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2005年10月25日
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カテゴリ:記憶の宝箱


ついに再開!!
          
          
この前、書いたの、いつだっけ??
          
          
          
ワシのインド紀行・その11
カルカッタ追撃篇3

         
        
もう、「ワシのインド紀行」も、その11です!!

最初はここです。初めての方はここからどうぞ!





さてさて、カルカッタの最高級ホテルで、外に食事に行くのが恐いからと、ついついホテルで食ったら、そっちの方が恐かった!!という私たち。

次の日は、勇を決して、外に晩飯を食いにいこうということにしていた。

しかし、昼間は、ちと仕事である。

何も、カルカッタに夕飯を食いに戻ったのではない。

日本に戻るにはちと早いので、もう一仕事。

それでも、仕事は早めに終わり、カルカッタの町を、一人でぶらぶらする時間は持てた。

いくら乞食が多いと言っても、昼間なら、そう物騒でもないと思い、一人でホテルを出る。

ホテルを一歩出た瞬間、ナンパされる。

ナンパされるといっても「野郎の乞食」だから、ますますうれしくない。

「マスター、マニ、マニ」

おいおい、何で、オレがお前にお金をやらなくちゃいかんのだよ。

「ホエア、ユーウオントゴー」

聞いてくる。

変な英語だけど、意味は何となくわかる。

しつこいから、相手をしてやる。

「スーベニアショップ。お土産だよ、お土産!わかってんのか?このアホ。スーベニアって、英単語知ってるのかよ?え?おい?」

どうせ日本語がわからないだろうから、めちゃくちゃ言ってやる。

「ホー、スーベニアショップ」

人の肘をとんとんと叩いて、こっちこっちと手招きする。

別に裏路地とかに連れていくとかじゃないから、ついていくと、確かにお土産屋みたいなお店があった。

手作りの布切れトートバッグみたいなのがいっぱい置いてあったり、絨緞とか、民芸品なんかが山積みだ。

ヘー、思ったより面白い店に連れて来てくれたな。

外国のお客みたいな人もいっぱい入っているような店だから安心だ。日本人は見えなかったけど。

「サンキューね」

と、チップを1ルピー、案内してくれた男(乞食)にくれてやる。

「ありがと」

おいおい、こいつ、日本語知ってたよ!

たぶんありがとうしか知らなかったとは思うけど。

ここは面白いから、親戚のオバサンとか会社の女の子とかに、布切れのバッグをたくさん買っていってやろう。

だって、安いんだ!!これが!!

銀座とか原宿辺りで同じような布袋が売っていたとしたら、大体一つ3000円から5000円は下らないだろうというような出来のものが、150円から300円で売っている。

たくさん買ってやれば、値切りに走れる。

「5個買うから、全部で500円に負けろ」

というと、店員は首を縦に振りやがった。
(インドでは否定のポーズ)

「しょーがねーなあ・・じゃあ、8個買うから、600円にしろ!」

「オーケー」


って、いったいどういう計算なんだあ!!??


他にも木彫りの福の神がいい味出しているので、購入。
一個1000円と言われたが、バーカ、こりゃ、一個50円だ!!と言って値切る。
そのかわり5個買ってやるよ!
店員にはうっすらとうれし涙さえ浮かんでいた。

バカ値切りがかわいそうだなんて思っちゃダメ!!
奴らは、損するんなら、絶対応じない。
その限界を見極めることが、こういうところでの買い物のこつなんである。

結構一杯の荷物を持って、表に出た。

サングラスかけて、ウオークマンを聞いて、紙袋ぶら下げて歩いてたら、喉が渇いた。

だいぶ、インドの汚いジュースの瓶にも慣れたせいか、乾物屋みたいなところにジュースが売ってたから、買って立ち飲みしてたら、

何と、私の周りに50人くらいの人だかりが!!!

うおおーー!!!??

な。なんだ??

こりゃ???


アタフタアタフタ・・・・




集団の最前列にいた男が、ニコニコしながら、私のウオークマンを指差して、

「ソニー、ジャパン」


ああ、このひとたち、ウオークマンと日本人が珍しくて、野次馬していたのね。

インド人の野次馬根性の旺盛なことと言ったら、日本人の比じゃない。

三脚でも立てて写真を撮ろうものなら、もう、人だかりである。(当時、一眼レフで風景写真を撮るのが趣味の一つだった)

で、カメラの邪魔にならないように、野次馬のうち、代表者が、

仕切る!!


押し寄せる人波を、レンズの外に食い止めてくれるのである。

何で、こんなことしなくちゃいかんのだ?



あとで聞いたのだが、前にも書いたけど、インドは映画産業が盛んなのである。

だから、三脚立てて写真を撮っていると、映画の撮影だと思って、ササーッと野次馬が寄って来るんだそうだ。

彼らには、スチルカメラとムービーカメラの違いはよくわからんので、日本から来た映画の撮影隊だと思われてしまったようである。

しかし、そういうときに一番心配なのは、カメラが盗られては大変なので、そそくさと撮影を切り上げて、逃げるのが一番のようである。


そんなこんなの摂氏48度の喧噪を楽しんだ夜は、いよいよ、双子の美人姉妹の経営する中華レストランに・・


レッツ・ゴー!!!!





(つづく)







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Last updated  2005年10月26日 16時05分41秒
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