初父の日
今まであんまり父の日に親父へ贈り物とかしたことなかった。何かプレゼントしても、勿体ないと思うのか照れくさいのか全然使ってくれないのだ。そして今年僕は父親になった。特に何も用事のない平和な日曜日。まやが出かけたいというので授乳後から僕がみっちぃの面倒をみることに。一緒に布団の上でごろんちょしてパッチリと目を開けているみっちぃとしばらくウゴウゴしながら遊んでたけど、お腹の上に寝かせて2人とも眠りの中へ。結局そのままの状態でまやが帰宅するまで昼寝してた。本当に愛おしい。ずっと見ていて飽きない。物心ついた時から親の不仲や大好きだった姉との別れや寂しい思いばかりしていた小学校時代。いじめられてる級友をかばったばっかりに僕までイジメに遭った中学校時代。大学なんかへ行かないのに進学校に入ってしまって青春も何もなかった高校時代。社会に出てからもマトモな仕事にも就けず、収入も酷かった状態から資格を取って働きだした遅すぎるスタートライン。人並みの幸せなんて僕には無縁なものだと思ってました。それが今ここにみっちぃという最高の幸せが僕の腕の中で眠ってる。産まれてきてくれて本当にありがとう。そんな気持ちでいっぱいの初めて迎える父の日でした。