楽器選びの視点
高い楽器=良い楽器 安い楽器=良くない楽器?悪い楽器? 最近、外国製の粗悪なものが沢山入ってきてYoutubeの動画などでは「〇〇製サックスレビュー」とか、そこそこの視聴回数を出している。と言うことは「出来れば安い楽器で試してみて、上手くなったら高級機種に買い替えたい(買いたい)」と思っている人が多いと言うことか(;'∀') 自分もそこそこ長い演奏歴、楽器歴があるので後輩たちへの楽器選びを含め沢山のサックスを試してみた経験から言って、そこそこの値段のものを買っておいた方が良いと思う。と言うと「そこそこの『そこ』っていくら?」と言う質問が来る。まぁ当然だがw 高い楽器、売れている楽器の要素とは何か? 吹きやすい、音程が良い、使われているパッドがイタリア製の高級品、部品の耐久性が高い、有名な「あの人」が吹いている。などの理由が挙げられる。 ここで視点を少しだけ変えて以下の考え方も含めてはどうか? メンテナンスがしやすい(メンテに出しやすい) 楽器の主治医が自分の近くに、もしくは気軽に相談できるリペアマンがいるかどうか?ここも大事。どんな楽器でも調整がイマイチ&いい加減では実力の半分も出せない。というか、ただの鉄の塊w 2~3万の楽器でもトラブルがあったときにすぐに見てもらえ、調整してもらえるのなら良いが、それがダメなら買わない方がいいと思う。 最初からダメなのは論外だが、初心者はそれすら分からない場合が多いので、楽器を買う時は必ず経験者に同行してもらうことをお勧めする。サプライズの為に自分だけで・・・と言う方は、ほぼ失敗するのでご注意を(;'∀')