く出回り、国民はこれが正規の色と思い込んで変ってしまったそうです　　　　卒業アルバム武藤作治さんは５０代のサラリーマンでした武藤さんが高校生の時は一クラス５０人ほどおり今となっては全員の顔を覚えていませんしかし高校卒業後から不思議な事に気がつきました始めてそれに気がついたのは大学に在学中の時でした高校の友人が病気で亡くなった為に帰省してお葬式に行き他の友達とお酒を飲んで友人の思い出などを語っていました話の流れから武藤さんの実家に行き、飲みなおす事になり武藤さんの部屋で飲んでいると友人の一人が押入れの中の卒業写真を持ち出して懐かしい思い出などを話していましたすると一人の友人が「今日、葬式をあげた近藤が写ってないな？」そういうのです修学旅行や運動会の写真に写っていないのならともかくクラスの全体写真にも写っておらず、当然休みの者が写る場所にも写っていませんでした友人達はきっと人間が多すぎて撮り忘れていたのだろうと納得していましたそれからも何度も友人が亡くなりそのたびに卒業写真に写っていた人がひとり、またひとりと写真から消えて行きました最初は記憶違いだと思っていた武藤さんもだんだんと消えていっていると気づき始め気が付いた時には５０人以上いたはずの同級生が４５人しか写っていませんでしたいなくなった人間を名簿で見ていると卒業後に亡くなった人以外に一人の名前が目に付きました彼は三島という名前で卒業写真を撮った後に自殺で亡くなっていました彼だけは死んだ者の中で唯一消えずに残っていたのですそれ以上理由も分からないので気にしない事にしていました何年も経ち、久しぶりに卒業写真を見てみると武藤さんは自分が写っていた部分が半透明になり消えかかっていると家族に話していましたその時に言っていたのは自殺した（武藤さんたちがいじめていた）三島さんの写真の顔が以前より笑っていたように見えるそう話していたそうです家族がこの話をお寺に話したのは武藤さんのお葬式の行われた夜だという話です　　　　この話し終わり

  2006/10/28

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  ストックフォルム

  　　　　昨日の問題スウェーデンの首都の「ストックフォルム」はスウェーデン語でなんという意味でしょうか？1、丸太の小島2、鳥の小島3、貯蔵の小島「丸太の小島」で御願いします(がもぴーさん)(オーすごいぞついに6連勝ちなみに最高記録は　Dorikiさん の8連勝です）答え1の丸太の小島でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題フィリピンの国旗は旗竿側に白い三角形で上に青（紺）下に赤がデザインされているのですが独立当初は上がライトブルーでした、さて何故色が変ったのでしょうか？1、国王のワガママから2、陸軍と海軍の衝突の為3、旗を作る布が足りなかったから代替でさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアスウェーデンの首都のストックホルムとはスウェーデン語で「丸太の小島」という意味をもっていますストックフォルムは14の島と半島からなっており最初に町が築かれたのがスタツホルメン島でした13世紀に築かれたこの町は外敵に備えて、島の周囲に丸太の柵を張りめぐらしましたここから「丸太の小島」ストックホルムと呼ばれましたちなみにストックホルムは「北欧のベネチア」と呼ばれる水上都市でもあります　　　　記憶（ただのショートショートです）目を覚ましたのはベッドの上だった天井の蛍光灯がまぶしく目に入り、ベッドの周りには数人の白い服を着た人間が立っていた頭の中が徐々にすっきりとしてくると周りにいる人たちが自分のかかりつけの医者だという事が分かったがなぜ自分がベッドに寝かされているのかは分からなかった医者の話では事故にあった為に入院したということだった両親は医者の後ろから心配そうに僕の事を見ていた「良太、大丈夫か？」両親はまるで怯えるように声をかけてきた「うん、何処も痛くないよ」そう伝えると安心したように涙をながしていた身体には異常が無かったが医者のすすめもありしばらく入院する事になった妙な機械をつけられて、まるでを監視されているような状態が２週間ほど続き退院することになった家に帰るとあいかわらず両親は腫れ物に触るかのように優しく接してくれたが何かに違和感を感じていたそれからも１週間に一度は病院に行き検査を受けていたがそれ以外の外出は禁じられていた１ヶ月ほど経った時にあまりに暇だったために両親に内緒で散歩に出かけたひさしぶりの監視のない一人での散歩にのびのびとした気持ちで公園に行くと不良っぽい人が声をかけてきた「良太、ひさしぶりだな」そう言った不良には見覚えが無い無視してその場を去ろうとすると肩を掴んで呼び止められた話を聞くと同級生らしい、しかし彼のことは全く記憶に無い親しげに話しかけてくる彼のことを少し疎ましく思い帰ると伝えると彼も自分の事を思い出してくれない俺にいらついたのか殴りかかってきた取っ組み合いのケンカになり俺は頭を思いっきり石にぶつけ意識が遠のくのを感じながらすべてを思い出した気がつくと病院のベッドの上にくくりつけられてい意識は取り戻したが話すことも動く事も出来ない医者が大きな注射器を俺の腕につきたてたその後ろから両親が見守っていた再び遠のく意識の中で医者の話し声が聞こえた「しかしこの患者はこれで何回目かな」「親も見捨てた乱暴な子供の記憶を操作して　真面目な子供に変えるという政府の方針だからね」その後ろで両親が手を合わせて「今度こそ真面目な子になりますように」と願っていた俺も消えゆく意識の中でこれが３度目だという事を思い出していた　　　　この話し終わり

  2006/10/27

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  お仕着せがましい

  　　　　昨日の問題キリギリスといえば童話のせいでイメージ的に怠けものという感じですが、もともとキリギリスの古名は何でしょうか？1、あり2、こおろぎ3、すずむし コオロギ？！ （がもぴーさん）（オーッ ついに五連勝）答え2のこおろぎでした説明キリギリスの古名はこおろぎで現在でも地方によってはこのまま使われていることがあります　　　　今日の問題スウェーデンの首都の「ストックフォルム」はスウェーデン語でなんという意味でしょうか？1、丸太の小島2、鳥の小島3、貯蔵の小島さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「お仕着せがましい」というと、やりたくない事を強要されたりした時に使う言葉ですが、このお仕着せとはもともと何かご存知でしょうか？これは昔の商家で使われた言葉で商家では奉公人に暮らしを補助する意味で季節の変わり目に着る物を与える事がありました（現在で言う制服のようなものです）しかしこの服が気に入らない奉公人もいましたこの為に上からの一方的な嫌な命令される事をお仕着せがましいというようになりましたまた「四季施」という言葉もあり「四季施」とは四季に応じてという意味が含まれていますので同じような意味になります　　　　吸血鬼看護士をしている森野さんが体験した話し森野さんが勤める病院では５０人ほどの子供が入院していますその中には珍しい病気で太陽に当たることが出来ない美奈代ちゃんという５歳の女の子が入院していました美奈代ちゃんは生まれた時から入院していたので森野さんがこの病院に勤めるより前から入院していました美奈代ちゃんは昼間はほとんど眠っており夜になると起きだすのですが先生の指示により彼女だけは夜中に起きていてもかまわないという指示を受けていました（その為に皆は吸血鬼みたいだねと話していました）森野さんが夜勤の為に部屋を巡回をし、美奈代ちゃんの部屋を覗いてみると美奈代ちゃんがいませんでした（トイレにでも行っているんだろう）そう思い次の巡回の時間に見てみるとちゃんと戻っていました次の朝、引継ぎが終わり再び夕方に出勤すると同僚から「昨日の夜、美代子ちゃんに何か無かった？」と聞かれました意味が分からないので話しを聞いてみると同僚が美代子ちゃんの部屋を見に行くと彼女の口元にべったりと血がついていたというのです本人に聞いても覚えていないというだけでその血も何処から出たものか分からずにみんな不思議に思っていましたしかしその日の夜の事でした3時の巡回に周っていると部屋から美代子ちゃんがちょうどでて来る所でした「何処に行くの？」と声をかけてもまるで聞こえていないかのようにスタスタとエレベーター（EV）で地下まで降りて行きました森野さんはEVの行き先を確かめてからEVで急いで降りていくと通路には美代子ちゃんの姿は無く遺体安置所ドアが少しだけ開いていました恐る恐る「美代子ちゃんいるの？」そう声をかけると真っ暗な部屋の中でなにか動くものが目に入りました電灯をつけるとそこには亡くなったばかりの遺体から血を吸っている美代子ちゃんの姿がありました驚いている森野さんが立ち尽くしていると振り向いた美代子ちゃんの顔はまるで老婆のように顔に張りが無く目は白目を向いたままでしたその場に倒れこんだ美代子ちゃんを運びすぐに先生に見せましたが特に異常は無いということでしたそれから何故か美代子ちゃんはその様な行動はしませんでしたしかし森野さんはふと思い出しました安置室で見た彼女の顔が前に入院していた前田さんというおばあちゃんにそっくりだった事を前田さんは痴呆症にかかった老婆で末期には自分の腕に噛みついて自分の血をすすることもあったのですそのおばあさんと美代子ちゃんの事を先輩に聞くと前田さんは見舞いにも来ない子供たちよりも美代子ちゃんを本当の孫のようにかわいがっていたそうでそれと美代子ちゃんが突然それも数回だけなぜ遺体の血を吸っていたのかはわかりませんがもしかしたら前田さんが一時だけ乗り移って　　　　　　　　　　　　　　　　　いたのかもしれませんそれとも何か別の理由があったのかも・・・・　　　　この話し終わり

  2006/10/26

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  出かけるのが億劫

  　　　　昨日の問題アルファベットの「A」は何から出来たのでしょうか？1、雄牛から2、ヤギから3、羊から雄牛でしょうか…角を現してると思うのですが（がもぴーさん ）（おーバッチグーでした）答え１の雄牛からでした説明アルファベットのAは本来は上下逆にしたものが本当で雄牛をあらわしていましたそれがいつの頃からか逆に書くようになりましたギリシャ語でAはアルファと読み雄牛を表した言葉です　　　　今日の問題キリギリスといえば童話のせいでイメージ的に怠けものという感じですが、もともとキリギリスの古名は何でしょうか？1、あり2、こおろぎ3、すずむしさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「出かけるのが億劫（おっくう）になる」などで使う億劫とは何かご存知でしょうか？実は億劫とは仏教で時間の単位をあらわしますつまり一劫（いっこう）とは43億2千万年にあたりその一億倍が億劫ということになりますこれがなぜ面倒くさいという意味になったのかというと億劫とは凡人が悟りをえるのに必要な時間を指すからといわれそれだけ長い間修業しなければいけないと思うと修業を始めるのをためらい一日伸ばしに先延ばしした事から気後れしてなかなか実行にうつさない事を億劫というようになりましたいわゆる期限がある仕事や勉強をぎりぎりまでやらないのに似ています　　　　通り魔世の中には変な人が起す事件が時々あります特に通り魔を起す人の中には調べてみると精神異常で事件をおこすという事を時々耳にしますが中には別の理由でおこす事件があるようです箕輪たもつさんはサラリーマンで会社での疲れをとるために一人で行く居酒屋を決めていました個人経営のその店は独身の店長が一人でやっている店で何年も通ううちに仲良くなりたまにゴルフやマージャンを一緒にする仲になっていましたある時、他の客が誰もいないときでした「たもっちゃんいい物見せてやろうか？」「いいものって何？」そう聞くとカウンターの下から小さな袋を取り出してカウンターの上に置きましたニヤニヤしながらあけてみろと指をさしました手に持った袋はズシリとした重量感があり中から出してみると黒く光った拳銃が中からでて来ました「これどうしたの？」「友達から護身用に売ってもらったんだよ」「へー銃を持ったのはハワイで撃って以来だよ」その日は店を看板にして銃を前に二人で誰を殺したいかという話で盛り上がりましたそれからしばらくは仕事が忙しくて店になかなか行く事が出来ませんでした残業で遅くなり家に帰って遅い夕食をテレビを見ながら食べているとニュースで「通り魔に銃で撃たれた人が1人死亡5人が重軽傷」と話していました（物騒な世の中になったものだな）そう思いテレビを見ていると掴まった通り魔の名前を聞いて驚きましたそれは居酒屋のマスターだったからです当然箕輪さんの所にも刑事が聞き込みにやってきました箕輪さんはマスターが銃を持っている事を知っていたこと意外はすべてを話し逆に何故マスターが通り魔をしたのかと聞き返しましたすると少しだけ教えてくれましたマスターが銃を乱射しながら誰かに「来るな」と叫んで撃っていた事が分かりましたその時はそれしか分かりませんでしたがしばらくしてマスターの事をニュースでやっていましたマスターは以前に結婚しておりその妻をどうやら絞殺して殺害していた事をそして拳銃を買ったのは妻の霊が出るようになって怖かったからという理由を取調べで話していたそうですその後、マスターは精神異常という事で精神病院に入れられたそうですがその精神病院でマスターが絞殺されているのが発見されたそうです職員しか入る事ができないはずの部屋の中で　　　　この話し終わり

  2006/10/25

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  雨ニモマケズ

  　　　　昨日の問題宮沢賢治の有名な詩「雨ニモマケズ」が一時期書き換えられた時がありましたそれはいつでしょうか？1、戦前2、戦中3、戦後戦後 （がもぴーさん）3（ がもぴーさん最近好調ですねー）答え３の戦後でした説明はちょっとトリビアで 　　　　今日の問題アルファベットの「A」は何から出来たのでしょうか？1、雄牛から2、ヤギから3、羊からさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア宮沢賢治の有名な詩「雨ニモマケズ」この詩が一時期書き換えられたことがあります詩の中に「一日玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ」というのがありこの玄米四合が一時期三合に書き換えられましたこれは当時日本を占領していたGHQの命令で終戦直後の食糧難を考慮して「四合は多すぎるから三合に」と当時の配給量に合わせて変更され中学生の国語の教科書に登場しました実際この頃の食糧事情は賢治の詩よりも悪かったようです（しかし食糧事情の悪かったのは都会だけで　田舎では結構食うに困る事は無かったと言っている　人もいるようです）　　　　来る刑事の島田さんが経験した話しそれは島田さんが刑事になって三年目の頃でした一家惨殺の殺人事件が起こった時に現場にかけつけると夫婦と子供二人が遺体が片付けられた後でした状況を聞くと家族全員が刃物により傷つけられて全員の顔がほとんど見てとることが出来なかったそうです島田さんはいつものように聞き込みから始めて友人関係からすべてを調べていきましたすると一人の容疑者が浮かんできました聞き込みからも殺人のあったその日にその男が一家を訪れていたのは明らかで訪れていた時間帯に大きな物音が聞こえていたのを近所の人が聞いていました男の家を訪れると男の両親がおり殺人のあった日から行方不明という事が分かりました全国的な指名手配をかけて2週間ほどで捕まえる事ができ男を取り調べすることになりました何かに怯える様に男は震えて「来る、来るよ」それ以外何も話しません弁護士からの精神鑑定の申請がでてこのまま鑑定すれば無罪放免の可能性がありました日頃からの男の状態を調べて見ると嘘をついているのは明らかで何とかしたいと思っていました留置所の男が何かを騒いでいるという報告を受けて見に行くと男は取り調べの時と同じように「来る、来る、助けてー」と叫んでいました（こいつ絶対に嘘をついている）そう思っていましたがどうしようもできません次の朝、出勤すると留置所は大騒ぎでした男が何処からか持って入っていたナイフで自分の首をさして死んでいたのです男は自分の血で壁に血文字を書いていました「来た、もうすぐそこまで　追いかけてこれない所まで逃げてやる」その文字の下で男はまるで勝ち誇ったようにうれしそうな笑顔を浮かべて死んでいたそうです　　　　この話し終わり

