朝の通勤電車には様々な瞬間がある。
それは決断の時でもあるのだ・・
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
というわけで，お盆休みも終わってしまい，また通勤ラッシュが始まりました。
　　　　　　　　　　
まあ，学生さんがまだ休みということもあるのでしょう。

そんなにチョー混み混みではないようです。いまのところ。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
全国高校対抗野球による学校のPR合戦も終わり，優勝校にまたもや暴力事件が発覚。

ふぉっふぉっふぉっ、高校野球なんて，そんなもんですよ。

では，夏の終わり，今年最後の，


恐い話を・・・



え？


通勤電車の話題だろ？


そうなんですよ・・・



通勤電車と恐い話の融合・・



あなたは知っているか？？



この，恐怖の光景！！




混む時は混む通勤電車ですが，当然のごとく，駅のプラットホームも，人があふれるくらいに混む時もあります。

これは，私が，千葉の方に住んでいた時の話なんですが・・

千葉の方から来る場合，津田沼という駅で乗り換えると，始発電車があるんですわれるんですね。

まあ、１５分くらい待つつもりで並ぶんですが，津田沼から東京駅までの３０分立つか座るかの違いだけでなく，本が読めるか読めないかの違いも大きかったのです。

当時，私の趣味は読書でしたから，年間２００冊は読むことが目標。

そのためには，通勤の往復に文庫本一冊が目安です。

で，朝の総武線快速というのが，また混むんだ！！

だから，座らないと本が読めない！

というわけで，無理矢理座るようにしていたわけです。

で，混んでいるプラットホームを，人込みをかき分けかき分け，ぶつかったり，手や足が当たったりするたびに「すみません，すみません」と声をかけながら，空いている列の方へ進みます。

で，毎度言う通り，ぶつかりたくないのが


おじさん。




どしんと、ぶつかって，「あ、すみません」と，条件反射で声が出る。

で，すいすいと歩いていく，その時・・・


ん？


・・・


今，ぶつかった人・・？



何やら，違うオーラを感じたのです。


な、なんだ？


この、違和感は？？



霊感のそんなに強くない私でも，なにか、今ぶつかったおっさんに，違うものを感じ取ったのです。


は？


思わず，振り向いて，今ぶつかったおっさんを探しました。

確かに，今・・


いた・・

いました・・



今，私がぶつかったのは，おじさんでした。


夏だというのに，ネクタイとスーツ・・


しかし，さすがに，上着は手に鞄と一緒に提げて，汗をふきふき，白いワイシャツに汗がにじみそうでした・・


しかし・・・




信じられないかもしれませんが・・・






その，ワイシャツの下に・・・






ブラジャーが
透けて
見えていたのです・・！！！！！


ドッカァアアーーーーン！！！


な、なんなんだあ？？




ＺＲＲＲＲＲＲＲＲＲＲ！！！




予定通り，座席にすわれた私は，その日は読書どころではありませんでした。


いったい，あのおっさんは，何だったんだ？？


会社にいって，その話をしても，みんな笑うだけで，信じてくれませんでした。


「夢でも見たんじゃないの？」


女子社員なんか，

「いやだあー、arkyさん、欲求不満なんじゃないですか？」

まあ，欲求不満は不満なんだが，だからって、

男がブラジャーしている夢見るかよ！！？？

それも，おっさん！！


ニューハーフの若者じゃないんだ。

おっさんなんだよ！！

まあ、女装趣味，あるいは，あんなおっさんでも夜になるとお化粧して，それなりのニューハーフになるのかどうか，それは不明である。


それ以来，幸いなことに，そのブラジャーおじさんには会っていない。

幸いなのかどうか・・




永遠に，その謎は解けない，朝の通勤電車・・


私は，今日も，駅に並ぶたびに・・電車に乗るたびに、


ブラジャーをしているおじさんを探すのであった・・



（って，それが一番怖い！！！・・それに，今，乗っている電車、違うだろ！！＞ワシ）