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テーマ:今夜のばんごはん(50636)
カテゴリ:おいしい手作り
弥生3月。 今夜の晩御飯 おいしい手つくり?・・ごめんなさい。・・・ 私のご飯でなくて、米や麦さんのおいしいご飯です。 安曇野の春は、柔らかな風・・空気です。 春を感じます。さすような1月2月の厳寒期とは違います。 朝夕の寒さは、ガラス戸に咲く、氷の花を一時の画板に描きます。(家の外と中の気温差により、ストーブをたいたときに出る水蒸気は、ガラス戸に氷が白く凍りつきます。)あまりにも美しく、そのせつな的な美は、悲しささえも感じます。 外に止めてある、自動車のフロントガラスも氷で真白いです。 ぴよちゃんの、飲み水も深鉢とそっくり型どおりに凍ってスポット抜けます。 それらは、まだまだ、毎日、変わりなく繰り返されます。 でも3月の春の日差しは強烈です。地上に降り注ぐ太陽の光は、朝の氷を溶かしてくれます。 そしてうきうきした心を与えてくれます。 人々はコタツを抱えた生活から開放されます。 大陸からの春一番、強い風が吹きます。 午前中は穏やかでも、午後になると急変します。 迷惑な風です。 黄砂とともに、厄介な、インフルエンザウィルスや花粉症を発症させる、困った風です。 何もない、草も生えない耕作地は、春の嵐・・土ぼこりが舞い立ち、まるで火薬を爆発したような煙の嵐です。容赦なく人々の目や顔に降り注ぎます。 近年強すぎる風は建物を破壊したり、空中へと巻き上げます。怖いですね。 ありがたいことは、春一番は、雪を溶かし、一挙に春へと変えてくれます。 ここ2日ほどで、白い世界は、暖かな土色、まだまだ緑の目立たない凍えている土色。蓮華草、麦の草地をあらわにしました。 心は土色をした田畑へと向かいます。 さあ、土つくり?の開始です。 寒くて震えていた土の中の微生物君たち。 この日の来るのを、じっと待っていました。 雪の下の息遣いを地表にあらわにしました。 秋に収穫した米の稲わら・・ 大豆の大量のさやや枝葉・・ 大地を覆った沢山の草・・ 米の皮・・こぬか 樹木の灰・・ 捨てられる多くの食物、植物、地球上の自然の朽ち果てたものはすべてです。 ただ混ぜるだけ。 これらは土のご飯です。微生物が大好きな安全安心な?・・どこかで聞いたことありますか?そうです人間と同じです。 もっと敏感です。科学物質、除草剤は、1gの土の中に10億個住んでいるという生き物を、襲います。大打撃を負わせます。もちろんこうした科学物質をも食べてくれる微生物もいます。そこが目に見えない微生物の偉大なるところです。 植物にはあまり必要ありません。またそこには何億年も前からいる微生物とは異質なものです。 人々も住みよいところに多く住み着きます。すみにくいところは、自然と移っていきます。自分の心と一緒です。人も微生物も、そして植物も昆虫も、もっと言えばこの地球の出来事は、自分の心に照らし合わせてみると理解できます。あまりにも人の心とつながっていて驚きます。 あれもしたい、これもしたい。言い換えると春は忙しいです。 これから始まる、農耕。米つくり、麦や大豆や・・・野菜や・・ いいえ自然とのかかわり。どんな風に、自然の"おこぼれを"人々の口に入れようか?・・少しだけおなかを満たしたい。 人が食べられるものは、米やお粉大豆は人々の口に入ります。 大地に息づく命、昆虫や生き物や自然に、それ以上に、還元します。 自然の野山で行われている、食物連鎖。 朽ちたものは大地に落ち、そこで行われる不思議な土への還元。 多すぎる堆肥、立派に大きくする、化学肥料化学薬品栄養剤は緑の土壌を汚します。 さあこれからおいしいご飯を作ります。 土だらけになって作ります。 皆様もご一緒に作りましょう。 土壌微生物の基礎知識 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.02 07:16:58
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