  2006/10/24

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  オタマジャクシ

  　　　　昨日の問題あずきを使ったお菓子の事を小倉と言う事が多いですがさてこの小倉とはどこからでた名前でしょうか？1、小倉山から2、小倉川から3、小倉町から１．小倉山から （Dorikiさん） 山だと思うのですが（ がもぴーさん）2（答えはこじつけだったんです）答え１の小倉山からでした説明実は小倉が使われるようになったのは小豆は鹿の斑点に似ているその鹿は何処に住んでいるそれは京都の小倉山というようにこじつけで決ったそうです　　　　今日の問題宮沢賢治の有名な詩「雨ニモマケズ」が一時期書き換えられた時がありましたそれはいつでしょうか？1、戦前2、戦中3、戦後さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア カエルの子供は何？と聞けば今の子供は分からない子がいるそうですが、このオタマジャクシとはもともとはお守りから転化した言葉なのです滋賀県の多賀神社で売られていた「お多賀じゃくし」がカエルの子のオタマジャクシに似ていたことから訛ってオタマジャクシになったのですこれがさらに音符と似ていることから音符もオタマジャクシと言われるようになりましたちなみに料理の時に使うお玉もここからでた言葉です　　　　ブランコ篠田たかおさんは某会社に勤める会社員でしたいつも家に仕事を持って帰り、書類を作成する事が多くありました夜1時を過ぎた頃に一段落つき、タバコを吸おうとするとタバコが切れていました近くの販売機まで散歩がてら買いに歩いていると暗い公園を通る事になります公園の横を通るとブランコの「キーッキーッキーッ」というブランコをこぐ音が聞こえました（こんな時間に一体誰が？）そう思い公園の中に入っていくとブランコに乗っているのは保育園ぐらいの子供でした（何でこんな時間に少年が？）そのままにしておくこともできずに声をかけました「どうしてこんな所にいるの？」そう声をかけると少年は寂しそうに何も言わずにブランコを降りて走って公園から去っていきました少年が帰ったのを確認してタバコを買いに行きそのまま家に帰りました次の休みの日に子供と一緒に公園に行くと夜中にブランコに乗っていた少年が友達と遊んでいました子供に聞くと少年は幸二くんという名前で近くで見守っているのが母親だという事を聞きました少年が夜中にいた事を話しておこうと思い話しかけると母親は「夜中に一人で出歩く事はありません」といい変な目で見られてしまい、言い争いをしても仕方がないのでその場はそれで終わりましたしばらくして再び夜中にブランコの所で少年を見ましたしかしそれは前とは違い何故か少年の姿が透明に見えました呆然とその姿を見ているとゆっくりと少年は消えて行きました何が起こっているのかがわからずにブランコの所に寄って行くとブランコだけが揺れていましたその時は疲れているからだろうと自分を無理やり納得させて家に帰りましたそれから2週間ほど経った頃に幸二君の母親が家に訪ねてきました（何の用だろう？）そう思っているといきなり「本当に幸二を見たのですか？」と聞かれました篠田さんがつい二週間前にも見たということを話すと急に母親は泣き始めました落ち着くまで待って話を聞くと幸二君には双子の幸一君という兄弟がおり幸一君は病弱の為に一年前から入院しましたが二週間前に亡くなったという話でした幸一君はブランコが好きな子で最後にブランコに乗った時も「僕また乗れるかな」そう言っていたそうです「すぐ乗れるよ」そう母親が言ったそうですがなぜか幸一君はさびしそうな顔をしていましたいつも兄弟二人で乗っていたブランコにもう二度と一緒に乗ることが出来ない事をわかっていたかのように母親は「どうして亡くなるまでにもう一度乗せてやら無かった　　　　のかと自分を責めていました」篠田さんはどう声をかけていいのか分からずに呆然とし母親を送って行こうと公園の横を通りましたすると少年がブランコを「キーッキーッキーッ」とこいでいるのがわかりました「奥さん、幸一くんがブランコの所にいますよ」そう言っても奥さんには幸一君の姿が見えませんでした幸一君の唇が「ありがとう」と動いているのが分かり母親にその事を伝えると「幸一、幸一」と何度も名前を叫んでいました篠田さんが「今、幸一君が消えました」そう言うとそれまで動いていたブランコが数回振れた後に停まったということですそれから幸一君の姿を見ることがなくなりましたが「キーッキーッ」という音を聞くと今でも幸一君の姿を思い出すそうです　　　　この話し終わり

  2006/10/23

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  つつがなく

  　　　　昨日の問題よくお祝い事などで「つつがなくとりおこなわれました」や手紙で「つつがなくおすごしください」などの言葉が使われますがさてこの「つつが」とは何のことでしょうか？1、動物の事2、虫の事3、花の事2、虫の事 (777sugaさん)2これは簡単！「ツツガムシ」の事です！だから2番(goldykazuさん) 虫です (がもぴーさん)(ガ━━（゜Д゜;)━━ン！これって皆知ってたんだ、知らなかった）答え２の虫の事でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題あずきを使ったお菓子の事を小倉と言う事が多いですがさてこの小倉とはどこからでた名前でしょうか？1、小倉山から2、小倉川から3、小倉町からさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア よくお祝い事などで「つつがなくとりおこなわれました」などで使われる言葉の「つつが」とは「つつが虫」という虫の名前ですつつが虫はダニ目ツツガムシ科の節足動物で野鼠などに寄生して恙虫病（つつがむしびょう）を媒介しますこの病気は人間もかかることがあり昔から原因不明の病気として恐れられていました明治時代になって病原体をつきとめましたが戦前までは死亡率40％以上という恐ろしい病気でしたこのことから昔の人は災厄や病気にかからないようにや何事も無くという意味で「つつがなく」という言葉を言ったり手紙などに記すようになったそうです　　　　寝言清水よしこさんが結婚3年目を迎えた頃でした主人であるきみのりさん宛てに一枚のハガキが届きましたハガキにはきみのりさんの友人の女性が亡くなった為に年始の挨拶ご遠慮申し上げますと書いてありましたその夜の事でしたきみのりさんが寝言で何かを話しているのです何を言っているか分からない為に次の朝聞いてみるとなにも寝言を言うような夢など見ていないというのですしかしきみのりさんの変な態度が気になっていましたそれから毎日のように寝言を言い出しました最初は何を言っているのか分からなかった寝言が日々はっきりと聞こえるようになりましたその寝言は「美代子ゴメン、俺が悪かったんだ」というもので主人に「美代子って誰？」と聞いても知らないの一点張りでしたそれが何度も続くうちに清水さんは不思議な事に気がつきましたきみのりさんが寝言をいう直前に誰かがアパートのドアの前に立っているような気するのですそしてきみのりさんも日々何かにおびえる様になっていきましたそんなある日、電話が入りましたきみのりさんが電車に飛び込んで亡くなったというのです急いでかけつけましたが、きみのりさんは原型をとどめておらず本当にきみのりさんかどうかもわかりませんでした周りで見ていた人の話ではきみのりさんは誰かに謝っているように独り言をいいながら電車に飛び込んだという話でしたきみのりさんが亡くなって1ヶ月ほどは呆然としていましたが家の中を整理をしているとハガキが目に付きました名前を見ると斉藤美代子という名前が書いてありました美代子という名前が気になりきみのりさんの友人に聞いてみると最初は渋りながらも教えてくれましたきみのりさんは病弱だった美代子さんと付き合っていましたが彼女が子供が産めない体だということが分かると5年付き合った彼女と平然と捨てたということを教えてくれましたそして彼女の最後の言葉は「私はあの人を絶対にゆるさない」だったそうです　　　　この話し終わり

  2006/10/22

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  上前をはねる

  　　　　昨日の問題「上前（うわまえ）をはねる」（いわゆるピンはねの事）という言葉がありますが、最初にはねたのは何でしょうか？1、米2、粟（あわ）3、麦1.米 （Dorikiさん） 1、米 （777sugaさん） （やっぱり年貢から考えると米ですよね）答え１の米でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題よくお祝い事などで「つつがなくとりおこなわれました」や手紙で「つつがなくおすごしください」などの言葉が使われますがさてこの「つつが」とは何のことでしょうか？1、動物の事2、虫の事3、花の事さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「上前をはねる」といえば仕事などを斡旋した変わりに稼ぎの一部をかすめとることをいいますが（別名ピンはね）この「上前」の語源は「上米（うわまい）」です昔、大阪の住吉神社で年貢米から一定料を寄進させていましたその米の事を「上米分」といっていましたこれが「上米分」→「上米をはねる」になりましたしかし最初はお米だけでしたが、そのうちお金でとるようになりその為に「上米」→「上前」に訛って変化していきましたつまり最初に上前をはねたのは神社だったのです　　　　飲酒運転の果てに飲酒運転をしての事故は最近でこそ騒がれていますが今から15年ほど前にはたいした事とは思われていませんでしたその為に伊藤しげおさんも　　　　　　　　大した事だとは思っていませんでしたある日、友人といつものように居酒屋で飲んで帰る頃には23時をまわっていましたかなり酔っていた伊藤さんは車に乗って家に帰る途中に何かにぶつけたような気がしましたしかしかなり酔っていた為に家に帰るとそのまま眠りにつきました次の日の夜、家に刑事と名乗る人がやってきました「昨日、人をひきませんでしたか」というものでした「酔っていたので分かりません」と答えると車の所に連れて行かれて傷をみせられました言い逃れできる状況ではなく書類送検されました轢いた相手は事故の後遺症で足が動かなくなっていましたお見舞いにも行きましたが、会いたくないといわれ一度も会うことが出来ませんそんな時、友人から気晴らしに旅行に行こうと誘われました車で行く事になり友人の運転で出発する事になりました夜に出発した為、車もほとんど無く流れていく街灯を助手席で眺めていました少しうつらうつらとしていると運転している友人が「ウッウッ」とうめき声のようなものをあげているのに気がつきました「どうしたんだ？」と聞いても友人は前方の一点を見つめて体の自由がきかないようでした田舎の真っ直ぐな道を徐々にスピードをあげていく友人に何度停めろと言っても停めませんメーターをみると120キロを越えていました危険を感じた伊藤さんは思い切ってサイドブレーキを引きハンドルを少し切りましたすると車は何回もスピンしながら畑の中に突っ込みました回転中に車から投げ出された伊藤さんはわらの上に身体を叩きつけられましたその時、足に激しい痛みを覚えました置いてあった鍬が足に突き刺さったのでした正気に戻った友人が大急ぎで病院まで連れて行ってくれましたが大手術になり足を切断する事になってしまいました友人に事故の時の事を聞くとまるで覚えておらず、ただ何かに睨まれているような気がしたとだけ話していました何もわからないまましばらくリハビリをしていると事故にあった日に自分が跳ねた人が自殺していた事がわかり遺書には足が失なった為に夢が叶わなくなったという事と伊藤さんへの恨みが書かれていました　　　　この話し終わり

  2006/10/21

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  初ものを食べると75日長生きする

  　　　　昨日の問題 「初ものを食べると75日長生きする」といいますがこの言葉は何処からでた言葉でしょうか？1、貴族2、お坊さん3、罪人罪人 （がもぴーさん） 長生きって刑の執行が伸びるとかかな？！と（いやー正確なのでビックリしました）答え３の罪人でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題「上前（うわまえ）をはねる」（いわゆるピンはねの事）という言葉がありますが、最初にはねたのは何でしょうか？1、米2、粟（あわ）3、麦さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「初ものを食べると75日長生きする」と昔からいいますが確かに初物というだけでおいしく感じたりしますがつまり初物には生命力があるので長生きできますよと昔の人は言っていたわけです（今もかな？）この七十五日と期限が切ってあるのにはわけがあります江戸時代の罪人（死刑囚）は処刑の日が迫ると「最後に食べたい物があるか？」と聞かれますその食べ物を口にするまでは処刑されないと知っていた罪人は出来るだけ季節外れで手に入れるのが難しい物を頼む事が多いのでしたしかしこの温情も限度があり、延命の期限は７５日と定められていました７５日以内に入手できない場合は関係無しに首をはねられたそうですつまり７５日とは罪人が延命できる一番長い期間のことだったのです　　　　霊感占い千葉新太郎さんが社会人一年生の時でした某企業に就職して営業に配属された千葉さんは仕事がうまくいかずにイライラとしていました会社帰りに人通りの少ない商店街を歩いていると一人の占い師が店を開いているのが見えました店といっても小さな簡易の机に黒い布を掛けてそれらしく見せてあり机の前には霊感占いと書いてありました何となくフラフラと引き寄せられるようにその占い師の前に思わず座ると占い師は何も言わずに千葉さんに向かって両手を広げてかざしました目を閉じてブツブツと独り言をいい始めた占い師はカッと目を見開くと「あなたは霊に取りつかれています　このお札を持っていないと、死ぬかもしれません」そう言われ目の前に一枚の何が書かれてあるのか分からない物を目の前に出されました（これはインチキで、買わせようと思っているんだな）そう思った千葉さんはその場から逃げようとしました立ち上がった千葉さんをみて占い師は次から次へと千葉さんの悩み事や思い出を語り始めましたその語り口調に引き込まれるようにそのお札を買ってしまいました占い師は一番最後にこんな事をいいました「あなたに取りついているのは生霊で　あなたのすぐそばにいます」というものでした（お札は2万円で買わされました）大学時代からの友人にこの話をすると「俺が見破ってやるよ」そういい次の日に友人を連れてその商店街に行くと昨日と同じように店を構えていました用心する友人と占い師が話しているところから離れてみていると最初は偉そうな態度だった友人が段々と自信なさげになり、最後には顔を真っ青にして何かウンウンと唸っているようでした終わった友人に声をかけると「気分が悪いから帰るよ」（その手にはお札が握られていました）次の日友人に電話をかけると気を取り直したように「昨日は勢いに負けて納得しちゃったけど　よく考えれば当たり前の事しか言っていなかった　俺の事も知らべれば分かるはずだ」と自分を納得させているようでした友人はお札を捨てたと言っていましたそれから1ヶ月、お札を常に持っているのが良かったのか仕事は順調で気分もよく、気持ちの問題だったとしてもお札を買って良かったなと思えるようになっていました久しぶりに友人に電話を入れると母親から息子が自殺して亡くなった事を知らされました彼の部屋に通されてお線香をあげると彼が占い師に何を言われていたのかが気になりましたその足で商店街に行き、占い師の前に立つと何も言わないのに占い師は一瞥しただけで「あの男は死んだんだな、あれだけお札を手放すなと　言ったはずなのに」そう言いました驚いている千葉さんにこんな事も教えてくれました千葉さんに取り付いていた生霊は友人で大手の会社に入った千葉さんの事をいつも羨んでいた為にいつしか生霊となって取り付いていたということでした彼は優秀でしたが父親の経営する小さな店を手伝わなければいけない、それが悔しかった為だったのでしょう最後に占い師にこんな事を言われました「いまあなたが付き合っている人とは別れた方がいい　あなたの守護霊が彼女は悪い人間だから　そう伝えて欲しいと言っている」そう言われましたそれまですべて当たっていた占い師の言葉に千葉さんは返す言葉もなく彼女と別れましたそれから一年立たないうちに彼女が上司と不倫していた事と会社のお金を横領している事が分かり彼女と上司は首になったのでした彼女は警察の事情聴取で千葉さんが関与していなかったのかと聞かれて仲間に引き入れる寸前で別れたと話していたそうです占い師とはそれ以来あっていませんなぜなら何度商店街を通っても店を出していないからです周りの店の人に聞いてもそんな店は見たことが無いと言われました　　　　この話し終わり

