コンサル品質低下!?
今日の午前中は依頼のあった個人情報保護関連書類のチェック。(必要な書類は一通り揃っていたようだが、実使用に際して使い勝手が悪そうなものがあったので、ちょっとだけ助言)午後からはコンサル仲間と市場調査。(詳細調査内容については守秘義務範疇)昼飯を同伴?したが、異常に食べ過ぎて、夜はちょっとギブアップ。栄養過多になるではないかと心配になってします。(ダイエットが必要!?)夜、帰宅すると数名でコンサルチームを組んで対応している案件の相談メールがあった。内容的には全体の進捗が遅れていることと、コンサル品質についてである。そもそも受注した時点での全体スケジューリングと成果物品質、コンサルチーム全体を運営管理している人物のプロジェクトマネジメント手法に問題がある。まだ顧客側では問題視されていない(すでに薄々は気付いている?)が、第3者(ベテランコンサルタント)も含めた全体再調整が必要との結論に達した。コンサルタント業務で重要な点は、1.誰に対して2.何を3.いつまでに4.どのレベルの品質で提供するかである。当然この内容によって、チームメンバー(単独も含め)、期間、見積もり等も変わってくる。私が関与させていただいたのは、受注後、第2フェーズであったので、当初状況については詳細経緯を把握していない。最低限、自分の担当範囲についてはいつまでに何をどの品質で処理をしてどの様な成果を上げるべきかは認識しているつもりでいる。しかし、それがチーム全体と整合性が取りにくくなっているのも事実である。本当はこれらについては全体プロジェクトリーダーの役割であるが、すでにそうも言っていられない。数日以内に再調整を行う。やはりチームで事にあたる場合は、関与するメンバー全員の業務レベルや手法、正確などを把握して、出来うる限り慎重に進めていかなくてはならないことを再度認識した一日であった。<本日のお薦め書籍(一冊単位紹介)>:メールにて一度に沢山の書籍紹介よりも一つの書籍を詳しく紹介してとのこと。 時たま、チャレンジしてみます。空想プロジェクトマネジメント読本著者: 司馬紅太郎 /司馬紅太郎 出版社:技術評論社 サイズ:単行本/253p発行年月:2005年 02月 本体価格:1,580円 (税込:1,659円) 東京のITコーディネータ仲間が共著した本。「タイトルどおりのヘナチョコPM入門ですが、なんと早々とPMBOK第3版(いわゆるPMBOK2004)対応です。」(本人談)内容的には40歳前後の人だと大喜びしそうな登場人物(ガンダム、ヤマト、ショッカー、ヨン様・・・)です。ほとんどの登場人物を知っており、ショッカーがPMしている姿などを想像してしまいました。(登場人物で知らないのは冬ソナ関連だけでした)お堅い専門書を読むより、ずっと頭の中に入ってきやすいですし、かといって内容的にはきちんと要所を押さえている。(すばらしい編集能力(脚本能力?))プロジェクトマネジメントのポイントを学びたい方にはお薦めの一冊です。