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カテゴリ:お母さんのための栄養学
4章
元気な子供を生み出そう! 人の一生は生まれ出ることから始まります。しかしその健康状態は実はお母さんのお腹の中に宿る前から関係しています。どういうことかといえば、子供の将来の健康は母親の中の状態が大きく影響をし、その状態を整えるには時間がかかるため子供を作る予定のある女性は自分の体の中をきれいに整えている必要があります。これは、農作物で言えばよい野菜ができるために種を蒔く前に畑を耕し、整理し、肥料を入れ、PH調整をする準備になぞらえる事ができます。状態の悪い畑では充分な作物ができないように、状態の悪い女性のお腹からは健康状態に問題のある子供が生まれることもあるでしょう。 禁煙は当たり前 それは理解に難しくないことは喫煙です。受胎する前からの女性の喫煙も良くないと思いますが、妊娠中にも喫煙をする人も少なくありません。産婦人科の医師が注意しても「ヘラヘラー」と笑ってその場をやり過ごすこともあるそうです。こんな人は子供を作る資格がないと男ながらに思うのです。タバコの害はいまさら説明しなくてもいいですよね。とにかく出産を考える女性はその前から禁煙すべきです。しなければその付けはあなたの子供に現れてくるでしょう。 もちろん飲酒もやめよう タバコとならび飲酒も体に影響を及ぼし、また子供にも影響を出します。妊娠中は禁酒ですし、子供を予定するのであれば、根拠は無いですが、その1年前から段階的に禁酒してはいかがでしょう。 重金属を取り除く 重金属の害を取り除くことも大切です。すでにお知らせしたようにアルミや、鉛、カドミウム、水銀などは身近にある悪影響を及ぼす重金属です。しかも知らないうちに体に蓄積されています。母親としてみればお腹の中の胎児は生体内異物として存在しているので、出産時に、妊娠中にこの重金属や環境ホルモンなどは胎児に押し付けて出産することになります。ですから、妊娠を予定する女性はすでにこれらの危険から離れるようにすることと、取り除くことが必要です。あなたの体にどれだけ蓄積されているかどうかを把握するには毛髪検査が有効です。 この重金属がどのような所で摂取する機会になるか今一度考えて見ましょう。 アルミは調理容器に多用されてきましたので、この調理器具からもいくばくか摂取する機会があります。また、注意したいのはアルミ容器の缶ジュースです。ふたを取るときにアルミの破片がジュースの中に落ちます。中には飲む前にプルトップをごしごし前後に動かして取って集める方がいますが、これはなお悪いです。 鉛は水道管に使われています。水道水の被害としてこの鉛の事があります。非常に身近ですね。 カドミウムは近いところでタバコ、直接吸わないでも吸っている人の煙での伏流煙により摂取する機会になります。土壌に含まれているので、基準以上のカドミウム含有した野菜は販売できませんが、基準以下でも少しずつ摂取する可能性は野菜や米です。 水銀は「ひじから手先までの手刀以上の魚を食べない」といわれるように、大型の魚には食物連鎖の関係で濃縮されていますので、マグロ、かじき、金目鯛などの魚に含有して摂取する機会になります。また、ワクチンの防腐剤として利用されていますし、近年禁止されるまで歯の治療に用いていた銀色のアマルガムが水銀であり、いずれも体内蓄積の要因になります。 避ける選択 このように私たちの身近に摂取してしまう重金属群なのです。まず避ける事ができますね。大型の魚を食べ過ぎない。歯の詰め物でアマルガムがあれば取り除く。ワクチンを程ほどに減らす、水道水は仕方ないにしても、タバコから逃げる、アルミの調理器具は使わない。アルミ缶飲料は飲まないと避ける選択はできますね。 食品添加物について 食品添加物も避けるべき問題です。食品添加物にはそれぞれ含有基準があるものです。問題なのはいつも思うのですが毒性の検査は単独で検査するものばかりで、実際の世の中ではあらゆるものを一緒に口にしています。そうです、難しいでしょうが複合して摂取したときの毒性試験は一切していないのです。できないのでしょうが、行っていないのに安全だと主張するのは少しおかしい気もします。 以前より酸化防止剤のBHAやBHTの毒性は議論されてきました。マウスの実験でも妊娠中に摂取した場合、子供には行動、学習に異常が起こります。人間では学習障害(LD)注意欠陥障害(ADHD)になる可能性が報告されている物質です。野放しになっていた昔とは違い、現在ではBHAは食品では規制されていますが、私たちが摂取する可能性のある成分です。これは、パーム油の酸化防止剤には許可されているためです。聞きなじみの無い名前かもしれませんが、これが食品油で一番使われている油なので、BHAは日常摂取している成分といえるでしょう。 いやではないですか?この危険性の通りに生まれてくる子供が学習障害、注意欠陥障害にあなたの食事が関係しているようになったときには パーム油をもっと身近なものにするのであれば、ファーストフード店で使われている油、アイスクリーム、マーガリン、インスタント食品など身近な食品として近づいているのです。 ダイオキシンの毒 ダイオキシンは耳にする有害物質です。このため野焼きの禁止が条例になりました。ダイオキシンの毒性は下記のように報告されています。 1. 体重減少(消耗性症候群)、 2. 胸腺萎縮 3. 肝臓代謝障害 4. 心筋障害 5. 性ホルモンや甲状腺ホルモン代謝 6. コレステロール等脂質代謝 7. 皮膚症状(クロロアクネ) 8. 学習能力の低下をはじめとする中枢神経症状 このダイオキシン摂取のほとんどが経口、、、つまり口で食べることで行われています。特に大都市に流れている大河川河口の魚にその蓄積が多いと紹介されています。そのようないわゆる近海魚は場所によっては口にするのを避ける必要があるでしょう。近海の魚としては、ひらめ、カレイ、スズキ、キスなどいろいろいますね。岸壁から釣り上げられる魚でしょう。これも避ける健康です。 環境ホルモン・・・食わないぞレバー レバーは栄養豊富・・・そう思い込む人も多いでしょう。しかし同時にいろいろな有害成分の宝庫でもあるのです。健康のときも同様に食べるのを避けましょう。 飲み過ぎないぞ牛乳 大人でも500cc以上を毎日飲み続けるのはよくありません。やめましょう。 程ほどに食べるぞたんぱく質(肉) 母乳の出具合に関係してきます。 口にしないぞトランス型脂肪酸 コーヒーミルク・マーガリン・ポテトチップ・フライドポテト・ハンバーガー・クッキー・カップメン他 よし、とにかく食べないぞコンビニ食 コンビニ食といっても単純なコンビニエンスストアーで販売している食事の意味ではなくて、便利で手に入る食事全般のことです。添加物の被害を抑制するために、簡単な食事は避けるようにしてみましょう。 グルタミン酸ナトリウムを使わないに傾向にしましょう 体に害がありますので、お母さんになる予定の人も、旦那さんも避ける傾向にしましょう。いわゆるうまみ調味料です。意外と多いので意識して口にする量を減らすようにしましょう。塩分過剰の要因にもなります。 シリコーンに注意 豆腐をはじめ、しょうゆ、・・などに使われているシリコーン。珪素ですがこれは、土中成分です。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.17 19:28:02
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