  2006/10/20

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  週休制

  　　　　昨日の問題明治時代になってから週休制度（日曜休み）がスタートしましたが、なぜ週休制度を導入したのでしょうか？1、休みの無い人を休ませる為2、休みすぎの人を働かせる為3、アメリカの真似をした為休みすぎの人を働かせるため （がもぴーさん）（昨日に引き続き難しい問題を当てられるとは、ちょっとビックリ）答え2の休みすぎの人を働かせる為でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題 「初ものを食べると75日長生きする」といいますがこの言葉は何処からでた言葉でしょうか？1、貴族2、お坊さん3、罪人さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア週休制が導入されたのは明治に入ってからで日曜日が休日と定められたのは明治7年（1874年）で土曜日の半休制度が導入されたのは明治9年（1876年）でしたこの制度が導入されたのは休みの無い人を休ませる為ではなく休みすぎの人を働かせる為に導入されましたそれというのもそれまでの役人は毎月の1のつく日と6のつく日が休みで、他にも節句や祭りなどの日も休む習慣があり、年で直すと半分も働いていませんでしたこれではあまりにも効率が悪い為に明治政府が週休制を導入したそうですちなみにアメリカでの週休二日制は日曜日が教会のミサの為で土曜が日本で言う日曜の代わりになりますこれは奴隷制度があったアメリカの黒人達に休みを与える為に導入されたといわれています　　　　ひどい男それは辻幸太郎さんが大学時代の話し辻さんは大学時代はひどい男と呼ばれていました大学時代かなりモテた辻さんは毎日のように相手を変えては付き合い、付き合っては別れるという事を繰り返していましたその当時の辻さんにはひどい事をしているという感覚が無く自分がもてるのが当たり前で友人の忠告にももてない奴がうらやましがっているとしか思っていませんでしたその日は約束していた女の子が急に用事が出来たために一人で町をブラブラとしていましたすると以前に手紙をもらった事のある園子さんが歩いていました園子さんは顔は普通なのですが性格が暗くあまり相手にしたく無いタイプでしたが暇をもてあましていた辻さんは声をかけてそのまま一夜を共に過ごしましたおとなしい性格の彼女は学校では遠巻きに辻さんを見るだけで話しかけてくることも無かったので辻さんも別に気にしていませんでしたそれからも辻さんは色々な女性と付き合いましたしかし3ヶ月を過ぎた頃に園子さんが急にマンションにやってきました玄関で応対しようとすると園子さんは勝手に中に入り座り込みました（こいつは何なんだ？）そう思っていると園子さんは思い切ったように「私妊娠しました」と言いましたしばらく沈黙が続き辻さんの言った言葉は「金なら出してやるからおろせ」というものでした彼女は「絶対におろさない」と言い張り帰ろうとしました止める辻さんの手を振り払い逃げるように階段をはしり追いかけた辻さんは思わず彼女を押してしまいました階段の下でうずくまる彼女に声をかけた辻さんは少し間を置いてから救急車をよびました運び込まれた彼女は辻さんの思い通りに流産しましたお見舞いにもいかなかった辻さんは園子さんの事を徐々に忘れていきました彼女を見かけなくなってから半年ほど経った時でした女の子と歩いていると向うから園子さんが歩いてくるのが分かりましたすこしドキドキしていた辻さんの横を彼女は何もなかったように通り過ぎていきました（その時みた彼女は笑ったような気がしました）それからも園子さんは辻さんが女の子といる時に必ず辻さんから見える所に現れるようになり辻さんも困っていました友達に「最近変な女に付きまとわれて困ってるんだよね」と言うと「あれだけ派手に遊んでいたら、一人ぐらいそういう　女の子も出てくるだろ、それでそれは誰だよ？」「園子っていう暗い女いただろ、知ってるか？」「園子？・・・園子ってあの園子か？嘘だろ　お前が学校に来てない時にアイツ自殺したって話だぞ　何でも流産したからって聞いているけど」そう話している友達の肩越しからは園子さんが少し微笑んだように辻さんの方を見ていました辻さんは「園子が見ているよ」そう叫び友達の前から走って逃げましたするとすぐ目の前の交差点で辻さんは跳ねられてしまい病院に入院してしまいました辻さんはその後精神病院に移されてそのまま大学は辞めてしまったそうです　　　　この話し終わり

  2006/10/19

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  牛車

  　　　　昨日の問題 平安時代に貴族の移動手段として「牛車」というものを使いましたが何故馬ではなかったのでしょうか？1、別に急ぐほど忙しくなかったから2、馬に牛車を引く力が無かったから3、神聖視されていた馬に引かせるわけにはいかなかったから馬に牛車を引く力が無かったから （がもぴーさん） （これはさすがに当たらないと思ってました）答え2の馬に牛車を引く力が無かったからでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題明治時代になってから週休制度（日曜休み）がスタートしましたが、なぜ週休制度を導入したのでしょうか？1、休みの無い人を休ませる為2、休みすぎの人を働かせる為3、アメリカの真似をした為さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア平安時代などの貴族が乗るものといえばドラマなどでは必ず牛車で移動していますが何故牛かご存知でしょうか？これは当時の馬に車を引く力が無かったからです当時の馬は現在の3分の2ぐらいしか無く人は乗せられたものの車を引く力がありませんでしたその為牛にひかせていたのでしたちなみに今では交配がすすみ競走馬の99％以上が三大始祖と呼ばれる馬で占められています三大始祖バイアリーターク、ダーレイアラビアン、ゴドルフィンアラビアン　　　　もういいかいある小学校の噂で一人の男の子が行方不明になるという事がありました消えた少年を学校関係者や警察が捜しましたが全く見つかる気配もありませんでした警察が調べるとその少年が日頃から「何処かに行きたい」と言っていたので家出という事になりましたしかし子供たちの間ではお化けに連れて行かれたという噂が残っていました噂ではトイレに行った子供が個室に入ると「もういいかい」と誰かが声をかけてきてドアを叩きますその声を無視しないと連れて行かれるというものなのです何人かが同じように言われたが無視したので連れて行かれずにすんだという事が噂になりましたしかし本当に声をかけられたという人が誰か分からずにただの噂だと思っていましたある日、友達と一緒に学校に残っているとお腹が痛くなりトイレに向かって走って行くと誰もいない校舎は静かで足音だけが響きますトイレの個室に飛び込みカギをかけて便器に腰を下ろしましたしばらくして出ようとすると誰かが入ってきたような気がしゆっくりと歩く雰囲気が伝わってきました彼の個室の前で誰かが止まりノックします「トントン」というノックの後に子供の声で「もういいかい」そう声をかけられました一瞬ヒヤッとしましたがきっと友達がからかっているのだろうと思い切ってドアを開けました目の前にいたのは全身がずぶ濡れになり顔が腐って目玉が飛び出した男の子の姿でした次に目を覚ますと保健室のベッドの上で眠っていました友達が余りに帰って来るのが遅いので見に来るとトイレの中で倒れていたというのです先生にトイレで見たずぶ濡れの男の子の事を話すと先生は何かを思い出したように職員室にかけて行きました保健室で寝ている彼の耳に「見つかったぞー」という声が聞こえてきました後で聞いた話では壊れていたトイレの水用のタンクにいなくなった少年が浮かんでいたという事でした少年は全身がパンパンになり腐った姿で発見されたそうでどうやら彼が見たのはその少年のようでしたしかし少年が何故タンクに落ちたのかはわかりませんがそれからも何度かトイレで少年を見たという噂がたつことがありましたここで疑問が残りました最初の少年は誰につれていかれたんだろう　　　　この話し終わり

  2006/10/18

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  オードブル

  　　　　昨日の問題前菜の前に出される物を「オードブル」といいますがこれが最初に始まったのは何処だと言われてるでしょうか？1、フランス2、ロシア3、中国 2、ロシア 　なんとなく語感で（777sugaさん）（すごい理由ですねー）答え2のロシアでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題 平安時代に貴族の移動手段として「牛車」というものを使いましたが何故馬ではなかったのでしょうか？1、別に急ぐほど忙しくなかったから2、馬に牛車を引く力が無かったから3、神聖視されていた馬に引かせるわけにはいかなかったからさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア 前菜の前に出される物を「オードブル」といいますがこれはフランス語で「作品の外」「建物の突き出た部分」という意味がありメニュー以外の食物という意味になりますこれはロシアのザークスカという習慣が広まったという説がありますロシアは広い国の為に遠路から来る客が多いために到着時間がまばらな為に早く来た客の為に酒やつまみを出したのがザークスカといいました11世紀のフランスではオードブルという言葉はありましたが現在のオードブルとは違い一度にすべての料理を出してそのテーブルの開いた場所に置いておく物をオードブルといいロシアからザークスカの習慣が持ち込まれてザークスカの事をオードブルというようになったようです　　　　冷たい子供飯野ようこさんが子供と一緒に公園で遊んでいる時でした息子の進君を砂場で遊ばせてベンチに座っていると何処からか泣き声が聞こえてきました辺りをみまわすと公園の中にある小さな池の傍で女の子が泣いていました他の大人たちはまるでそれを無視するように誰も女の子の方を振り向こうともしません親もいないようなので女の子の傍により声をかけると女の子はチラリとこちらを見ました理由を聞くと池の中におもちゃを落としたというのです水面を見ても何処にもおもちゃはありませんでした「無いね」そう声をかけると女の子はいつのまにか何処にもいませんでしたおかしいと思い、他のお母さん方に女の子が何処に行ったのか聞いてみると、だれもその少女を見ていないというのでおかしいと思いつつもその日は子供を連れて家に帰りました家に帰り夕食の支度をしていると玄関のチャイムがなりました玄関を開けると池の傍で見かけた女の子が立っていました「どうしたの？」と聞くと彼女は逃げるように走り出しました何故か追いかけなければいけないと思い女の子を追いかけるとドンドンと公園の方に走っていきます妙な胸騒ぎをしながらも女の子を追いかけて行くと公園の池のほうに向かっていきました池の近くまで行くと女の子は何処にもいませんしかし胸騒ぎがおさまらない為に走る足をゆるめませんでした池に着くと何かを探すように池を見渡しましたすると池の中に何かが浮かんでいました飯野さんは何も考えずに飛び込みました浮かんでいるものを引き寄せるとそれは息子の進君でしたすぐに救急車で進君を運ぶと進くんはすぐに目を覚ましました何故そんな所にいたのかと聞くと公園で遊んでいた時に忘れ物をして取りに行ったというのです進君に女の子を見なかったのかと聞くと「見ていない」そう答えましたしかし後で聞いた話によると池で亡くなった女の子がおりその女の子は落としたおもちゃを取ろうとして池にはまり亡くなったということなのです何故女の子が出てきたのかはわかりませんがもしかしたら自分の事を見つけてくれた飯野さんにお礼がわりに危険を教えてくれたのかもしれません　　　　この話し終わり

  2006/10/17

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  ナポレオン

  　　　　昨日の問題高級ブランデーの事を「ナポレオン」と言いますがさてこの名前が付いたのは何故でしょうか？1、ナポレオン一世の即位の為に2、ナポレオン一世の息子が誕生した為に3、ナポレオン一世が死んだ為に（正解者無しでした）答え2のナポレオン一世の息子が誕生した為にでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題前菜も前に出される物を「オードブル」といいますがこれが最初に始まったのは何処だと言われてるでしょうか？1、フランス2、ロシア3、中国さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア高級ブランデーの事を「ナポレオン」という物がありますがこれは1812年にフランス皇帝ナポレオン一世の息子が誕生した時にコニャックメーカーが皇帝に祝意をあらわして「ナポレオン」と名づけたのが始まりですここからフランスの様々なメーカーが自社の最高級のブランデーにこの名前をつけていますしかし安物しか作らないメーカーもあり自社製品の中でまだマシな物に「ナポレオン」と付けている場合もあり、必ずしもナポレオンだからと言って高級品とは限りませんちなみにブランデーといえばV・S・O・PやXOなどがありますがVはVery(非常に）・SはSuperior（優れた）・OはOld（古い）PはPale(澄んだ）・XはExtra(格段の）という意味でフランスのメーカーが英語を使っているのはイギリスがコニャックの得意先だったからですさらにちなみにブランデーとは「ブラン・デ・ワイン（焼きぶどう酒）」で蒸留して作るお酒の事をいいます　　　　歌高柳家には変な事が起こるそれは高柳元次さんが子供の時でした高柳さんには１つ年上のお兄さんがいましたお兄さんとの思い出はかくれんぼをしていた事ぐらいで他にはほとんど覚えていませんがお兄さんが死ぬ少し前に歌っていた歌だけははっきりと覚えています当時兄が小学一年生で私が幼稚園の頃でした兄と遊んでいると兄が突然歌い始めました「ホーホーホー、お前の６つのお祝いに　お前の首をちょん切って、のうじんさまに捧げましょ　ホーホーホー、私が６つのお祝いに　この首ちょん切り捧げたら、皆でお祭りいたしましょ」この歌を兄の真似をして二人で歌っていたらそれを見た母親がその場で泣き崩れておばあちゃんが手を合わせて拝んでいた事を覚えていますそれからしばらくして兄は亡くなりましたがどのようにして亡くなったのかはわかりませんまるで隠すようにしてお葬式をして私は参加させてもらえなかったからですその後、この歌を誰かの前で歌うことはなくなりましたこの歌を歌うと肉親がさびしそうな顔をするからですその後、誰も兄の事を口に出すものもなく私自身も本当に兄がいたのかどうかも忘れるぐらいでしたしかしそれはまだ終わっていませんでした私が３０歳になった時でした家を継いで実家に住み始めて２年目を迎えたときでした仕事から帰ってくると息子があの歌を口ずさんでいます「お前どうしてその歌をしっているんだ？」と息子に詰め寄ると息子は「かくれんぼをしていて蔵に入った時に女の子に教えてもらった」というのです母親にこの事を話すと母親は涙を流しながらいいました「この歌を最初に聞いて歌ったものは助からない」と理由を聞くとこうでした高柳家は昔から農家を営んでおり何代も前に日照り続きで農作物が全滅する危険がある時がありその時誰ともなく人間を奉納すれば雨が降ると言い出しました奉納すると言っても当然誰も自分がなると言う者がいませんそこで選ばれたのが小作人の娘喜代でした彼女の父親は病気で畑に出ることが出来ず食べる物もないという有様だった為にたくさんのお金と食料を貰う約束で自分から名乗り出ました彼女を穴の開いた船に乗せてすまきにして出すと彼女はゆっくりと船と一緒に沈んで行きましたそれが効いたのかすぐに雨が降り、農作物の全滅はさけられ皆も喜んでいたのですがそれ以後何故か高柳家の長男が変死する自体が起き始めました死ぬ前に皆必ず歌ったそうです「ホーホーホー、お前の６つのお祝いに　お前の首をちょん切って、農神さまに捧げましょ　ホーホーホー、私が６つのお祝いに　この首ちょん切り捧げたら、皆でお祭りいたしましょ」とその後、息子は事故で首を切断されて死にました母の話では小作人の喜代ちゃんはすまきにされて死んだ後浮かんできた所を引き上げられると頭だけがまるで何かで噛み千切られたように無かったそうですこの負の連鎖はまだ終わらずに続いている　　　　この話し終わり

