それはそれ これはこれ:20
私が感じるのは多くの人は「答え集め」をしているように思います 考えるのではなく、集めるのですね。 Q&Aの答えなんです。 私からしたら、そういうのあるのかな?と疑問なのですね。 「この場合どうしたらいいですか?」 と質問をして 誰かが、「こうしたらどうですか?こうですよ」という回答を正解だと思って鵜呑みする人はとても多いと感じています。 もちろん私が言う情報も鵜呑みをせずチェックをして確認してほしいという願いを持っています。 答え集めをしていて、その内容が不正解だったとしても捨ててはなりません。もったいないですよ。 どうして不正解なのか、うまく行かないのかの理由を考えてうまく行くポイントを探るのです。私はそうしてきました。 サプリメントのアイテムを人間でもどれが有効かのかわからないからひとつづつ使うという人がいます。 これはこれで単品の利用でピシッとうまく行くとも思いませんが うまく行かないことからうまく行くまでの差があるとします。 うまく行った方法とうまく行かない方法に何が差があるのか・・・ その「差」に問題解決の秘密があるのです そもそも単品アイテムでピシッとうまく行くことはないと思います。 これは私が問題視している獣医さんがうまく管理できない状態の話で、中盤と言いましょうか、将棋でいう序盤中盤終盤と分けたときの中盤の期間は結構簡単にできると思いますのでそれとは分けています。 栄養需要の差に個別性があるのを私はよくわかっていて今、4頭分のフクスイカンのセットのご注文を戴いていて調整を加えるわけですが、内容は大きく違うんですね・。 例えば、今回の子ではないのですがタンパク質の数値が上がってしまう子がいます。 これはタンパク質補給をしていて余っての上昇なので補給量を減らせば下がってきます。 これを理解するには、春先の石油ストーブの灯油の消費と重ねてみましょう。 冬は一定で寒いので灯油の消費は1週間で灯油缶何個とか何日で18リットル使うとか目安があると思います。 燃料の消費は平均値が冬にはあるでしょう。 その冬の平均値に合わせて、灯油を配達してもらうとしましょう。 めんどくさいので1週間に18リットルとしましょう。 これだけあれば冬は乗り切れるので毎週定期配達してもらうとしましょう。 どんどん灯油を消費するので過ごせていたのが三寒四温を繰り返す春前になると、暖かい日には灯油を消費量が減ってくると思います。 そうすると定期的に灯油を補給すると使わないので余っていくのを想像できると思います。 この余る状態がタンパク質補給で置きます。 消費する分だけの補給ができていればいいのですが 換毛期を予測して補給していたものが換毛が終わり、タンパク質消費が遅まってくるとタンパク質が余ってくるのは想像できると思います。 これはタンパク質ですが、脂肪分であれば冬から春になるときに同じだけ補給していれば体温上昇のために消費しなくなるので余ります。 ですから、冬と同じだけ夏に同じカロリーを補給すると脂肪の蓄積や、血液データーに反映されていきます。 実際は夏痩せという言葉があるようにやせていくのは、食べる量を減らしての結果ですので フードを食べる量が減れば当然タンパク質摂取量も下がってきます。 こういうことが換毛期の失敗や、毛艶が悪かったりゴワゴワする原因になります。 ネット上に写真はたくさんフェレットの物が見かけられますが多くにタンパク質不足の傾向がみられて飼い主さんは気が付いていないなんだろなーと私は感じています。