映画『駆込み女と駆出し男』を観てきました…
映画『駆込み女と駆出し男』を観てきました平日ということもあって、館内はやはり中高年ばかりだったね。吾輩の好きな井上ひさしの時代小説「東慶寺花だより」の映画化で、江戸時代に幕府公認の縁切寺であった東慶寺が舞台になっているが、東慶寺は北鎌倉近くで、我が家から自転車で行ける身近なお寺さんだ。 『わが母の記』などの原田眞人監督がメガホンを取り、主演は大泉洋。 寺に駆け込む女たちを戸田恵梨香、実力派の満島ひかりらが演じる。 樹木希林さんはベテランらしさで画面を引き締めていましたよ。古典的な日本映画のような出だしと、縁切り寺の話ということから重そうな話かと思いきや軽妙なテンポで話は進み、キャスティングもいい。個々の話の絡み具合も良く、面白い時代劇になっている。戸田恵梨香が良かった。若いのにセリフが無くても演技ができる女優さんだね。ただ文語体のセリフなので、若い人には聞き取り難いところがあるかも---最近観た映画の中でも 何故か残るものがあってお薦めできる映画だね