  2006/10/16

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  タリバン

  　　　　昨日の問題アメリカの同時多発テロで有名になった「タリバン」ですがこの「タリバン」とはどういう意味があるでしょうか？1、生徒2、学生3、先生2、学生 （ 777sugaさん）3 学生 （ がもぴーさん） （777sugaさんも色々な本を読んでいますね）答え2の学生でした　　　　今日の問題高級ブランデーの事を「ナポレオン」と言いますがさてこの名前が付いたのは何故でしょうか？1、ナポレオン一世の即位の為に2、ナポレオン一世の息子が誕生した為に3、ナポレオン一世が死んだ為にさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアアメリカの同時多発テロで有名になった「タリバン」ですがこの「タリバン」とはアフガニスタンのゲリラ勢力の名前で「学生」や「求道者」という意味がありますこれはアフガニスタン戦争でパキスタンに逃れてイスラム神学を学んだ学生が中心として組織されていた為です1994年にアフガニスタンに侵攻しあっというまにアフガニスタンの大部分を占領しイスラム復興主義を掲げて首都のカブールも制圧しましたこの時に共産党政権のナジブラを処刑しました実際ロシアの後ろ盾のあったナジブルをアメリカの後ろ盾があったタリバンが制圧した格好になりその後、タリバンを裏切ったアメリカがテロを仕掛けられたのですアメリカも自分達が後ろ盾をして育てた人たちに狙われるとまでは考えていなかったのでしょうね　　　　映画部映画好きの伊藤一志さんは高校でも映画部に入っています映画部と行ってもやっている事はカメラの前で演技をしてそれをつなぎ合わせて学園祭などで発表するその程度のものでした伊藤さんは脚本担当で友達の南田さんは編集を担当していましたある時、学園祭用の編集を任されていた南田さんが昼休みに話しかけてきました「ちょっと見てもらいたいものがあるんだよ」そういわれて部室までついていくと昨日撮った物を編集した物を見せられました映像を見ていると南田さんが「次の部分だよ」そう叫びましたじっとその映像を見ていましたが伊藤さんには皆が普通に演技しているように見えました「今の映像に何があったんだよ？」「あれが見えなかったのか？」「あれってなんだよ？」南田さんは「やっぱり俺しか見えないんだ・・・・」そうつぶやきながら部室から出て行ってしまいました気になった伊藤さんはその次の部分だといわれた所を何度も見直しましたが何も見えませんでした放課後部室に行くと南田さんが部に来ていないというのです昼間あった事を皆に話すと他にも「俺も見せられたけど何も見えなかった」と言われ他にも見せられた者がいた事が分かりました心配になった伊藤さんが家に帰ってから電話をすると母親にまだ帰っていないと言われました次の日の学校で先生から南田さんがマンションの屋上から飛び降りて死んだと言う事を聞かされました皆で出席したお葬式の写真は元気だった頃の南田さんのニッコリと笑った笑顔でしたそれから学園祭の発表をどうしようかと思いましたが最後に南田さんが編集した物を使うことにしましたそれは学園祭で大好評で皆もうれしく思っていましたそれを見た顧問の先生に言われました「全体的によかったけど、途中で南田がお地蔵さんの　横に立っていたのに意味があったのか？」そう言われて皆でもう一度見てみると南田さんが「あれが見えなかったのか？」と言っていた映像の部分に確かに南田さんが写り込んでいました皆は騒然となりました絶対にこんな事はありえないというのです南田さんはその時にはカメラマンも兼任していたからです南田さんが写りこんでいたシーンは青春に悩んだ主人公が周りの物を壊して暴れるシーンでその時にその場所を指定したのは南田さんだったのですそしてその時にお地蔵さんが並んでいる一番端の小さなお地蔵さんの頭をあやまって壊してしまっていたのでした南田さんが一人で何を見たのかはわかりませんでしたしかし一つだけ分かった事は呪いはまだ続いているという事です映画に関わった者が順番に死んだり精神を病んだりしているのです最近伊藤さんにもあるものが見えるようになりましたそれは無機質に冷たいお地蔵さんの目が見えるのですその目に見つめられると死ななければいけないと思うようになるのだそうですそれから数年、彼がどうなったのかは分かりません　　　　この話し終わり

  2006/10/15

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  匁

  　　　　昨日の問題日本でほとんで使われることの無くなりましたがいまだに世界的に使われている単位がありますさてどれでしょうか？1、合（ごう）2、尺（しゃく）3、匁（もんめ）3、匁（もんめ） （777sugaさん）2 3、匁（もんめ） （ Dorikiさん）（こんなにあっさりと当てられるとは・・・）答え3の匁でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題アメリカの同時多発テロで有名になった「タリバン」ですがこの「タリバン」とはどういう意味があるでしょうか？1、生徒2、学生3、先生さてどれでしょうか？　　　　　ちょっとトリビア現在ではメートル法に変り、昔ながらの尺貫法は使われなくなりましたがまだ業界によっては尺貫法や「升」や「合」が使われていますが日本の中だけで世界的には使われてはいませんしかし「匁（もんめ）」という単位は真珠の重さの単位として使われていますこれは真円真珠の養殖に成功した御木本幸吉さんの真珠が世界のマーケットで取引されるるようになりその時に日本で使用されていた重さの単位がそのまま使われるようになったためです　　　　こっちにおいでよ三谷雄一さんのおじいさんの家は古民家といわれる家で子供の頃はよく遊びに行きましたが大人になると行く事も無くなっていましたしかしおじいさんが死んだ時に両親がその家を貰い両親はその家に住む事に決めたのでした引越しの手伝いの為に家に行くと懐かしいことをおもいだしましたおじいさんの家は中二階があり中二階は物置に使われていました三谷さんも子供の頃は何度も登って遊ぶ事がありましたが大人には「登ってはいけない、お化けが出るから」と脅かされていました子供心に（そんなものが居るわけが無い、危ないからいっているんだ）そんな風に考えていましたしかし一度だけあることがありました中二階には３つの部屋があり一番おくの部屋に同じ歳ぐらいの男の子が手をだして「一緒にあそぼうよ」というのですすぐに一階に降りてその事を言うと逆に「だから上に上がってはいけないと言っただろ」と怒られてしまったのでその後は怖くなって一度も中二階に登る事がありませんでしたその年のお盆休みに子供を連れて実家に帰った時でした両親と話をしていると子供が何処にもいなくなりました妻に聞くと「さっき友達が遊びに行こうって言っているから　行ってもいいよって、聞くからいいわよって言ったら　出て行った」というのですこの時三谷さんは嫌な予感がしましたみんなが呆然としているなか、走って中二階に登ると息子の名前を呼びながら捜しましたすると一番奥の部屋に息子がが倒れていました呼吸はあるのですが目を覚ましません病院に運んで見てもらいましたが倒れてから１週間、目を覚ます事がありませんでした気がついた息子は元気そのものでどうして倒れていたのかと聞くと中二階で男の子が一緒に行こうといわれたので手を引かれて行くと綺麗な所にでて一緒に遊んでいたというのですそして男の子が「僕、もう行くね」そう言ったかと思うと目が覚めたというのですそれからその男の子が現れることがありませんきっと遊ぶに満足して天国に行ったのでしょう蔵にあった古い写真をみて息子がいいました「この子だよ、僕と一緒に遊んだのは」その写真の裏には５０年ほど前の日付が入っており「息子勝男の在りし日の姿」と書いてありましたその写真の男の子は三谷さんが子供の頃に見たのと同じ子供でした　　　　この話し終わり

  2006/10/14

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  この木何の木気になる木

  　　　　昨日の問題昔、日立製作所のCMで「この木なんの木気になる木、名前の知らない木ですから」というCMがありましたがこの木は地元で何と呼ばれてるでしょうか？1、モンキーホット2、モンキーホッド3、モンキーポッド3、モンキーポッド (777sugaさん) 3、モンキーポッド,アメリカネムノキかなんかですよね？！ (がもぴーさん)(このCMやっている時は何の木だろうと思っていました）答え３のモンキーポッドでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題日本でほとんで使われることの無くなりましたがいまだに世界的に使われている単位がありますさてどれでしょうか？1、合（ごう）2、尺（しゃく）3、匁（もんめ）さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア昔、日立製作所のCMで「この木なんの木気になる木、名前の知らない木ですから」というCMがありましたが、この木は地元でモンキーポッドと呼ばれ（他にもレインツリー、アメリカネム等）ていますマメ科の植物で学名を「サマネアサマン」といい西インド諸島原産の木で成長が早くCMに登場した木でも200年経っていませんあれだけ大きな木の生命を維持する為にはたくさんの葉の光合成が必要な為にあれだけのものになり花は白く小さい花が咲きますちなみにアメリカネムとネムがつきますが種類は違います 　 　　　　学校のプール水戸晴彦さんが中学生の時の話しですそれは夏休みが終わって数日経った時の話しですそれは暑い夜で暑くて眠れない為に学校に忍び込んで泳ごうと考えましたカギも閉めていないプールには簡単に忍び込む事が出来ひとり月明かりで涼んでいました３０分ほどプールで泳ぎ、そろそろ帰ろうかと思いプールからでるとバシャバシャと誰かが泳ぐ音が聞こえました見てみると黒い影のようなものが水面をすごい速さで泳いでいましたその影に水戸さんが声をかけると何も答えずに懸命に泳いでいるようでした水戸さんは黙って塀をよじ登り家に帰りました次の日も暑かった為にプールに入るために学校に忍び込みましたすると昨日と同じように黒い影が一生懸命泳いでいました声をかけようかとも思いましたが水戸さんがプールに入った３０分間、その影は泳ぎ続けていました次の日、学校でこの話をすると友達はうらやましがり自分達も一緒に入りたいという事で夜に集合という事になりましたみんなでプールに行くといつものように黒い影が泳ぐのが見えましたすると友達の一人がその影を見て震えだしましたそしてその場から走って逃げていきました皆で心配して追いかけると学校の外で震えて座り込んでいました「どうしたんだよ？」そう声をかけるとおびえる様な声で「あれ、進藤だよ・・・」「進藤？」「夏休み中に死んだ水泳部の進藤だよ・・・」「そんな馬鹿な話があるわけ無いだろ」「あの泳ぎ方は間違いなく進藤だよ、あいつ水泳の試合の　前日に事故で死んだんだ」皆で確かめようと戻ってみるとまだその影は泳いでいましたみんなでその影を見ているとその影は反対側に上がって、こちら側を振り向き手を振ってその場から消えてゆきましたその話は次の日には学校の話題になりましたしかしその話題も冬を迎える頃には誰も口にしなくなりました　　　　この話し終わり

  2006/10/13

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  会席料理

  　　　　昨日の問題　会席料理の「会」とは何の会の事でしょうか？1、俳句の会2、碁の会3、花見の会俳句の会 （がもぴーさん）（会のつく答えが他に思いつきませんでした）答え１の俳句の会でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題昔、日立製作所のCMで「この木なんの木気になる木、名前の知らない木ですから」というCMがありましたがこの木は地元で何と呼ばれてるでしょうか？1、モンキーホット2、モンキーホッド3、モンキーポッドさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア会席料理の「会」とは何の会かご存知でしょうか？これは「俳句の会」なのです会席料理とはもともとは俳句の会の後にちょっとした酒やつまみを出したもので、最初は量が少ないものでしたがそれがいつの間にか豪華な料理に変っていったのでしたちなみによく間違われる物に懐石料理というものがありますがこれは修行僧が焼いた石を布で包み懐にいれて暖をとった故事にちなんでつけられたもので石で腹を温める程度の軽い食事という意味ですたまに「会席料理」の豪華な食事に誘われて行ったら出てきたのが「懐石料理」で少なかったという笑い話もあるぐらいです　　　　大学の友人近藤裕也さんが大学に入学して３ヶ月目を迎えた頃でした大学近くのアパートに住んでいた近藤さんはファミリーレストランでバイトをしていましたバイト先では同じ大学に通う中田さんと友達になりお互いのアパートが近いという事もありよく一緒に遊んでいましたしばらくすると中田さんの付き合いが悪くなり理由を聞いても忙しいからとしか答えませんでしたそんな時、大学構内で中田さんが女の人と歩いているのを見て（彼女が出来たから付き合いが悪かったのか）　と納得していましたしかしそれまではバイトだけはしっかりと出ていたのですが時々休むようになり、ついには来なくなってしまいましたバイト先の店長に見てきて欲しいと言われアパートに見に行くと中田さんは頬がこけて目が窪み何か非常に疲れているように見えました中田さんが言うには最近疲れが取れないのでしばらく休むという事でしたそれから１ヶ月、一度も出勤しない中田さんに店長も怒り首だという事を伝えてくれと言われましたしかたがないので近藤さんが中田さんの家に行くと返事がありませんでしたドアノブを回すとカギはかかっていません覗くと中で倒れている中田さんの足が見えました中に入り揺するとまだ息があり「ゆり子が、ゆり子が」と呟き続けていました救急車で病院に運びしばらく入院することになりましたお見舞いに行くと中田さんは眠っていましたその時に中田さんの寝言を聞きました「ゆり子何処に行くんだよ」というものでした目を覚ましてから聞くとゆり子さんとはたまたま声をかけると同じ大学だという事が分かり、自然と付き合うようになったということでしたしかし最近彼女は中田さんの家で同棲同然に暮らしだしたというのでした「今でも彼女が部屋にいるから見てきてくれ」と必要に言う彼の頼みにアパートに見に行くとやはり誰もいません、ただ風呂場には長い髪の毛だけが浮いているのを見つけましたその事を中田さんに伝えると彼は大変心配していました次の日、もう一度お見舞いに行くと中田さんがいません看護士に聞くと脱走したというのです心配になった近藤さんが家に見に行くと中田さんはうれしそうな顔をして長い髪の毛を首に絡ませながらお風呂場で死んでいました警察に連絡をして現場検証をしている時に近藤さんの耳に飛び込んできたのは近所のおばさんの声でした「またこの部屋で自殺？これで三件目じゃないの」というものでした話を聞くと最初の自殺者が女の人で彼氏に捨てられて自殺したという話でしたその人の名前は武田ゆりこさんだという話を聞きましたもちろん大学の在籍者には武田ゆり子はいませんでしたが聞いた時にこんな事も言っていました「そういえば三年前に自殺した人も確か　武田ゆりこさんって名前だったよね」と　　　　この話し終わり

