★信州の行事食 やしょうま スープの会 山本則子
旧暦の2月15日 釈迦が入寂(にゅうじゅく)した涅槃会(ねはんえ)に仏前に供えるものとして、米の粉で団子を作って食べる習慣が、全国各地にあります。長野県でも北信地方でさかんに作られ、東信・中信地方にかけて各地にその習慣が残っていて、"やしょうま" "やしょ" "おみみだんご" "はなだんご"等と呼ばれ、月遅れの3月15日に食べます。
名前の由来・・釈迦が亡くなる時に”やしょ"という名前の弟子が団子を作って差し上げたとか、釈迦の奥様の"やしょだら姫"が作って差し上げた説あり。又団子の形が、馬の背中に似ているので、"やせうま"から"やしょうま"となった。"みみだんご" ”はなだんご"は、耳、鼻、馬の足をかたどった。
材料 米の粉300gくらいが扱いやすいです。砂糖20g(なくても良い) 熱湯・・米の8割ぐらい
色付け・・食紅・赤青黄粉・・は使いません。
自然の食品で色付けします。・・ココア お抹茶 コーヒー きな粉 ゆかり 梅肉 胡桃 卵(黄身)
かぼちゃ 小松菜 にんじん なずな よもぎ他
以前は固ゆでの大豆ゴマを入れました。
器具 はかり 計量カップ、スプーン ボール はし 鍋 布巾 麺棒 糸
作り方 米の粉に熱湯を少量づつ入れて、はしでかき回す。ぼそぼそに固まってきたら良く練る。
小さめにぎゅーと握って茹でる・・浮き上がって透き通ったらOK・・10から15分・・早く火が通ります。
冷水に入れ、すばやくザルに上げ水気を拭く・・中は熱いです。やけどに注意する事
色付けする塊に分けて、色付けしながら練る。パーツを作る。
組み立て 直径10cm前後に組み立てる。空間のないように詰める。
パーツごとに白で巻くと隣の色と混ざらない。
外側は白を薄く延ばして包むように巻く。上下も覆う。
しっかり抑えながら延ばす。
直径5.6cmで出来上がり。1kgの粉から長さ30cm 2本できる。糸でくるっと切ると簡単に切れる。
冷めたら包丁で切れます。断面は打ち粉をつけない事。
食べ方は黄な粉や砂糖醤油をつけたり、そのまま頂く・・硬くなったら焼いて頂く。
色々な模様
1 スイカ・・赤480g緑260g白160g・・粉500gの分量・・黒ゴマ
赤のところへゴマを入れる。周りに緑その周りに白で覆って延ばす。
2 渦巻き・・赤200g 黄色200g 緑200g 白300g 長方形に延ばしてくるくる巻く。
3 大豆の固ゆでを入れて延ばす。・・菜箸2本ではさんでおしゃか様の座位の形を作る。
★摘み草・・春の野に出て太陽を浴びながら草摘みしましょう!!
蓬・・茹でて水にさらす。すり鉢ですってやしょううまの緑の色付けにします。
ふきのとう・・熱湯で茹でて、酢味噌和え・・酢 砂糖 味噌
・・みりんでいためて砂糖味噌であえる。てんぷらもおいしい!!塩を振って
セリ・・きれいに洗って茹でて、炊き立てご飯に入れます。鰹節とおしょうゆで頂きます。
なずな・・茹でておひたしで
タンポポ・・お塩とごま油でサラダです。
あさつき・・きれいに洗って7.8mmに刻んで、お味噌と小魚・・・みりんでソフトにしても良いでしょう。ご飯何杯でもお代わりします。太っちゃう!!しょっぱめ?・お父さんのいっぱいのつまみに最高!!
のかんぞう・・ゆっくり茹でて・・みりんと味噌とすり胡桃、トロット掛けて、はいどうぞ!!
蓮華草も茹でて味噌だれで頂きます。
★お味噌汁 頭も腹もとらずにミルで細かくした煮干。具は 寒干大根をちょきちょきこまかくします。お揚げと菜の花のざく切り。お味噌を溶いて、熱々・・追いカツオ・・サー召し上がれ!!
★お茶は薬草茶 どくだみ茶です。薄めに薄めに・・ハーブティのようなおいしい香りを上がって下さい。
Kさんのお手製、発酵食品・・信州の大根漬け・・微生物を頂きましょうね。・・
病気を跳ね飛ばす、強い乳酸菌さんを!!身体に入れましょう。
しっかり守ってくださいね。
サー皆様10歳?20歳は若返って、、モトお嬢様に戻りました。
その勢いで又一ヶ月家族のために働き、毎日を楽しみましょうね。