政権交代で望むこと・・・
いよいよ政権交代で、鳩山内閣がスタートしましたね。初めての政権交代は、まさに誰も経験したことのない未知との遭遇です。マスコミも我々も、この際、今までとは違った政治の見方をしなければ、いつまで経っても日本の政治は進化しないと思いますね。 長い間、政策の実現を官僚任せにしてきた自民党政権のときは、 アホなマスコミは、政策のことなど二の次で、派閥抗争や党内問題など 旧態依然とした政治手法ばかりをおもしろ可笑しく報道していれば良かった。 だが、マスコミは、これまでのような報道の仕方では、 日本の将来のために何の役目も果たせないということを自覚すべきです。マスコミは、政権交代を機に、これまでの野次馬的な見方や報道ではなく、国民が利益を享受できるよう政治のなりゆきを、しっかり見極められるようアタマを切り替えることが必要だと思いますね。ところで、選挙中に政治家さんたちは、耳障りの良い言葉で、「国民の目線」 とか 「国民のために」 とか言っていますが・・・ 「国民」って、一口に言うけど、母子世帯、年金生活者、日雇い労務者、 年収4~500万円のサラリーマンから年収何千万円の人まで、 いろいろいるんですよ。政治家さんたちの言う、「国民」 って、誰のこと一度、聞いてみたいものです。国民は生活レベルによって、政治に求めていることは違いますから、それを一緒くたにして 「国民の目線に立って・・・」 なんて、言ってもらっても、誰のための政策なのか、さっぱり分からない。民主党政権は、個々の政策のターゲット (どの国民の目線か) をしっかり定めて、その政策実現のために邁進してほしいね。