インド系IT企業で働くSEの日記

アジアの国々であれば日本人の口に合う食べ物が多いのですが、そのアジアを除けば、今まで行った国の中で食べ物が一番おいしいと感じたのはメキシコです。
人もフレンドリーで、もう一度行ってみたい国の一つです。

都市部の治安はあまりよろしくないと言われていますが、危険を感じることはありませんでした。
治安が良くないと聞いていたからこそ、気をつけた結果かもしれません。

スキューバ・ダイビングのために訪れたコスメルという島でのこと。
同じボートで潜った人達とバーへ飲みに行った後、酔っ払ってホテルに帰ってその日はすぐに寝たんですが、
次の日起きてみると、ウェストポーチに入れてあったはずのパスポートがなかったんですね・・・
同じポーチに入れてあった財布は手付かずで残っていましたので、おそらくスラれたのでなくどこかで落としたんだと思いますが、あちこち探し回っても結局見つかりませんでした。

普通なら警察で紛失証明でも発行してもらえれば帰国できるのですが、運が悪いことに、当時は9.11の直後で帰国便はアメリカ経由。
大使館に問い合わせたところ「チェックが厳しくなっているだけに、パスポートを再発行した方が良い」と言われてしまいました。

会社に電話して事情を話して夏休みを一週間延長してもらった上で、パスポートの再発行手続きのため、バスで24時間かけて首都メキシコシティへ向かいました。
帰国が延びたのであちこち観光する時間ができたのですが、いつ帰国できるか分からない中ではあまり楽しめませんでした。
メキシコシティの町を、ユニコーンの「大迷惑」を歌いながらトボトボと歩き回っていた記憶があります。

僕の家族や仲の良い友人ならよ～く知っていることだと思いますが、僕はモノをよく忘れ、よくなくします。

• 高校生の頃、学園祭の打ち上げに向かう途中で財布を落としました。（親切な方が交番に届けてくれました。）
• ワーホリでの渡豪直前、日本でパスポートをなくし渡豪を延期しました。
• 大学３年の夏休み、京都の友人宅から在来線で帰宅の途中、財布をなくしました。（駅のゴミ箱から空の財布が見つかったことから、すられたのかもしれません。）
• 前の前の会社で協力会社のテニス部の合宿に参加した際、集合場所に着いたときにはすでに財布がありませんでした。（結局見つかりませんでした。）
• フットサルチームの合宿を終えて解散になった後、目黒駅周辺で財布を落としました。（親切な方が交番に届けてくれました。）
• 二本松での協力隊の訓練のとき、休日に日帰りで行った温泉旅館にGショックを忘れました。（女将さんが実家まで郵送してくれました。）
• 数年前スーツ一式をクリーニング屋に出しに行く途中、ズボンだけ道で落としました。夜、出来上がりを取りにいくまで気がつかず、探すとズボンが道に落ちていました。
• エチオピアでは財布・携帯・デジカメをそれぞれ一回ずつすられました。
• 昨年１０月に夫婦で日光へ行った帰り、電車の中に財布を忘れました。（駅員さんが届けてくれました。）
• つい先日の韓国旅行で成田へ向かう道中、京成線を乗り換える際、車内にバックパックを忘れました。（駅員さんが届けてくれました。）

今思いつくだけでもこれだけあります。他にもまだまだあったでしょう。
何かなくす度に自己嫌悪に陥りますが、身に染み付いた性分はなかなか治りません。

振り返ると旅行に行ったときが多いですね。
特に電車の中で読んでいる本に集中すると、周囲のことに気が回らなくなる傾向にあるような気がします。

なんか、メキシコとあまり関係ない話になっちゃいましたね・・・