DRサッチーによる誤診
火曜日の朝、起きたら喉がひどく痛い。おかしいな?昨日まで何ともなかったのに・・・。私はどの医者も驚くような大きい扁桃腺を持っている。(自慢にならない?!)でも毎年健康診断でも「扁桃腺肥大」と書かれるぐらい通常でも一目でわかるほどらしい。この扁桃腺のおかげで小さい頃は本当によく泣かされた。扁桃腺が腫れると一気に熱は38℃台まであがるのだ。でもこれも小さい頃の話。大人になってからは年に1、2回ってところだった。それが久々にきたらしい・・・でも原因は???常夏のマレーシアで風邪を引くはずものなく朝起きたら突然痛かったのだ。でもまだ熱はない様子。とりあえず出勤したものの、オフィス内のガンガン効いた冷房も手伝って少しずつ寒気がしてきた。パネルクリニックと呼ばれる会社指定のクリニックに行くことにした。自分の番が来て、診察室に入ると煌びやかな宝石をジャラジャラつけた中国系の女医さんだった。化粧も濃いし、すごい威圧感「どうしました?」と言われて「喉が痛くて、寒気もするのでたぶん熱があると思います」そう言うと喉を見せてと言われ、口開けた途端「こりゃーひどい!」で熱を測るけど「熱はないね」(実際何度だったのか知らないけど)それで興味ないのに(本当は大事だけど)子宮頚管ガンの予防接種の話を聞かされて返された。で、オフィスに戻ったはいいけど昼前にはもう何もできないほど弱りきってしまい早退することに決めた。ここマレーシアではMC(Medical Chit)と呼ばれる病欠証明書みたいなものを病院からもらうことにより、年間28日まで病欠が認められている。でも実はこれをお金で買ったりするローカルも多く乱用されているのが事実。だいたい日本だったら病欠だろうが何だろうがそんなの有休で処理でしょ?そんな変な法律作るからみんな怠け者になるんだよ!って言いたいところなんだけど・・・。まぁそれはおいといて。それで当然クリニックに戻る元気もなく、電話で話したら後処理で出してくれるとのこと。1日では治りそうもなかったので2日分欲しいと言ったら、明日の分は出せない、明日来い!と言われた。私、仮病と疑われてる???でもさ本当に病気だったらクリニックに行く元気ないじゃん、って感じだったけど、とりあえず今日の分だけでももらえたから帰ることにした。もうフラフラ状態だったので隣のビルで働いているクマさんがタクシーを手配してくれた。それで帰宅し熱を測ると38.4℃ひえぇーーーー道理できついはずだ。ってかこれのどこが「熱ない」なんだ???あのヤブ医者め!!!鏡で喉を見ると膿んでいる。これいつものこと。とにかく喉が痛いのでさらさらしたお茶漬け食べて、薬を飲んでから即効ベットへ。Tシャツ何枚替えたか覚えてないぐらい汗びっしょり書いたけど、翌朝、熱を測るとまだ38.3℃。これじゃあ会社いけないなぁ・・・・だからMCくれ!って言ったのに。クマさんが帰宅してから近くの私立病院に行くことにし、その日も欠勤。でも夕方には熱も37℃台まで下がりだいぶ楽になった。喉の痛みはまだ消えないけどもらった薬も効いてるみたいだし、ダメ元で昨日のクリニックに事情を話してMCもらえるか聞いてみよう、そしたらわざわざ私立病院行かなくていいし・・・なんて思いつつ電話をした。電話に出たナースは医者と直接話せ、と言い医者を待つこと5分。電話口に出た医者は口ぶりから昨日の野村さっちーのような女医であることがするにわかった。私は「昨日、喉が痛くてクリニックに行ったものですが、あの後、高熱で早退し今日も熱が下がらなかったので欠勤しました。今日の分までMCもらえませんか?」と聞くと「あんた昨日もMCもらったんでしょ?!はーー(溜息)わかった、わかった取りに来れば!」と一方的に言われて電話を切られた。くっそーーーーーーーーー!!!!!何だぁその態度!医者だからって。だいたいおめぇが昨日ちゃんと診断してMC出していれば昨日だった電話したりしなくて済んだのに・・・そりゃあ仮病でMCを買うような人たちだっているけれど、こっちは本当に具合が悪い病人なのになんなのよーーーー!!って怒りがこみあげてきた。アッタマ来てよっぽど電話かけ直して「あんたのMCなんかいらねーよ」って言いたかったけど・・・・悔しいけど他の病院行くのは面倒臭かったからそのまま怒りを飲み込んだ。ホント腹立つよね。こういう医者。でもこのDrサッチーをこんなにしているのもMCを買う人がいるという事実、かもね。やっぱりこのMCって制度いらないんじゃない???