ホタル狩り&ササユリ 6月の楽しみ☆
6月といえばこの地方は入梅がある。憂鬱な季節の到来と思い浮かべる人も多いんじゃないかな?ジュノンも大人になってからは6月が余り好きではなくなってしまった一人。。。そう考えたら 子どもの頃はどうして6月が嫌いじゃなかったのだろう?子どもの頃 ジュノンにとって6月は嫌いではなくむしろココロ躍る特別な季節だった(^^)夕食を早めに済ませ座敷用の棕櫚箒(しゅろぼうき)を持って近くの川へホタル狩りに出かけるのが6月の夜の楽しみだった。光を放ちながらやってくるホタルに箒を振り回すジュノン…(笑)たまにはそんなジュノンに捕まえられるドジなホタルが居たっけ~♪ふふふっ♪ホタルが捕まえたら スギナを敷いた虫かごに入れその日1日だけ夜露があたる場所で観察。そして朝にはホタルをそっと逃がしてやってた。本当はまた夜まで置いておいて幻想的な光を楽しみたかったのに母はそれを許さなかった。今ではホタルは観るだけで捕ったりはしない。長くはない命だと知ってしまったから・・・母が云ってたことが大人になって解った。もう一つの6月の楽しみ---ジュノンちは親の仕事上 山に行く機会が多く近場の山は子ども時代のジュノンにとって格好の遊び場であった。春には ぜんまい、蕨などの山菜採り夏には 清流で沢蟹捕り秋には きのこ狩り特にそして6月にはササユリを摘みに行くのが楽しみだったなぁ。長袖の服を着て長靴を履き(山へ入るときの基本スタイル)手には長い木の棒を持ち雑木林の中へ入ってゆく---緑と茶色の世界に淡いピンクの蕾を見つけた時、早くその場へ駆けて行きたくて…でもマムシが居たりするといけないので足元を棒で叩きながら慎重に進んで行かないとダメ。やっとその場へ着き僅かに開きかかった蕾に顔を寄せ匂いを吸い込む。。。今では山も手放し そういった機会も無くなってしまったけどあのササユリの香りは忘れない。