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カテゴリ:旅・風土記
昨年の昨日(2020年1月23日)は1年生のスキー学習期間を利用して、青森県の八戸に来ていました。
行きの新幹線、はやぶさの1号車(16両編成の1号車なんて以前はほとんど誰も乗ってませんでした。いわんや、仙台を過ぎれば自分1人だけとか。) それがギッシギシの超満員の大騒音。大宮駅から乗車して自分の指定席に行ったら既に着席している人が。。 「そこは俺の席だからどいてくれ」と言ったら強い語調で文句を言われました。 中国人の団体御一行さまでした。スーツケースがこれまたバカでかい。仙台を過ぎても誰も降りず、八戸でもぴくりとせず、自分が降りるのに一苦労でした。 あのまま函館北斗まで行って北海道旅行をしたのだろうなと。 さすがにとくに観光地とはいえない八戸には中国人は皆無で、レストランもホテルもゆっくりとできました。 この時期ですが意外なことにとても暖かく雪は全くなし、日本縁取りの青森東部の一部をこなしたあと、ホテルの大浴場で、その日、仕事で六カ所村に行ってきたという人から「私ら、仕事で1年中、旅から旅のホテル暮らしですわ。」なんて話を聞きながら、東北の秘湯でどこがいいかなんて話をしました。 八戸は日本有数の漁港であるとともに三菱製紙、大平洋金属など大企業が工場を置く工業都市でもあります。 街中には横丁の飲み屋街がたくさんあって、中心部には市が経営している大きな本屋がありました。 八戸には県立八戸高校という高校があって東大3名、京大2名、そこだけに目を向けるとたいしたことないじゃんと思うのですが、東北大40名(うち医学部医学科3名)、弘前大医学部医学科10名という、まあ、東北や九州にはありがちな進学傾向なのですが、地方都市の高校としては、とんでもない進学実績です。青森には他に県立弘前高校と県立青森高校もあります。 八戸市東部、種差海岸。荒涼寂寞とした本州の太平洋岸ほぼ最北の海岸。 シャッター通りの活用法。 駅名が「鮫」。 飲み屋街にかかる懐かしい映画看板の数々。 金子信雄、藤竜也なんて名前には痺れます。 有名なお店にも行ってみたのですが、一番美味かったのは海岸の公営レストランでバイトのお姉さんがやる気なく作ってくれた「鯖天」そば。 まさか、このあと、遠出が封じられるとは思いませんでした。3月の沖縄は飛行機キャンセル。それだけを励みに受験頑張ってきたのに。 3月以降は一度も電車にも乗っておらず、一度も東京にも行っていません。一度も飲みにも行っておらず、家族も別なので、毎日の生徒たち以外で会うのは高校の先生や業者さんくらいのものでほぼ誰とも会っていません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.24 12:40:42
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