  2006/10/12

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  会席料理

  　　　　昨日の問題　会席料理の「会」とは何の会の事でしょうか？1、俳句の会2、碁の会3、花見の会俳句の会 （がもぴーさん）（会のつく答えが他に思いつきませんでした）答え１の俳句の会でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題昔、日立製作所のCMで「この木なんの木気になる木、名前の知らない木ですから」というCMがありましたがこの木は地元で何と呼ばれてるでしょうか？1、モンキーホット2、モンキーホッド3、モンキーポッドさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア会席料理の「会」とは何の会かご存知でしょうか？これは「俳句の会」なのです会席料理とはもともとは俳句の会の後にちょっとした酒やつまみを出したもので、最初は量が少ないものでしたがそれがいつの間にか豪華な料理に変っていったのでしたちなみによく間違われる物に懐石料理というものがありますがこれは修行僧が焼いた石を布で包み懐にいれて暖をとった故事にちなんでつけられたもので石で腹を温める程度の軽い食事という意味ですたまに「会席料理」の豪華な食事に誘われて行ったら出てきたのが「懐石料理」で少なかったという笑い話もあるぐらいです　　　　大学の友人近藤裕也さんが大学に入学して３ヶ月目を迎えた頃でした大学近くのアパートに住んでいた近藤さんはファミリーレストランでバイトをしていましたバイト先では同じ大学に通う中田さんと友達になりお互いのアパートが近いという事もありよく一緒に遊んでいましたしばらくすると中田さんの付き合いが悪くなり理由を聞いても忙しいからとしか答えませんでしたそんな時、大学構内で中田さんが女の人と歩いているのを見て（彼女が出来たから付き合いが悪かったのか）　と納得していましたしかしそれまではバイトだけはしっかりと出ていたのですが時々休むようになり、ついには来なくなってしまいましたバイト先の店長に見てきて欲しいと言われアパートに見に行くと中田さんは頬がこけて目が窪み何か非常に疲れているように見えました中田さんが言うには最近疲れが取れないのでしばらく休むという事でしたそれから１ヶ月、一度も出勤しない中田さんに店長も怒り首だという事を伝えてくれと言われましたしかたがないので近藤さんが中田さんの家に行くと返事がありませんでしたドアノブを回すとカギはかかっていません覗くと中で倒れている中田さんの足が見えました中に入り揺するとまだ息があり「ゆり子が、ゆり子が」と呟き続けていました救急車で病院に運びしばらく入院することになりましたお見舞いに行くと中田さんは眠っていましたその時に中田さんの寝言を聞きました「ゆり子何処に行くんだよ」というものでした目を覚ましてから聞くとゆり子さんとはたまたま声をかけると同じ大学だという事が分かり、自然と付き合うようになったということでしたしかし最近彼女は中田さんの家で同棲同然に暮らしだしたというのでした「今でも彼女が部屋にいるから見てきてくれ」と必要に言う彼の頼みにアパートに見に行くとやはり誰もいません、ただ風呂場には長い髪の毛だけが浮いているのを見つけましたその事を中田さんに伝えると彼は大変心配していました次の日、もう一度お見舞いに行くと中田さんがいません看護士に聞くと脱走したというのです心配になった近藤さんが家に見に行くと中田さんはうれしそうな顔をして長い髪の毛を首に絡ませながらお風呂場で死んでいました警察に連絡をして現場検証をしている時に近藤さんの耳に飛び込んできたのは近所のおばさんの声でした「またこの部屋で自殺？これで三件目じゃないの」というものでした話を聞くと最初の自殺者が女の人で彼氏に捨てられて自殺したという話でしたその人の名前は武田ゆりこさんだという話を聞きましたもちろん大学の在籍者には武田ゆり子はいませんでしたが聞いた時にこんな事も言っていました「そういえば三年前に自殺した人も確か　武田ゆりこさんって名前だったよね」と　　　　この話し終わり

  2006/10/12

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  江戸わずらい

  　　　　昨日の問題江戸時代に「江戸わずらい」と呼ばれた病気はどれでしょうか？1、脚気2、結核3、性病さてどれでしょうか？1、脚気 (777sugaさん)(777sugaさん久しぶりの正解でしたー）説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題　会席料理の「会」とは何の会の事でしょうか？1、俳句の会2、碁の会3、花見の会さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア江戸時代の中期頃に地方の侍から「江戸わずらい」と呼ばれる病気が流行しましたこれは参勤交代の為に江戸入りした家臣たちが怒りっぽくなったり、寝込んだり、太ったりする者が続出しました、しかし地方に帰ると嘘のように治った為に「江戸わずらい」と呼ばれたのですこの原因は脚気でした当時の地方の侍は玄米を食べていた為に江戸に来て白米を食べるようになるとビタミンB1が不足してその為に脚気にかかったのですしかし地方に帰りいつもの食生活に戻ると脚気がなおったということなのですちなみにこの「江戸わずらい」の原因が分かったのは明治に入ってからだそうです　　　　山道下田吉雄さんの家は駅から20分ほど山道を登った所にあり周りにはほとんど民家などはありません民家が無いために街灯もほとんどなく暗い山道を一人とぼとぼと歩いて毎日登っていましたある日、残業で遅くなり山道を歩いていた時でした暗い道を登っていくと上のほうに何かもぞもぞと動いている物が見えましたそれはまるで芋虫のようなものでゆっくりと下田さんのほうに近寄ってきました（何だろう？動物か？）と思っているとそれは麻袋に入れられた人間のように見えました少しづつ近寄ってくるその物体は泣き声のように「ウーッ、ウーッ」とうなっていますどうする事も出来ずにその場に立っていると雲で月明かりが途切れた一瞬にその物体は消えて無くなりました（今のは一体なんだったんだろう？）家に帰って奥さんにその事を話すと「疲れているのよ」と言われましたもう一度確認する気も起きずに眠りにつきましたすると夜中に奥さんが「玄関の所に誰かがいるの」と下田さんを揺り動かして起しました目が覚めた下田さんが玄関に向かって行くと山道で聞いた「ウーッ、ウーッ」といううめき声のようなものが聞こえました思い切ってドアを開けるとそこには誰もいません「誰もいないよ」そう言って振り返ると奥さんの目はドアの向うを凝視していましたもう一度下田さんがドアの方に振り返るとそこには芋虫のように地面を這っている女の人の姿が見えました驚いて動けない下田さんでしたが奥さんは「助けて欲しいって言ってる・・・・」そう言ってその場に倒れこみました奥さんを介抱している間にその人は消えていなくなっていました朝、目を覚ましたおくさんは何も言わずに山の中に入っていきました「何処に行くんだよ」そう問いかけても返事がありませんまるで目的地があるようにドンドンと山の中に入っていきました山の中に入ってから10分ほどで立ち止まり崖の手前で座り込んで動かなくなりました「どうしたんだ？」身体を揺すると奥さんは気がつき「私どうしてこんな所にいるの」とキョロキョロ周りを見渡しました下田さんが崖下を覗くと夜に見た麻袋が転がっているのが見えました崖下に下りてみると、そこには女の人の死体が入っている麻袋があったのでしたすぐに警察に連絡をしてきてもらい調べてもらうと殺人事件だということが分かったそうで犯人は殺害後麻袋に詰めて遺棄していたのでした見つかった彼女の口元には殺害された時そのままの猿ぐつわが咬まされていましたその為に下田さんが見た時のうめき声になったのでしょうそれからは見ることがなくなりましたが一週間に一度は二人で花を供えに行っているとのことです　　　　この話し終わり

  2006/10/11

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  キャメル

  　　　　昨日の問題童話「白雪姫」の中に７人の小人が登場しますがこの小人の職業は何でしょうか？1、きこり2、鉱夫3、狩人 鉱夫 確かアニメの中ではそうですよね（がもぴーさん）（こんなのよく見て覚えてましたねー） 答え２の鉱夫でした説明よくみてみると小人達はつるはしを持っていたのです彼らの職業はあらがねや金を掘る「鉱夫」だったのです　　　　今日の問題江戸時代に「江戸わずらい」と呼ばれた病気はどれでしょうか？1、脚気2、結核3、性病さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアタバコの中に「キャメル」という銘柄がありますがこのパッケージに描かれたラクダにはモデルがいますこのラクダはサバクにいるラクダではなくサーカスの人気者でオールドジョーという名前がだったのですなぜこのラクダが選ばれたのかというとキャメルの創業者がキャメルを売り出そうとした時このサーカスが町にやってきて、このひとこぶラクダを見て何故か気に入った彼は何枚もの写真を撮りそれを元にして出来上がったのがあのパッケージだったのです　　　　クリーニングクリーニング店でアルバイトをしている品川さんがいつのように店番をしている時でした朝からの雨の為、お客も少なくテレビを見ながらお客が来るのをまっていましたカラカラという引き戸が開く音がしてそちらの方に目をやると今まで何度か見たことのある女の人が立っていました手に持たれた真っ白なカッターシャツをカウンターに出して「このシャツについた汚れは落ちますか？」そう言われました見てみるとシャツの前面には大量の赤黒い血のようなものがついていました「大丈夫ですよ、明日の夕方には綺麗になりますから」そういうと安心したように帰って行きました店の奥で作業しているオーナーにそのシャツを渡して綺麗にクリーニングされた返されましたオーナーには「品川さん、これ血だったよ」そう言われました次の日の夕方、そのカッターシャツを取りに女の人はやってきましたおせっかいだとは思ったのですが「誰か怪我でもされたのですか？」と聞くと彼女は暗い顔で「どうしてですか？」そう言いました「血がついていたので誰かが怪我をされたのかと・・・」彼女は口元を少しだけゆるめながらそれ以上は何もいわずにシャツを持って帰りましたそれから三日後、彼女の写真を持って警察が訪ねてきました「この女性に見覚えありますか？」「ええ、この人なら三日前に血のついたカッターシャツを　取りに来た人ですよ」「？・・・本当に三日前ですか？」「はい、間違いありません」そういうと他の刑事さんとなにやら話していました刑事さんは一度帰り、数日後にもう一度確認に来ました日付が間違いない事と確認の為にクリーニング票をみせると刑事さんが帰りに少しだけ教えてくれましたあの女性が夫の浮気で逆上してどうやら刺したらしい事殺害した後に自分も後追い自殺をした事それが一週間以上前の話だということをその為にきちんとクリーニングされた物があるのをみて日付が合わないために他殺も考えて調べていた事をそして間違いなくこの店に来た女性がその自殺した女性らしい事を　　　　この話し終わり

  2006/10/10

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  マッハ

  　　　　昨日の問題 パリで新装開店の店を出すときにしてはいけない事はどれでしょうか？1、店の前に紅白の花を飾る2、内装に赤い色を使う3、店員の服装が白の服(正解者無しでした）答え１の店の前に紅白の花を飾るでした説明パリでは紅白の花または紅白の縞模様は「工事中・立ち入り禁止」の表示になるのですしかし国によっての習慣の違いは怖いものです　　　　今日の問題童話「白雪姫」の中に７人の小人が登場しますがこの小人の職業は何でしょうか？1、きこり2、鉱夫3、狩人さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアウルトラマンが空を飛ぶ時のM5（マッハ5）という風に書いたりしますがこの「M」は何処から来たかご存知でしょうか？これは超音速の研究で優れていたオーストラリアのエルンスト・マッハという研究者の名前に由来しますかれは物理学、心理学・哲学・科学史などさまざまな分野での研究で知られる人でしたウルトラマンのマッハは5から20まで様々ですがマッハ5のウルトラマンが東京ー大阪間約４００キロを移動すると約２３５秒（約４分弱かかる事になり）ウルトラマンは３分以内に着くことが出来ない為にウルトラ警備隊に入り怪獣のいる所まで乗って行っているのです　　　　笑顔箕輪みつこさんには美晴さんという　　　　　　　　　　　　中学時代からの親友がいます笑顔のかわいい美晴さんは男性からよく手紙をもらったり誘われたりしていましたが幼なじみの健太朗くんが好きだった為に誰とも付き合いませんでした横から見ていると健太郎くんも美晴さんの事が好きだという事がわかるのでみんなやきもきしていましたそこで箕輪さんがセッティングして美晴さんと健太朗くんをカップルにする事に成功しました健太朗くんと付き合い始めた美晴さんの笑顔は前にもまして美しくかわいいものでしたその頃になると箕輪さんにも彼氏ができよくダブルデートをしていましたそれから数年経ち、箕輪さんも高校生3年生になっていました美晴さんも健太朗くんも同じ高校に進学し仲良く通っていましたしかし健太郎くんが時々学校を休むようになりました美晴さんにどうしたのかと聞いても「疲れているからじゃないかな」といつもと変らない笑顔で答えていましたある日、先生がいいました「健太郎が入院したからお見舞いに行く人は　いってあげてください」というものでしたさっそくお見舞いに行くと健太郎君は元気なようすで「たいしたこと無いよ」というだけで横にいる美晴さんの変らぬ笑顔に箕輪さんもたいした事が無いものだと思っていましたそれから三ヵ月後、健太朗くんはあっけなく亡くなりました詳しい事は分かりませんが不治の病だったということだけ先生からの報告がありました美晴さんも休んでいたので落ち込んでいると思い慰めようと家に行くと美晴さんはいつもと変らない笑顔で「明日から学校に行くから」そういうのです心配していた友達もいつもと変らない美晴さんをみて安心していましたある日、いつものように美晴さんと話ながら帰っていると小さな男の子が美晴さんを見て「みーちゃん、泣いちゃ駄目だよ」といいます美晴さんの方を見るといつものように笑顔でした（この子は何を言っているんだろう）そう思ってもう一度美晴さんの方をみると涙を流していました「どうしたの美晴」と声をかけると美晴さんは手で顔を覆って泣き崩れていました周りを見渡すと今までいた小さな子供は何処にもいません落ち着いた美晴さんに、どうして泣いたのかと聞くと「さっきの男の子が小さい頃の健太朗だったの　子供の時のようにみーちゃんと呼んでくれたし」という返事が返ってきましたその時に聞きました健太朗くんが亡くなるまえに「美晴は笑顔がかわいいから　俺が死んでも皆には笑顔でいて欲しいな」と言っていた事をその言葉に答えようと美晴さんが笑顔であり続けた事をそんな美晴さんの心の中で泣いている姿を感じて健太郎さんが子供の姿で目の前に現れていたことをそんな健太朗さんの優しさに触れた美晴さんの笑顔はそれからも、もっと輝いているように見えました　　　　この話し終わり

  2006/10/09

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  サングラス

  　　　　昨日の問題日差しがまぶしい時に使われる「サングラス」（今はそうでも無いですが）は最初は誰の為に作られたのでしょうか？1、警察官用2、裁判官用3、太陽観測用 2、裁判官用 （ Dorikiさん） 2、裁判官用 （ドリームマスターバク(＾ω＾)さん）（真意を隠す為だったのです）　　　　今日の問題 パリで新装開店の店を出すときにしてはいけない事はどれでしょうか？1、店の前に紅白の花を飾る2、内装に赤い色を使う3、店員の服装が白の服さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア現在ではサングラスはファッションとしての用途が多いようですが、１５世紀以前の中国では石英（せきえい）をいぶして黒くする方法が取られていました何故黒くしたのかというと裁判官が判決を下すまでに判決の真意を顔色で悟られない為につけていたものでしたそれが長い間つづき一般に受け入れられるようになったのは１９６０年代にフォスター・グランド社がハリウッドスターにサングラスをかけさせて宣伝したことからファッションとしての人気が高まったとのことです 　　　　行列新谷なおこさんには恋人がいました大学時代からの付き合いでほとんど同棲しているような関係でしたある時彼と一緒にテレビを見ていると心霊特集をやっており新谷さんが怖がっていると彼が俺も似たような事があるよと話し出しました彼の話は実際にみたとか言うものではなく夢の中に出現するものだというのです話を聞くと子供の頃からねむりにつくと時々目の前に見たことも無い人たちの行列がありなぜか並ばなければいけない気になり一番後ろで待っているといつも自分の前で船が定員オーバーになり自分は乗れないというものでした気になった彼は一度精神科でみてもらったらお医者さんからは「いまの現状に満足出来ずに自分だけ取り残されていると　自分の心の中で思い込んでいるからですよ」と言われましたその話を聞いて少し気も楽になりましたがそれも長くは続きませんでした彼がいつのもように行列に並んでいると数人前に見たことのある人が並んでいました（誰だったかな？）そう思いよく顔をみると最近雑誌で顔を見たことがある売出し中のミュージシャンでした次の朝起きるとそのミュージシャンが昨夜に薬物中毒で死んだとニュースで放送されていましたそれが見たことのある人が行列に並んでいた最初でしたその後もその夢は続きおじさんやおばさんや友達など数年の間に行列に並んでいた人はみんな次の日に死んだという話を聞いて新谷さんは「もしかしてそれ三途の川の渡し舟じゃないの？」「俺もそう思うんだよね、でも一度だけ変な事を言われた」「変なこと？」「渡し舟のばあさんに、あんた話せるんだねって」「それってやっぱり三途の川だよ」「でも何にも無い俺が乗ったらどうなるのか確かめたいけど　今まで俺の前で定員オーバーになるんで乗れないんだよね　一度乗ってみたいんだけどね」そんな話をして笑っていましたしばらくして新谷さんが実家に帰っていた為に2週間ほど会えない日々がありました久しぶりに彼の家に行ってみると彼の部屋の前にはたくさんの人がいましたわけを聞くと彼が部屋で死んでいるのが発見されたというのです死因は心臓発作でしたその後、彼の母親から新谷さん宛ての手紙が渡されましたその中には「なおこ、おばあさんが明日乗るかいって言ったので　のせてもらう事にします、さようなら」と書いてありました彼が会社の事で悩んでいたのが分かったのはその後でした　　　　この話し終わり

