いたち（医達)塾。ナルヘソサプリ　栄養管理で健康を保つ

昨日、朝食事をした後くらいにテレビを見ていたら
番組「シュウイチ」で竹内結子さんのニュースが速報で出てきました。

　出演者さんも驚いて即座に対応ができない生々しい状態でした。



　美形さんは生まれてお得だと思うのですが
産後ウツとか聞こえてきます。



　最近トリプトファンの話を書いたのでその流れのなかでお話をします。

産後ウツと同じようにマタニティーブルーと言う鬱状態がありますね。


　精神状態の気の沈みよう、ハイテンションの鬱と対極になる鬱は
恒常性の保てるなかでは誰もがそんな波は有るのでしょう。

　それがバランスが崩れて波が大きくなったり
一方に固定化して体調を崩す精神疾患があります。


　これは近年は脳内代謝物質の不都合と言われ
その成分のセロトニンとか、ドーパミンなどに影響を与える薬の投与で
少しずつ改善することが在るので、そういう脳内代謝物質の問題なのでしょうね。



　薬を飲み続けると良くないという話もありますが
ここではその話にはいきません。



　まず脳内代謝物質のセロトニンは、アミノ酸のトリプトファンからでき
セロトニンからメラトニンホルモンが作られます。


　朝陽との関係は、朝陽に当たるとメラトニンの生成が止まり、
トリプトファンからセロトニンはできますが
セロトニンがメラトニンにならないので体内にセロトニン量が増えていきます。


　朝陽が浴びてからの一定期間の後にメラトニンが放出されて
心地の良い睡眠に繋がっていきます。


　精神疾患の時に規則正しい生活を推奨される一因は
このトリプトファン-セロトニン－メラトニンの関係があります。




　マタニティー・・・妊娠期の気鬱は
女性ホルモンによりトリプトファンが壊されることが要因と
セロトニンの原料不足を考えること「も」できます


　そもそもトリプトファンが壊れるという記述は有りますが
どういうメカニズムで壊れるのか見当は付きません。


　人間の体内でタンパク質を作るアミノ酸の２０種のうち
一番少ないのがこのトリプトファンとされています。



　マタニティーブルー・・・それに女性の月の波のなかで気鬱は
このトリプトファンが足らなくなっていることも考えられます。


　詳しくはその人ごと検査をしないとわかりませんが
トリプトファンを摂取して調子が良くなれば
それでいいとは思います


　



　一日５００ｍｇを推奨されているのか、わかりませんが
サプリでの摂取はそう書いてありました。

　５００ｍｇを摂取するにはいろいろと食べないといけないようですね。

　参考​食品安全委員会​

　

　正味、基準は変わりますので、現時点度どの程度摂取が進められているのかは
その時点でチェックしてみるといいと思います。





　産後ウツは母乳を与えますね。
トリプトファンを補給するには牛乳を飲むといいと言われていますね。
寝つきが悪い時にはトリプトファン摂取目的で
就寝前に牛乳の飲用を勧められてもいます。

　ちなみに私は牛乳を飲むことは肯定してはいません。



　つまり育児中の授乳行為でトリプトファンは体外排泄されるのです。



　では、トリプトファンが足らなくなることも想像できますね。


　ですから、鬱の時、鬱でなくても足らないと思われる栄養素は積極的に補給して
病気の予防に努めることは有益です。


　栄養摂取をして問題を起こす量でない限り
お金がたくさん掛からなければやっておくと
病気にならなかったらラッキーと思う程度やるといいと思います


　エストロゲンに関連して記しましたが
ウツの人にはトリプトファン摂取も
選択肢の一つになるかもしれませんね。



　ウツに関連して、産後ウツ、マタニティーブルーは
うつ病のターゲットであるセロトニンに繋がりますでしょ。



　昨日、れいわ新選組の山本太郎氏本人が静岡駅で街宣をするというので
誘われて聴いてきました。面白くはなかったです。



　で、せっかくなので街中の本やで参考になりそうな本を探しに巡ってきました。


　管理栄養士に関連する本のなかで背表紙に
「ライフステージごとの栄養管理」こんな記述に眼が止まりました



　パラーっとめくると、スポーツ少年に必要な栄養素、
成長期の栄養素とそれぞれの事情で必要な栄養素が紹介されています。


　健康状態でも活動量でも違うのですね。



　これは栄養需要の差という事です。



　フェレットは寿命が短いのでその年齢ごとに必要になる栄養素の事情や
健康状態、季節で必要になる栄養素の種類と量が違い
波があるのですね。「栄養需要の波」です


　人間よりも短期間で大きな波があります。



　人間でも上記妊娠や女性ホルモンの周期に寄って必要になる栄養素
精神状態にかかわってくるお話をしました。


　栄養需要に波が有るのは理解できると思います


　フェレットの病気の原因は、この栄養需要の波です。


　フェレットの大きな病気は性ホルモン過剰、インスリンホルモン過剰で起こっています。
過剰生成の原因？はともかく、それぞれの部位は癌化しています。


　症状を起こすのはホルモンにより栄養不足で諸症状が起こっています


　つまり、ホルモンの影響で栄養需要に細かい期間で、大きな需要の波を起こしています。
これが病気の原因と考えて追っています。


竹内結子さんのご冥福をお祈りいたします。合掌