エピソード2-1・・・出戻り
あれは子供がまだ小学生だった頃の、暑い夏。海だ!山だ!遊園地だ!キャンプだ!と飛び回っていた頃で、キャンプに行った時の事。朝もあわただしくキャンプの準備。家族のキャンプは4~5年経験していました。妻は食料、クーラーボックス、私はテーブル、テントなどの用具担当で車の後部荷室は、うまくパッキングしないと入りませんし、ブレーキで荷物が動いて危険なので、結構気を使って詰め込みます。さあ、家出のように道具満載で出発です。目指すは、高原の湖沼のほとりのキャンプ場。ルーフにはMTB4台。赤とグレーのツートンステーションワゴンのサーフV6でも鈍重な走りだったと思います。アスファルトが途切れ、水溜りの道を左右に揺れながら滑るように静かなキャンプ場へ・・・子供は水遊び、MTB。まず、私はタープを張って荷物を降ろし、テーブル、ディレクターチェアーで一休み。「コーヒー沸かそう」と荷物を見た。・・・ない・・・ない・・・ないぞう。なんでないの?・・・うそ~・・・次回に続く ・・・・