  2006/10/08

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  リムジン

  　　　　昨日の問題「リムジン」といえば政治家やお金持ちが乗るような車ですがさてこの「リムジン」とは何処から出た言葉でしょうか？1、人の名前から2、町の名前から3、地方の名前から3、地方の名前から Dorikiさん2 （フランスの地方なのです）答え３の地方の名前からでした説明はちょっとトリビア　　　　今日の問題日差しがまぶしい時に使われる「サングラス」（今はそうでも無いですが）は最初は誰の為に作られたのでしょうか？1、警察官用2、裁判官用3、太陽観測用さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「リムジン」といえば政治家やお金持ちが乗るような車ですがこのリムジンとはフランス中部の地方名の「リムザン」が語源となっていますなぜこの地方名がついたのかというとリムザン地方の羊飼い達が着ていた黒くて長い外套（服の上に着るオーバーのようなもの）に似ていたからといわれていますドイツではリムジンと呼んでいますがフランスやイタリヤでは「ベルリン」とよんでいますこれはベルリンで発明された馬車の呼び名がそのまま車に使われるようになったためです　　　　祟り望月ようこさんが中学生の時の話し望月さんがクラスの友達と話しているときでした誰かが「私の父さん変な癖があるんだよね　　トイレに行く時は必ずズボンを脱いでからいくんだよ」皆で笑いましたが何人かは「私のお父さんもだよ」と言って皆で笑っていました一人の友達がこんな事を言い出しました「私の家では捕まえた虫やゴキブリとかをコンロで燃やすんだよ」みんなそれは変だと言いましたが彼女自身それが当たり前で育っていたので小学校の時に友達に言われて始めて他の家ではやっていないと知ったくらいでしたしかし分かったその後も数多くの虫を火にかけて青白い炎に焼かれてもだえながら死んでいく虫をみて可哀相だという気持ちも起きないようでした皆は影で「きっと何かバチが当たるよね」と話していましたしばらくして家庭科の授業の時にゴキブリがでた時に彼女が捕まえてコンロで焼いた時には大騒ぎになり彼女は先生に怒られた為にそれ以来あまり人前でその事を話さないようになって言ったそうですある日、望月さんがその子の家に遊びに行くと、彼女の母親が台所で虫を焼いているのを見た時には驚いたそうですぐに彼女の家から帰った事もあったそうですある日、望月さんが家の前で遊んでいると彼女の家族が家の前を車で通り、彼女は車の中から手を振って「今から食事に行くの」と　　　　　　　　　うれしそうに車が発進して行きました見送っていると車が左右に変な動きをしてそのまま電柱にぶつかりました近所の人たちも出てきて大変な騒ぎになりましたが車のドアがぶつかったショックで開かずに中から出ることが出来ません誰かが叫びました「ガソリンが漏れていて危ないから離れろ」そのすぐ後爆発し車が炎上しました窓からは彼女の家族達は焼け死んでいく姿が見えましたそれはまるで虫が焼かれるように青い炎に包まれてもだえながら死んでいったそうです後に現場検証した結果彼女の父親の両方の目には何故か虫がへばりついていたそうでこの話を聞いてみんなは虫の祟りだと話してたそうです　　　　この話し終わり

  2006/10/07

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  ほめ屋

  　　　　昨日の問題持ち上げたり可愛がる事を「ちやほや」するといいますがこの「ちやほや」とは何の言葉が縮んだものでしょうか？1、「血よ骨よ」が縮んで2、「蝶よ花よ」が縮んで3、「地よ花よ」が縮んで2、「蝶よ花よ」が縮んで （Dorikiさん ）（誰が最初に言い出したのかはわかりません）答え2の「蝶よ花よ」が縮んででした説明は特にありません　　　　今日の問題「リムジン」といえば政治家やお金持ちが乗るような車ですがさてこの「リムジン」とは何処から出た言葉でしょうか？1、人の名前から2、町の名前から3、地方の名前からさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアプレゼントは喜ばれるものですが19世紀のパリで喜ばれたものに「ほめ屋」というものがありこれを贈られるのは一家の主で贈るのは家族でした注文されると口がうまく声のよい紳士がその家を訪問して「だんなさまのようなすばらしいお方が今のような　状況にあるのは見る目が無い人が多いからで　このままにしておくのは世の損失です」などとほめ言葉を次々に並べ立てていたそうですこの話す内容により値段が変り普通の誉めでは１０スウ（１スウは４分の1フラン）でそのほかにも誉めている時に声をふるわせると１回２スウ抱擁がつくと１回２０スウ、乾杯がつくと４フラン部屋に装飾をほどこすと２０フランなどがありましたこんな商売が流行った背景には産業革命の為に成金が台頭しコツコツ働いていた人はうだつがあがらない為にうっぷんがたまる一方だった為だたからではないかといわれています　　　　妖精君島さんも妖精が存在するとは思っていませんでしたが自分で見てしまったために信じるようになりました独身の君島さんがある日、酔っ払って家に帰ると服も着替えずに万年床に倒れこみましたうつぶせに寝ていると何処からか話し声の様なものが聞こえ顔をあげてみると目の前の畳の上を5センチ位の小さなおじさんがトコトコと歩いているのが見えました君島さんが見ているのを気付いていないらしく君島さんの前を行ったり来たりしていますすると一人だったおじさんともう一人女の人が出て来てなにやら話しています気がつかないふりをして聞いているとどうやら世間話をしているようでした近藤さんの家ではケンカをしていたとか山本さんの家では主人が昇進したとか話していましたいつの間にか眠って朝を向かえ（きっとあれは夢だったんだな）と苦笑いしていましたしばらくすると近所でも有名な噂好きなおばさんが寄ってきて妖精が言っていた事と同じ事を話したのです（もしかしてあれは本当に妖精？）そう思いましたがそれから中々でる事がありませんでした始めて見てから1年以上経った時でした前と同じように酔って帰り、何か飲み物を飲もうと冷蔵庫を開けると冷蔵庫の中にあのちいさなおじさんがキャベツの後ろから君島さんの方を見ていました（ちょっと酔いすぎたな）そう思い眠ろうと布団に入ると前と同じように枕の上で噂話が聞こえ出しましたその噂は君島さんの家にドロボウが入ったというものと君島さんの会社が火事で焼けたというものでした（何だやっぱり夢じゃないか）そう思いながら眠りにつきましたしばらくして、君島さんの家にドロボウが入りましたが何となく気になっていたのでお金などは置いていなかったので被害はたいしたものではありませんでしたこの事があり会社の火事が気になり思い切って上司に話をするとただの夢だと笑われましたしかしそれから1ヶ月も経たないうちに会社が火事になり、放火じゃないかと疑われましたが漏電での出火だということが判明しました（あれは絶対本当の妖精だよ）そう思っていましたその後、一度だけ妖精が出ましたその時、妖精が話していたのは「大きな電車の事故が起った」というものでしたそれが当たっていたのかはわかりませんなぜなら君島さんは電車の事故で亡くなったからです　　　　この話し終わり

  2006/10/06

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  ニコチン

  　　　　昨日の問題タバコの中には害のある「ニコチン」が入っていますがこのニコチンは何から取られた名前でしょうか？1、人の名前から2、本の題名から3、店の名前から（正解者無しでした）答え人の名前からでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題持ち上げたり可愛がる事を「ちやほや」するといいますがこの「ちやほや」とは何の言葉が縮んだものでしょうか？1、「血よ骨よ」が縮んで2、「蝶よ花よ」が縮んで3、「地よ花よ」が縮んでさてどれでしょうか？　　　　　　　　ちょっとトリビアタバコの中にある「ニコチン」は現在では学名として定められていますが、もともとは人の名前からきています1595年にフランスにタバコを紹介した「ジャン・ニコ」というリスボン駐在のフランス大使でしたジャン・ニコははタバコを喫煙の為に紹介したのではなくフランス皇族の頭痛薬として広めたのでしたこれはローマ法王がタバコを医薬品として使用していた為でこのようになったようですここからジャン・ニコのニコから「ニコチン」という言葉が出来ましたという事はらくさんが見つけたらラクチンドテさんが見つけていたらドテチンになっていたんだろうか（ゴーン、ドテチーン、ひげモグラ、マンモー、がいこつ）何人が分かるんだろう　　　　変川島ゆみさんの話し川島さんが結婚10年目の時でした一人で家にいると子供の貴子ちゃんが騒ぐのです貴子ちゃんはいつも起きていてゆみさんが寝ている時もさわいでいます朝も昼も夜も眠りません旦那の孝之さんに貴子ちゃんが眠らない事を話しても全く取り合おうともしません「あなた貴子が眠らないのよ、どうしよう」「・・・・・・・・・・・」「ねえ、私はどうしたらいいの」そう言っても「うるさいな、明日も早いんだから寝かせてくれよ」そんなやり取りが毎日のように続きますゆみさんは眠らない子供に恐怖を感じるようになりましたが誰もゆみさんの話を聞こうともしませんある日、旦那さんからもう家から出るなと言われました軽い軟禁状態になったのです娘の貴子ちゃんは眠らずに起き続けていますそしてゆみさんが目を話した隙に貴子ちゃんが何処にもいなくなりました孝之さんに何処に行ったのか聞いても孝之さんは何も答えませんそればかりか前にもましてゆみさんが家から出ないように部屋のカギを閉めて出勤していきます（孝之さん変になったんだ）恐怖が襲ってきましたそして貴子ちゃんのことが心配でなりません隣りの部屋から貴子ちゃんの泣き声が聞こえてきます（何とかして貴子ちゃんを連れて逃げないと）必死でドアを破って隣の部屋に入ると泣いていたはずの貴子ちゃんがいません家中を捜しても何処にもいません時間を見ると孝之さんが帰ってくる時間になっていました孝之さんが帰ってきましたゆみさんが「貴子を何処にやったの」と詰め寄ると孝之さんは怒った顔でいいました「どうしてキミは変になってしまったんだ　貴子はもう3年前に亡くなっているのに」ゆみさんは死んだ事を認める事が出来ずにずっと貴子ちゃんが生きていると思い込んでいたのですこの時をけいきにゆみさんは入院して貴子ちゃんの死を認めることが出来、日々元に戻っていきましたしかし孝之さんが部屋の掃除をしていると何処からか子供の泣き声が聞こえてきましたそれはゆみさんが病院から帰ってくるまで続きました孝之さんはそれをゆみさんに言うことをやめましたせっかく元に戻ったゆみさんをまた同じ苦しみをあじあわせるのが嫌だったからですその後子供の泣き声が聞こえる事はありませんでしたきっと孝之さんとゆみさんに聞こえていたのは別れるのが嫌だと泣く貴子ちゃんの泣き声だったのでしょう　　　　この話し終わり

  2006/10/05

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  ミサイル

  　　　　昨日の問題学生時代はテスト前によく一夜漬けをしましたがこのテストの語源はどういう意味でしょうか？1、土製の壺2、銀製のスプーン3、黄金のお皿さてどれでしょうか？土製のツボ （ がもぴーさん）（一夜漬けはヒントになるとは考えてませんでした）答え1の土製の壺でした説明テストとはラテン語の「テストゥム」で「土製の壺」という意味で、昔、西洋ではコインの純度を調べるのに土製の壺の中で溶かして調べましたここから「試験や検査」などの意味になりました　　　　今日の問題タバコの中には害のある「ニコチン」が入っていますがこのニコチンは何から取られた名前でしょうか？1、人の名前から2、本の題名から3、店の名前からさてそれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「地獄の業火」「ガラガラヘビ」「アメリカ先住民の斧」これを見て何か分かりますか？これはアメリカのミサイルの名前なのです他にも「ニケ」ギリシャ神話の神や「タイタン」などがありますアメリカ人は単純に迫力のある名前が好きなようですイラクには「アル・フセイン」というのがありました中国の「東風」は毛沢東が1957年にいった有名な演説の「東風は西風を圧する」が名前の由来となっています話題の北朝鮮の「ノドン」や「テポドン」は北朝鮮がつけた名前ではなくアメリカが勝手に名前をつけたものですちなみにテポドンとは北朝鮮も村の名前でこの村で発見されたのでこの名前が付き「ノドン」はミサイル基地の名前からつけられたものです北朝鮮で何と呼ばれているかはわかっていません　　　　神様からの贈り物今から３０年ほど前の話し清水卓也さんは結婚してから１０年経っても子供が出来ません今でも両親や親戚などからうるさく言われる事なのですが当時は子供を産まない（産めない）女性には冷たい世の中で清水さんも両親から別の人との再婚をすすめられていましたがその事を奥さんの和美さんに伝える事が出来ませんでしたその事を考えると上の空になり和美さんの話しも聞いていない事が多くなっていき和美さんとの仲も段々と冷えきったものになって行きましたこのままではいけないと思い清水さんは親から言われている事を和美さんに話し結論を出さなければいけないと思っていましたそんなある日、清水さんと和美さんが神社にお参りに行くと何処からか赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました調べて見ると神社の裏に赤ちゃんが捨ててありましたこのまま自分の家の子にしようとも思いましたが警察に捨て子である事を伝えて自分の家であずかる事を申し出ました警察も喜んで清水さんにあずけてくれました（今では考えられない事ですが）家に連れて帰り、まるで自分の子供のように育てました仮の名前として「卓巳」という名前を付けました１週間、１０日と経つうちに、このまま親が見つからなければ良いのにと思い始めていましたその子はよく泣く子でしたがミルクを飲むとうれしそうにキャッキャッと笑いましたあずかって３ヶ月がたった頃でしたそろそろ自分達の養子にしたいと思った頃に警察から連絡があり母親がみつかったというのです和美さんは返すのを嫌がったために清水さんは一人で警察まで卓巳君を届けました何とか引き取れないかとも考えましたが母親に会ってみると母親は卓巳くんに泣きながらすがりつき謝り続ける姿を見て清水さんは引き取りたいと言い出せなくなりました家に帰りながら、卓巳君が泣く姿やミルクを飲む姿キャッキャッと笑う姿を思い出すと自然と涙があふれてきました家に帰ると和美さんも同じように泣いていましたしばらく卓巳君の事を思いながら過ごしていると夢を見ました光のようなものが和美さんのお腹に降りてくる夢を起きてみると和美さんも同じ夢を見たというのですただの夢だと思い忘れていたのですがそれからしばらくして和美さんの妊娠が分かりました順調に育ち生まれてきた子供は卓巳くんと同じ所にほくろのある男の子でしたもちろん子供には卓巳という名前をつけましたこれが不思議だったのですがあの後の捨てられていた卓巳君も母親も何処に行ったのか分からず、清水さん夫婦以外に捨て子がいたという事を覚えているものすらいなかったのです清水さんは思ったそうです「きっと何度も神社に行ってお願いをしていた私に　神様が贈り物としてあの出来事を　おこしてくれたんでしょう　あれのお陰で私は普通に子供が出来た時よりも　和美と子供の事を大切に出来るようになりましたから」と　　　　この話し終わり

