年の瀬に一冊
読み終えたのは「たそがれ清兵衛」読むに至った経緯を。TV放映として,映画「たそがれ清兵衛」の予告があった。ん?確か原作は藤沢周平作品だったはず。ひとまず録画。でも先に原作を読むべきではないか?古本屋で購入。買ってわかったのは,8つの短編集であるこの本「たそがれ清兵衛」この表題は冒頭の作品である。その1編だけ読み終えて,録画した映画を観る。楽しめたけど,ちょっと原作と違うなぁ。ま,そんなのって結構あるしね。せっかく買った本。残り7編も読んでみた。「だんまり弥助」「ど忘れ万六」などその風体性格ゆえ普段は侮られた侍たちの意外な活躍を描く痛快な作品で面白かった。今回の映画は「たそがれ清兵衛」と最後の作品「祝い人(こいと)助八」を合わせたような作品であった。なるほど合点がいった。こんな流れ。本を読むアプローチはいろいろあってもいいのかな?来年も,いや来年はもっと読書の習慣をつけよっと。================================【水曜】あまりの寒さと強風で走れず