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カテゴリ:リアル店舗出店ノウハウ
この話しの第6話目です。
前回の話しで、計画地からの人間の歩行速度10分圏内の商圏を十分調べると書きました。 今回は、建物の何を見るべき?を書きます。 例えば自分の店の客単価が高く、予約中心の店なんかの場合は繁華街に店を 構えなくても、お客さんが多少歩くことになってもそれ以上に、 お客さんに満足度を提供できる店であれば問題はないと思います。 逆に客単価が安くて、より多くのお客さんを来てもらいたい場合は、繁華にある 必要があります。 次に建物を内検に行ったとき、どこを見れば良いのか? まず、上記の話しを考慮して自分の店の市場でのポジショニングを考えなくては なりません。 建物の基本的な賃貸相場は、1F→2F→地下と言う順に安くなります。 この賃貸相場を考えて 1Fじゃないと駄目な理由? 2Fや地下1Fでも問題のない理由? 繁華街にある理由? こういった理由に、ただ何となくではなく、きちんとした根拠を知っておくことは 大切です。これをロジックツリーにして考えましょう。 お勧めの本はこちらです。[クリティカルシンキング] ちょと休憩しましょ。クリックありがとうございます。 では、実際に物件を見て見ましょう。 [ 物件を見て気をつける点 ] ◆2F・地下の場合 (1)自店へ行くエレベーターはあるのか? (2)1Fに看板などを置く許可をとれるのか? (3)間口(通路幅、階段幅など)どの位あるのか? (4)その建物にはいっている他の店 (1)~(3)は上の図の赤丸スペースのことで、ここが大きければ通行者の 方へ店の宣伝もしやすくなるわけです。 計画地が地下の場合、歩道からいきなり地下にいく階段があるような物件 があります。こういった物件の場合は看板は歩道にはみ出さなくてはいけ なくなります。 この場合は、そのエリアを管轄する区役所、市役所、警察に道路占有許可を とらなくてはなりません。 また市道へはみ出た、サイン看板も同じです。 これも架空占有と言って、警察、役所に許可書と納付金を納めなくては いけません。 この辺を考慮して、地下や2Fの場合は、どのくらい自分の店を通行人に知って もらえるスペースがあるかは非常に重要です。 (4)は自店がはいることで、シナジー(相乗効果)を生み出せるのか? 他店も協力な仲間になれるのか?例えば、建物の上階に風俗店があった場合、 学生向けのカフェをやっても、まず人は入りません。 次回は店舗内部について書きます。 ドリンクランキング参加中!ブログ読んだら足跡として押してくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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