三連休はピアノ・・・?
建国記念日の振替休日で三連休となった。こんな時、熟年年寄りの独り暮らしは寂しいもので、悲哀を感じる・・・・・子供らは年老いた我が輩を見捨てて、それぞれの三連休を過ごしているが、見捨てられた我が輩、あぁ~ 悲しむべきか、みんな元気で喜ぶべきか・・・・・ 娘一家は、北軽井沢の親父の別荘にスキーに出掛けた。 我が輩も誘われたが、怪我でもしたらと思い行くのを止めた。 息子は、新居が出来上がるので引越の準備をするという。 この間、地鎮祭をしたばかりと思ったが、今の建築は早いものだ。 さて、三連休と言っても、若い者たちと違って何ら特別なことはない。ヤモメ暮らしの休日は、掃除、洗濯、買物の “主夫”として過ごすほか、ゴルフ練習と合唱練習の趣味で過ごす。この三日間、ちょっとキザな言い方になるが、ピアノ練習をしたのだ。実は「千の風になって」のピアノ楽譜を買ったのである。 詩「千の風になって」は、アメリカ9,11事件の追悼式の時に 詠み上げられて以来、日本では多くの人に知られるようになった。 その詩が作曲されて暮れの紅白歌合戦で歌われたので、 ますます人気になったようだ。 我が輩は以前より承知していたが、こんなに有名になるとは思っていなかった。 合唱団でも四部混声で歌ってみようか、という声もあるが、 我が輩は、亡き家内を想いつつ、独り弾き語りをしたい・・・・・ 【参照】 2006.8.4 「千の風になって」久し振りにピアノの前に座ったら指が動かないのだ。若い頃と違って、しなやかな指が、いつの間にか節くれ立ってしまったから、ますます動かないのだ。情けない・・・・・ 実は、韓流ドラマ「冬のソナタ」が人気になったときも、主題曲のピアノ楽譜を買って練習し、娘に聴かせたところ、 『 それ何? 冬ソナ? ウッソ~!』 なんて言われて、傷付いたこともあった。どうやら、その時と同じことになりそうな気もするが・・・・・我が輩のピアノ演奏を聴いてくれるのは、先生でもある亡き家内だけであり、千の風になった家内に、何とか聴いてもらえるように弾きたいものだ・・・・・