昔のお正月はいかがであったか?
ま、昔といっても、私が子供の頃は、既に戦後の「三丁目の夕日」の時代だから、たかが知れているんだが、やはり、思い起こして、今と比べるとずいぶん変わったもんである。
まず、お年玉だ。
もらえなくなった・・・
(あたりまえだろ!!)
もらえなくなったのもそうなんだが、最近の子供たちのお年玉の合計は、私の頃のそれを上回る。
私の頃は、1万円を超えるか超えないかで、合計10000と、ゼロが4つそろったときには、一喜一憂したもんである。
それも、親、何人ものおじさんやおばさん、おじいちゃんおばあちゃんからかき集めても、1万に行くか行かないかである。
しかし、今の子供たちは、既に両親から一万なんてのがザラ。
確かに、さて、お年玉で何を買おう、かと言うと、ゲームのソフトとか、我々が、お小遣いで買っていたおもちゃやプラモの価格と桁が違う。
むかしは、1000円のおもちゃと言えば、「すごい」ものだった。
しかし、今のおもちゃで1000円と言うと、はっきり言って大したもんでもない。
高いおもちゃは、正月でなければ買えなかった。
今は、平気で、ゲームソフトがいつでも買える。
さて、おもちゃの安かった昔の子供と、買うものが高い今の子供たちと、どっちがお年玉がありがたかったか・・・
ま、どっちも、ありがたいんだろうけど。