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テーマ:受験シーズン(578)
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英作文の勉強、レベルに合わせていろいろあるわけですが、わたしが国公立難関大の受験生に勧めている(というか課している)勉強法がありますので、ご紹介しますね。
センター試験の第3問を使います。 A→B→C とだんだん長くなりますので、まずはAから始めます。 1)A問題から、やさしそうなものをひとつ選ぶ。よく読む。 2)問題を日本語に訳す。自分で訳すこと。訳文の丸写しは効果減。 3)英文を伏せて、自分の日本語訳を英文に訳す。 2)と3)の間は、初めは時間を置かずに英訳、2回目は10分あけて、3回目は1時間あけて、というように、徐々に離していきます。 B問題を使うときは、ちゃんと並べ替えた正解の英文を元に日本語訳→英訳すること。 目的は、同じ英文を書くことではないので、「暗記」はしないほうがいいです。英作文のトレーニングですから、日本語を見て英語を考えるほうがいいから。 記憶力がよくてすぐに覚えちゃう人は、一晩間をあけるとか、最初からC問題のように長いものに挑戦しましょ。 ただ、このトレーニングの問題点は、できあがった英文が元の英文と違う場合(実は違うほうがいいんですけど)、それを添削してくれる人がいないと不安だということですね。英語の得意な友達でもいいから、誰かに見てもらえるといいです。 このトレーニングの効果は 1)見たことのある英文を元にするので、知らない単語や言い回しが出てこない→英作文に自信がつく 2)元の英文を知っているのにミスするポイントは、つまり自分の苦手なポイントなので、自分の欠点をチェックできる 3)当然、第3問の読み方、考え方が知らず知らずに身につく 3)センターの第3問は「論理展開」を読み取るためのテスト問題なので、筋の通ったわかりやすい英文が多い。これを徹底的に読んで書くことで、自由英作文の書き方も身につき、さらには日本語の小論文にも役に立つ いいことずくめ、ですね。おすすめです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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