スープカレー〈らっきょ〉
札幌の名物にしようという動きがあるというスープカレーの店が関内にあるというので行ってみました。場所は、馬車道。新しくできた「みなとみらい線」の馬車道駅で降りてすぐですが、みなとみらい駅から歩いてみるのも悪くありません。私は歩くのが好きだから、みなとみらい駅から歩きました。歩くのがそんなに好きではない人は、馬車道で降りたほうがぜんぜん近いとは思います。JRなら関内駅で降りてもすぐです。メニューは、横浜らっきょスペシャルカレー 1,500円豚トロカレー 1,200円チキンカレー 800円ポークカレー 800円ひき肉となすカレー 900円ラビオリカレー 900円野菜カレー 900円シーフードカレー 1,000円他いま話題のビーフカレーはありませんが、いま話題のチキンカレーはあります。無謀にも私はこのチキンカレーを食べてみることにしました。どこが無謀なのかはいちいち述べません。チキンはモモの部分がまるごと入っていて、スプーンだけで簡単にほぐれるほどのやわらかさです。ピーマン、ジャガイモ、ゆで卵などの具も入ってますが、足りなければ、トッピングとして追加ができます。辛さが「1.普通 2.中辛 3.大辛 4.激辛 5.大激辛 6.極上辛 7.絶頂辛」の7段階から選べます。私は初めてなので、店員が「辛さは普通でよろしいですか?」と訊いてくるのにそのままうなづきました。次は中辛か大辛ぐらいでもいいかもしれません。スープ風のカレーというのはこれまでもよくありましたが、ここのはカレー風のスープといった感じです。カレーライスというと、昔はライスカレーとも呼ばれていたぐらい、どうしてもライスがまだまだメインにあって、そのライスの上にカレーがかけられているという感じがしますが、このスープカレーというのはカレーのスープがメインであって、ライスはあくまでつけたしに過ぎないのです。ですから、ライスにカレースープをかけて食べるのではなくて、スープをまずすすり、次にライスを少しスプーンですくってスープのなかにつけて食べ、そしてまたスープをすする。というのが、正しいスープカレーの食べ方のような気がします。私のとなりの人は、ライスにスープカレーをかけて食べてましたが、これは邪道です。初めて食べたのに何度も食べているような偉そうなことを書きましたが、それは私がこのスープカレーをかなり気に入った証拠です。