  2006/10/04

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  ギフト

  　　　　昨日の問題英語の「ギフト」といえば「贈り物」の意味ですがさて「ギフト」の語源の意味は何でしょうか？1、つまらない贈り物2、天からの贈り物3、不吉な贈り物（残念、正解者無しでした）答え3の不吉な贈り物でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題学生時代はテスト前によく一夜漬けをしましたがこのテストの語源はどういう意味でしょうか？1、土製の壺2、銀製のスプーン3、黄金のお皿さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア贈り物をされると裏が無い限りうれしいものですが英語の「ギフト」の語源を探ると古代ゲルマンやケルト民族で使われていた言葉で現代とは違い「不吉な贈り物」や「毒に変る進物」という穏やかでない意味にたどりつきますギフトという言葉は敵意を持った人物からの不吉な贈り物として使われており古代ゲルマンでは敵に贈り物をして、油断した時に後から裏切るという戦い方がよく使われていましたその為に贈り物（ギフト）＝不吉な贈り物という言葉ができていったようです　　　　メール進藤幸太郎さんには彼女がいました彼女は会社の営業先の受付で何度か通ううちに挨拶をするようになり食事に誘うとあっさりとOKが出ましたそういう事が何度か続き、数回後のデートの時には付き合うことになったのでした最初は毎日のようにメールをしていましたが付き合い始めて2ヵ月後にはメールの回数も減っていき彼女の浮気を疑った進藤さんは彼女の会社の外で待っていたのでしたすると彼女が男の人と出て来て楽しそうに話しているのを見て何かが自分の中で壊れたような気がしました「別れよう」というメールを打ち、彼女からのメールも一切みようとしませんでした進藤さんは彼女の事を忘れようと新しい彼女を作り別れてから2ヶ月経っていましたその間も彼女からのメールが毎日届いていましたメールを開けて見ると何故「別れよう」というメールを出してきたのかというものからはじまりメールの内容は日々自虐的なものになっていきました1ヶ月目のメールには会社を辞めたと書いてありその後、日々彼女が弱っていく姿が書いてありました心配になり彼女に電話を入れてみると電話に彼女はでませんでした何かあったのかと思い家に向かいましたしかし家には誰もいませんでした仕方がないので家に帰りそれからしばらくすると警察から電話がありました話を聞くと彼女がアパートの部屋で遺体で発見されたというものでした驚いた進藤さんが何故自分の所に電話をしてきたかと聞くと彼女の携帯から発信されたメールの履歴はすべて進藤さんにあてられたもので、最後に彼女の携帯に残った着信が進藤さんからの電話だった為に事情を聞きたいという電話なのでした警察に出向き、いろいろと聞かれて疑いが晴れたので家に帰っていい事になりました帰る間際に刑事さんに言われました「でもおかしいんですよね、最後の発信記録の　だいぶん前に彼女は死んでいるはずなんですよね」と　　　　この話し終わり

  2006/10/03

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  段取り

  　　　　昨日の問題「物事を段取りする」という時に使う「段取り」とは元々何処からでた言葉でしょうか？1、柔道から2、石段から3、歌舞伎から石段かな？！ (がもぴーさん)3(解答から当てられてしまったようですねー）答え2の石段からでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題英語の「ギフト」といえば「贈り物」の意味ですがさて「ギフト」の語源の意味は何でしょうか？1、つまらない贈り物2、天からの贈り物3、不吉な贈り物さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア 「段取りが良い」「段取りが悪い」という言い方の由来は、、昔の石段作りからきたものです今では石段はもちろん階段などは勾配や高さ奥行きや段数などすべて工学的に計算されたものですが計算方法すらなかった昔では石段を作る時に長年の経験とカンを頼りに段を作っていましたこの時の勾配に段を何段とるかという事を「段取り」といい、ここから段取りが良いなどの言葉が出来ました　　　　また来るから梅宮幸男さんが大学生の時の話し梅宮さんが大学生の時に友達と泊まりでツーリングに出かけた時でした途中で子供の時以来行っていないおじいさんの家があるのを思い出して少しだけ寄って行くことにしました家に着いておじいさんを呼びましたがおじいさんはいないのか出て来ません悪いとは思いながらも開いている玄関から中に入り土間で水を飲もうと入っていきましたすると暗い土間に誰かが立っているのが見えました（おじいちゃんいたんだ）そう思い声をかけても返事がありません電気をつけると顔はおじいさんなのですがなぜか軍服のような物を着ており身体は全体的に透明で後ろが透けて見えました「アッ」と声をあげるとその人は消えて行きました友達と一緒にボーゼンとしていると玄関からおじいさんが入ってきました「お前らは誰じゃ？」久しぶりに会うおじいちゃんにツーリングの途中で顔を見に寄った事を話し、おじいちゃんに似た軍服を着た男の人の事を話しましたおじいさんは「見てしまったのか・・・」そういいながらこんな話をしてくれましたおじいさんが18歳の時に軍隊入隊の赤紙が届きました軍に入隊するのが当たり前の時代に拒否する事は出来ませんその時に双子の兄の良一さんが「代わろう」そう言いました兄の良一さんとは顔も体つきも同じなのですが兄は病気の為に入隊できない身体なのでした良一さんは自分が長く生きられない事を知っていて代わろうと申し出てくれたのでした両親も良一さんの説得に負けて了解しましたが入隊後、1ヶ月もしないうちに死んだと言う連絡が届けられました良一さんが死んでから10年後の命日に良一さんがあらわれました見たのは母親でした苦しそうな顔をして立ち尽くしていたそうですそれからも10年ごとの命日に誰かが必ず見るようになりましたおじいさんは「なんで10年ごとか分からんけど、あの世とこの世の　時間の流れ方が違うからかのー」と話していましたそれから数年後おじいさんが亡くなった時に良一さんを見た話をすると何人もの親戚が見たことがあるといいました誰かが「これで良一さんも出なくなるのかな？」そういうとみんなシーンとしましたそして「次の10年後になれば分かるよ」そういいました29歳になった梅宮さんが家に帰ると軍服姿のおじいさんが立っていましたそして消える瞬間に「また来るから」そう言いました一体何の為に出るのかはわかりませんただ覚えていて欲しいからなのかそれとも本当に何の意味も無いのかわからないまま、また10年目が訪れようとしています　　　　この話し終わり

  2006/10/02

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  黒船来航

  　　　　昨日の問題1853年に「黒船来航」で日本の歴史は大きく変わることになるのですが、さてペリーの本当の目的は何でしょうか？1、東方見聞録を読んで自国の商品を売りに来た2、補給基地が欲しかっただけ3、幕藩体制を崩す為に補給基地 （がもぴーさん）2、補給基地が欲しかっただけ （777sugaさん） 補給基地が欲しかった （ご飯1971さん） （これって簡単だったんですね）答え2の補給基地が欲しかっただけでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題「物事を段取りする」という時に使う「段取り」とは元々何処からでた言葉でしょうか？1、柔道から2、石段から3、歌舞伎からさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア「黒船来航」といえばアメリカのペリー艦隊の来航でこの時に日本に開国を求めましたが、理由は貿易目的ではありませんでした、実は開国目的は鯨を取る為の補給基地が欲しかったからなのです当時の日本近海には年間300隻もの捕鯨船が訪れていましたその為に捕鯨船への補給の為の寄港地を必要としていたのですその交渉としてペリーは日本にやってきたのでしたアメリカは鯨を食料として捕まえていたのではなく鯨油を取る為に大量に捕獲していたのでした当時、アメリカの大量捕鯨のために世界的に鯨が絶滅の危機になったのに現在では世界一の反捕鯨大国とかしているのがおかしいのですが現在では一部の鯨を除いてほとんどが増えており逆にほとんど天敵がいない鯨が増えすぎて人間が食べる食料（水産資源）に影響がでています私としてはそろそろ管理捕鯨を再開しないと（商業捕鯨でない）水産資源に大変な影響がでると思うのですが　　　　センパイなんでしょ・・・才田美千代さんという２８歳のOLさんがいました彼女には同じ会社に勤める牧野さんという彼氏がいました公私共に順調だった彼女でしたが一人の女性の入社ですべてが変ってしまいました新入社員として入社してきた２６歳の木下慶子さんは大変仕事がよく出来て、才田さんにとってもカワイイ後輩でしたしかし木下さんが入社して１ヶ月も経たないうちに彼氏から別れて欲しいと言われました理由を聞くと「他に好きな人が出来たから」というのです誰なのかと聞くと木下さんだということが分かりました会社ではみんなに付き合っていることを黙っていた為に彼女の知らない事だったので悔しい思いもしましたが仕事に打ち込もうと考えた矢先に上司から呼ばれました（何だろう？）と思い行って見ると転勤して欲しいというのです表向きは栄転ということでしたが誰が見ても左遷ということが分かるものでした怒った才田さんは会社を辞めましたそして同僚から後で聞いたのですこの左遷には元彼の牧野さんが絡んでいたことをこの頃から才田さんがおかしくなっていきました怨むなら元彼の牧野さんを怨む所を後輩の木下さんにその悪意を向けてしまったのですここから木下さんへの無言電話が始まりました会社から携帯や自宅まで一日に１００回以上の無言電話をかけ続けました彼女が電話をかえてもすぐに裏で調べてかけ続けましたきっと何も知らない彼女は恐怖していたでしょう同僚に電話をすると木下さんはほとんど眠れない状態で毎日ふらふらな状態だったようでしたさらにそれから数週間電話をかけると「あなた誰なのよ」と気も狂わんばかりに泣き叫んでいました「センパイ・・・・」そう言われて思わず電話を切ってしまいましたそれからすぐに電話がありました「センパイなんでしょ・・・」「・・・あんたが私のすべてを持って行ったのが悪いのよ」そう言って電話の電源を切りましたしかし家の電話にもけかけてきたので電話を元から切りましたそれからしばらくして同僚に電話をかけると木下さんが死んだということを聞きました最後に電話をした時には彼女はすでに死んでいたことをそれもノイローゼでの自殺だったことを（彼女死んでたんだ・・・・）そう思い電話を切ると電話がなりました出てみると死んだはずの木下さんの声で「センパイなんでしょ・・・」という声が聞こえました　　　　この話し終わり

  2006/10/01

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  浦島太郎

  　　　　昨日の問題浦島太郎といえば「御伽草子」に載っている話ですがこの中で浦島太郎は玉手箱を開けてから鶴になって飛んでいきますがその後はどうなったのでしょうか？1、亀と結婚して神様になる2、龍宮城に戻って乙姫様と暮らす3、入水自殺をはかったら魚に変った亀と結婚して欲しいので１．ということで（ がもぴーさん）（がもぴーさん最近好調ですねー）答え1の亀と結婚して神様になるでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題1853年に「黒船来航」で日本の歴史は大きく変わることになるのですが、さてペリーの本当の目的は何でしょうか？1、東方見聞録を読んで自国の商品を売りに来た2、補給基地が欲しかっただけ3、幕藩体制を崩す為にさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア浦島太郎といえば「御伽草子」に載っている話ですがこの中で浦島太郎は玉手箱を開けてからおじいさんになる所でたいていの童話の本では終わっておりその後が書かれていませんが、最近のクイズやテレビで鶴になって飛んでいくという所までは知っている人も多いと思いますが、実はその後があります故郷に戻ると700年経っており、心細さから玉手箱を開けると太郎は700歳をこえる老爺（ろうや）になってしまいます老爺になった太郎はやがて鶴になり中国の蓬莱山（ほうらいざん）に飛び立ち、たどり着くとそこでしばらく遊んで暮らしますその後日本の丹後の国（現京都）に戻り亀と華燭の典をあげます（つまり結婚したのです）その後夫婦ともに生き物を救う神様になったのでしたしかしいくらめでたいからと言って人間が鶴になり亀とまで結婚させられるとは実に数奇な運命の浦島太郎でしたちなみに浦島太郎が神奈川の出身だと思っている人もいると思いますが、彼の父親が相模三浦出身で引越し先の京都で生まれたのが浦島太郎なので出身は京都という事になります　　　　亡きムスメと一緒に小向章一さんは結婚6年目を迎えても子供がいませんでした両親や親戚からはいつ子どもを作るのと言われ友達や近所の人からは何か身体に欠陥があるんじゃないかといらぬ噂を立てられていました病院に行き不妊治療をすることになり一年後にはカワイイ女の子を授かりました喜代と名づけられたその子は両親や親戚からも可愛がられてすくすくと育っていましたが４歳の誕生日を迎えてから少し経った時でしたレイさん（奥さん）と喜代ちゃんが公園に遊びに行きお母さん仲間と話していました見てみると喜代ちゃんの姿がありません一緒に遊んでいた子に聞くと「公園の外に出て行った」といわれてすぐに捜しに出ましたが何処にもいませんでした近所では大騒ぎになりすぐに警察に連絡をして近くの池をすくったりして、近所の人みんなで捜しました最初にいなくなってから５時間後誘拐の恐れもあるとして、家にいた小向さんとレイさんに喜代ちゃんが遺体で見つかったという連絡が入りましたその知らせを聞いてレイさんはそのまま気を失い小向さんも全身を震わせながら確かめに行くとそれは間違いなく物言わぬ喜代ちゃんの姿がそこにありました喜代ちゃんは前日に降った雨の為に増水した川に落ちて亡くなっていたのでした病院に運ばれたレイさんはお葬式が終わっても目を覚まさず目を覚ましたのは５日後の事でした病院に行くとレイさんの記憶には喜代ちゃんが居たという記憶そのものが無くなっていました普段は普通のレイさんでしたので、お医者さんは「きっと娘さんが死んだ事を認めたくなくて　存在そのものを自分の中から消してしまったのでしょう」そう言われて小向さんも特に治療させずに自然に認められるのを待とうとしましたそれから１ヵ月ほど経った時にレイさんが少しづつ痩せていっている事に気がつきました徐々に元気になっていると思っていた小向さんは心配して病院に連れて行きましたが、問題ないとのことでしたある日、会社で必要な書類を家に忘れた為に電話をしてもレイさんが電話に出ません気になった小向さんが家に帰るとドアが開いていますドアを開けると中から声が聞こえてきましたどうやら誰かと話しているようでした「ただいま」と声をかけても中からの声はやみません中に入るとレイさんが鏡に向かって話しかけています「レイ！何をやっているんだ」そう声をかけるとレイさんはゆっくりと振り向きながら「お友達になった喜代ちゃんという子と遊んでいるの」とその目は尋常な目ではなくあきらかに心が無い目でした「そんな子供何処にいるんだ」そういうと再び鏡をみて「この中にいるじゃない」そう言って自分を指差しました小向さんは嫌がるレイさんを連れて病院に行き入院することになりました誰もいない部屋でひとり食事をしていると居間に誰かがいる気配がしました見に行くと鏡の前にさっきまで置いていなかった喜代ちゃんが好きだったクマのヌイグルミが小向さんの方をむいて座っていましたその人形に喜代ちゃんの魂があるような気がした小向さんはクマの人形を病院に持っていくとレイさんは「喜代ちゃん、来てくれたのねー」と言ったそうです小向さんはその人形を持って人形供養で有名な神社にその人形を持っていき供養してもらいましたそれから１ヵ月後退院したレイさんは元気になったそうですが喜代ちゃんの事だけはまだ思い出せないという事です　　　　この話し終わり

