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カテゴリ:友だち
懐かしいヤツから同窓会の通知が舞い込んだ。 メールをくれるなんて、卒業以来初めてじゃん。 同窓会は、「12月30日に東京で」。 あらら、急だね。 12月の30、31日って晦日大晦日、帰省のピーク時だから上京できたとしても翌日に戻るすべがない。 でも、同じ時間を過ごしたヤツらには会いたいね。ぼくが都落ちをしたこともあって、卒業以来、一度も会ったことのない連中ばかりだし。 通知の中に「同窓の野田さんが総理のうちに同窓会を開こうということで」との文字が。 ん? 野田さん?? 同じクラスにその名はなかったような・・・。 あぁ、首相を務めているあの野田さんかぁ! そうか、時の総理は同窓生なのね。 同じ年代だねとは思っていたけれど同窓だとは、この通知が届くまで気がつかなかった。 でも、面識があるわけじゃないし、学生時代は知らぬ同士だし、今はこちらが一方的に知っているだけなので、同窓会に集まるモチベーションが「総理のうちに」というのもしっくり来ないけどな。 時の総理に会ったとしたなら・・・、 「現時点で原発の事故収束はないでしょう」 「八ッ場ダムの建設再開とのことだけど、マニフェストって一体何だったの?」 「沖縄の人たちに与えた取り返しのつかない失望はどう収束するつもりなの? あ、期待はずれの幻滅だけを残してあっさり姿を消した宇宙人のあの方は、今、何してるんでしょ?」 なんてことを尋ねないといられないし、そんなことを尋ねると同窓会の和気あいあいの雰囲気も雲散霧消してしまうだろうしね。 同じクラスだったヤツに「出る?」って聞いたら、 >野田さんが総理のうちと言われてもね。 だと。 んだよね。 共に過ごした時間だけに浸れないもんな。 でも、懐かしい顔は見たいよ。 驚いたのは、通知の中の「同窓でも10名ほどが既に他界されているそうです」という一文。 多いな。 今年の夏、同じクラスの友人が世を去った。 彼が10年間ほど患っていたのは知っていたけれど、ぼくらと同じ世の住人ではなくなる時がこんなに早く訪れるとは思わなかったから、やっぱりショックだった。 しばし呆然…かな。 同じように世を去った同窓生が10人ほどにのぼるとはなぁ・・・。 同じ学部学科の同窓生は320人前後だったそう。その内、鬼籍に入ったのが既に10人を超えるほどもいるなんてね。 次がぼくではないというお墨付きなんぞはナイわけで。 そろそろ人生をまとめどきなのかな。 しかし、懐かしい顔が集まるのは誰かが世を去ったときばかりだなんてのはイヤだ。 そいつの思い出話をしながら酒を飲むばかりなんてのはイヤだ。 懐かしい顔を拝むための「再会行脚」にでも出かけようか。 それって、かなり大事なことのような気がする。 仕事も確かに大切だけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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