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カテゴリ:旅の思い出
「今まで行った国でどこが一番良かったか」と時々聞かれます。
2年も暮らして思い入れのあるエチオピアを別とすると、一番良かったのはラオスですね。 これといった見どころは何もないのですが、秘境の雰囲気が漂う癒し系の国でした。 当時(98年)は、旅行人ノートでラオスを通るルートが紹介されて日本人バックパッカーが増えつつある頃でしたが、それでも他の東南アジア諸国と比べるとまだまだ旅行者が少なく、現地の人々も観光客慣れしていない様子でした。 ホテルで"How much?"さえ通じないくらいでしたし。 タイからメコン川を渡ってフェーサイに入り、そこからボートでメコン川を下って古都ルアンパパーンへ。 ルアンパパーンからはバンビエン経由で首都ヴィエンチャンに行き、再びタイへ抜けました。 フェーサイからルアンパパーンまでのスピードボートは通常1泊2日なんですが、僕が乗ったボートは途中でエンジンが故障し、2泊3日の旅となりました。 1泊目は人里離れたところで日が暮れてボートが止まってしまったため、やむ得ずメコン川のほとりで人生初の野宿。(2度目の野宿は、泥酔して鶴見駅前のベンチにて・・・) 古都ルアンパパーンは霧がかった趣きのある町で、朝靄の中メコン川のほとりのカフェでかじるフランスパンは最高でした。 町を歩いているとラオス人のお姉さんに呼び止められ、「今日は娘の誕生日だから」と娘さんの誕生日会に招待されてごちそうにもなり。 今は地球の歩き方でもラオス編がありますし、ラオスを訪れる観光客も増えてしまっているかもしれません。 あの素朴だったラオスの人々がすれてしまっていたら、それは残念ですね。 いずれまたラオスを訪れ、ラオスがどう変わったか、変わらなかったか、この目で見てみたいと思います。 P.S. インド行きは10月9日になりそうです。 航空券の仮予約が済み、今はファイナンスの承認を待っている状態です。 早く煩わしい手続きから開放されて、さっさとインドに行ってしまいたい気分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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