  2006/09/30

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  チョンガー

  　　　　昨日の問題独身男性のことを「チョンガー」といいますが、これは元々男性のあるものを指していた為に男性の意味になりましたさてそのあるものとは何でしょうか？1、服装2、眉毛3、髪型 3.髪型 （ Dorikiさん）答え３の髪型でした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題浦島太郎といえば「御伽草子」に載っている話ですがこの中で浦島太郎は玉手箱を開けてから鶴になって飛んでいきますがその後はどうなったのでしょうか？1、亀と結婚して神様になる2、龍宮城に戻って乙姫様と暮らす3、入水自殺をはかったら魚に変ったさてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア独身男性のことを「チョンガー」といいますがなぜ女性の事を含めないのかというと、元々語源が男性の髪型を表していたからなのです中国語の「総角」を朝鮮読みした物を「チョンガー」といい「総角」とは髪をおさげにして、その端を丸く反らせたヘアスタイルの事をいいます昔の朝鮮の若者は成人して結婚するまではみんなこの髪型にしていたのでしたこの事からいつまでも結婚せずにこの髪型にしている若者をさげすんで意味で使われるようになり日本でも第二次世界大戦後の引揚者が使っていた言葉が一般に浸透していったようです　　　　SA（サービスエリア）土井孝之さんは長距離トラックの運転手をしていますそれは土井さんが東京から福岡まで荷物を届けて帰る帰り道のことでしたいつも通り荷物を降ろしおえて高速に乗りましたいつもなら岐阜を過ぎたあたりで仮眠をとるのですがその日に限って岡山を過ぎたあたりで眠くなりSAに車を停めて仮眠する事にし１時間ほど仮眠をして起きるとSAに停まっている車は土井さんのトラックが一台だけでした（さあ、そろそろいくかな）そう思い顔を洗って車に戻ると駐車場の端に高校生ぐらいの女の子が座っているのが見えました（何でこんな所の女の子が？）気になり近寄ると土井さんの事をちらりと見るとそのまま下を向きました「ねえちゃんこんな所で何をしているんだ？」女の子はトラックを指差しましたそこには東京～福岡の文字がペイントしてあります「東京に行きたいのか？」女の子は話さずにうなずくだけでしたどうしようかとも思いましたがこのまま置いておくわけにもいけないのでとりあえず乗せる事にしました彼女は言葉が話せないらしく土井さんも一人で運転するのに飽きていたので彼女に話かけていましたしばらくすると彼女は身体を前後に揺らして眠っているようでした大阪を過ぎたあたりで同僚から無線連絡が入りました話してみるとすぐ後ろにいるというのです同僚はすぐに追いつくので次のSAで合流しようということになりました先にSAに着き車の中で待っているとトラックに横付けしてきました女の子の事を説明しようと車からおりました「どんな子だよ？」そう言われて車のドアを開けると中にはだれも乗っていませんでした「あれ？確かに乗っていたはずなのに」車の簡易ベッドにも女の子は乗っていませんでした（確かに乗せた筈なのに）そう思い助手席の下を調べると24.0ｃｍの靴が落ちていました同僚に靴を見せて話をすると真剣な顔で「土井、その女の子何処で拾ったんだ」岡山の〇〇のSAだけど「それって最近でるって言う、有名な所だぞ　理由は分からないけど、東京行きのトラックに載せて貰って　途中で消えるって有名な所だよ」「じゃあ、あれは幽霊？」「・・・かもしれないな」土井さんは怖くなり二度とそのSAを使いませんでしたその事があってから１ヶ月ほどしたころに岡山のSAで女子高生の死体が白骨化して発見された事をニュースで知りました女子高生は家出で東京に行こうとしたようなのですがヒッチハイクで行こうとした為に襲われて殺されたというようなことを話していましたその女の子の顔写真は土井さんが見たあの女の子だったそうです彼女の遺体の右足の24.0ｃｍの靴はどこにも落ちていなかったという話です　　　　この話し終わり

  2006/09/29

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  スポンサー

  　　　　昨日の問題ラジオやテレビに広告を出したりすることを「スポンサー」といいますが、この意味には「〇〇を持つ物」という意味があります、さて何でしょうか？1、善意2、欲望3、お金善意 （がもぴーさん）4 （がもぴーさん四連勝ー）答え1の善意でした説明はちょっとトリビア　　　　今日の問題独身男性のことを「チョンガー」といいますが、これは元々男性のあるものを指していた為に男性の意味になりましたさてそのあるものとは何でしょうか？1、服装2、眉毛3、髪型さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアラジオやテレビに広告を出したりすることを「スポンサー」といいます、これの意味には「善意を持つ物」という意味がありますこれは今から５０～６０年ほど前にある放送局に「スポンサー夫人（善意夫人）」と名乗る人が声楽家のたちの合唱団を組織して毎週すばらしい賛美歌を提供して大変な評判になりましたそれ以後スポンサー夫人の名前はアメリカ全土に知れ渡りスポンサーの名はここから広まったと言われています　　　　お竹さん人形東みなこさんの家にはお竹さんという人形がありますその人形は先祖代々受けつがれている物でいつもは古い観音開きの箱に入れられていますそのお竹さん人形は年に一度だけ親族が集まる席で披露されるので東さんも子どもの頃から何度もみていましたお竹さん人形は木で出来た人形で見た目は気持ち悪く一度触ってみると生温かく感じましたその人形の事は東さんが子どもの頃からおばあちゃんに話を聞いていました東さんの家は田舎の旧家で先祖は庄屋さんだったそうで丁稚の中にお竹さんという女の子がいましたお竹さんは農民の子で口減らしの為に奉公に出されました実に頭のいい子で学校に行っていた東さんの先祖の勉強している姿を見て字を読めるようになったそうで気に入ったご先祖は将来は養子にしようかとも考えていたそうですしかしある時、強盗が東さんの家に入りましたその強盗は逃げる時に家に火をつけて行きましたそれに気がついたのはお竹さんでした皆に火事の事を知らせたお竹さんは自分の部屋に何かを取りに戻りましたしかしお竹さんは火事になった家の下敷きになって死んでしまったそうですが火事になった家の中に一つだけ燃えなかったものがお竹さん人形だったそうですその人形はお竹さんが暇な時にナイフで削って作っていた物で上手だとはいえませんでしたが遊べないお竹さんの唯一の趣味だったのでしょう可愛がっていたお竹さんを亡くしたご先祖は形見としてその人形を火事のあった日に毎年皆で手を合わせることに決めたそうですそれからというもの、隣りの家が火事になっても東さんの家には何の影響も無く、地震の時も東さんの家には何の被害も出ませんでしたそういうことがあったのでずっと大事にしていたのですがヒイおじいさんの代に迷信だとして一度とりやめになった時がありました地震の時にも何の被害も無かった東さんの家が火事になった事があり、その時に蔵から出て来た小さい少女が家に火をつけたのを見たという人がいました蔵のお竹さん人形を見ると人形の頬には涙を流したような黒い筋がついていたそうでそれ以来、東さんの家では毎年手を合わせるのをかかしたことがありません東さんはこんな事も言っていました「子どもの頃に名前の知らない女の子と一緒に遊んだ　記憶があるんだけど、あれは誰だったのかな？」　　　　この話し終わり

  2006/09/28

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  柳葉魚

  　　　　昨日の問題「柳葉魚」と書いてシシャモと読みますが、これは伝説にもとづいて漢字があてられました、さてその伝説とは何処の伝説でしょうか？1、アイヌ2、大和3、琉球アイヌの伝説ぽい気がしますが・（ご飯1971さん ）アイヌです （がもぴーさん）3（普通に考えると絶対に読めませんよね）答え1のアイヌでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題ラジオやテレビに広告を出したりすることを「スポンサー」といいますが、この意味には「〇〇を持つ物」という意味があります、さて何でしょうか？1、善意2、欲望3、お金さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビア柳葉魚（ししゃも）は日本では北海道でした取れない魚で発見者はアイヌ人だと言われていますその昔、アイヌの親孝行な子が病で臥せっている親の為に何か栄養になる食べ物を与えたいと思い川べりを歩いていると、そばにあった柳の木から一枚の葉が風に吹かれて川面に落ちましたそれが清水の中で魚に変わったと伝えられていますこの事からアイヌでは神が与えた魚と言われ柳葉魚という字が当てられました　　　　初めてのバイク吉本高敏さんが高校生の時の話し吉本さんが始めてバイクに乗ったのは高校生の時でした中学の時から家の手伝いをして約束していたからです新車とは行かずに父親が知り合いのバイク屋から格安で買い取ったものでした始めて自分のバイクを持ったということもあり学校から帰ったらすぐに洗車をしたりバイクで友達の家に遊びに行ったりしていました不思議なもので一つ一つはパーツの組み合わせなのに大切にすればするほどまるでバイク自体が生きているように感じてきました洗車してやるとエンジンの調子がよくなったり話しかけるとまるで返事をしてくれるような気がするのが不思議でした夏休みに入り、友達と一緒にツーリングに行く事になり友達四人で湖の傍で一泊しました帰ろうとすると吉本さんのバイクだけが調子が悪くエンジンが中々かかりませんでした仕方なく友達の先に帰るように言い吉本さんは一人でエンジンの様子をみていました３０分ほどするとエンジンがかかりました急いで追いかけようとも思いましたが高速でエンジンが停まると嫌なのでした道で帰ることにして一人で帰っていました家に着き、友達に着いた事を電話しようとすると誰もまだ帰っていないという事でした（あいつらだけで遊びに行ったな）そう思いお風呂に入ってから部屋でゆっくりしていると友達から電話がかかってきましたどうやら高速で事故があり今帰ってきたらしいのです「お前は運がいいよな」そう言われましたそれからもバイクの調子が悪くなるといつもの道で事故があったするという事が続きましたがそれまではただの偶然だと思っていましたある日、バイクをとばして海岸線を走っていましたすると対向車がこちらの車線に飛び出してきましたドンという音と共にはじき飛ばされました飛んだ瞬間（死んだ）と思いましたしかし何故か次の瞬間事故現場より10M手前で吉本さんは立ち尽くしていました車に乗っていたカップルも何がどうしたのか分からずに驚いて吉本さんに近づいてきて「大丈夫ですか？」と声をかけてきましたが吉本さんの目に飛び込んできたのは車の下でぐしゃぐしゃになっているバイクとその周りに漂っている白い煙のようなものでしたその白い煙は人の形になり振り向いて笑ったような感じがしました家に電話をして父親に迎えに来てもらうことになりました帰りの道すがら父親に聞いたのはあのバイクはバイク屋のオヤジの息子の物で大切にしていたのですが息子は病気で亡くなったそうで最後まで「もう一度ツーリングしたいな」と言っていたそうですきっと死んでからもバイクと一緒にいたいという願いを神様が聞いてくれていたんじゃないかな父親はそういう風に言っていました　　　　この話し終わり

  2006/09/27

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  そば屋

  　　　　昨日の問題そば屋には「〇〇庵」と「庵（あん）」のつく所がおおいですがさてこの「庵」とはもともと何処から取られた物でしょうか？1、「〇〇庵」というお寺の名前から2、「〇〇庵」という人の名前から3、「〇〇庵」という休憩所の名前から お寺 （ がもぴーさん）（意外とお寺の名前からでした）答え１の「〇〇庵」というお寺の名前からでした説明はちょっとトリビアで　　　　今日の問題「柳葉魚」と書いてシシャモと読みますが、これは伝説にもとづいて漢字があてられました、さてその伝説とは何処の伝説でしょうか？1、アイヌ2、大和3、琉球さてどれでしょうか？　　　　ちょっとトリビアそば屋には何故「〇〇庵」という店が多いのかこの名前の由来は1655-1658年の頃に江戸浅草の称住院の私院の「道光庵」というお寺の庵主さんが大変おいしい手打ちそばを出して訪れる人（檀家）たちにふるまいましたこれが評判になり、それにあやかって「庵」をつけるそば屋が増えたのでしたしかし元祖である道光庵ではお寺ではなくおそば屋さんのようになってしまった為に本寺からそばを作るのを禁止されてしまいその後は昔のように静かなお寺になったそうです　　　　写らないカメラ高校生の下田幸一さんがそのカメラを見つけたのはおじいさんの家の倉庫からでした古いそのカメラはおじいさんが趣味で持っていたものでカメラ好きだったらしく当時としてはかなり高価な物だったようでした父親にカメラの事を聞くとおじいさんが外人から買った物だということが分かりました誰もそのカメラを欲しいという者がいなかったので下田さんが貰うことになり、すぐに修学旅行に行くのでそのカメラが壊れていないかを確かめる為にためし撮りをして現像にだしました現像された写真をみるとちゃんとケースに入れて保存してあったのでちゃんと写っていました（これなら修学旅行に持っていっても大丈夫だな）そう思い友達の中でのカメラ担当になりました旅行中に何枚もの写真を撮り３６枚撮り４本ほどになっていました帰ってきてそのカメラを現像に出し２日後には写真が出来上がってきました出来上がりの写真を渡された簡易アルバムにいれて一枚ずつに番号を振って注文の準備をしました次の日学校にアルバムを持って行き友達に欲しい写真を選んでもらっていましたすると一人の友達が「所で下田が写っているのはどうしたんだ？」そう聞かれました自分は取る方にまわっていた為にあまり写していないのは分かっていましたが何枚かは友達に頼んで写しているはずなので写真をチェックしましたが一枚もありませんでした（おかしいな、写りが悪いのではずされたかな？）そう思い家に帰ってネガをチェックしてみましたが一枚も下田さんが写っている写真がありません（確かに撮ったはずなのに？）そう思っているとおじさんから電話がありましたおばあさんがおじいさんのカメラが無いと騒いでいるというのですおじさんの許可は貰っていたのですがおばあさんの許可を貰っていなかったのでカメラを持ってすぐに返しに行きましたカメラを返すとおばあさんは大切そうにカメラを抱えて「写真撮ったのか？」と聞きます撮ったと言ってはいけないような気がして「撮る前だったよ」と答えるとおばあちゃんは安心したようにこのカメラはもうすぐ死ぬ人が写らないんだよおじいさんも死ぬ前に自分を撮って写らなかったんだよそう言われましたおじさんには「きっと何かの偶然だから大丈夫だ」と言われましたがそれからしばらくしてクラスの一人が亡くなりましたその子の写真も何枚か撮ったはずなのですが写っていなかったようなのです怖くなった下田さんは町の霊能者という人に相談に行くと「写真に写らない人が死ぬというのは違う　気をつけなさいという忠告だから　すぐに病院に行きなさいといわれました」病院に行くと癌と診断されました「もう少し遅かったら治療できなくなりましたよ」と言われました後で聞いた話によるとおじいさんがカメラを譲って貰ったのは外国人医師だったそうです　　　　この話し終わり

  2006/09/26

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