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(ある梅雨の記憶・完結編=余談)
いや、傘をさしだしただけの行きずりの女子高生が、女子大生になって、よみがえったと言う、よく考えてみたら、信じられない出来事に、皆さんから大反響をいただきました。感謝感激雨霰。
でも、こんなこと、よくあるのかもしれませんよ。
たとえば、広い大都会の中、私が今まで出会った偶然・・・
表参道でばったり自分の兄に出会ったり、
神保町の古本屋のバス停で10年ぶりに旧知の友人に出会ったり、
成田空港の出発ロビーで仕事の仲間に出会ったり、
デトロイトの動く歩道で一緒にいた仕事仲間の人が会社を辞めた女性に出会ったり・・・
私の目の前では偶然の出会いが結構多かった。
最も偶然の極めつけは・・
ま、そのうち話す機会があるかもしれません。(オフネタだな・・)
残念ながら、件の女子大生=女子高生との3度目の再会は、
なかったです。
いえ、現在進行形で言えば、今のところ無いんですが、コメントに書いた通り、もうかなりの年月が経っていますので、私は元々顔を覚えていない上、きっと向こうもさすがにもう覚えていないから、どこかですれ違っても、もはや絶対にわかりますまい・・
今回は、続きというよりも、前回書き足りなかったことを、補足として書きたいと思います。
制服というやつです。
渋谷のセンター街には、女子高生の制服を着たおばあさんが闊歩していることで有名です。
(確か、痴漢が襲ったらおばあさんだった、というニュースにもなりました)
私は、センター街にはあんまり行かないのですが、つい先日、日本橋三越の地下道で遭遇したことがあります。
まさか、渋谷から出張して来ていたのでしょうか。
あるいは、センター街よりかは、日本橋三越の方が、おばあさんにはふさわしい場所ではあります。
その場合、はるか向こうから、派手な女子高生が歩いてくるな、と、一見「かわいいかな?」と興味を持ってしまうオーラが漂っていることは事実なのです。
オーラ・・・
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオーラ・・・
はたと思い当たりました。
既に年寄りと化した私には、20代未満の若い子は、みんな「かわいく」見えてしまいます。
それは、若さというオーラが、老いさらばえた精神に強い息吹を吹きかけている証拠だと思うのです。
(ものには言い方があるというもので、結局はただのスケベな親父?)
最近は、「女子高生の制服」というものが、ある意味、オーラを強めるツールとなっているのです。
というか、制服だけで、既にオーラが放たれている。
たとえば、アダルトビデオなんかでも(私は見たこと無いのですが・・)、20代後半のケバいAV女優が女子高生の制服着てりゃ、まあ、女子高生に見えなくもないな、と言うケースが少なくありません。
あ、いや・・少なくないそうです。
実際、おばあさんが制服着て歩いていると、興味を引いてしまう自分が情けないのですが・・しょうがない事実ではあるのです。
それが、「制服」の威力です。
ところが、制服というものの役割は、昔はその逆だったような気がします。
若くてぴちぴちしたオーラを外に発散させないために・・オーラを抑制するために、制する服、つまり「制服」があったではないだろうか。
今と逆だったのではなかったっけ?
だから、新宿のバス停で傘をさしだした相手は女子高生だったけど、最初に書きましたが、今の女子高生とは違っていたのです。
個性は制服によって抑えられていた。
だから、あんまり私の記憶に残らなかった・・。
で、たぶん彼女と再会したのであろう渋谷の居酒屋では、私服だった。
素直に、若さというオーラを発散していた。
そんな落差が、わたしに、相合い傘の出来事を思い出させてくれなかったのではないだろうか??
(ちなみに、先日CMの撮影で行方不明になったANAの制服というのは、また違ったオーラでしょうかな)
その後、この無念をはらすため、私が、ダーク・サイドの道を選んだのは、既に30代半ばのことだったのです。
アナキン・スカイウオーカーよりもあとですね。(一緒にするなよ・・)
でも・・・・
ダーク・サイドって・・ナンパの悪人になったんじゃなくて、ただ単に「性格が暗く」なっただけだったりして・・・!!!
(T_T)
早く、じめじめした梅雨は過ぎ去ってくれーーっ!!!!
(T_T)
(相合い傘女子高生との再会のエピソードは、これにておしまい)